寄宿舎問題で懇談会を 保護者ら県教育長に依頼書 県教委の報告書「疑問が残る」
朝から電車が遅れ、電車が混み混み。混んでいる電車って、いやだなあ。
今日から工場籠城。ゲラを転記したり、図表をわりつけていったり、いろいろ時間がかかる作業をなんとかこなしていくが……。時間がかかっている問題のほうは、まだまだ、時間がかかりそう。時間がかかるなあ。
電車の乗換のエスカレーターの前にいた人のリュックに「飛べ」「繋げ」と書かれたキーホルダーがついていた。何かと思って、ネットでしらべたら、「週刊少年ジャンプ」で連載された漫画『ハイキ、TVアニメ『ハイキュー!! TO THE TOP』とか。何となく言葉がまぶしく、明日への強い思いを感じて、自分が毎日苦虫を噛んだような顔をしてすごしているのとだいぶ違うなあ。そんな若さがうらやましく。自分も、少しでも明日をめざすようなそんな思いでいれればいいなあ。
寄宿舎問題で懇談会を 保護者ら県教育長に依頼書 県教委の報告書「疑問が残る」(下野新聞)
栃木、那須両特別支援学校の寄宿舎の存続を求める保護者らが17日、阿久澤真理(あくさわしんり)県教育長宛てに懇談会の開催を求める依頼書を提出した。県教委が設置した有識者検討会が3月、県教委の閉舎方針を支持する報告書をまとめたことを受け、「疑問が残る内容。県教委には説明責任を果たしてほしい」などと訴えている。検討会は、障害の有無にかかわらず地域で共に学ぶ「インクルーシブ教育」などの観点から、「(寄宿舎の)発展的解消が適当」と結論付けた。
これに対し、保護者側は依頼書で「発展的という表現が曖昧」などと疑問視し、卒業生や在校生の保護者らを交えた懇談会を開くよう要望。17日は那須、栃木両校の存続を求める会の代表者3人が、県教委の玉田敦子(たまだあつこ)特別支援教育課長に依頼書を手渡した。
提出後に県庁記者クラブで会見した菊池忍(きくちしのぶ)さん(50)は「何をどう発展させるのか具体的な議論がないまま寄宿舎が閉舎されたら、子どもたちの学びがなくなってしまう」と話した。
「発展的解消」というあいまいな言葉をつかったいるのが報告書の特徴。そのあいまいさで県教委は逃げようと言うのか、それに異議を申し立てる、親御さんたちのたたかいは続く。同時に、インクルーシブ教育という、抽象論にかなり傾斜した権利条約の勧告に依拠していることも特徴か。しかし、子どもの権利、学びと発達という視点から考えれば、話は単純ではないだろうと。そういう議論を、親御さんたちは望んでいるということなんだと思う。大事なことだ。
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