「遺(のこ)された声 〜女子学徒 100本の録音テープ〜」 3カ月間 県に連絡なし 少女への性的暴行で米兵起訴 玉城デニー知事「著しく不信を招く」 日米両政府に抗議へ
今日も暑い日。今月の仕事の疲れがまだ抜けていないので、結構、この暑さはこたえるなあ。眠いっす。今日はとにかく、来月座談会①の設定をはじめている。ギリギリにならないと手がつかない自転車操業で申し訳ないが、何とかしたいところ。その先の対談①や座談会②のいろいろ。その準備もしなくては、そのために資料をそろえはじめたり、読んだりなどなど。秋に向けた企画の相談も少し。先の企画を相談したり、準備したりするのは、なかなか、まだまだ雲をつかむようなはんしなので、気持ちのもっていきかたが、このとしになっても難しい。
「遺(のこ)された声 〜女子学徒 100本の録音テープ〜」を見る。
沖縄戦に動員され、負傷兵の看護にあたった女子学徒たち。戦後に元学徒45人の証言を収めた大量の録音テープの存在が明らかになった。その声は今に何を語りかけるのか。
沖縄戦では10代の女学生およそ400人が動員され半数近くが亡くなった。生き残った元学徒が1980年代に体験を語った録音テープはおよそ100本。戦争前夜の青春の日々、病院壕の過酷な実態、死を覚悟したときのこと、戦後の苦悩…鮮明な記憶が語られている。録音したのは戦後沖縄を代表する写真家・平良孝七。証言に耳を傾け、ひとりひとりにレンズを向けていた。遺(のこ)された声と元学徒たちの肖像が問いかけるものは。
渡辺さんの仕事!
平良孝七、写真展は議論を呼んだが、大事な仕事をした人でもある。わが家にも『沖縄カンカラ三線』はある。
元学徒たちは、死者が神になる「ウワイスーコー」をすぎるまで、ほとんど語ることはなかったという。語り始めた彼女たちの声を平良が残した。キラキラした学生生活は、確実に戦争に、当たり前のように動員されていく、そのさまと、そこでの彼女たちの体験のすさまじさと、死以外の選択肢がなくなったときの切なさと……。そして、いまの女高生たちの受けとめがとても新鮮かつ鋭くって。
そして、その沖縄の戦後……。いまも続く、暴力……。
3カ月間 県に連絡なし 少女への性的暴行で米兵起訴 玉城デニー知事「著しく不信を招く」 日米両政府に抗議へ(沖縄タイムス)
在沖米空軍兵が16歳未満の少女を誘拐し、自宅で性的暴行を加えたとして起訴された事件に関し、玉城デニー知事は25日、政府から県に連絡がなかったとして「信頼関係において、著しく不信を招くものでしかない」と語気を強めた。情報共有の在り方を問題視し、日米両政府に抗議する考えを示した。県庁で記者団の取材に答えた。……
県議選があっただけに、隠ぺいといわれてもいいのがれができない政府のたちまわり。犠牲になるのは、県民、なによりも弱い人々だ。いいようのない怒りが渦巻く。そんなことが、自分の心のなかに堆積する。
ところで、テレメンタリーでやっていた「軽バンガール ~私がこの道を進むワケ~」を見た。
「定住しない生活」を支える中古の「軽バン」主人公の26歳の女性は軽バンで旅をしながら、フリーランスのデザイナーとして生計を立てているという。もちろん、それで暮らしていく能力というか、条件はある。彼女が定職の仕事をためたのは「“普通”に大学に行って、就職して、結婚する…そういう人生になるんだろう。」という思い。「時間の束縛」といような表現もしていた。ふと、誰かさんが言っていた「自由な時間」ということと重ねて考えてしまう。彼女の言うことをよく聞いていくと、自分が、その束縛の中に自らすすんでいくということの「自由のなさ」ということを言っている気がする。マルクスの時代は、労働時間が大きな焦点だった。その「自由な時間」の「自由」と、それがどのように関連していくのだろうか。ボクにはなかなかよくわからないのだけど、「自由」というテーマと、社会のありようと、いまの社会ということと、いろいろ考えさせられるテーマではあるのだけれどもね。
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