「街で見かける心配なあの子 落ちこぼれられない社会で家族は」 「今日も戦闘機は沖縄を飛ぶ 相次ぐ事故もうやむやに 初夏告げるうりずんの季節にも」
今日も、なかなか完全復活への向かいません。なかなかの大変さを実感。みなさん、こういった状態をどう乗り越えたんだろうか??? いつまで続くのかも、個人差が相当あるみたいだしなあ。
今日は主に、たまった実務を処理。頭が働かないから、ミスの多いこと。困ったものです。
先日、朝日のオピニオンに、敬愛する杉山春さんの文章が載っていた。それがとても心に残った。
街で見かける心配なあの子 落ちこぼれられない社会で家族は(朝日新聞)
ルポライターの杉山春さん
小学校のある時間や夜中、所在なく外にいたり、よその家を突然訪ねたりする子を指す「放置子」というネットスラングがあります。虐待について取材してきたルポライターの杉山春さんは、この言葉は、子育てが家族に過剰に押しつけられている現状の表れだと指摘します。◇
家族や児童虐待について取材してきました。この30年、子育てに使えるお金や時間などの資源は減ってきました。懸命に働けば正社員になり生活できる給料や社会保障を得られる、女性は専業主婦になれば一生食べられる、という時代は終わりました。1990年代を境に共働きと専業主婦世帯の数は逆転しています。
資源は減ったにもかかわらず、家族が子育てをしなければいけない、できるはずだ、というイメージは強まりました。2006年に教育基本法に「父母その他の保護者は、子の教育について第一義的責任を有する」という文言が入ってから、じわじわと教育や子育ての現場が変わりました。……
親を、過剰に、ちゃんと子育てに追い込んでいないか? ほんとうにそうだと思う。いま大きな問題になっている子育て支援も、ちゃんと子育てが前提となり、おまけに目標まで明示されているような状況にあるのではないか。
杉山さんは実践家だなあ。すごいなあ。昨年の秋に久しぶりに会っておしゃべりすることができた。また、いろいろお話ししたいなあ。
今日のタイムスには上間さんの文章が。
今日も戦闘機は沖縄を飛ぶ 相次ぐ事故もうやむやに 初夏告げるうりずんの季節にも 上間陽子・琉球大教授(沖縄タイムス)
[論考 2024]沖縄の普天間基地近くの私の家の上空は、アメリカ軍の戦闘機が昼夜を問わずに飛んでいる。古くなったヘリコプターが飛ぶときには、ドドドッという音にキュルキュルキュルと金属音が混ざった音がする。オスプレイが飛ぶときには、ドバドバドバという重低音に家の窓がガタガタ揺れる。たくさんの輸送機がやってくる季節には、耳の奥に何かを入れられたような、すべてかき消される音がする。
言葉がうまく話せないころ、娘の風花は、戦闘機が飛ぶ夕刻になると、怯(おび)えて泣いた。わけのわからない爆音に、恐怖を感じて泣くのだろう。わからないと恐怖はもっと大きな恐怖になる。私は小さな娘に、ひとつひとつ説明する。
風花、このキュルキュルキュルというのは、ヘリコプターが飛んでいる音。これはオスプレイという飛行機が、遠くの海から帰ってきたときの音で、たぶんもうすぐ聞こえなくなる。さっきの音は飛行機が落ちたのではなくて、遠くの国からきた大きな大きな飛行機が、風花の家の上を飛んでいる音-。
それでもやっぱり娘は泣いた。あたりまえだ。家の上空を飛ぶ戦闘機の爆音は...
最後に上間さんは、「近くに置きたくないものは遠くに置く。見たくないものは目をつぶる。灰色の飛行機に命令する方法は模索せず、そして今日もずるずるずると日本は進む」と。こちらも、心に刺さる。と、同時に、こんな絶望を前にしても、それでもボクラはどこに希望を、明日を見出すのか。そのことをしっかり考えないといけない。
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