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2024年4月

2024/04/30

もっと違う社会の姿を目指さなければいけなのではないのか

 今日は朝から西の方に出かける。今年初、新幹線!!!

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 品川周辺の風景がまたまた変化している。先日、久しぶりに渋谷に行ったとき、渋谷の風景は一変していたが、いま、新宿もまたわかろうとしている。ちほうに行けば、どうだろう。北の地でも、まだ自動車専用道路がつくられ続けている。うーん、どうも、街づくり、地域づくりの方向がそれでいいのか。もっと違う社会の姿を目指さなければいけなのではないのか。考え込んでしまう。

 インタビュー①を収録。じっくり話を聞くと、たくさんの発見と確認とがあり、勉強になる。しっかりがんばろうと思う。

 

 この地では、世界的なアーチストの方の家を外から見た。いまこの地で話題になっている方。芸術家の家だ!

 

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 帰りの電車の時間までの短い時間。こんなところに行ってみた。源氏物語の紫の上の話が再現されていた。亡くなるころの話で、切なく、悲しみも感じさせてくれる。

2024/04/29

「人として、この法律はダメ」「命守りたい」改正入管法反対の声を込めたプラカード・横断幕200点 30日から展示

 今日も、掃除をしつつ、インタビュー②作業をすすめる。合間に団地仕事も、少しだけ。今日は仕事中心。ただ、頭も、体も、まだまだなので、取材に出かけるのはやめて、自宅でメモづくりと向かう一日。まあ、まあ。明日は、出張だし、体調をちゃんとしなくっちゃ。

 

 気分転換に、作り置き料理を三点ほど。考えてみたら、ずっとボクのテーマにもなってきている、チャレンジングに、もっと意欲的に生活をするということ。

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 これがなかなか難しい。まずは生活の面からはじめようかと。

 

 さて、

「人として、この法律はダメ」「命守りたい」改正入管法反対の声を込めたプラカード・横断幕200点 30日から展示(東京新聞)
 難民を強制送還により命の危機に直面させる恐れのある改正入管難民法(入管法)。6月10日の全面施行を前に、反対デモで市民らが掲げたプラカードや横断幕など約200点を展示する作品展「命を守れ」が30日から3日間、東京・永田町の衆議院第2議員会館で開かれる。昨年6月の同法成立後もデモを続ける市民有志が、プラカードに込めた「市民の声」を結集し、反対や廃止をあらためてアピールする。……

 昨年、強行された入管法の改正。その内容はいまからでも、ちゃんと考えるべきだと4月号で、企画化した。同時に、今国会でも、ふたたび入管法の改正がもくろまれ、永住権のはく奪などさらに統制と排除を強めようとしている。ほんとうにどこまで、人権をないがしろにする国なのだろうかとつくづく思う。

 

 この社会でも、みんな他人のためになることをのぞんでいたするのに、なぜ、分断と対立がおこるのか。社会で共有すべきものや考え方がなかなか培われていないのだろうか。この社会のしんどさをのぞいたときに、ほんとうに考えなければいけないことの多さや大きさを感じたりもするが、それをどう……。

 

2024/04/28

バッシング――分断されたこの社会と欠落する人権

 日曜日。コロナで、4月は掃除などできなかったから、今日も、7時頃からしっかり掃除。お風呂、トイレ、お部屋、洗面所。少しはさっぱりしたけど、やっぱり汚れはとれないなあ。落ち込むけど、それでも、気持ちはいいことはいい。家にいると気が滅入るようなことも続き、職場での作業があったので、職場に向かった。だけど、長い通勤は、まだ、後遺症の体にこたえて、かなりしんどさを感じる。健康にはすっかり自信がなくなった感じ。呼吸もちょっと苦しい。少しずつ、よくなりますように。

 しかし、今日は暑いよね。もう夏だよ。

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 昨日行けなかったのは地平社の、創立のシンポジウム。本は注文してある。期待は大きいけど、ライバルだから(笑)。しかも、月刊誌を出すんだって。攻めるなあ。熊谷さん、若いとまではあえていわなけど、パワーがあるなあ。ボクなんて、そのパワーがなく、すっかり守りに入ってしまうのだけど、ダメだなあ。チャレンジ、チャレンジ、チャレンジ!!! どのように攻める気持ちをもつようにしていくのか!!!

 

 職場では、たまった実務。わあ、たくさん間違いをやっていた。いろいろメールのやりとり。それからインタビュー②の調べ物とその打ち込みメモづくり。

 職場に向かう電車は、混んでいる。うーんそうね。子づれが多い。ベビーカーが多い。いま再び、ベビーカー論争が起きているねえ。ボクらの子育てのころ、結構、つらかったね。だから、社会は進歩したように思えたけど。ふたたび同じようなバッシングが……。

 そういえば、障害者の合理的配慮についても同じようなバッシングがふたたび起こっている。障害者の特権かと。

 ほんとうに分断されたこの社会。そこには、欠落する人権があるのもまたたしかだ。だからバッシングが許されるわけではない。だけど、欠落する人権にも自覚的でありたい。そこも含めて向き合うような議論がしたいところでもある。

 

 補選は野党・立憲が3連勝。まずはよかったし、大事なこと。だけど、なかなかモヤモヤが深まります。国会では重要法案は立憲は、ちょっとという感じですし……。選挙協力と、そこから先への共闘への発展と、東京のような共闘がどこまで広がるのか、いろいろ正念場はこれからも続くのでしょう。ほんとうに政治を変える道は、まだまだ、まだまだ、これからなのですから。

 

 昨日は、広重ぶるうを見た。この時代の男女を描くのは難しいなあ。広重かあ。むかし、永谷園で、カードを集めたなあ(笑)。

 

2024/04/27

あと数か月の日々を〜物理学者・戸塚洋二 がんを見つめる〜

 今日は早朝仕事スタート。あまりうまく眠れなかったなあ。こちらの風景は、すでに深い春? 緑にそしてカラフルに。

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 自宅にいると、なんだかんだと断続的に、団地の仕事が入ってくる。しゃあないなあ。ほんとは外に取材に行く予定だったのだけど、そえは中止に。それでも、集中して、インタビュー②の文献を読みこなすが、なかなかねえ。昨日の夢の中で、仕事のメールを必死で書いていて、ダメだこれは夢だ、起きてちゃんとメールをかかないといけないと思っていたはずなのに、だれに宛てるメールなのか思い出せない??? なんか仕事が抜けているのかなあ。

 あと、4月は、コロナで十分に部屋の掃除などができていないので、今日、明日、明後日と合間の時間をつかって、しっかり、お部屋の掃除もしないといけない。世間でいうところのGW前半も何かと忙しく一日がすぎていく。

 昨日はついつい見てしまった。

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あと数か月の日々を〜物理学者・戸塚洋二 がんを見つめる〜(NHK)
 NHKのアーカイブスから時代を超えたメッセージを読み解く。今回はノーベル賞候補だった物理学者が科学者として自らのがんを見つめた最期の日々。ナビゲーターは池上彰。

 謎の素粒子ニュートリノの研究に人生を捧げた戸塚洋二さん。ノーベル賞候補といわれながら2008年がんで亡くなった。実験を通じて生涯、宇宙の生と死に向き合った戸塚さんは、がんにおかされた晩年、自らの病にもデータの収集と解析を重んじる科学の目で向き合い、専門医も驚くほど病状の分析、死への恐れなどをブログに綴っていた。最期の日々まで科学者であり続けたその魂を、ノーベル物理学賞受賞の梶田隆章さんとみつめる。

 死と向き合うことは、生きることを問うことということなのだと思う。考えてみれば、戸塚先生が亡くなったのは、ちょうど今のボクの年齢のころだ。その数年前から、闘病生活に入っていたのだから、今のボクのころはそのように生と死に向き合っていたということか。ほんとに、しっかり、考えないと。

2024/04/26

職種や業務内容に限定あれば「同意なしの配転命令はできない」 最高裁が初判断

 まだまだですね。今日は、朝からインタビュー②の少量を読み漁り、それから子どもの権利条約にかかわる文献を熟読。午後には、東京に移動です。

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 いよいよ2拠点生活ですが、ほんとに可能なのかなあ。どのくらいのテンポで、北の街にいけるのだろうか? いろいろ難しいことも多そう。ただねえ、北の街にボク自身は知り合いがいるわけではないので、そっちにいても基本、アパートで仕事をしてるだけ。だけど、それは、埼玉の自宅にいても同じではあるのだけど。あまり豊かな生活を送ることに慣れていないし。自宅にいても、たいして楽しい時間をおくるということはないし、職場も忙しいだけで、そんなに居心地はいいわけではないので、結局は、同じことかな。どこにいても、もっと、自分の時間をおくれるようにしないといけないよねえ。つくづく思うよね。

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 さてさて、夕方にはいろいろ難しいメールも届く。それもまあ、大事なことで、大事なことは大切にしないといけないのだけど。

 

職種や業務内容に限定あれば「同意なしの配転命令はできない」 最高裁が初判断(弁護士ドットコム)
 技術職として長年働いてきた男性が、事務職への配置転換を命じられたことを不服として起こした訴訟の上告審判決で、最高裁第二小法廷(草野耕一裁判長)は4月26日、職種や業務内容の限定について労使合意がある場合、労働者の同意なく配転命令をすることはできないとする初判断を下した。

 原告側代理人の塩見卓也弁護士は判決後の記者会見で、「労働法学の学説としては確立していたことを最高裁が確認した形で意義が大きい」と話した。

 訴訟自体は、使用者側に不法行為があったかなどを審理するため大阪高裁に差し戻された。……

 ふむ。いろいろ、注目したい判決だね。労働者の権利!!!

2024/04/25

衆院憲法審査会で自由討議 と 地方自治法改悪案

 今日は、朝から雨。しかも風がとても強かったので、傘が見事に…。

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 体調は一進一退だけど、今日は朝からインタビュー②の資料の読み込み。いくつかの文献をチェックしつつ、構想を練る。結構、いろいろ考える。まだまだだけど、だいぶ頭も戻ってきたかなあ。がんば!!!!!

 団地の仕事が追いかけてくる件も、今日もあったけど、よく考えると、やっぱりこれだけ年老いた団地となると、いろいろ問題がおこるので、当たり前のことおと言えば当たり前のこと。ちゃんと、対応しないといけないなあ。めんどうと思わないでと、少し反省。しんどいけど。

 

 アパートの近くをいろいろ歩いて、お店とかをあらためてチェック。生活の場を確認。いろいろ発見もあり。

 

 衆議院憲法審査会で自由討議が行われ、大規模災害など緊急事態での国会議員の任期延長などをめぐり各党が主張を展開しました。
 改憲政党は、審査会を動かそうと必死である。しかし、裏金問題をなにひとつ明らかにできないような議会のこのメンバーにに、はたして、国の根幹を議論する資格があるのだろうかという疑念がつきつけられているわけで。
 そういうなかで、憲法こわしも深刻で、赤嶺さんは、この問題をとりあげた。「共産党の赤嶺政賢氏は「憲法は戦前の中央集権的な体制のもと、地方自治体が国家総動員体制の一翼を担ったことの反省から地方自治を明記している。その精神を破壊し、戦争遂行のための体制強化は許されない」と述べました。」
 

 いま、地方自治をめぐって重大な問題は、政府が地方自治も民主主義も無視して、基地建設を強行していることだということ。最も顕著なのが沖縄です。辺野古新基地建設をめぐって、玉城デニー知事が、公有水面埋立法に基づき、沖縄防衛局の設計変更申請を不承認としたのに対し、政府は、国民の権利救済のための行政不服審査法を悪用して、知事の決定を取り消し、さらに、玉城知事に設計変更申請を承認するよう指示し、知事が従わないと、地方自治法上の代執行によって県知事の権限を奪い、工事を強行。国に逆らう自治体は徹底的に排除するという強権政治そのものだ。赤嶺さんは、代執行にいたるそのやり方を批判しつつ、それを全国でひろげつつあること、そして、それt一体に地方自治法の改悪があると批判したのだ。

 連休あけには衆院で審議入り。今国会の大きな問題の一つではあるのだ!

2024/04/24

輝く都庁の下、食求め700人 困窮者増える一方、華やかイベントに違和感

 うーん。こちらまで団地仕事は追っかけてきて、昨日、今日と、いろいろやり取りがあります。ほんとに、2つの高齢化が進む集合住宅というのは、予想もしにないようないろいろな出来事があるし、それがまた一筋縄ではいかないように思います。決断力がないボクにはほんとにしんどい仕事です。

 朝から、仕事の通常モード。インタビュー①の内容の最終確認のための作業やメール、インタビュー②の資料読み、発注原稿の確認などを数本やりとり。こちらにいてもほんとに通常モードです。でも、結構、引っ越しに手が取られて思ったように仕事がすすまないのはつらいところですね。体は少しはましになった感じはしますが、けっこうしんどい時間帯もあるという感じでしょうか。少しはしっかり休めているでしょうか?

 お昼は、お魚屋さんの食堂へ。

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 コロナ禍は明け、街ににぎわいが戻ってきた。日経平均株価は一時バブル期を超え、賃上げなど景気のいいニュースが流れる。だが、昨年の生活保護の申請件数はここ10年あまりで最多を記録し、今年に入っても増えているという。何が起きているのか、生活困窮者の支援現場を訪れた。
 東京都庁(新宿区)の真下のスペースで毎週土曜、生活困窮者向けに無料で食料が配布されている。NPО法人「自立生活サポートセンター・もやい」と支援団体「新宿ごはんプラス」が、新型コロナウイルスの感染が広がった2020年4月に始めた。約100人だった利用者は増え続け、23年5月の新型コロナの5類移行後も700人近くで高止まりしているという。…
 
 とても皮肉なのは、食料配布が行われる都庁の第1本庁舎の壁面には毎夜、きらびやかな映像が流れること。「都内の観光名所などを投影するプロジェクションマッピング」だそうだ。2月に始まり、初年度費用は約7億円!!!!!。これこそが、いろいろな意味で日本の縮図。格差の広がり、行政の役割への問いかけ、そして無駄などの疑問などなど。ほんとうにこんな姿の社会でいいのだろうか。ここにあわらわれていることを丁寧に考えていきたいように思えるのだけれども。

2024/04/23

障害ある人と無い人「線引きは難しい」 分離された特別教育の改善を へのちょっとしたコメント

 今日も引っ越し作業。今日の作業も一日にがかり。結構、力仕事もありたいへんでした。だいたい片付いてでしょうか。

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 昨日はいっぱい夢をみました。だいたい夢の舞台ははっきりしています。たぶん、いまのストレスの最大の原因がこれなんだろうなあなどと思えるような夢でした。

 夕方、少し、アパートの周りをあるきました。近くのスーパーの位置とか、駅までの距離とか。2方向は歩いたので、あと2方向明日でも歩きましょうかね。

 そこそこ、仕事もしています。少しずつ、体も頭も戻ってきているのでしょうか。少し、あるいて、体をつかったのは良いような気がします。

 今日はあえてこの記事。

 

 学校、趣味、学び直し……。「学ぶ」「教える」の現場にいる方に取り組みや魅力を聞きます。今回は障害のある子どもと無い子どもが共に学ぶ「インクルーシブ教育」を研究する東京大の小国喜弘教授です。
 我々は、障害のある人と無い人をあたかも分けられるかのように思っていますが、その線引きは実は難しいものです。
 文部科学省は、小中学校でのインクルーシブ教育について、通常学級や通級指導、特別支援学級、特別支援学校など「連続性のある『多様な学びの場』を用意しておくことが必要」としています。しかし、国連は2022年、分離された特別教育をやめるよう勧告しました。
 幼い頃から分離されると、大人になる過程で「障害者」というアイデンティティーを持つことにつながります。また、障害のある子どもがいる保護者は「なぜ私たちだけが、子どもが学ぶ場所を選択させられるのか」との思いを持ちます。
 日本では長らく、障害は「医学モデル」に基づいて考えられてきました。障害は個人の心身機能の問題と捉え、「欠損」を埋めるよう訓練し、社会に順応させていくという考え方です。
 一方、欧米では、障害の特性に対して不利な社会的障壁を取り除く、という「社会モデル」が浸透しています。さらに、近年は「人権モデル」に移行しています。障害者の人権を尊重し、主体的に参画できる社会をいかにつくっていくかを考えます。…
 勧告というものはある種の意図をもってなされる。分離教育に対する警告は、ある種の意図がある。その意図が大事なことは否定しないし、賛同するのだけど。それは、しばしば悪用される。フルインクルージョンが「社会モデルで」、「場所の教育」がインクルーシブでないとうのはあまりにも単純化で、そっこを悪用されかねないのだ。大切なのは、子どもがどのように社会的に育っていくのかという視点。そこには、子どもに即した、子どもに寄り添った、支援や環境が必要なはず。それを最善の利益ともいう。福祉的に必要な対応もあるはず。社会のさまざまな矛盾からどのように対応していくのかということもある。だから、模索があり、実践があるはず。とても複雑な問題だと認識しなくっちゃ。

2024/04/22

日本の名目GDP5位転落へ インドが抜く

 今日は、朝から引っ越し作業。午前中は荷物の搬入もあり。待っている間は、少し、仕事のお勉強も。

 お昼に、新居の近くの釧路ラーメンの店に。満足。

 午後からは、相方が5年暮らしたアパートの最後の荷物の搬出と、後片付け。転職して、単身で暮らし始めて10年。3つ目のアパートにお別れです。ボクも何日ぐらいここで暮らしたかな? ちょっとは寂しい。

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 その後、ごみをすてに、ごみ処理場にいって、そして、新居に必要なものを買いに。戻って、それを組み立てたり、いろいろ荷物を整理して、1日が終わります。3階なので足がパンパン。いろいろ筋肉痛になりそうだな。だいぶ片付きました。あとは明日に、もう一つ家具がとどいて、たぶん明日でだいたいの引っ越しの作業は終わるかな。疲れます。

 IMF=国際通貨基金の推計によりますと、2025年の日本の名目GDP=国内総生産は、およそ4兆3100億ドルとなることが分かりました。
 
 インドの名目GDPは、来年およそ4兆3400億ドルとなるため、日本の順位はインドに抜かれ、世界5位になる見通しです。
 もちろんGDPなんと一つの指標にすぎないし、それで人が幸せとはまったく限らないし。しかし、日本経済がゆきづまっているのは事実で、そもそも、成長できないような構造に日本を追い込んだ、そもそもの日本経済のありようがあるうえに、橋本、小泉、それからアベノミクスとどんどん経済と、私たちの生活を追いつめた経済政策がある。その結果でもあるのだと思う。そういう日本経済の、重層的な抱えている問題をしっかり議論すべきときなのだと思うのだけれども。

 

2024/04/21

釧路へ

 今日は、朝から団地の草取り、それから駐車場関連仕事。団地の遊具がこわれたため、緊急に対応してもらったり、大忙し。

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 いろいろみなさんのご協力で完了。

 仕事の方は資料読み込み。だいぶ、調子は戻ってきた。

 午後からは釧路に移動。相方の引っ越し。いちおう2人の新居ってことで(苦笑)。

 お風呂が広くって快適。腰痛もちには極楽だな。

 

 本田さんがOECDの教育データをアップしていたので、読んでみた。

https://www.oecd-ilibrary.org/sites/755b144f-ja/index.html?itemId=%2Fcontent%2Fcomponent%2F755b144f-ja

  • 日本の初等から高等教育段階での一般政府総支出に占める公財政教育支出の割合は 7.8%であり、これは OECD 平均を下回った。高等教育段階における私費負担の割合は 67%に達し、OECD 平均 31%を上回った。

  • 日本では、高等教育段階の学生の 79%が独立私立教育機関に在籍するが、これは OECD 平均 17%を大きく上回る。  

ちょっとすごいよね。自己責任。

2024/04/20

「子どもたちが乗った船が沈む」 現職教員らが記者会見で訴え

 頭が働かない状態ピーク??? ここから少しはよくなると信じています。そんなわけで、いろいろ試行錯誤しながらの仕事。団地の打ち合わせ、団地の作業、仕事、団地の会議という順番。

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 ほんとに驚くほどたくさんの仕事をやってきたけど、たくさんのことができていないなあ。そういう意味では悔いもかかえながら、これからやっていかないといけないのだろうね。

「子どもたちが乗った船が沈む」 現職教員らが記者会見で訴え(毎日新聞)
 「このままでは教師や子どもたちが乗った船が沈んでしまう」。教員不足や長時間労働の解消に向け、文部科学相の諮問機関・中央教育審議会(中教審)の特別部会で19日、残業代の代わりに支給する現行の「教職調整額」の拡充を柱とする素案が示された。これに対し、現職の教員らは記者会見で「『定額働かせ放題』と言われていた問題が解決しない」と訴えた。……

 うーん、なんで教育現場を元気に、よくなっていくような方向に「改革」がすすまないのだろうか??? 「定額働かせ」という表現がいいのかは別として、だから、記者会見の人たちの主張と、同じがどうかは別としても、こんな方向では、それこそいっそう大変になるという思いは変わらない。ほんとうに、なかなかよくならない。

 教科書で、竹田教科書が検定をとおったニュースだとか、教育の行方が心配されるようなことは少なくない。この国のイデオロギー状況というか、そこまでのことではなくても、なぜ、国民・市民意識が混沌としていることもふくめ、この国を覆うものの正体をなにかしら、なるほどって思えるような解明をしたいものなのだけれども……。

2024/04/19

日米「指揮統制」の連携強化を批判 立憲デモクラシーの会が声明

 籠城終了。今月はコロナあり、後遺症ありで、最悪の中での仕事だったので、最後までたいへんで、たくさんの人に迷惑をかけた。それでもなんとか越えたことに感謝感謝。

 外は、すっかり緑の季節だなあ。

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 何とか、後遺症も早く、脱却して――そのためにもちょっとずつ、1つずつ、ストレスをうまく減らしたりコントロールしたいもの――、しっかり挑戦的に仕事をしていきたいもの。いまはインプットの量が少なくなっているので、そこをね。

 

日米「指揮統制」の連携強化を批判 立憲デモクラシーの会が声明(朝日新聞)
 日米首脳会談で合意された米軍と自衛隊の「指揮統制」の連携強化について、憲法学者や政治学者でつくる「立憲デモクラシーの会」は19日、国会内で記者会見し、「安全保障政策上の主体的な判断の余地が全くなくなる可能性さえ予期される」と批判する声明を発表した。

 声明は今回の日米合意について「有事には実質的に米軍の指揮統制下に自衛隊が組み込まれることになる」と指摘。その上で、集団的自衛権行使の要件とされる「存立危機事態」の認定について、「米軍の作戦上の判断が事実上主導する形でなされることになりかねない」と訴えた。……

 中野晃一さんは次のように語る。「米軍が主導するかたちで、集団的自衛権の行使がなし崩し的に起きてしまう可能性が出ている。日本の安全保障が高まるわけではなく、憲法を無視するということでも一段先に行ってしまった」と。新しいステージに入ったのは否定しがたい事実。ここをどう深く分析するのか。ちゃんと、よく考えたいところ。そのためにもインプットなんです。軍事的な情報ももう少しね。いろいろなルートをつくらないといけないのだけれども。

2024/04/18

寄宿舎問題で懇談会を 保護者ら県教育長に依頼書 県教委の報告書「疑問が残る」

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 朝から電車が遅れ、電車が混み混み。混んでいる電車って、いやだなあ。

 今日から工場籠城。ゲラを転記したり、図表をわりつけていったり、いろいろ時間がかかる作業をなんとかこなしていくが……。時間がかかっている問題のほうは、まだまだ、時間がかかりそう。時間がかかるなあ。

 電車の乗換のエスカレーターの前にいた人のリュックに「飛べ」「繋げ」と書かれたキーホルダーがついていた。何かと思って、ネットでしらべたら、「週刊少年ジャンプ」で連載された漫画『ハイキ、TVアニメ『ハイキュー!! TO THE TOP』とか。何となく言葉がまぶしく、明日への強い思いを感じて、自分が毎日苦虫を噛んだような顔をしてすごしているのとだいぶ違うなあ。そんな若さがうらやましく。自分も、少しでも明日をめざすようなそんな思いでいれればいいなあ。

 

寄宿舎問題で懇談会を 保護者ら県教育長に依頼書 県教委の報告書「疑問が残る」(下野新聞)
 栃木、那須両特別支援学校の寄宿舎の存続を求める保護者らが17日、阿久澤真理(あくさわしんり)県教育長宛てに懇談会の開催を求める依頼書を提出した。県教委が設置した有識者検討会が3月、県教委の閉舎方針を支持する報告書をまとめたことを受け、「疑問が残る内容。県教委には説明責任を果たしてほしい」などと訴えている。

 検討会は、障害の有無にかかわらず地域で共に学ぶ「インクルーシブ教育」などの観点から、「(寄宿舎の)発展的解消が適当」と結論付けた。

 これに対し、保護者側は依頼書で「発展的という表現が曖昧」などと疑問視し、卒業生や在校生の保護者らを交えた懇談会を開くよう要望。17日は那須、栃木両校の存続を求める会の代表者3人が、県教委の玉田敦子(たまだあつこ)特別支援教育課長に依頼書を手渡した。

 提出後に県庁記者クラブで会見した菊池忍(きくちしのぶ)さん(50)は「何をどう発展させるのか具体的な議論がないまま寄宿舎が閉舎されたら、子どもたちの学びがなくなってしまう」と話した。

 「発展的解消」というあいまいな言葉をつかったいるのが報告書の特徴。そのあいまいさで県教委は逃げようと言うのか、それに異議を申し立てる、親御さんたちのたたかいは続く。同時に、インクルーシブ教育という、抽象論にかなり傾斜した権利条約の勧告に依拠していることも特徴か。しかし、子どもの権利、学びと発達という視点から考えれば、話は単純ではないだろうと。そういう議論を、親御さんたちは望んでいるということなんだと思う。大事なことだ。

2024/04/17

(学童保育はいま:上)放課後、すし詰めの子どもたち

  昨日は、睡眠まで悪くなり、もう最悪。でも、ここをピークに復活に向かうのかなあ、などと、希望的観測。何とかなりますように。

 今日は、最後の最後で、3本やってきて、提稿は完了。それから、ゲラを動かしたり、明日の工場籠城に向け、慌ただしい日。何とかね、何とかです。

 さて、ハナミズキ。そんな季節になりましたね。ピンクのほうはまだなようです。

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 「ハナミズキ」って歌がありました。歌詞を読むと、これも献身がテーマです。そういう時代だったんですね。

 いまのような自己責任が怨念のようにからみついて時代と対比して、何をどう思えばいいんでしょうねえ。

 

 さて。

(学童保育はいま:上)放課後、すし詰めの子どもたち(朝日新聞)
 共働き家庭の小学生らを放課後などに預かる放課後児童クラブ(学童保育)。新年度を迎えて新たに利用し始めた人も多い。子どもが安心して過ごせる「放課後の居場所」の需要は高まっているが、大規模化した一部の施設では子どもたちがすし詰めで、疲弊した職員からも悲鳴があがる。

 ■80人に職員3人、厳しい態勢「心折れそう」

 「子どもがあふれていて、トラブルや事故が起きないように見張るのが精いっぱい。監視に近い状態で過ごす子どもたちがかわいそうです」

 東日本のある都市で、放課後児童支援員として働く男性(45)はこう話す。自治体が小学校の敷地内に開設した学童保育に勤務する。平日は午後2時ごろから子どもたちが続々とやって来る。

 共働き家庭の増加で利用登録している児童は80人近くまで増え、「ロッカーや机は足りず、全員来たら困る状態」という。男性を含む3人の職員が世話にあたるが、けんかっ早い子や発達障害を抱える子ら手厚い支援が必要な児童もいて、全員に目が行き届かない。……

 うちの孫①は、元気に学童に通っているんだろうか。親としてもお世話になり、運営にも運動にもどっぷりかかわった学童保育。いまもなおいっそう、条件は劣悪だ。条件が劣悪なだけでなく、ほんとうに、子どもの安全と、成長に責任を持つという点で、こういう制度でほんとうにいいのかは、やっぱり問われ続けなければならない。少し、前に放課後デイの事故の問題は問題になったけれども、学童保育もまた、これまでもずっと、そうした問題を抱え続けているわけで。中と下は何を扱うのか。指導員の待遇と、あとは民営化(企業参入)あたりかなあ。どうなんだろうか?

 

 

2024/04/16

「街で見かける心配なあの子 落ちこぼれられない社会で家族は」  「今日も戦闘機は沖縄を飛ぶ 相次ぐ事故もうやむやに 初夏告げるうりずんの季節にも」

 今日も、なかなか完全復活への向かいません。なかなかの大変さを実感。みなさん、こういった状態をどう乗り越えたんだろうか??? いつまで続くのかも、個人差が相当あるみたいだしなあ。

 今日は主に、たまった実務を処理。頭が働かないから、ミスの多いこと。困ったものです。

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 先日、朝日のオピニオンに、敬愛する杉山春さんの文章が載っていた。それがとても心に残った。

街で見かける心配なあの子 落ちこぼれられない社会で家族は(朝日新聞)
ルポライターの杉山春さん
 小学校のある時間や夜中、所在なく外にいたり、よその家を突然訪ねたりする子を指す「放置子」というネットスラングがあります。虐待について取材してきたルポライターの杉山春さんは、この言葉は、子育てが家族に過剰に押しつけられている現状の表れだと指摘します。

     ◇

 家族や児童虐待について取材してきました。この30年、子育てに使えるお金や時間などの資源は減ってきました。懸命に働けば正社員になり生活できる給料や社会保障を得られる、女性は専業主婦になれば一生食べられる、という時代は終わりました。1990年代を境に共働きと専業主婦世帯の数は逆転しています。

 資源は減ったにもかかわらず、家族が子育てをしなければいけない、できるはずだ、というイメージは強まりました。2006年に教育基本法に「父母その他の保護者は、子の教育について第一義的責任を有する」という文言が入ってから、じわじわと教育や子育ての現場が変わりました。……

 親を、過剰に、ちゃんと子育てに追い込んでいないか? ほんとうにそうだと思う。いま大きな問題になっている子育て支援も、ちゃんと子育てが前提となり、おまけに目標まで明示されているような状況にあるのではないか。

 杉山さんは実践家だなあ。すごいなあ。昨年の秋に久しぶりに会っておしゃべりすることができた。また、いろいろお話ししたいなあ。

 

 今日のタイムスには上間さんの文章が。

今日も戦闘機は沖縄を飛ぶ 相次ぐ事故もうやむやに 初夏告げるうりずんの季節にも 上間陽子・琉球大教授(沖縄タイムス)
[論考 2024]

 沖縄の普天間基地近くの私の家の上空は、アメリカ軍の戦闘機が昼夜を問わずに飛んでいる。古くなったヘリコプターが飛ぶときには、ドドドッという音にキュルキュルキュルと金属音が混ざった音がする。オスプレイが飛ぶときには、ドバドバドバという重低音に家の窓がガタガタ揺れる。たくさんの輸送機がやってくる季節には、耳の奥に何かを入れられたような、すべてかき消される音がする。

 言葉がうまく話せないころ、娘の風花は、戦闘機が飛ぶ夕刻になると、怯(おび)えて泣いた。わけのわからない爆音に、恐怖を感じて泣くのだろう。わからないと恐怖はもっと大きな恐怖になる。私は小さな娘に、ひとつひとつ説明する。

 風花、このキュルキュルキュルというのは、ヘリコプターが飛んでいる音。これはオスプレイという飛行機が、遠くの海から帰ってきたときの音で、たぶんもうすぐ聞こえなくなる。さっきの音は飛行機が落ちたのではなくて、遠くの国からきた大きな大きな飛行機が、風花の家の上を飛んでいる音-。

 それでもやっぱり娘は泣いた。あたりまえだ。家の上空を飛ぶ戦闘機の爆音は...

  最後に上間さんは、「近くに置きたくないものは遠くに置く。見たくないものは目をつぶる。灰色の飛行機に命令する方法は模索せず、そして今日もずるずるずると日本は進む」と。こちらも、心に刺さる。と、同時に、こんな絶望を前にしても、それでもボクラはどこに希望を、明日を見出すのか。そのことをしっかり考えないといけない。

 

2024/04/15

深夜・早朝の飛行が4割 無人偵察機の嘉手納配備から半年 離着陸は272回 運用実態はなお不明 米軍機の飛行エリア 名護市街に拡大 小中学生アンケートから分析 琉球大学・渡嘉敷准教授が調査「特にオスプレイが影響」

 引き続き、倦怠感は続いています。じっくり向き合わないといけないようです。今日は、とにかく、来月インタビュー①の内容決めのための資料読み、資料集め。メールのやりとり。それから、提稿3本。ゲラを動かしたり。来月、対談企画??の相談。最後のがなかなか、手のひらにのらないなあ。いろいろ資料集めもはじめるが、なかなか、なかなか難しい。そのうち、その内容を書き込みたいとは思うのだけれども……。

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 そとの風景は、桜から次のステージへ。

 

 タイムスはこんな記事が続く。

深夜・早朝の飛行が4割 無人偵察機の嘉手納配備から半年 離着陸は272回 運用実態はなお不明(沖縄タイムス)
 米軍嘉手納基地に無人偵察機「MQ9」が配備されて13日で半年となった。南西諸島などの警戒監視に当たっている可能性があるが、実態はよく分からない。昨年10月から今年2月までの離着陸回数は272回。うち航空機騒音規制措置(騒音防止協定)で制限される午後10時~翌午前6時の時間帯だったのは4割に相当する108回で、深夜早朝の飛行が目立っている。……

 

米軍機の飛行エリア 名護市街に拡大 小中学生アンケートから分析 琉球大学・渡嘉敷准教授が調査「特にオスプレイが影響」(沖縄タイムス)

 琉球大学の渡嘉敷健准教授は、名護市内の小中学生を対象に行った米軍機の音に関するアンケートの結果から、米軍機の飛行エリアが市街地中心部に広がっていることを確認した。飛行機やヘリコプターの音を気にする子どもの割合が高かったことから飛行が常態化しているとみており、「特にオスプレイの運用が大きく影響している」と分析する。……

 

 これまでずっと続いてきた沖縄の現状と、日米安保が大きく変質しようとしているもとでの、おこっていること。その二重のことが背景に、いま、沖縄でさまざまなことがおこっている。

 そういうこともしっかり考えたい。

2024/04/14

ちゃんと、ちゃんと、ちゃんと

 今日は、朝からいろいろ落ち込む。いろいろ厳しく、うまく進められないことが多い。ぬけがあるし、不十分なことばかり。なんでかなあ。

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 こんな風景はどう考えればいいのだろうか?

 

 朝から会議や作業があって、作業があって、提稿作業を3本。予定の半分。なかなか進みません。

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 一気に季節も駆け抜けていきます。ほんとうに早いですね。

 

 夜は、「光る君へ」と「舟を編む」。今日もふたたび「舟を編む」。こんなにちゃんと言葉に向き合えていないけど。言葉があって、人と人との関係があり、思いがあり、思いを言葉にして……。ちゃんと仕事をしなくっちゃね。ちゃんと、ちゃんと、ちゃんと。

2024/04/13

「731部隊」の元少年兵

 早朝仕事スタート。ちょっとしんどかったので、めずらしく2度目に成功。少し、体が楽になる。とにかく、インタビュー②を完成させて、修正して、発信。あとは団地の総会議案の完成にむけていろいろな作業。団地というのは難しい社会。そこから見える、政治や社会の問題もよくわかる。いろいろ苦しんだことから見えたことをちゃんとまとめなければいけないと思っているところ。

 暖かな日。いろいろ作業をしながら、街の風景も変わっていく。この季節。花粉がなければきらいではないのだけろ。

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 夜は、その団地の会議だったけど、その前に、報道特集は、731。

 

13日、午後5時半からの報道特集の後半の特集は・・・
【「731部隊」の元少年兵】
人体実験を行った「731部隊」。そこには14歳の少年たちも。「解剖したお腹にいる子どもとか(見せられた)」無惨な実態とは。
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 吐き気を模様すような、凄惨なこの事実。中国批判が強まるなかだからこそ、合間にせずに、この事実に政治としてどう向き合うのか。その議論を、私たちがどのように提起していくのか。ものすごい事実、体験の数かずをどのように継承していくのか。ものすごい、向き合うべき課題として、ちゃんと考えないと、とりくまないいけないと痛感するよね。

2024/04/12

「虎に翼」と「儚い」いろいろなニュース

 団地の桜も、だいぶ散ってきてしまった。

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 相方に写真を送ったら「儚いね」とのお言葉。

 

 今日もインタビュー②の原稿づくり。だいたい形にはなったような? 明日には仕上げて発信するぞ。

 「虎に翼」はおもしろいね。今日の法廷シーンは、司法とは何のためにあるのか、もっといえば法律とはなんのためにあるのかということを考えさせる。いま国会で焦点となっている民法改正、「共同親権」ともダブってくる。弱い者の味方であってほしいものだ。そこには、そのほかの。いろいろなニュースもかぶさってくる。昨日の、東京電力福島第一原発事故をめぐり、福島県いわき市民らが国と東京電力に損害賠償を求めた訴訟の上告審での、最高裁判決とも重なる。こちらは門前払い。それに反対意見をぶつけた宇賀裁判官。これは沖縄の裁判にも重なってくる。桐生市の生活保護の問題は、いま国会での困窮者支援も法改正ともかかわってくる。

 いろいろ考えることが多いが、ただ、多くの問題は、そんなに広く知られているわけではない。というか、国会の審議は、日本ではニュースになることもない。それこそが「儚い」のかもしれないのだけれども。

2024/04/11

日米首脳会談について 日米軍事同盟の歴史的大変質に強く抗議する

 今日もあたたかい。天気も悪くない。

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 体調はいま一つだけど。まあ。インタビュー②の整理作業を進める。そこから原稿づくりに進む。一気に原稿をつくりたいが、いろいろ調べ物は時間がかかる。

 いろいろなことを計画的にやるまでにはいかないなあ。まだまだ、まだまだ本調子とまではいかないけど、しかたがないところ。

 さて、日米首脳会談のニュースが。

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 指揮統制の一体化とか、安保強化の文字が並ぶ。

 共同声明が出ているわけだけど、どこまで本質をついた報道がなされているのだろうかは注目したいところ。

 

 ちなみに、田村委員長の談話も出ているので、紹介する。

 

(談話)日米首脳会談について

日米軍事同盟の歴史的大変質に強く抗議する

          2024年4月11日 日本共産党幹部会委員長 田村智子

一、4月10日に行われた日米首脳会談は、日米軍事同盟の歴史的大変質を宣言するものとなった。

 共同声明は、米側が岸田政権による軍事費倍増や「敵基地攻撃」能力の保有を「歓迎」したうえで、「作戦及び能力のシームレスな統合を可能」にするため「それぞれの指揮・統制の枠組みを向上させる」と明記した。

 岸田首相は、「米軍と自衛隊の指揮系統はそれぞれ独立している」と繰り返しているが、情報でも、装備でも、圧倒的に優越的な力を持つ米軍と、「作戦及び能力のシームレスな統合」をはかるならば、自衛隊が、対中国軍事戦略を推進する米軍の事実上の指揮下に組み込まれることになることは明らかである。

 これは日本国憲法と絶対に相いれない日米軍事同盟の歴史的大変質であり、断じて許すことはできない。

一、日米共同声明で、米英豪による対中国の軍事的抑止をはかる事実上の軍事同盟である「AUKUS(オーカス)」と日本が先端軍事技術での協力を宣言したことは重大である。軍事ブロック的対応の拡大は、地域における軍事的緊張と対抗を激化させ、悪循環を招く危険な道であり、わが党は強く反対する。

一、日米共同声明は、岸田政権がこの間、殺傷武器の輸出拡大を強行したことを「歓迎」し、日米共同で「日米防衛産業協力・取得・維持整備定期協議(DICAS)」を開催し、ミサイルの共同開発、共同生産を進めることを宣言した。

 これは、武器の輸出を「国是」として全面的に禁止してきた「武器輸出三原則」が根本理念としてきた「国際紛争の助長を回避する」という「平和国家の理念」を根底から投げ捨て、米国従属のもとでの「死の商人国家」への道を歯止めなく進もうというものであり、憲法にてらして絶対に許されるものではない。

一、日米共同声明で、日米同盟の抑止力を理由に、沖縄県辺野古新基地建設を「唯一の解決策」として強行することを明記したことは、沖縄県民多数の意思に反するものであり、断固として抗議する。

一、いま求められているのは、東アジアの軍事的緊張を激化させる"戦争の準備"ではなく、外交による"平和の準備"である。日本共産党は、「外交ビジョン」で、東南アジア諸国連合(ASEAN)と協力し、地域のすべての国ぐにを包摂する枠組みを強化し、東アジアに平和を創出していくという、憲法9条を生かした外交提言を行っている。今回の日米共同声明ではASEANの取り組みへの支持を打ち出しているが、そうであるならば軍事的対応の強化でなく、9条にもとづく平和外交にこそ力をそそぐべきである。

 軍事同盟強化や大軍拡をきっぱりとやめ、外交による平和創出に徹することこそ、平和をつくる希望であり、日本共産党はそのために全力をあげる決意である。

 今回は、しっかり憲法から説き起こしているなあ。そこを注目。

2024/04/10

在日米軍、首都圏の飛行実態が判明 全長300キロ超のルートも

 今日は、天気はまずまず。雨はいやだし。ベランダのチューリップもそろそろ終わりかな。最後に白色が咲いた!!!

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 早くめざめて、それからがたいへんな睡眠。あさ、もう一つスキっとしないけど、今日は、あさから、インタビュー①の仕上げに。それから修正もして、一気に発信まで。少しはホッとする。提稿作業を1本やって、それからインタビュー②の整理作業にとりかかる。こちらも一気にやらないといけない。合間に、団地仕事。5月の総会にむけ、準備も急ピッチ。来週、印刷屋さんに入稿しないといけないし。めんどうだけど。

 自宅で作業をすると、通勤時間がなくなるので、少なくみても3時間半の時間がはぶける。その分、いろいろできるから、気持ちも余裕ができる。だけど、運動不足になるのと、気持ちが内向きにもなる。そのあたりはとても難しい。散歩するまでの余裕はないし。

 

在日米軍、首都圏の飛行実態が判明 全長300キロ超のルートも(毎日新聞)
 毎日新聞は航空機の位置情報を公開しているウェブサイトを活用して一般に広く知られていない在日米軍機の首都圏での活動実態を調査した。その結果、大型輸送機が東京や神奈川などの上空で全長300キロ超にわたる周回飛行を日常的に行うことや、ヘリが東京湾や相模湾といった洋上で低空旋回などを繰り返していることを確認した。

 日本政府は首都圏上空や沿岸部に米軍に提供している訓練空域はないと説明しているが、首都圏の広範囲にわたって訓練とみられる飛行が行われている実態が浮き彫りになった。……

 

 米軍の特権的な、首都圏上空での訓練飛行については、何度か紹介してきたし、近年、すごく実感できるようになっている。とくに低空ね。そのことを布施さんが解説しているのがわかりやすい。

 「一つ目は、日米地位協定で日本国内を自由に動ける特権を与えていること。二つ目は、米軍の飛行訓練は提供区域内で行うべきだという立場だった日本政府が1980年代に区域外でも実弾射撃などを伴わない訓練なら容認するようになったことだ。最後の理由が、米軍が管制権を握る首都圏上空の横田空域の存在で、米軍が優先的に利用できるようになっている。首都圏上空の管制権を外国軍隊に握られ、丸ごと訓練場と化している現状は、主権国家として極めて異常だと言わざるを得ない」と。

 アメリカ軍の軍事優先の横暴は、沖縄だけの話ではない。PFASなどにもそれはあらわれているではないか。ほんとうに、いま、よく考えたいことでもある。

 

 今日は夕日もきれいだった。

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2024/04/09

政党支持率「支持政党ない」41.3% NHK世論調査

 今日は朝から雨。雨はやっぱり嫌いです。出勤の途中、歩道が完全に水没しているところがあったり、嵐のような天気でもあったので、傘が半分壊れかけている。いやはや。

 今日は、職場でインタビュー①の原稿づくり。何となく、形になってきたかなあ。明日には仕上げにかからないと。

 今日は会議もあったし、いろいろ、先の企画の相談も開始する。体はまだまだ本調子じゃないから、とにかく、無理をしないようにしないといけないのだけど、なかなか。団地仕事のメールもきて、いろいろとストレスになることも多い。そういうものをどう回避するのか。

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 だけど、なんか薬漬けになっていて、ほんとに病人だなあ。カムバック健康。しっかりがんばらないといけない。

 

政党支持率「支持政党ない」41.3% NHK世論調査(NHKニュース)
 4月の各党の支持率です。

 「自民党」が28.4%、「立憲民主党」が6.5%、「日本維新の会」が4.7%、「公明党」が4.0%、「共産党」が2.4%、「国民民主党」が1.5%、「れいわ新選組」が1.7%、「社民党」が0.5%、「参政党」が0.5%、「みんなでつくる党」が0.1%、「特に支持している政党はない」が41.3%でした。……

 いまは、政治学者も含め、あまり政党分析というものがなされない。まあ、共産党は変な意味で、注目をされていたりするのだけれども(苦笑)。自民党分析というのはあまり目にしない。

 世論調査によると、「4月の自民党の政党支持率は28.4%」「自民党の政権復帰後で自民党の政党支持率が30%を下回ったのはいずれも岸田内閣で、去年12月の29.5%、3月の28.6%に続き3度目」「過去3か月の自民党の政党支持率を年代別に見ますと、50代と60代で支持離れが進み、50代では2月から15ポイント下がって18%、60代では7ポイント下がって25%となっています。その結果、2月に30%を下回っていたのは40代以下に限られていたのに対し、4月は60代以下のすべての年代で30%を下回りました」と。「特に30代以下と50代では10%台と低く、高年層への支持頼みの傾向が強まっています」とも。地域分布なども知りたい感じはする。はたして、このような動きが、選挙にどうかかわってくるのか。6月解散説はまだまだ消えないわけで。見通せない政局ではあるのだけれども。

2024/04/08

陸自部隊の「大東亜戦争」投稿を削除 防衛省「誤解を招いた」

 また、消えた。そんなの多いなあ。まだまだ本調子じゃないなあ。そんななか必死こいてインタビュー①の原稿づくり。まだ、構成に悩んでいる段階だから、時間がかかるが、後2日で仕上げにもっていかないと、インタビュー②が間に合わなくなる。焦るなあ、焦るなあ、焦るなあ。そんななかでも、家事も団地もあるから、どこかで手を抜く場面もつくらないともたないからなあ。うまくやらないといけない。

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 いろいろ気になることも多い日。タイムズを読んでいると、「42知事、辺野古代執行に賛否示さず 自治侵害の危機感薄く 基地受け入れ回答ゼロ」の記事。「名護市辺野古の新基地建設を巡り、沖縄タイムス社は朝日新聞社と合同で沖縄県を除く全国46都道府県知事にアンケートした。政府が沖縄県知事に代わり地盤改良工事手続きを承認した「代執行」が適切かを聞いたところ、9割超の42人が賛否を示さなかった。改正地方自治法に基づく初の代執行は自治体の権限を国が奪いかねない強権的な手法だが、大半の知事が危機意識を持っていない現状が浮き彫りとなった」「代執行についての回答を見ると、25人が「どちらともいえない」、17人が無回答で、3人が「適切」だった。「どちらかといえば不適切」としたのは達増拓也岩手県知事1人で、「協議や対話によって解決されるべきだから」と指摘し、新基地建設は「米側と再協議すべき」と訴えた」と。だだ、沖縄の負担が大きいと言うこと、「21人(45・7%)が「軽減すべきだ」と回答し」「基地受け入れの意思を示した自治体はゼロだった」が「「軽減すべきでない」はゼロだった」という面もある。ならば、基地は海外へ、アメリカへということは言えないのだろうか。議論の深化を感じるようになっていってほしいものだけど。

 

 次の記事もきになるところ。

陸自部隊の「大東亜戦争」投稿を削除 防衛省「誤解を招いた」(朝日新聞)
 陸上自衛隊大宮駐屯地(さいたま市)の第32普通科連隊が、X(旧ツイッター)の部隊の公式アカウントで戦没者追悼式を紹介する投稿に「大東亜戦争」という用語を使ったことについて、同隊は8日夜、この投稿を削除した。その後、「大東亜戦争」を使わない文章に変えて再投稿した。

 投稿は、硫黄島(東京都)であった日米合同の戦没者追悼式を伝えたもの。その中で「大東亜戦争最大の激戦地硫黄島」と記したことが、ネット上などで「日本の侵略戦争を正当化する用語だ」などと議論を呼んでいた。……

 自衛隊の戦前との継続性の問題は、靖国参拝を公的なものと位置付けていたこともそうだけど、多数ある。地方に行けば、自衛隊の教育施設、広報施設のなかに、戦前の日本軍を顕彰する、賛美する展示があったり、軍人神話がそのまま展示されていたりしていて、遊就館とかわらなかったりする。かつては、緊張感もある時代もあったのだろうけれども、自衛隊がそのある種の「軍隊」としての認知度を高めるなかで、無頓着におこなわれるようになったのかもしれない。このあたりの経緯は知ってみたい気がするが、メディアも含め、あまり関心がもたれずにきたのかもしれない。しかし、自衛隊の基地の要塞化がすすむなかで、戦争する軍隊に変貌しようとしているときにこの問題は重要なことだと思う。いろいろ知りたいところ。

 

2024/04/07

戦争の悲劇、繰り返さない 「集団自決」が起きた読谷村でチビチリガマ慰霊祭 「命どぅ宝」若者に継ぐ

 4月はあとにGWがあるので、工程がくり上がる。ただでさえ、経費節減で印刷方法がかわり工程がくり上がっているうえにだ。かつての通常の日程と比べるとほぼ一週間早くなっている。だから、結構、きつい。とにかく今日は、朝からインタビュー①の起こし、整理作業を超特急で。しかも、加齢での仕事スピードの低下に、長く続いた自粛生活の影響がまだまだ抜けきれないもとで、なかなか集中できず、まとまらないで、まだまだ、行き先が見えてこない。これからこれからの段階。いやあ、なかなか大変だ。胃がキリキリするなあ。

 しかたがないので、ときおり気分を変えたりするが……。

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 さてさて。

戦争の悲劇、繰り返さない 「集団自決」が起きた読谷村でチビチリガマ慰霊祭 「命どぅ宝」若者に継ぐ(沖縄タイムス)
[戦後80年へ]

 【読谷】79年前に「集団自決(強制集団死)」が起きた読谷村のチビチリガマで6日、遺族会主催の慰霊祭が行われ、遺族や地元関係者ら約40人が犠牲者の冥福と恒久平和を祈った。当時を知る人や遺族の多くが高齢のためガマに足を運ぶことができなくなる中、初めて慰霊祭に参加した若者たちの姿もあり、参加者全員で「命どぅ宝」の思いを共有した。

 チビチリガマで「集団自決」が起きたのは1945年4月2日。米軍が侵攻する中、ガマに避難していた住民約140人のうち、85人が犠牲になった。……

 「命どぅ宝」若者に継ぐは、大きな、そして正面から考え、模索し続けなければならない課題だなあ。そうした企画はくり返しつづけなければならない。大きな学びをしっかりとね。それが、これからのボクの人生の仕事にどうかかわらせていけばいいのかは、よくわからないのではあるが、いろいろボクも学び続けて、悩み続けて、いろいろな人と話し続けたい感じがする。そういうテーマでもある。

 なかなか面白くない書き込みが続くなあ(苦笑)。ちょっと、さえない日々。

2024/04/06

5月号ができました

 早朝仕事スタート。それは桜の下。途中で雨になってたいへんだったけど、桜の下っていうのは何とも言えない幸せだね。

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 午前中はインタビュー②の収録。いろいろトラブルがあったけど、何とか終了。お聞きした中身も、自分の個人的な体験とあわさって、ものすごく共感するないようで、ほっこり。このほっこりは、仕事をしていて、いちばん楽しい瞬間。

 

 その後はインタビュー①の起こし、原稿化作業を超特急で。こういう仕事をしているときは、つらさと楽しさが一体です。

 午後に上脇さんのお話を聞く時間があって、いろいろ話を聞いて、また新しい話も聞く。政治とカネは、ここまで闇は深いのかと痛感。それはそうだな、日本の政治はあまりにも私的なものとして運営され過ぎていてっていうことも痛感。

 

 さて、5月号ができました。

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 なんたって、緊急の赤嶺論考。代執行以降の沖縄の思い。今進む、自衛隊基地の要塞化について論じます。今年の憲法特集は関西の面々。集団的自衛権行使容認、そして安保三文書で変質して日米同盟の下での改憲を考える鋭い論考と、政治改革のもとでの民主主義のいまを、選挙制度の政治とカネの面から論じ切ります。そして今問題になっている経済安保の問題の論考、そして戦争の芸能についての論考など、ぜったいのおもしろい一冊です。

 

 民主主義に対して、不信をもってしまう今日このころなんだけど、だけど民主主義を実感できる機会は身近にあったりするはず。つねに民主主義の大事さも問いかけ続けないと。

 

2024/04/05

大学生の生活費「1日653円」の計算に…首都圏私立大に2023年度入学した自宅外通学生 東京私大教連

 やっと自粛を解禁。桜の下を出かけます。

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 桜の木も老朽化し、思い切った剪定がすすんだため、枝ぶりに迫力がないのが寂しいところです。

 今日はとにかくインタビュー①の起こし作業をすすめます。新しい分野で、知らないことも多く、いろいろ整理していくのがたいへんで、やはり時間はかかりそうです。

 途中に会議もありました。

 

大学生の生活費「1日653円」の計算に…首都圏私立大に2023年度入学した自宅外通学生 東京私大教連(東京新聞)
 昨年4月に首都圏の私大に入った新入生のうち、自宅外通学者の生活費は月平均1万9600円だったことが、私大などの教職員組合でつくる東京私大教連(委員長・濱岡剛中央大教授)の調査で分かった。仕送りから家賃を引いた額で、1日653円で暮らしている計算になる。
◆仕送り↓ & 家賃↑ 「長時間バイトせざるを得ない」
 仕送りの減額と家賃の高騰を受けた。教連の田中雅敏中央執行委員(東洋大教員)は「多くの学生は生活のため長時間アルバイトせざるを得ない」とし、学費や奨学金返済の負担軽減、私学助成の増額などを国会に求める署名を集める。
 1985年度から毎年調査。39回目の今回は昨年5~7月、東京、神奈川、埼玉、栃木の1都3県の13大学・短大の新入生の保護者に調査票を配り、3905件の有効回答を得た。

 自宅外通学者(1383人)の仕送りは、出費が落ち着く6月以降の平均で月8万9300円。前年度比700円増で、ピークだった1994年度の12万4900円より3割近く減った。家賃は平均6万9700円で過去最高だった。……

「自宅外通学者が受験から入学までにかかる費用は、230万2181円と過去最高。家具やパソコンなど生活用品費が36万3800円で特に上がり、前年度比14%増。仕送りなども加えた、入学年にかかる総費用は312万7281円で、世帯の税込み平均年収952万円の32.9%を占める。」 「自由回答欄には「学資保険などで1000万円を準備したが足りず、奨学金を借りた」「子供2人の学費280万円、パソコン購入や定期代など300万円超。年収500万円未満の家庭ではあり得ない」「政府の子育て支援は小さな子だけでなく、いちばんお金がかかる大学生にも」などの声があった。」

 それでも、だまって、ほんとうに親も子も苦しいギリギリの生活をやって、お金をかりて乗り切るのだろうか。これだけでも、広く声があがっていくと、かわるのだけれども。

 これがその調査結果

2024/04/04

18歳意識調査「第62回 –国や社会に対する意識(6カ国調査)–」報告書

 今日はインタビュー①の収録。たっぷり1時間半ほど話をお聞きして、おもしろかったし、勉強になった。しっかり原稿をつくらなければなりません。午後からは、さっそく起こし作業。思いのほか自粛生活が長引いてしまったので、しっかり、仕事をしないといけません。20240404_091144

 そうか。水仙も植えていたのかと今頃気がつく。はじめてだな、植えたの。

 

 団地の桜も、いよいよ見ごろ。

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 もう一つ、気持ちがのらないところだな。あまりにも長かった自粛生活。めざせ、健康体!!!!!

 

18歳意識調査「第62回 –国や社会に対する意識(6カ国調査)–」報告書 日本財団 2024年4月3日を見る。

 18歳の調査であることが大事。

・自分の国の将来について、日本は「良くなる」が15.3%と、他の国に差をつけて6カ国中最下位となった。一方で、「悪くなる」との回答は、イギリス、アメリカ、韓国の順に多かった。「良くなる」という回答が最も多いのは中国(85.0%)で、次いでインド(78.3%)が多い。

・日本では、「知力やスキルを持つことは、成功につながる」「努力は、成功につながる」に同意するとの回答が多い。日本以外の国では、「若者への支援は充実している」に同意する割合は「高齢者への支援は充実している」に同意する割合と大きな乖離はないものの、日本では大幅に下回る。

・日本では「自分のしていることには、目的や意味がある」「将来の夢を持っている」「自分は他人から必要とされている」「自分には人に誇れる個性がある」で、他の国に10pt以上差をつけて同意するとの回答が少なかった。


・自身と社会の関わりについて、以下の全ての項目で日本は6カ国中最下位となった。日本では、唯一、「自分が生きていくうえで、他人に迷惑をかけないことは重要だ」が7割を超えた。

・日本は他の国と比較して、本を読む頻度が低く、「~それ以下」(月1回未満)との回答が45.0%を占める。一方で、テレビを見る頻度は比較的高く、「ほぼ毎日」との回答が52.9%と6カ国中最も多い。日本は他の国と比較して、新聞(新聞社のネット記事含む)を読む頻度が低く、「~月1回」(月1回以上週1回未満)との回答が56.6%を占める。SNSの投稿を見る頻度は、6カ国共通して9割程度が「週1回以上」と回答している。

 もちろん、高齢者への支援は充実しているは大いなる誤解ではあるが、若者支援の薄さへの不満は多いが、その先が見えず、自己責任に封じ込められているさまも見える。とても、難しさも感じるが、なるほどこう感じているのか、と、ある種の健全さも感じないわけではない。

 いろいろ考えたいことは少なくはない。

2024/04/03

「岸田派の3000万円どうなった」首相処分見送り、自民でも反発

 うむ。今日もまだ自粛生活。だんだんと気弱になってくる。だけど、まだまだだるいので、できるだけ横になっていたり。早く治すために、できるだけ何もしないようにした。明日こそ、明日こそ!!

 夜、ちょっと外にでたら、団地の桜もずいぶん咲いている。

 やっと、本格的に春だ!

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「岸田派の3000万円どうなった」首相処分見送り、自民でも反発(毎日新聞)
 自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件で、安倍派幹部らが「離党勧告」「党員資格停止」などの処分を受ける一方、岸田文雄首相への処分が見送られる公算が大きくなり、党内で首相への不満が高まっている。一連の問題では、首相が会長を務めていた岸田派(宏池会)でも約3000万円の不記載が判明した。処分基準自体も曖昧で、将来に禍根を残す可能性がある。

 「岸田派の3000万円はどうなったんだ」。処分対象となる安倍派中堅は、首相を処分対象から外した党の方針に対し、そうぶちまけた。……

 岸田派への不満は、ある意味当然であるにしろ、ここからも自民党の暗闘が見えてくる。安倍派つぶしとともに、つっぱしる岸田さんと、麻生・茂木にとる岸田へのけん制が政治報道をしている記者のもっぱらの観測。6月解散・総選挙をめぐっての駆け引きがはじまっている。そこに小池・二階がかかわってくるとか。こちらの側が、論戦の主導権を握れるのか、メディアが本来の役割を果たせるのか?

 一方で、こんな報道もある。「安倍派の今村洋史元衆院議員側が販売ノルマ超過分として同派から220万円の資金提供を受けた翌年の2023年、次期衆院選で出馬予定の東京9区内で東京都練馬区の自民系区議らに対し、区議選の陣中見舞いなどの名目で現金を配布したとみられることが3日、関係者への取材で分かった。少なくとも5人が各10万円を受領。一部は取材に返金したとしている」(共同通信)。おそらく、裏金というのは、このように使われてきたわけで、その闇をみんな知っているから、上記の不満は倍増するわけで、なぜ、安倍派だけなのだと。

 そうした、自民党政治の闇を、白日の下にさらすことができるのか。そこの政治、民主主義の再生がかかっているはずなのに。

2024/04/02

岸田首相は破れかぶれ ジェラルド・カーティスさん語る失われた政治

 春、満開。

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 今日も自粛生活。さすがになあ。1週間以上ずっと自粛生活をしていると、やっぱり息がつまる。退職したらこういう生活になるのかなあと、想像したり。追われているものがないと、少しはのんびりできるのか、それとも、耐えられなくなるのかとか。1・3拠点で、そういう生活に部分的になったらどんな感じかなあとか、多少はいろいろ考える。のんびりはしたいのけど、いまは体がだるいのがつらい。とにかく眠い。はやく、元気になれればいいが、体力が落ちているのはあきらかで、だるさの原因が、そもそもの疲労と体力低下にあるのか、花粉症にあるのか、それとも……。そこは、正直、よくわからなくって、前者2つのようにも思えるところ。

 そろそろ先のことを考えないといけないと、いろいろ資料の整理をしてみたり、たまった大事仕事をコツコツかたづけたり。粘り強く、取り組まないといけないのだけれども。

 

 今日の朝日は、ジェラルド・カーティス。

岸田首相は破れかぶれ ジェラルド・カーティスさん語る失われた政治(朝日新聞)
 初来日から60年、ずっと日本政治を間近に見続けてきた米国の政治学者で、コロンビア大学名誉教授のジェラルド・カーティスさん。裏金問題で混迷する自民党の機能不全に「政治の創造力が失われている」と厳しい目を向けています。

 ――現状をどう見ますか。

 「最近よく耳にするのが『マグマ』という言葉です。国民の不満がたまっていて、いつどういう形で爆発するかわからない。いずれにせよ、このままでは収まらないでしょう。私は今こそ政治が変わりうる時だと思うのですが」……

 御年84歳。まだまだ鋭いと言えば鋭いが、当たり前と言えば当たり前とも言える言説。そこには、やはり、そうだと思える政治の姿が描かれている。「最近よく耳にするのが『マグマ』という言葉です。国民の不満がたまっていて、いつどういう形で爆発するかわからない。いずれにせよ、このままでは収まらないでしょう」というが、そのようになっていくのか? 「岸田首相がポストを手放さないために、国会会期末の6月までに衆院を解散する可能性はあります。このままでは9月の総裁選に出られないでしょうし、出ても負ける公算が大きい。自民党は生存本能が強いので、総裁選に女性をたて、初の女性首相を誕生させて次の総選挙を乗り切ろうとするかもしれない。それで自民党が過半数をとれば、裏金問題は忘れ去られ、結局、何も変わらないことになります」とも言い、結局は、国民の責任だと言う。それはそうなのではなるのだけれども、それはそれで、元も子もない話になってしまうので……。いずれにしろ、政治にかかわる人間としても、大きな試練のときであるのはそうなんだと思う。

2024/04/01

映像記録 東京裁判

 今日も、外出自粛の日が続く。からだがだるいのが気になるが、その原因は、花粉症かもしれないし、もう一つよくわからない。はやくよくなりたいものです。でも、仕事や団地仕事が山積みだし、家にいて、汚いお部屋を何とかしたいというストレスも強まったり(笑)。

 インタビュー①②の内容を決めるべき、メールのやりとりをする。頭が働いていないけど、こんな感じかなあ。新しい分野、久ぶりのテーマであったりして、しっかり勉強しなくてはいけないのだけれども。そろそろ、ちょっと、がんばらないといけない。

 

 夜は映像の世紀バタフライエフェクトは、映像記録 東京裁判。

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アメリカなど11か国が裁判官と検察官を務めた東京裁判は、日本の戦争指導者の責任を追及する様子を世界に発信するため、照明など撮影に万全の体制を整えた法廷で行われた。被告人25人のうち7人に極刑が言い渡された。傍聴していた作家・川端康成は、「劇的な人間の生と死との分れ目を私は眼前に見て、深く打たれるものがあった」と記している。東条英機、広田弘毅など戦争指導者が裁かれた東京裁判の2年6か月をたどる。

 東京裁判と言えば、小林正樹の有名なドキュメンタリーがあるからなあ。今日のそれは、東条や広田という人物に焦点をあわせる。登場は自衛戦争を主張し、広田は沈黙した。が、番組そのものはそれ以上は裁判のなかで、何が争われたのかは踏み込まない。もちろん、明らかにされたことにも。おやっと思ったのは戦後の歩みで、ニュルンベルグとの比較との関係で、ブラントの演説をだしてきたり、井上ひさしの三部作にふれてみたりするのだけど……。この裁判の歴史のなかでの意味を描くのは、45分の枠では難しいのか、全体として、何を言いたいのか、ボクにはよくわからなかったなあ。

 ただ、久しぶりに、東京裁判については、もっと考えたいと思った。いまの時代だからこそ、考える意味があるとも。

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