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2024年2月

2024/02/29

ニコニコの政倫審中継で「珍現象」岸田首相へ批判コメント殺到 答弁の映像が文字でかき消される

 明日朝には東京に戻り、職場での仕事です。いやだなあ(笑)。今日は、そのために、資料を読んで、メールをして、まだ、ページが埋まっていないので、相談の電話をして、メールをして、いろいろすすめます。ただあんまりすすまないなあ。

 それでも、今回、こちらにきたミッションの1つは、今日やっとなんとかなりそうな状況もつくられ、ホッと一安心です。うん。

 問題はさてさて、今月を乗り切れるかというところからスタートです。

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 さて、今日は政倫審です。

 

ニコニコの政倫審中継で「珍現象」岸田首相へ批判コメント殺到 答弁の映像が文字でかき消される(日刊スポーツ)
 自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件をめぐり、29日に国会内で行われた衆院政治倫理審査会(政倫審)での岸田文雄首相が答弁した際、中継した「ニコニコ」の画面に、岸田首相への批判コメントが殺到し、首相が話す様子の映像がコメントでかき消される「珍現象」がみられた。

 ニコニコの中継画像では、ユーザーが書き込んだ白文字のコメントが、右から左へ流れていくことで知られる。

 岸田首相は午後2時すぎから弁明と各党議員の質疑に臨んだが、首相の弁明が始まると「もう辞めてよ」「自民党解体」「中抜きするなよ」「全員クビ」「二階と森を出せ」「口だけで結局やらない」「自民党に自浄作用はない!!」など、首相や自民党に対するコメントが殺到し、すさまじいスピードで右から左に流れて行く様子が確認された。…

 政倫審は政倫審で、首相らの弁解というか、自説の主張が続く。何なんだよなあ、これは!!!

 追及者も、しっかり問題の本質に迫る議員の少ないこと、ここもなあ。しっかり、議論のなかで大事なことをつかみ出して、何とか次の段階(証人喚問)にもっていかないとなあ。ほんとに、それが大変なこと。しっかり、がんばらないといけないなあ。

2024/02/28

矢臼別 それから 「国税庁が「在日特権」否定 税優遇あるか問われ答弁」

 今日はとにかく、朝から矢臼別での、県道104号越え実弾射撃訓練の監視行動に参加。
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 朝の8時半から夕方4時半まで参加。風が強かったせいか、確認できたのは4発。実態が明らかにされないなかで、いろいろなことを考えながら、じっと待つ。音はやはり不気味だなあ。なぜ、こんな訓練がされるのか、軍事的な有用性があるのか、政治的な思惑があるのか??? 日米同盟の異様さも感じながら…。

 監視行動を続けている人の思いにもふれて、いろいろ考えた。

 SACOから27年余、そのこともいろいろ考えます。

 さて、驚くようなこんな話。

国税庁が「在日特権」否定 税優遇あるか問われ答弁(共同通信)
 28日の衆院予算委員会分科会で、在日コリアンへの憎悪をあおるデマとして知られる「在日特権」が取り上げられた。日本維新の会の高橋英明氏が、税制面の優遇措置といった特権はあるのかと質問。国税庁は「対象者の国籍であるとか、特定の団体に所属していることをもって特別な扱いをすることはない」(田原芳幸課税部長)と否定した。

 高橋氏が「在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)とか、それに関わる法人個人も一切の優遇措置はないのか」と聞くと、田原氏は「特別な取り扱いをすることはない」と明言した。…

 日本にすんでいる外国人の人権は、国際的な標準に比して保障されていないことが批判されているのは世界からすれば有名なことなのに、こんな議論が平然とされるのが日本の政治の世界。なんともはやであるなあ。 

2024/02/27

2023年の出生数75万人 減少加速 婚姻は戦後初の50万人割れ

 昨日から、来月インタビュー①、対談①(もしかしてインタビュー②③になるかも)、それから原稿のための準備を進める。結構、粘り強さの必要なしんどい仕事。

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昨日はこちらにきた目的の作業も少し。なかなかうまくいきません。だけど、昨日は雪、そして今日は風。気温より体感的に超寒いっす。ほんとにこちらは寒いです。

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 朝からワイドショーは、メジャーの話から、スタンフォードに進学した高校球児の話。なんで、こんなことまで報道すんだろうと思うわけだけど、面白かったのはハーバードの人の話。あちらの名門校は、教員は学生を落とさないと、なぜならそれは教員の質の放棄になるからだと、向こうの教員は徹底して学生を支援すると。イギリスだって、名門校はチュートリアルという独特の教育制度をもっている。英米の大学は徹底して教育を重視する。そこにも、日本の大学との違いを感じる。日本の大学は、学生に冷たい。自己責任の社会だな。

 

2023年の出生数75万人 減少加速 婚姻は戦後初の50万人割れ(朝日新聞)

 2023年に生まれた子どもの数(外国人を含む出生数)は、75万8631人で8年連続で減り、過去最少となった。婚姻数は48万9281組で、戦後初めて50万組を割った。出生数は前年に初めて80万人を下回ったが、減少スピードに拍車がかかっている。

 厚生労働省が27日に公表した23年の人口動態統計(速報)で明らかになった。出生数は、前年比で4万1097人減。速報値ベースで出生数が100万人を切ったのが17年。以来、3~5%程度で減少し、22年には80万人を割った。23年の減少率は前年比5・14%で、22年(同5・12%減)よりわずかに拡大した。…

 こちらも、新自由主義的自己責任社会のなせるわざだな。ほんとうに、冷たい社会だ。それでも、一面では個人を解放した。実は、その次の社会のありようを見いだせていないのかもしれない。

 

 いろいろしんどい仕事に、たいへんの状況と、難しい人間関係つかれて、できるなら安ぎたいのが本音。だから、最前線でがんばりぬいている人を見ると、正直、自分が情けない。だけど、この社会の状況からは逃れられない。ほんとに、向かっていく以外道はないのだろう。すすむべき道に悩み続けるしかないのだろうけれどもね。

2024/02/25

(フロントランナー)神戸学院大学教授・上脇博之さん 公権力の暴走を止める

 日曜日なのに…。来月企画のための資料読み。それから、インタビュー①の内容を決めるための資料の読み込みとメモづくりとか。だけど、眠い。疲れを取って、気持ちをリフレッシュして…。頭が働かないなあ。

 夕食は、イタリアン風。キノコのマリネ、生ハムサラダ、タラのトマト煮、ペペロンチーノをつくる。それはそれで気分転換。

 

 敬愛する上脇さんが朝日のBeに登場!!!

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(フロントランナー)神戸学院大学教授・上脇博之さん 公権力の暴走を止める(朝日新聞)
 すごい壊れっぷりである。自民党派閥の政治資金パーティーの問題。法律をつくった張本人が法律を守らない。どう見ても組織ぐるみの「犯行」なのに会計責任者の個人的責任で処理される。キックバックしたおカネの使途は不明のまま、「派閥の解散」である。

 事件の発端は2022年11月の「しんぶん赤旗日曜版」のスクープだった。その報道をもとに政治資金収支報告書をこつこつ調べ直し、東京地検に刑事告発したのがこの人。特捜部の捜査のきっかけをつくった。

 政治とカネの問題を追及する第一人者。最初の告発は00年、新進党が分党した6党の政党助成金の受給問題だった。01年には自民党本部の組織活動費名目の使途不明金の問題も告発した。「正確に覚えていないが、過去100件以上は告発してきた」と話す。…

 

 上脇さんは、「憲法は公権力に歯止めをかける法。その研究者が政府や大臣、国会議員の暴走を止めるために運動するのは不自然なことではない」という。憲法は、そして学問は何のためにあるのかを言い表した上脇さんらしい言葉がうれしい。「法哲学の勉強は面白かった。「正義論」をもっと勉強したいと思ったが、正義論という学問は抽象的。本を読んだだけで、自分が本当に理解できているのか不安だった。そのことを教授に相談すると「法解釈において正義はどう実現されるのかという点に着目したらどうか」と言われ、憲法に“方針転換”した」という言葉がいいなあ。正義のために、正義の実現、それを心に刻みたいと思う。

 コロナ以後、いやもう少し前からか、なかなか直接お会いすることができないでいる。お忙しいし、お体の調子も気になる。「家ではもっぱらノンアルコールビールです。飲むと、連れ合いが「大丈夫なの?」と心配そうにいうので、じゃあ飲まなくていいかと。僕はそういうことでは争いません(笑)。」というのはボクも学ばないといけないなあ。

2024/02/24

女性議員数はアジアトップクラスの台湾国会 4割超、クオータ制導入「男性議員の質も上がる」

 今日は久しぶりにいい天気です。

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 朝から、少し掃除。それから団地のいろいろな相談への対応などなど。

 今日からお出かけもあるので、基本は仕事は資料読み。読まなくっちゃ、読まなくっちゃ、読まなくっちゃ。

 だけど、お出かけ先は、すごく寒い!!!

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 数日間、寒い中での生活です。

 ずっと、心身共に疲れているから、リフレッシュが目標です。まあ、こちらにいることでリフレッシュできるかはわかりませんが、こちらの暮らしも少しはつくっていければとは思うところですが。

 さて。

女性議員数はアジアトップクラスの台湾国会 4割超、クオータ制導入「男性議員の質も上がる」(共同通信)
 台湾で1月13日に総統選と同時実施された立法委員(国会議員=定数113)選では、女性の当選者が4割を超えた。背景には議席の一定数を女性に割り当てる「クオータ制」がある。制度は段階的に整備され、女性の政治参画を促進。「議会の質が高まった」とメリットが指摘されている。

 「男性66人 女性47人」。台湾の中央選挙委員会が公表した立法委員選の当選者には、女性の名前が並ぶ。女性比率は前回の2020年と並ぶ約42%。アジアトップクラスの多さを誇る。…

 台湾のクオータ制は2005年、憲法を改正し「立法委員の比例区(定数34)について、各政党は獲得議席のうち女性の占める割合が半数を下回ってはいけない」と盛り込んだ。1995年に約14%だった女性立法委員の比率は、憲法改正後の2008年には約30%に倍増。大事なのは、比率が低いと女性は発言権が弱く、男性議員に迎合してしまう「男性化」が起きるということだそうだ。だが「女性議員が一定以上になると競争が高まり、男性議員の質も上がる」と。これって大事だなあと、痛感する。

 いろいろなことを知らなきゃ。いろいろなことを考えなきゃ。

2024/02/23

非正規社員の手当格差への「指導」、1700社超に急増

 今日は××××日。いらんなあ。でも自宅。通勤がしんどい、取材にでかけるのがしんどい。はなはだ老化が激しいなあと反省。花粉症の薬の影響はやっぱり強い。朝から雨で、寒い。それでも、外の風景は春が近い。

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 色がいいなあ。

 休めばいいのかもしれないが、ここまで企画が決まっていない現状を前に、あれこれ考えてしまう。朝から、まずは、来月インタビュー①の準備の資料探しをして、それから資料の整理、とりわけ新聞の整理。あれこれ、おもいついた企画を書き出してみる。まだまだ、空想的で、ぼやっとしているし、筆者も具体的、現実的ではない。ここからどう詰めていくのかが大変な作業なのだが、そんなことは誰も知らない。読めてない、読めてない、読めてない。

 企画を考えながら、株価の最高値についてあれこれ考える。基本は、外貨だのみの株高であるわけだけど、バブルのときより、いまが健全という解説まであったりするのも驚きである。たしかに、一定の大企業は大儲けをしている。しかし、それはどちらかというと本業のもうけ出なかったり、外国にいってもうけているわけである。日本国内ではなかなか厳しさはかわらない。一部の大企業では、春闘は、ベアも含めてこれまでより高い要求に、満額回答という報道もある。だけど、どこまで、必要な要求となっているのだろうか。同時に、それが他の企業、とりわけ中小企業に広がるのか。政治はそこでも、具体的な役割をはたすわけではなく。そもそも、成長戦略といいながら、新しい科学技術を開発していくうえで、政治は本来あるべき役割をはたさず、ただ、大企業を支援する。大企業は大企業で、新しい技術への本格的な投資をしぶっていて、ただただため込んでいる。そういうなかで、空前の貿易赤字も記録する。アメリカのような社会になっていくのだろうか。だけど、アメリカとちがって、基軸通貨国ではないのだから、いずれは、この状態は破綻につながる。だけど、それを解決するような、力が国内でつくられるわけではない。うーん、GDP4位は、さらに、すすむのだろうなあ。

 足元から解決すべきなのに、何もかわらない現状、いっそうひどいが続く。

非正規社員の手当格差への「指導」、1700社超に急増(日経新聞)
 正社員と非正規社員の間の不合理な手当格差について、厚生労働省が企業への是正指導を強めている。2023年度の指導件数は11月までで1702社と前年度の約12倍に急増。18年の最高裁判決などが後押しした。企業は非正規社員の処遇の見直しを迫られる。

 2月上旬、岐阜市内の厚生労働省岐阜労働局。雇用環境・均等室の山村千華室長が、「同一労働・同一賃金」の法的要件を定めたパート・有期雇用労働法を使って企業への...

 これは変わるのだろうか。どこまで実効性のあるものになるのだろうか?

2024/02/22

東京の中野区議が扇動した結果…法務局が差別投稿49件の削除要請 区議は取材拒否

 籠城明け。花粉症の薬のせいか、朝起きられない。ほんとうに嫌な季節。しかし、薬に敏感すぎるのか、花粉症の薬はほんとうに苦手だ。

 朝から、来月インタビュー①のための資料検索、入手、読みなどからはじめる。さらに、企画の相談、それから、それから、来月対談①の相談も。なんとかうまくいくでしょうか。お昼には実務(合わない!!!!!)、それから、団地の文書作り。これからいっぱい文書をつくらないといけない。

 今日も雨で、少し、寒い。傘がこわれたので、昨日から、新しい傘。

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東京の中野区議が扇動した結果…法務局が差別投稿49件の削除要請 区議は取材拒否(沖縄タイムス)
 東京都中野区の吉田康一郎区議がツイッター(現X)上で差別を扇動した結果、フォトジャーナリスト安田菜津紀さんに対する差別投稿が蔓延(まんえん)し、うち49件の削除を東京法務局が運営会社に求めたことが分かった。被害を申告していた安田さんらが21日、都内で記者会見して明らかにした。

 吉田氏は2022年7月、安田さんを名指しして「父親は在日コリアン2世で、元韓国籍、後に日本国籍を取得」と投稿した。これに返信する形で多数が「帰化取り消しを」「汚鮮」「反日で商売している」などと差別投稿し、3日間で少なくとも92件に達した。……

 申し立てから1年弱。やっと法務省はこのような認定をした。だけど、驚きなのが、法務省が行っている手続きは、X(旧Twitter)の通報機能を使うのみ..。これは衝撃的な事実!!!。本気度が問われる。せめて文書は出さないのか? 結果、今回、認定された49件のうち、実際に削除されたのは3件……。

 詳しくはD4Pのラジオでどうぞ。

https://twitter.com/NatsukiYasuda/status/1760211755085500910/photo/1

 朝日の、朴裕河はひどかったなあ。朝日はこういう人を出すのかとがっかり。歴史学者でないのに、自説を強弁するその姿勢は、ほとんど何を言っているのかがよくわからない。強制連行そのものも何をさすのか、ほんとに安倍さんと同じなの? 構造的問題とか、階級問題とか、とても曖昧に言葉をつかう……。話が展開していくと、どんどん歴史学の実証研究の成果からも大きく離れていく。その成果を後付けの曲解だと決めつける。うーん。なんなんだこれは!

 

 

2024/02/21

学術会議の任命拒否、解明求め提訴 経緯示す文書不開示は「違法」

 籠城2日目。なんとか終了。ふー、ほっと一息。花粉症の薬を昨夜、半分飲んでみる。朝からダルい。眠い。そして、忘れ物❗ さらに気の重いことも続く。それでも、終わったから!!!
 いろいろ面倒なことも押しかけてくる。気持ちはこちらも重たくなるけどね。

 とにかく読みたい本を読みたいなあ。じっくりやるべきことがしたいなあ。

 

 一日遅れの記事だけど、やっぱりとても大事ではあるので。

 

学術会議の任命拒否、解明求め提訴 経緯示す文書不開示は「違法」(朝日新聞)
 日本学術会議の会員候補に推薦された学者6人が、菅義偉前首相から任命を拒否された経緯に関する文書を不開示とされたのは違法だとして、国を相手に決定の取り消しなどを求める訴訟を20日、東京地裁に起こした。これまでの開示請求の過程で、政権が早い段階から学術会議への介入を始めていたことが明らかになったといい、弁護団は「さらに経緯を明らかにしたい」と話す。

 原告は、加藤陽子・東大教授や宇野重規・東大教授らで、個人情報の開示請求権に基づき、自分たちの任命拒否に関する文書の開示を求める。ほかに法学者や弁護士ら166人も、情報公開法に基づく開示を求めて同時に提訴した。……

 もう3年半もたつ。だけど、ぜったいに曖昧にできない問題である。その決意が伝わってくる提訴でもある。なによりも、いま、学術会議の「改革」をめぐって、争点となっているのは学術会議の「独立性」の問題。つまり、自立性の問題だ。ここはぜったいに譲れない。なにより学問をしなせてはいけない。ちなみに、政権が早い段階ににかかわって、訴状では、6人の氏名と肩書、「R2・6・12」の文字、全体に大きくバツ印が書かれた別の公文書も同時に開示された。20年9月に任命決裁をする約3カ月前、安倍政権時代の同6月に官邸側から学術会議事務局への伝達内容を記録した文書という。

 

 帰りの駅。まだ、電飾が。電気代もったいないなあ。というか、エネルギーがもったいない。まわりが華やかなところでもなんでもない、田舎の駅なのに。なんのためここまでやるのかああ。

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2024/02/20

小学校正規教員3年で全員出向へ 奈良教育大学長の方針に教員が反発

 今日から工場籠城。今日も眠いなあ。おまけに鼻がぐちゅぐちゅでつらい季節です。あーあ、いつまで続くのかなあ。

 明日は??? 寒いんでしょう。

 でもって、今日は一日中、ゲラとにらめっこ。

 体が疲れていると、気持ちも内向きになる。いろいろなところで、難しい人間関係、合意や議論の難しさに直面し、いろいろ気をつかっているとものすごくしんどくなる。次に進むのがものすごく難しいなあと思えてくる。とりわけ、意見の違う人との関係ではなおさらそう。すこし、ふさぎこむ。

 だけで、それではだめだと思う。今日も、この問題を考えていた。

 

小学校正規教員3年で全員出向へ 奈良教育大学長の方針に教員が反発(朝日新聞)
 毛筆の授業を実施しないといった学習指導要領に沿わない指導が調査で指摘された奈良教育大付属小学校(奈良市)で、新年度からの3年間ですべての正規教員に出向を命じ、異動させる方針であることがわかった。教職員は「同意を得ておらず、出向命令権の乱用だ」と反発している。

 同校では毛筆の授業を長く実施しなかったほか、図画工作で教科書を使用していないなど、8教科で履修漏れや授業時間の不足が、大学側の調査で認定された。宮下俊也学長は1月の記者会見で、教員の異動がなく、人事が固定化されてきたことを問題の一因として指摘していた。

 関係者によると、同校では学長と教員の話し合いが複数回持たれてきた。学長からは正規教員19人について、今後3年間で順次、県内の公立小学校などに出向させる方針が示されたという。出向は3年程度を想定している。……

 だけど、この問題での対応はどう考えても悪手だ。だから、どうも相手も一枚岩とも思えないし、やればやるほど矛盾が出てくる。当初は処分とも言っていた。だけど、さすがにそれはまずいのかと思ったのか、研修目的の出向としている。だけど、奈教は労働基準法が直接適用される(国立大学法人職員)から、まさに「乱用」だ。いろいろな思惑があるのだろう。教員たちの取り組みを嫌う流れ、法人化のもと付属の合理化をすすめたい思惑、政治的に教員の運動を管理・統制したい流れなどがいりくんでいるんだろうが、だからこそ、矛盾は拡大するはず。

 たたかっている当事者は、ほんとうに大変だと思う。ボクも当事者ではなかったが、労働争議のど真ん中の経験がある。その毎日がどんなに非日常であり、大変なことか。それでも、団結が大事、道理は教員たちにある。だから胸をはって、確信をもってがんばってほしい。

 もちろん、大きく教育のあり方がとわれている。そのことも語り合いたい。だけど、まず、目の前の不正を、不正義を許さない。そのたたかいに、連帯したいと思う。大変なたたかいだけど、心はともにある!

 ちなみに、七生の確定判決で、学習指導要領についてはどう判決しているのかを記しておく。

 学習指導要領の法的拘束力を限定して、「学習指導要領は、最小限度の基準である以上、定められた内容及び方法を超える教育をすることは、明確に禁じられていない限り、許容される」「学習指導要領は、その一言一句が拘束力すなわち法規としての効力を有するということは困難」「大枠を逸脱しない限り、教育を実践する者の広い裁量に委ねられている」「教育委員会は、教員の創意工夫の余地を奪うような細目にまでわたる指示命令等を行うことは許されない」!!!

 帰り道。ああ、もうすぐお雛祭りだなあ。春は近い。

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2024/02/19

自民党内、支持率下落に焦り 安倍派幹部らに離党求める声相次ぐ

 いよいよ明日から印刷工場籠城。睡眠がきびしいのか、朝がものすごくつらかったりします。籠城終わったら、しっかりリフレッシュするぞって、いまから決意。

 さて、今日は朝から変な天気。雨が降ったり、やんだり。もやーっと暑かったり、そうでなかったり。

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 天候も、なかなか体をいい状態にするのを難しくしている感じでもあるなあ。

 

 仕事の方は、この時期の実務、そして、ゲラ読み、ゲラを動かしたりなどなど。一つ一つち密にできていず、行き当たりばったりというのは、ダメだなあと思ったり。それでも、何とかすすんでいく。来月以降の企画をなんとか、つめないといけないが、そこは、ちょっとうまく行っていない。しっかり、考えないといけない。インプットも含め、そういう時間をつくらないと。

 

 さて、世論調査が一気にでたけど。

 

自民党内、支持率下落に焦り 安倍派幹部らに離党求める声相次ぐ(毎日新聞)
 17、18両日の毎日新聞全国世論調査で、内閣支持率が14%(前月比7ポイント減)、自民党支持率が16%(同)とそれぞれ低下したことを受け、党内からは、派閥の政治資金パーティー裏金事件に関与した安倍派幹部らに離党など厳しい処分を求める意見が相次いだ。4月に予定される衆院3補選の「全敗」を懸念する声も上がり、政権の低空飛行ぶりに焦燥感が出ている。

 「自民党に向けられている厳しい目、批判を真摯(しんし)に捉え、反省もし、改革努力を進めていかなければいけない」。自民の茂木敏充幹事長は19日の記者会見で、報道各社の世論調査の結果を受け、こう語った。……

 さすがに焦りはあるだろうけど、ほんとにどのように考えているのだろうか? 離反なり、反旗の動きがないのが不思議。混迷の起点は「政治改革」にあるのだろうけど、政治の現状こそ失われた30年であるのだと思うけど、30年前の「政治改革」がもたらした政治の劣化と、いまの混迷というか、内部から変わっていこうという力すらない状態との関係はどうあるのか。ここは、ほんとうにスキっと解明したいところではあるのだけど。

2024/02/18

岸田内閣支持率、最低14% 不支持率82% 毎日新聞世論調査

 今日は掃除日だけど、あまりしっかりはできず。朝、少しふて寝して、それから団地仕事で、剪定作業。

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 結構な肉体労働。がんばる理事長。

 午後から資料さがしで、倉庫をめぐる。現状を掌握。うーん、こういうものなのか!!!

 

 仕事のほうはゲラ読みと、提稿2本。提稿は完了。

 

岸田内閣支持率、最低14% 不支持率82% 毎日新聞世論調査(毎日新聞)
 毎日新聞は17、18の両日、全国世論調査を実施した。岸田内閣の支持率は、1月27、28日実施の前回調査(21%)より7ポイント減の14%で2カ月ぶりに下落し、岸田政権発足以来最低となった。岸田内閣の支持率が20%を切るのは、昨年12月以来2度目。不支持率は前回調査(72%)より10ポイント増の82%だった。……

 なんと、内閣支持率14%は、麻生内閣以来の低い水準だそうだ。また、不支持率が80%を超えるのは、毎日新聞が世論調査で内閣支持率を初めて質問した1947年7月以来、初めてだそうだ。

 うーん、それでも、岸田内閣は、ある意味追い込まれ感少ないよなあ。平然と開き直って、それに公然と反旗をひるがえす人が自民党にはみあたらない。それはどういうことなのか。相当よく考えないといけない。国民が怒る運動を。厳しく追及しない野党を許さない状況を。ここは、よく考えたい。

2024/02/17

旧統一教会“宣戦布告”岸田派を狙い撃ち…友好メディアで「ツケは高く付く」と不気味な脅し

 早朝仕事スタート。途中で、どこを配達したかわからなくなって大変だった。大丈夫か、オレ! そうとう疲れている感じがする。ボーっとしていることが多かったし。

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 今日は仕事のほうは、ゲラ読み。一方で、団地仕事がどさっとあった。団地の文章作り。3カ月後の総会に向け、いろいろ決めることは決めていかなくてはならない。夜の会議は、2時間半。疲れまくり。

 

 政治のほうも大変なことになっている。

旧統一教会“宣戦布告”岸田派を狙い撃ち…友好メディアで「ツケは高く付く」と不気味な脅し(日刊ゲンダイ)
 まるで宣戦布告だ。旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の友好団体が発行する「世界日報」がここ数日、苛烈な岸田政権攻撃を展開している。

 代表例が14日スタートの「検証 家庭連合解散命令請求 暴走した政治とメディア」なる連載コラム。初回は「政府与党の急変」と題し、新たに教団との接点が発覚した盛山文科相を擁護する岸田首相を痛烈批判だ。……

 統一協会問題が政権を揺るがす。あたりまえだろう!!!それが次々出てくると報道特集!

 おもしろいのが、その問題はどこまでも裏金とむすびつく。

 自由に使える裏金を助長しているのが「政策活動費」なるもの。その「政策活動費」見直しに消極的な自民は「外国勢力の政治工作」を理由にするけど…パー券は外国人も買えると東京新聞。「そもそも多くの自民議員が選挙支援などで接点を持っていた世界平和統一家庭連合(旧統一教会)は韓国発祥だ」と。

 自民党は追いつめられているのか、そうでないのか。とっても微妙でもある。それだけに、野党がどのように取り組んでいくのか。維新の存在をどう考えるのか? いまや小さな野党の共産党は? 問題は野党が役割を果たすことの意義や意味、やるべきことをどう考えるのかということなのだろうけれども。

2024/02/16

「戦雲(いくさふむ)」『八月の御所グラウンド』

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 提稿が3本。夕方にはインタビュー②の修正も戻ってきて、残りは2本。今月は担当が少ないから、少し余裕があり、です。だけど、インタビュー②の原稿をつくる作業が思いのほか体にダメージ。やはり、ちゃんと休めていないことが大きいなあ。きちんと、週1、2日はしっかり休めるようにしたい。ストレス過多もあり、ややメンタルがつらいところもあるし。来月からの目標は、しっかり休むというのをきちんと実行する。

 編集の仕事をやっていてつくづく思うのは、普通の運動などでは、同じ考え、近い考えの人がまわりにいて、そこで支え合ったり、交流したりするのだけど、編集にはそういうことがほとんどないことかな。しんどん問題も一人でたたかっている感じになるところ。結構、そういう意味で、きつい仕事でもあるのだと思う。

 

 昨日は、三上さんの新しい映画「戦雲(いくさふむ)」を見てきた。

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 頭をガツンとやられた感じ。与那国、石垣、宮古といったところでおきていることを、その地の自然や伝統、産業なども交えながら描いていく。映像のうつくしさ、まぶしさと反比例して、実際に、どんどん事態はすすんでいき、覆いつくす戦争の影。いつのまにか自衛隊は、まじかにいる。まさに、ここには戦争が真横にある。まさに、平和的生存権がここでも脅かされている。そのことの苦しさがものすごく伝わってくる。そのなかで、苦しみながらも、どこまであきらめずに、あがない続ける、住民たち。とにかく悔しくって、涙が出てくるのだ。

 

 しかし、渋谷の街は、ボクがここで、仕事をしていた渋谷とはまったくちがった街になっている。

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 夜は西から来た人から情報をいただく。

 

 『八月の御所グラウンド』を読んだ。

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 御所グラウンドも、農学部グラウンドも思い出のある場所。主人公は、どうにも怠惰で、やさぐれた学生。ボクもそうだったし、ボクの場合は就職だけではなく、そもそも卒業そのものも放棄をするようなよりヤクザな生活をおくっていたわけで……。万城目さんだから、話は奇想天外だけど、登場する若者たちの姿や感情の動きはとても自然で。そこがすごいところ。そして、そこには青春がある。かつての、戦場の露と消えた若者たちもそれは同じ。とても切なくて、読みながら涙が止まらなかった。

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[論考 2024]戦地の子どもは何を願うか 教師目指す学生と考える ガザの実相 どう語り合う 上間陽子

 一気に暖かくなりました。

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 昨日は、一気にインタビュー②の仕上げまで行って発信。それから提稿3本。今日は図表の提稿をして、あとは、資料を読む。後述する国会の審議の視聴も。

 つまらないことに、気分が重くなる。そうなってしまう自分に落ち込む。先を見通す、変えていく道筋がなかなか見出すことができない。ほんとにいつまでたっても悟れないね。

 

[論考 2024]戦地の子どもは何を願うか 教師目指す学生と考える ガザの実相 どう語り合う 上間陽子(沖縄タイムス)

 私はふだん大学で、これから教師になろうとしている学生や、すでに教師となった大学院生に向けて授業をしている。そこでは子どもについて話をする。子どもは言葉を発していること、泣くことや怒りを表すことも子どもの言葉であること、それらは聞き取る者がいて初めて言葉になること、そして子どもが言葉を聞き取られる時の希望と、聞き取られなかった時の絶望についても話す。……

 うーん。「生き残った家族のいない負傷した子ども」……。とても重い。だけどどうすればいいのか、ボクにもなかなか語れない。それでも、どこに明日を見出すのか。

 そんな思いで、国会の審議を聞いた。参院の外交・安全保障に関する調査会で、松井芳郎先生が語った。武力行使禁止への歩み、だけど現在の国連の限界や脆弱性、そのなかで、国際人道法の歩み。いま、脆弱性を乗り越えて、どのようにすすもうとしているのか。実際に、ガザではほんとうに深刻な事態が続く。無力さを感じつつ、それでも、その歩みを強くするしない。国連でのさまざまな国ぐにの模索、歩みを、しっかり見ながら、市民社会というアクターの力もしっかり見ながら、考えていくしかないのだろうなあ。ガザの声をしっかり聴きながら。



 

2024/02/12

「特集 女性支援新法(1)保護・更生から支援へ」

 今日もいつものように目覚めるので……。早めから、インタビュー②の原稿化作業。とにかく、机に向かって、一日中の作業。肩はガチガチ、背中が痛い!!! 何度も読み直し、考え直して、やっと形になってきたかな。削り込んで、だいたい分量もこんな感じかなあ。これで、明日には仕上げにかかっていきたいなあ。

 いろいろ忙しくって散歩にもいけないし、気分転換もできないから、お花を癒しに。

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 仕事に集中していると、団地の仕事がメールで舞い込む……。いろいろなことをぶつけてくる。それに、いろいろ考えて対応しなくては。おこっていることは、自分たちの責任とはいえないものだから、粛々と対応すればいいのだけれども、性分として、自分で抱え込んであれこれ悩んだり、心を乱してしまう。いずれにしても、考え方や、感じ方が違う人が集まっている団地という場所で、一定の合意をつくるというのが、どれだけ困難、難しいことか。しかも、年を重ね、矛盾が拡大しているだけに、なおさらだなあ。ほんと、肩の力を抜いて、思いつめないようにしなくてはいけない。

 午後には、安全保障関連法に反対する学者の会のオンラインシンポジウム「ガザ地区の即時停戦を Stop the War」を仕事をしながら、ながら聞き。本当にガザの事態の異常さに、どういま向き合うのかは重大な問題。本当に異常な時代。実際に、国際法が通用しないような現実がすすんでいるもとで、国際的な動きのどこに希望を見出し、平和の流れを切り開いて行くのか。事態の深刻さに相反することだけに、踏み込んで、必死で難が得ないとと痛感させられる。ながらじゃだめだと(苦笑)。1度総論をあり、先月も今月もやりはしている。しかし、本格的なものを次にどうしていくのか。中東、国連、欧州、アメリカ、視野に入れるべき問題はたくさんあるのだけど。勉強も調整も、まだまだハードルが高く感じてしまう。

 

 夜はNHKのハートネットTV。「特集 女性支援新法(1)保護・更生から支援へ」

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今年4月「困難な問題を抱える女性への支援に関する法律」(女性支援新法)が施行される。児童・障害者・高齢者に比べ見過ごされてきた女性への福祉的な支援。新法では、これまで女性を保護・更生してきた「売春防止法」から脱却し、女性の人権が尊重され安心して暮らせる社会の実現を目指す。第1回は、多様な困難を抱える女性たちの声に耳を傾け、新法に先駆け「本人主体の支援」を模索する現場から支援の在り方を考える。

 あらためて、新法が生まれるまでの、歴史、売防法から、女性の人権をベースとした新法にかわっていく意義を学ぶ。そして、これまでの管理を目的とした長い歴史から生まれている人権尊重に向かうための課題も認識する。そのための取り組みとしてJIKKAの紹介。そういえば、うちで、この新法を取り上げたときにも、戒能さんとJIKKAの話をしたなあ。場面として、カンファレンスが映っていたのはよかったなあ。

2024/02/11

午後からは、2・11集会へ

 ここのところ、朝早く目が覚めてしまい、なかなかそこから眠れない。しっかり眠った感があまりない日が続く。しゃあないのだけれども。その分、朝早くから、仕事に取り掛かる。とにかくインタビュー②の原稿化をすすめる。まだまだ見通しが見えてこない。大丈夫かなあ。午前中は、団地の会議もあって、バタバタと忙しい。いろいろな委員会を活性化するには、理事会とのパイプを太くしないといけないので、そこが実はたいへんな仕事。結構、疲れます。

 

 午後からは、2・11集会へ。対面でのこの集会の出席は、久しぶり。会場はラパスホールだったけど、昔は、星稜会館や、日本橋公会堂でやっていたのが、ずいぶん狭くなったなあ。毎年行っていたのが、いつから、いかなくなったのか? コロナで行かなくなったのかなあ。オンラインでの申し込みを忘れていたので、時間的に大変なのだけど、会場まで足をのばず。仕事もすすめるために、電車のなかでも、原稿化の作業をすすめる。

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 内容的には、まず、清末さんのガザ。もちろん、お目当てはこれ。たぶんオンラインでの講演かなあと思っていたけど、やっぱりオンラインだった。でも、いま清末さんが何をどう考えているのかを知りたかったので、それがわかったので、目的は達成。あつく語る。その問題提起は、やっぱりこの問題でのボクの理解の薄さをえぐるところがある。しっかり、学び、考えないと。シオニズムや、オスロ合意の評価はほんとに、突っ込んで考えないといけなくなっているなあ。いろいろ難しさもあるにしても。

 大江さんの改憲動向の話。政党の配置が大きく変わる中で、いつでも改憲発議ができる状況にあるのは事実。だけど、改憲勢力の中にもその思惑にはさまざまな矛盾がある。そのことも含め、いろいろ工夫して語られている。言い方が難しいだけに、よく理解して語られているなあとも感心したり。

 リレートークは沖縄の高校生がすごかった。河野さんははじめて『戦う姫、働く少女』の河野さんの話ははじめて聞いた(今日は大学問題ですけど)。

 慌ただしく、自宅に戻り、家事をしつつ、インタビュー②の作業を続ける……。夜まで仕事をしてしまう。ただし、「光る君へ」を見る。細部の感情の表現がうまい。最後は伊勢物語からかあ。ほんとに、おもしろい!!!

 

2024/02/10

就労ダメ、保険もなく病院にかかれず… 今でも苦しい「仮放免」の外国人をさらに締め付ける法改正

 とにかく、インタビュー②の作業に、必死のパッチ。え、必死のパッチってどういう意味(笑)。

 時系列的に論じるころがなかなか難しい、議論の錯綜。どのように構成するか、あれこれ悩みながら、原稿化をすすめつつ、行き詰まりつつ。混迷中。ほんとに難しい。全然、自分に専門的な知識のない分野なので、あれこれ悩みながら文章化。この苦しみは誰にもわからない(苦笑)。

 

 午前中には、団地の会議。あれこれ議論。ただ、この問題は誰がやっても、選択の難しい問題であることは共有されたかな。合意をとるのも難しい。そのうち、長い文章を書いてみようと思うけど、そもそも、日本の住宅政策の矛盾が、こういう集合住宅に押し付けられているとしか思えない。制度的に無理がある。それは、国家や行政の責任放棄としか言いようがない。

 

 なかなか外に出れないが、週刊のお仕事で、少し外に出る。風景を眺めながら、雑然としたこの風景はなかなかふるさととはよべないかもって思う。息子たちは。ボク自身のふるさとの大阪は、独特の文化というのにはあまりにも下世話だけど、独特の空気のようなものがあったけど、そういうものもなかなかない。だた、だだっぴろい風景、川も汚いし、それに、一部に、マンションが立ち並ぶ……。

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 いろんなニュース記事がある。つらいのが目立つなあ。

 

就労ダメ、保険もなく病院にかかれず… 今でも苦しい「仮放免」の外国人をさらに締め付ける法改正(東京新聞)

 日本の在留資格がなく「仮放免」の立場にある外国人の苦境が深まっている。難民申請が不認定になり、出入国在留管理庁(入管庁)が認めて収容施設の外で暮らすが、就労が禁止されるなど、さまざまな制約を課され、苦しい生活を強いられている。昨年成立した改正入管難民法が施行されると、締め付けが一段と厳しくなる。……

 住宅を追い出され、ホームレスになる人も少なくない。なぜ、外国人を、人権と権利の主体として見ないのか。ある人が言っていたけれども、どこまでの外国人を管理と排除の視線でしか見ないこの国の政治……。

 

「共同親権」慎重論相次ぐ 超党派議員が初会合(時事通信)

 離婚後も父母双方に子の親権を認める「共同親権」を巡り、超党派の国会議員による「親権のあり方勉強会」が9日、国会内で初会合を開いた。共同親権を導入する民法改正案の今国会提出を目指す政府に対し、「拙速だ」として慎重な対応を求める意見が相次いだ。……

 さて、共同親権、ほんとうにどうするのか。国会の能力そのものが問われるところに来ている。

2024/02/09

外国人の永住許可、税・社会保険料の滞納で取り消し検討

 今日から少し暖かくなる??? でもなあ。

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 それでも、昨日までは超寒かったから、だいぶ。

 

 今日もとにかく、インタビュー②起こし・整理をすすめる。明日、明後日は、団地の会議も入っているし、できれば、明後日は取材に行きたいなあ。だけど、連休中には、原稿化をすすめないといけないし。うーん、追い込まれ状態は変わらないなあ。

 いろいろな方面に、気をつかって、少々、疲れぎみ。もともと、いろいろな対応を器用にできないしなあ。問題なくことがすすめばいいのだけれども……。

外国人の永住許可、税・社会保険料の滞納で取り消し検討(日経新聞)
 政府は9日、技能実習制度に代わる新制度の方針を決定した。就労から1〜2年で転職できるよう要件を緩和する。あわせて「永住者」の在留資格を持つ外国人について、税金や社会保険料などが未払いの場合は資格の取り消しを検討する。

 首相官邸で外国人材の受け入れ・共生に関する関係閣僚会議を開いて決めた。岸田文雄首相は「日本が外国人材から選ばれる国になるという観点に立ち、制度の見直しを進める」と強調した。……

 表題の永住者の在留資格の取り消しの問題。現行でも、永住許可は、在留10年以上、就労期間5年以上に加え、公的義務を履行していることなどが必要、なかなか許可されない現状がある。しかも現在でも、1年を超す実刑を受けたときなど永住権を失う規定はあるのだ。それを格段に厳しくする。税金や社会保険料などが未払いの場合は資格の取り消しを検討するって、長く、日本で生活している人の、その生活基盤を奪うってどういうことなのだろう。本音は、労働力不足や人口減少のもとで、外国人を活用したとしつつ、その活用拡大は、管理と排除がいつもセットだ。それで、未来があるのだろうか。人を権利の主体として見て、憲法や国際条約の実現をめざさないで、それが、日本社会のためになるのだろうか?

 技能実習生の問題も、そう。これだけ社会的に批判がおこっても、廃止ではなく、制度を継続しつつ、育成就労で、特定技能との接続をすすめる。だけど、そもそも、現行制度の制限はほとんどそのままだし、転籍も緩和されると言うが、管理団体や機構、送り出し機関などもそのままで、看板を掛け変えるだけ。しかも、いろいろな条件がそのつど付与される。ここでも管理と排除が貫かれ、問題の改善は期待できない感じ。

 岸田さんの言葉が空空しく、むなしい。

2024/02/08

寄宿舎は廃止の方向 「発展的解消」に賛意相次ぐ 県教委検討会

 うん、朝!

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 キャッシュカードが割れてしまったので、今日は銀行に寄る。なんでも、ATMの機械でやるんだなあ。人が合理化されているのだけど……。むかしの、銀行の姿はない。そもそも店舗もどんどん減っていく。これからどうなるのかなあ。

 

 そのまま職場で、今日はひたすらインタビュー②の起こし・整理作業を猛スピードで。黙々と、だいぶ焦っていますけど……。

 夕方になると、やっぱりだいぶ疲れてくる。疲労が蓄積しているのかなあ。体調管理しっかりしないとなあ。

 

 今日はとにかく、このニュース。

寄宿舎は廃止の方向 「発展的解消」に賛意相次ぐ 県教委検討会(朝日新聞)

 県教育委員会の有識者会議「特別支援教育の在り方に関する検討会」の第7回会合が7日、県庁で開かれ、那須、栃木両特別支援学校の寄宿舎を廃止する方向性について賛成する意見が相次いだ。廃止時期についての言及はなかった。
 両校の寄宿舎をめぐり、県教委は2021年11月に23年3月末で廃止する計画を公表した。だが、保護者らが存続を求め、県教委は廃止時期を延期し、23年8月に検討会を設けた。……

 正直言って、骨子案の内容を見ても、結局、何をどうしたいのかはよくわからない。最終的な報告書がどうなのか。ただ、「長期的に見れば発展的な解消をせざるを得ない」というが、その「長期」というのが何を意味するのか。ことは、子どもの発達にかかわる問題。それがどのように保障されるのかが、現状を具体的に分析をすることがなされないでいいはずがないのではないか。インクルーシブを意識した議論なのだろうけれども、インクルーシブの核心は、子どもが社会に豊かに参加できるようにすることではないのか。そのためにも、子ども期の豊かな成長や発達が保障されなければならない。それは、子どもの最善の利益を保障するということではないのだろうか。とにかく、教育も、健常児といっしょでという単純な話ではない。子どもの発達の願い、その道筋をよく聞きとらないといけないはず。(障害児の教育を規定するのは何も障害者権利条約だけではない、子どもの権利条約も重要なはずである)

 小野記者がXで書いていたけれども、「『学齢期から家庭を離れる寄宿舎の継続は慎重な検討が必要』というのはなぜ。寄宿舎は平日のみ。週末や夏休みは家庭で過ごす。小学生の山村留学、中高生の海外留学、強豪校進学で寄宿舎へ……障害のある子にそうした機会は認められないのか」という点も大事な点。それこそ差別ではないか。

 また、「寄宿舎が設置された当時より福祉制度が充実し役割を地域に移して支援すべき」というが、福祉制度はほんとうに貧しく、とても、家族の支えにはならないことは、1月に小野記者が書いていたことでもあるし、きょうされんの藤井さんお発言でも明らかではないか。そこにも、きちんとした分析はない。

 「寄宿舎の教育的部分を公教育の一環として推進するなら、すべての子が同じ基準で同じ質と量を体験できることを前提にしないと、厳しいと言わざるをえない」という人がいるそうだけど、ならば、なぜ法律(学校教育法)には寄宿舎は必置になっていることを議論しないで無視するのだろうか?

 ちょうど、『教育』3月号で、相方が、「学校教育が障害ある子どもへの教育で置き去りにしているもの――特別支援学校寄宿舎廃舎をめぐる動きから見えること」でこの栃木のことを書いているのでぜひ読んでほしい。

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 とにかく、「長期」「慎重」と言っているのであるのだから、本気で、みんなが納得できる合意ができるまでは、きちんと寄宿舎の存続と充実に責任をもってあたってほしいと思うのだ。

 

 うーん。いろいろなことに無力感も痛感する。仕事の先のことを考えると、いっそうそう感じるところ。同時に、だからこそ、自分がどうこれから生きていくのか、どこで、どのように。家族ともどう向き合うのかも含め、具体的に、しっかり考えないといけないな。

2024/02/07

11月の生活保護申請 前年同月比2.5%増 11か月連続前年上回る

 今日も朝は寒い。

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 寒いのいやだなあ。苦手だなあ。

 今日は、朝から会議。企画がなかなか浮かばない。系統的なインプットができていないな。じっくり練った特集的なものを考えられなくなっている。余裕のなさ、能力のなさ、限界か? 厳しさを感じる。

 午後からは、インタビュー②の収録。はじめての大学。ちょっと緊張。だけど、さすが巨大私学、イメージよりもすごくきれいな近代的な雰囲気。話の内容もすごくよかったです。さて、仕事はこれからです。がんばらないと。

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 盛山さんの話は、だんだんと深刻さを増す。これは、無理だなあ。続いて、官房長官の報道が。この統一協会の問題も、ぜったいにあいまいにできない問題。自民党のアンケート(調査)の問題性もいっそう浮き彫りに。裏金はどうなの??

 選挙で票を買うのが裏金なら、選挙の実働部隊を組織するのが統一協会との関係。自民党が何で成り立っているのかが問われているようにも思える。

 

11月の生活保護申請 前年同月比2.5%増 11か月連続前年上回る(NHK)

 去年11月の生活保護の申請件数が7日公表され、全国でおよそ2万2000件と前の年の同じ月と比べて2.5%増えました。前の年の同じ月を上回るのは11か月連続です。……
 生活保護を受給している世帯は全国で165万3002世帯です。
 厚生労働省は「申請件数が前の年を上回り続けているのは、新型コロナの影響が長期化したことや物価高騰の影響などで貯蓄が減少していることが影響している考えられる。生活に困っている人はためらわずに自治体の窓口に相談してほしい」としています。

 最後のところはこの間の貴重な成果である。「生活に困っている人はためらわずに自治体の窓口に相談してほしい」と。だけど、桐生市の話もあるように、酷い対応は現実には残されている。そして、生活をとりまく現状は厳しい。だからこそ、政治、行政のありようが問われているということであるのだけれども。厳しいが、生き抜こう。つながろうと、そう思う。

 

2024/02/06

「田中角栄 列島改造の夢と転落」

 やっぱり結構、積もっていて、朝、食事、弁当、洗濯、掃除などバタバタと家事をやったあと、ゴミを捨てに行って、そのまま、雪かきに突入。管理組合のシャベルなどを出さなくっちゃいけないけど、どこにあるのか? 教えてくれる人がいたので、鍵をもっていったけど、開かない!!! など、うまくできず。結局、かなり固くって、開け方が悪いみたいで、あとで、ほかの人が空けてくれた。たっぷり、1時間半から2時間の労働で、団地まわりはきれいになりました。明日は? 明後日は? 筋肉痛かなあ。

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 いろいろ管理組合事務所の窓口の人と引継ぎをしてから、職場に向かう。窓口の人に、「シャベルが乾いたら倉庫になおしといて」と言ったら、きょとんとされて、「しまっておけばいいんですね」と確認された。関西でも「なおす」は「片付ける」です(苦笑)。

 

 仕事は、明日のインタビュー②の準備が中心。少しずつ、気持ちと頭をそちらに。がんばります。

 夕方、友人から、入院しているというメール。自分もそういう年齢だなあと思うと同時に、いろいろ心配。

 

 国会中継などを見つつ、本気で、政権は、「政治とカネ」の問題を改善する気が見えない。政治活動の自由とのバランスということをくり返し言う。バランスではなく、何が政治を歪めるのかの問題。歪めるお金は、政治活動の自由を阻害するのだから。また、企業も権利があるという。問題は参政権にかかわること、ここも答えない。ほんとうに、やる気はなく、とにかくかわすことを目的とした答弁が続く。ほんとうにこれでのり切るつもりか。それとも、どこかで……。朝日のスクープ、盛山問題も重大な問題。

 

 昨日のバタフライエフェクトは、「田中角栄 列島改造の夢と転落」

 

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「目白御殿」と呼ばれた田中角栄の自宅に、公共事業の誘致を求めて、全国から自治体や企業の担当者が陳情に押しかける映像が残っている。民主政治とは陳情政治。高邁な理想よりも目の前の現実。新潟の農家に生まれ、高等小学校卒、土建会社出身の田中角栄は、何もかも本音むき出しだった。地方と都市の格差解消の手段が道路と新幹線だった。開発を見越して地価は高騰、住民は地域発展を夢見た。田中角栄は日本に何を残したのか。

 あらためて田中角栄という政治家がでてきたことのおもしろさは、興味をひかれるんだけど、番組そのものはうすっぺらい。なぜ、田中の夢はでてきたのか? 経済界の思惑と国民の意識、そのなかでどのように国土政策が掲載されてきたのか。そして、それがなぜ破綻したのか。批判的な分析がないというか……。自民党にとっても大きな転機となった田中内閣。同時に、そこから自民党はどのように巻き返していくのか。結局、田中内閣というものが、日本の政治に何をもたらしたのか。おもしろいテーマだけに、もっともっと掘り下げたいところなんだけれどもなあ。

 

2024/02/05

政策活動費の廃止・公開求める野党に否定的な岸田首相 二階氏の50億円も「確認するまでもない」

 雪の予報。大丈夫か、朝からハラハラ。

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 朝から、職場の整理。いろいろため込んで、散らからしているから、時間がかかる。やっと、一部の整理。その後は、病院に検査に。

 夕方前から、雪が降り始める。

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 どんどん積もっていく。明日はどうなるのかなあ。雪かきもしなくてはいけないなあ。

 

 さて、いよいよ国会論戦は、予算委員会へ。いろいろな駆け引きも含めて、本格化する。

政策活動費の廃止・公開求める野党に否定的な岸田首相 二階氏の50億円も「確認するまでもない」(東京新聞)
 自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受け、政党から党幹部らに渡される使途が不明な「政策活動費」のあり方についても、5日の衆院予算委員会で議論が交わされた。野党は「巨額の合法的な裏金」として、廃止するか、使い道を公開するよう要求した。一方、幹事長らに巨額の支出をしている自民党は改革に後ろ向きで、岸田文雄首相は「政治活動の自由と密接に関わる問題」と見直しに消極的な姿勢を示した。……

 巨大な裏金づくりがおこなわれる、背景にあるのが、合法的な裏金。使い道を公開する必要のないお金。何に使われるのかは、パー券裏金の共通したものでもあろう。おそらく、候補者になるための裏金か? 選挙での裏金か? 総裁選での裏金か? いずれにしても明らかにすべきこと。それが出発点。

 自民党が、派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で、各政治団体の代表者を務める議員を明記した資料を立憲民主党に提出。 NHKがその一覧表を掲載。うむ。

2024/02/04

「二風谷に生まれて~アイヌ 家族100年の物語~」

 寒いですね。やっぱり。

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 日曜日は、掃除スタート。たっぷり2時間の掃除。なかなかきれいにならないんだけどねエ。

 さてさて、それからは団地の会議。防災訓練の打ち合わせ。コロナでとまっていた管理組合の活動も、夏祭り以外はだいたい、かなりの面で復活した。よくがんばっています。

 午後からは、団地のお金の問題をいろいろ落ち着いて考えてみる。いろいろ計算して、自分なりにどのように考えるか、いろいろ考えた考えた、疲れた。

 それから、2つ連続の取材。1つは、高校・大学の困難校に関するもの。大阪の知的障がいの高校の自立支援コースの話は、くわしくははじめて知ったので、いろいろ驚いたことも多かった。なるほど、大阪のインクルーシブというか、統合教育というか、こういう形ですすめられるのかと。でも、一回ぐらいの話では、まだまだ、わからないことが多いので、いろいろ知らないといけないなあと思ったしだい。いろいろ、難しそうだ。

 もう一つは、若いジャーナリストたちの話。若い人の正義感とエネルギッシュに満ちた話に、知的な刺激と力をもらった!!!

 

 昨日のETV特集は、「二風谷に生まれて~アイヌ 家族100年の物語~」

 

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北海道平取町の二風谷には、アイヌ民族にルーツを持つ人が多く暮らす。貝澤太一さんもその一人。祖父と父は「二風谷ダム裁判」を提起し、初めてアイヌを先住民族と認める判決を勝ち取った。あれから30年近くがたち、何が変わり、何が変わっていないのか。太一さんは祖父と父が歩んできた過去を振り返ろうとしている。太一さんの視点から3代にわたる家族とアイヌの歴史をひも解き、日本社会とアイヌ民族の現在と未来を見つめる。

 アイヌのたたかいのことがテレビなどでこうして語られることは少ない。三代にわたる、この家族のたたかいの話、苦難など、知らないことも多く、いろいろ知ることができる。変わらないこと、変わったこと、そのなかでの若いアイヌの世代の感じ方など、なるほどなあと思ったり。ほんとうに、ボクラは、何も知らないし、ちゃんと理解していないことも痛感させられる。

2024/02/03

教職員「精神疾患で休職」が過去最多の6539人、学校と企業の決定的な違い 「心を病んでいる人」はもっと多い可能性も

 今日は、早朝仕事スタート。すっごく寒いです。

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 ただ、2度寝はできません。そのまま、インタビュー①の作業に移ります。団地の新しい窓口事務の方とはじめてお会いして挨拶。ずっと、続きますように。

 生命保険の更新のいろいろなお話を聞く。保険料、高いなあ。これって、たいへんだなあ。老後というのは、収入がガタ減りだけど、出費は予想よりはるかに多く、やっていけるのかなあと、つくずく思う。

 

 インタビュー①のほうは、とにかく仕上げまでやって、発信。これからインタビュー②の収録の水曜日までの3日間、いろいろなこともあるのだけれども、いくつかのことをじっくり考えて、やりとりをしたいところ。落ち着け……!!!

 

 ほんとに政治のほうでは気が滅入るようなことが続く。今日は、報道特集の特集は、震災とともに、【事実上の“空母”どうなる安全保障】。

 事実上の空母保有に踏み切った日本。強化される反撃能力と基地建設。安全保障最前線。うーん、歯止めない軍拡をすすめるのに、憲法上の危惧に対してこたえず、ただ防衛的兵器だと強弁する。ほとんど議論の余地もない。しかも、外交では、中東で、イスラエルの権益を守るアメリカに追随するばかり。どんどん、武力衝突は広がり、ガザの人たちの生活は追いつめられる。そのことに追随する日本が、武力に傾斜する……。

 東洋経済の記事も気になる。

教職員「精神疾患で休職」が過去最多の6539人、学校と企業の決定的な違い 「心を病んでいる人」はもっと多い可能性も(東洋経済)
 ここ数年、年間5000人台で推移していた教職員の精神疾患による休職者数が、ついに6000人を超えた。学校現場の休職者数が高止まりしたまま、なかなか改善に至らないのはなぜなのか。そして教職員のメンタル対策には何が必要なのか。企業向けのメンタルヘルス対策支援で成長し、教職員向けの支援もスタートさせたメンタルヘルステクノロジーズ社長の刀禰真之介氏に話を聞いた。……

 文部科学省が2023年12月22日に公表した「令和4年度公立学校教職員の人事行政状況調査」によれば、精神疾患を理由に病気休職した教職員数は全体の0.71%に当たる6539人で過去最多となった、という。ただ、「文科省の調査では、精神疾患による休職とは別に『1カ月以上の病気休暇取得者』も集計していますが、その原因に精神疾患の場合があるとみるべきではないでしょうか。そうなれば、実際にはもっと多くの教職員が精神を病んでいると見ることもできます。教育委員会も、現場の精神疾患の患者数を正確に把握しているとは言えないでしょう」というのだ。

 「うつ病や適応障害といった精神疾患が起こる要因は、環境変化と仕事の量と質、職場の人間関係が大半です。例えば、環境変化が非常に速くて、毎月400時間も働かなくてはならないほど仕事が多く、職場の人間関係も最悪ならば、精神を病んでしまうのは当たり前です。今はどこも環境変化が激しく、すべての仕事をミスなく、スピーディに対応することが求められ、ちょっとしたミスでも怒られる。そこに人間関係の悪さが加われば、誰でも病んでしまう時代になっています」とも。うーん、教員は、そうなりやすいよなあ。一方、自分の職場はどうだろう。

 この問題は、ほんとうに、よくよく考えないと。

2024/02/02

前衛3月号ができました

 今日は一転、寒いですねエ。

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 垣根の花は冬の花。似合うなあ。

 

 さて、今日もひたすらインタビュー①の原稿づくり。半分ぐらいは、こんな感じだと見通しを持てたけど、残り半分はまだまだ納得できない感じ。明日には仕上げにかかりたいところ。

 

 引き続き、いろいろな事件もおこり、ゆきづまり感が強いところ。さてさて、今後どういうふうにしていくかなあ。とりあえず、身の回りをちょっときれいにしていこうか(笑)。

 

 さてさて、3月号ができました。

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 「政治とカネ」の座談会は、穀田さん、塩川さん、白髭さん。穀田さんと白髭さんは、30年前の「政治改革」の真っただ中にもいた人。今回の、パー券問題では何が問われているのか、その本質はどこにあるのかを、30年前の「政治改革」のすり替え、抜け穴づくりを見つつ、語りつくす。おもしろいよ!

 福島の原発被害にかかわって2つ。一つは後藤さんが、最高裁判決の背景にある、裁判所と法律事務所、そして規制庁、東電との密接な関係をあばきだしつつ、そのもとでの被災者への冷たい視線を告発する。もう一つは、吉田千亜さんが、福島のイノベーションコースト構想について、あらためて語りつくす。能登の地震をみつつ、心打つ文章。

 坂井さんが、この4年の共産党のジェンダー平等にかかわるとりくみの到達点を明らかに、竹内さんが、日本政府のイスラエルによるガザ攻撃を支援することと、一体にすすむ大軍拡の本質を考察する。脂の乗り切った論客の論文2本も読みごたえがあります。

2024/02/01

女性の平均賃金、男性の7割 開示義務で初公表、厚労省

 引き続きいろいろ心配されているみたい(苦笑)。ボクは、自分なりの選択をいろいろしていますから!!!

 しかし、今日もいい天気で、昼間は暖かかったですね。

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 今日は、インタビュー①の原稿づくりをすすめつつ、たまった実務を何とか処理したり、今月原稿の発注の文書を届けたり、やっぱり慌ただしく過ぎていくなあ。途中、少し出歩いて、いろいろな人とあって、挨拶したり、言葉をかわすとそれだけで励まされる。と、同時に、つくづく、ボクの仕事は、基本、一人でする仕事という面が強いなあということも感じる。ある種の孤独は免れないなあ。

 おとといの記事を、遅れてクリップする。

女性の平均賃金、男性の7割 開示義務で初公表、厚労省(共同通信)
 厚生労働省は30日、従業員300人超の企業に勤める女性の平均賃金が男性の69.5%にとどまるとの集計結果を公表した。女性活躍推進法に基づき2022年7月、男女の賃金格差の開示を義務付けており、結果を初めてまとめた。男性が賃金の高い管理職に多く、勤続年数も長い傾向があることが要因とみられる。厚労省は格差の是正を目指す。……

 記事によると、開示義務の対象となる300人超の1万7370社のうち、19日時点で厚労省開設の「女性の活躍推進企業データベース」などで公表している1万4577社の情報をまとめたそうだ。「女性の活躍推進企業」って冗談かと思えてくる。政治と経済のジェンダー格差が言われて久しいが、高い壁はなかなか乗り越えることができずにいる。もちろん、個別の企業にとどまらない、構造的な問題なのだから、その構造をかえるような運動が必要ではあるのだけれども。

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