気持ちは仕事モード? あと「VIVANT」
昨日の日の入りの瞬間を写真でとれなかったので、今日の日の入りの写真をアップ。
すでに、気持ちは仕事モードに入ります。今年は年明けから、大きな地震、そして今日は航空機の事故と、続きます。なかなか冷静ではいられません。お正月の体制も薄いときの地震だけに、事態の掌握も、救援もなかなかたいへんな状態のように感じます。少しでも被害が小さいことをお願いますが、あらためて、災害対策の体制の漸弱性が露呈したようにも思えます。そして、原発。とにかく、一刻も早い救出と救援をのぞみたいものです。
航空機のほうは、まだ情報が少ないです。海保の飛行機と接触したという情報も流れています。ただ、乗客は全員避難したということにはホッとしています。
今日は、午前中から、先の企画の資料読みを進行。3つぐらいのテーマを追いかけます。年明けから、戦争と平和の問題も大きな課題を抱えたままです。それに対する日本の政治の状況もまた、さまざまな問題を露呈しています。戦後の民主主義をめぐる問題の通史を読んでいて、実は、政治とカネの問題については、とても軽視されているように思えます。今日読んだ本にも、ほとんどその記述はありませんでした。実際に、メディアの軽視もあり、政治の世界ではこの問題をとりあげることが、大事な政策議論を阻むことになっているというような空気をつくるだしてきました。そのことに世論も大きな影響をうけています。しかし、実は、このことが政治をゆがめてきたわけで、民主主義の根幹にかかわる問題です。それだけに、どのように議論をしていくのかは、工夫も知恵も必要なんだろうとは思います。そして、そうした平和と民主主義の状態のもとで、人権はどうなっているのか?
テレビをつけると、「VIVANT」の一気見をやっていて、思わず見てしまった。
これもまた、複雑なドラマであろう。何よりも、我々が影の軍隊として批判してきた自衛隊の別班という、秘密諜報部隊が堂々とどらまの主人公として出てくる。そして、公安の外事課…。堂々とこれらが表舞台に出てくることは何を意味しているのか。一方で、「テロ」組織の描き方もまた独特。不安定だけれども、その根底にある、この世界のさまざまな問題を反映させているところは、とても考えさせられる面ではあるのだろうけれども、そこに向きあっていくときに、国家がどんどん前にでてきて、「にっぽん」が強調され、秘密諜報組織という実力組織が必要とされてしまう。なんだかねえ。総じてストーリーの展開に、重要な役割をする女性が出てこない物語であるのも特徴。そのことも、話をそのようにしている要因でもあるのだとは思うけれども…。
« 東南アジアの訪問記 映像の世紀バタフライエフェクト「ビートルズとロックの革命」、「バンクシーから読み解く“分断の世界2023”」 | トップページ | 朝から、一般の新聞(商業紙)をいくつか読む »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 「続 薬禍の歳月 薬害サリドマイド事件60年」(2025.03.18)
- 「新ジャポニズム 第2集 J-POP“ボカロ”が世界を満たす」(2025.03.16)
- 「日本人がなぜ? ミャンマー“国際特殊詐欺”の闇」(2025.03.06)
- 東京サラダボウルの最終回(2025.03.05)
- 「臨界世界 -ON THE EDGE- 女性兵士 絶望の戦場」(2025.02.23)
「日記」カテゴリの記事
- 「続 薬禍の歳月 薬害サリドマイド事件60年」(2025.03.18)
- 「新ジャポニズム 第2集 J-POP“ボカロ”が世界を満たす」(2025.03.16)
- 保育士配置、4歳児「最適15人」 半数が「新基準不十分」(2025.03.15)
- 戦後最大の生活保護減額は違法、京都訴訟で逆転 6件目の高裁判断(2025.03.13)
- 78歳父親に執行猶予付いた有罪判決 “被告だけ責めるのは酷”(2025.03.12)
「平和」カテゴリの記事
- 今日は3月10日。東京大空襲から80年。(2025.03.10)
- 前衛4月号ができています。(2025.03.09)
- ゼレンスキー氏「ウクライナに耳を傾けて」、会談決裂から一夜明け(2025.03.01)
- 世界中で人権が「窒息」 国連事務総長が危機感(2025.02.25)
- 30代の支持率、自民が3番手に転落 国民民主、れいわの後塵拝す 産経・FNN合同世論調査(2025.02.26)
「読書」カテゴリの記事
- 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(2025.03.11)
- 絵本作家のいわむらかずおさんが逝去 フジテレビ労組、組合員が急増 専務が労組とのやり取りで辞意表明(2025.01.23)
- いのち・人権・平和、 響きあう想いをことばにのせて 落合恵子 × 藤井克徳(2025.01.22)
- 「『オールドなもの』への敵意──左右対立の消失と新たな争点」、【詳細】内乱首謀した疑いで拘束 ユン大統領 取り調べ終了(2025.01.15)
- 孫来襲、2月号ができています。(2024.12.30)
「政治」カテゴリの記事
- 「続 薬禍の歳月 薬害サリドマイド事件60年」(2025.03.18)
- 「新ジャポニズム 第2集 J-POP“ボカロ”が世界を満たす」(2025.03.16)
- 保育士配置、4歳児「最適15人」 半数が「新基準不十分」(2025.03.15)
- 戦後最大の生活保護減額は違法、京都訴訟で逆転 6件目の高裁判断(2025.03.13)
- 78歳父親に執行猶予付いた有罪判決 “被告だけ責めるのは酷”(2025.03.12)
「歴史」カテゴリの記事
- 「続 薬禍の歳月 薬害サリドマイド事件60年」(2025.03.18)
- 今日は3月10日。東京大空襲から80年。(2025.03.10)
- 「政府に従属する組織になる」 学術会議任命を拒否された岡田氏(2025.02.16)
- 産業遺産情報センター(2025.02.10)
- ソウルの春(2025.02.05)
« 東南アジアの訪問記 映像の世紀バタフライエフェクト「ビートルズとロックの革命」、「バンクシーから読み解く“分断の世界2023”」 | トップページ | 朝から、一般の新聞(商業紙)をいくつか読む »
コメント