不登校の主要因は「本人の無気力」より「先生との関係」 民間が調査
今日は、朝から団地の防災訓練! 自主防災会本部長として参加。実に4年ぶり。立ち上げまではいろいろ難しかったけど、それなりに関心も熱気もあり、やってよかったという感じ。
やっぱり、これだけ、災害が続き、現実に、行政のやっていることは実態にあわないというか、あいようがないというか……。それだけに、関心は低くはないとは思う。
その後は、今後の企画のための資料整理にうつる。とにかく、問題意識を立ち上げて、もっと勉強しないといけないわけで。貧乏性だなあって自分でも思う。原稿も一本やってきた。明日からは提稿作業も本腰を入れないとなあ。
ところで、これは気になる調査。
不登校の主要因は「本人の無気力」より「先生との関係」 民間が調査(朝日新聞)
フリースクールを運営する有志が昨年、子どもが不登校になった要因を保護者に尋ねるアンケートを長野県内で実施した。不登校の原因を探る調査は文部科学省も毎年、実施している。にもかかわらず、独自に調査したのは、文科省の調査が実態把握につながっているのか疑問があったからだ。独自の調査によって得られた回答は文科省調査とは大きく異なる結果となった。……文科省は毎年「児童生徒の問題行動・不登校調査」を実施し、不登校の子どもを対象にその要因を調べている。実態把握と適切な支援につなげることを目的とし、学校の教職員が調査を担っている。……
文科省調査には「教職員との関係をめぐる問題」が原因かと尋ねる質問項目があるが、調査を担う教職員が自らその項目を選ぶだろうかという疑問もあった。
文科省によると、年間30日以上欠席する「長期欠席」のうち、病気や経済的な事情を理由とする場合を除いたものが「不登校」になる。この不登校の定義も気になった。例えば、自律神経の乱れから朝起き上がれなくなる起立性調節障害のため学校を休む場合は、病気のため不登校に含まれない。……
文科省の調査は、教員対象の調査ということはずっと問題として指摘されていたことだけど……。調査をしたNPOなどの人たちの「不登校の当事者や保護者にすれば、学校での出来事が不登校の原因と考えるのが普通」でも、その実態が学校側が回答する調査からでは見えづらくなっているというのはそのとおりだと思う。NPOなどの人たちは文科省調査と比較するため、質問は同じにした。小学生216人、中学生55人、高校生2人の計273人分の回答が得られたという。「無気力・不安」とする割合は文科省調査では小中学校ともに最も高く、小学生で42・9%、中学生で39・3%だったが、独自調査ではそれぞれ12・5%、12・7%にとどまったそうだ。逆に独自調査で最も高い割合を占めたのは「教職員との関係をめぐる問題」で小学生が17・1%、中学生が10・9%。「いじめ」が原因とする割合も高く、小中でそれぞれ10・2%、5・5%という結果だったという。「いじめ」が高いのが特徴であるとともに、多くの人の実感ともあっているのではないか。ほかにも、文科省の調査は14項目の中から回答を一つ選ぶ。村上さんたちはこのやり方とは別に「複数回答有り」でも調査してみたのも興味深い。複合的な要因が読み取れるから。教育の問題では、この複合的な視点はとても大事だと思うから。
今日もいい天気だった。家で仕事をしていると、やっぱり団地のいろいろな問題も飛び込んでくるし、仕事以外の、しんどいことがおこる。仕事もそうだけど(苦笑)。やっぱり、いろいろ気にしいだし、気が小さいから、しんどさに苦しくなる。しゃあない性分でもあるのだろうなあ。
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