「生活保護を受けるのは、あなたが悪いから」 桐生市のあやまち
今日は朝から健康診断。
13年前は、11日に地震で、自宅へは帰れず、職場にとまって、そのまま翌12日に健康診断に行ったのだった。
結構、混んでいて時間がかかった。胃カメラは去年はできなかったので久しぶり。ちょっと疲れました。
お昼からは、提稿デー1日目。眠くって、なかなかすすまない。とりあえず今日は2本。
団地仕事もいっぱいある局面。いろいろ文章を必死でつくり続けている。
夜になっても、家事も、仕事も、団地仕事もなかなか終わらないなあ。
今日は3・11。この日はやっぱりいろいろ考える。とりわけ、これだけ災害が続くとなあ。
さて、今日はこの記事。桜井啓太さんが大事なことを言っている。
「生活保護を受けるのは、あなたが悪いから」 桐生市のあやまち(毎日新聞)
群馬県桐生市が生活保護受給者に1日1000円ずつ生活保護費を手渡しし、全額を支給していませんでした。求職活動を支給の条件にし、ハローワークに行ったか確認するため、職員の印鑑が押してある書面の提示を求め、家計簿もつけさせていました。
なぜこんなことが起こるのか。生活保護ケースワーカーの経験もある、立命館大学准教授の桜井啓太さんに聞きました。【聞き手・須藤孝】
◇ ◇ ◇
生活保護バッシングの結果
――桐生市だけの問題でしょうか。桜井氏 国が厳格化に大きくかじをきった、2013年の生活保護法改正と、その前年12年のお笑い芸人の親族の生活保護受給をめぐるバッシングの影響があります。
「いのちのとりで」訴訟で問われている13年の生活保護基準引き下げ<生活保護は誰のため 「最底辺であるべき」なのか>と深いところでつながっています。
実際に桐生市の保護率を見ると、11年をピークに12年から反転し、現在はピーク時の半分まで受給世帯が減少しています。……
「貧困に陥るのは、個人の家計のやりくりに問題があるからではないか」「ハローワークへ毎日行かない態度に問題があるのではないか」という考え方がいまだ根強くあることも痛感させられる。生活が苦しいことを個人のやりくりの問題にしてしまう。生活ができないのは、やりくりができないあなたが悪いというわけだ。「生活保護の基準は、社会の抜けてはならない最低ラインを決めているものです。生活保護基準を下げることは、社会の最低ラインを最底辺へ近づけることです。生活保護を受けている人を中傷するのは、自分たちの社会を傷つけることです」という桜井さんの言葉は大きいなあ。
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