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2024/05/23

東大に女性、なぜ少ない? 学生は2割、教授は1割 「投げかけられた言葉」掲示、問題知って

 工場籠城2日め。とにかく、疲れた今月号。

 雑誌をつくりながらいつも思うのは、自分は、自分たちは、知的に劣化していないかということ。ほんとうにボクらの土台にかかわるような理論的なことをしっかりふまえて、現実を分析できているのかということ。そういう知的な世界が弱くなっていないかということ。ここは、しっかり考えないと。

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 都会もいろいろな顔を見せる風景。少し、心も体も休めながら、次に向かわないとなあ。

 

 さて、いま東大が話題に。学費もそうだけど、これもね。先日、ちょっと書いたこれもね。

東大に女性、なぜ少ない? 学生は2割、教授は1割 「投げかけられた言葉」掲示、問題知って(朝日新聞)
 「なぜ東京大学には女性が少ないのか?」

 東京大学の構内で今月から、そう書かれたポスターが貼り出されている。複数のキャンパスの掲示板だけでなく、食堂のトレーにも。仕掛けた東大教職員の思いとは。

 ポスターは20日から新たに、「女性」という言葉が「女性学生」「女性研究員」「女性教員」に変わったものも掲示され始めた。新しいポスターは2層式になっていて、めくると、女性の写真の周りに、こんな言葉が並ぶ。

 「弟の学費は出すけど…」

 「男社会だけど大丈夫?」

 「子どもが小さいうちは母親が見なきゃ」

 「これらは、東大の学生や研究者が、実際に言われたり見聞きしたりした言葉です」。ダイバーシティー&インクルージョン(D&I)担当の林香里理事・副学長はそう話す。学内D&I担当部署が昨秋にアンケートをとり687人から集まった言葉を、ポスターに並べたという。「思い出すだけでトラウマになる」という意見もあったため、フラッシュバック防止のため、めくらないと言葉が見えない形にした。新しいポスターは、全学で約600枚を配布し、掲示している。……

 記事の本田由紀さんがコメントを寄せている。「東大の執行部は学内のジェンダー構成の偏りを本気で是正したいと考えていることが伝わってくる。今回のポスターも非常にインパクトがあり、女性の学生や教員が置かれている状況を可視化する意味がある」としつつ、2つの懸念も表明している。ひとつは、「その通りだよね」「それが何か?」とか、あるいは女性たちに「なんだかたいへんそう…」「私には無理そう…」という気持ちをむしろ呼び起こしてしまわないか。もう一つは、性別だけでなく……多数の事項に関するD&Iの取り組みが、十分になされているかどうかということ。そのとおりだと思う。このことを契機に、たくさん議論しなくてはいけないことがあることを自覚したい。それは、「虎に翼」についても同じだと思う。

 

 皇族数の確保策に関する与野党代表者の協議がおこなわれている。そりゃ、存続を考えるならば深刻なこと。だけど、ニュースで河西さんが言っていたけど、議論されているようなことでは問題は解決しない、と、そして女性・女系天皇の容認を、と。しかし、ほんとうに、天皇制はどうあるべきなのか、個人的には、だんだんと国民の意識も変化しつつあるのではないかとも思う。「秋篠宮ご夫妻のホテル代2000万円、御料牧場の羊代1000万円、皇居の電気代7億円…!宮内庁内部資料でわかった皇族の「財政事情」」なる記事も出る時代だしね。

 

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