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2024年1月

2024/01/31

自民・二階元幹事長が5年間で受け取った「政策活動費」50億円の行方…何に使ったのか?

 いろいろ激変もある日々。いろいろ心配されたり(苦笑)、ボクもいろいろ思うところもあったり、いろいろな反応や事件もあったり、ほんと、いろいろねえ。まあ、ボクは、ボクのやりたいこと、ボクがこうあるべきだと思うことをまずやるわけで。

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 今日は年に一度のお勤めが……。

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 若い人からエネルギーをもらう日。

 だけど、「しょうけい館」が移転して、狭くなっていたのはびっくり。前の場所は、再開発で立ち退きだとか。ほんとに東京は再開発が目白押し……。なんなんだろうか?

 

 いよいよ国会論戦。政治とカネが大きな焦点。

自民・二階元幹事長が5年間で受け取った「政策活動費」50億円の行方…何に使ったのか?(日刊ゲンダイ)
 自民党の裏金事件を受けた政治改革で、使途を公表する必要のない「政策活動費」の禁止が焦点のひとつになってきた。

 政策活動費は政党から政治家個人への寄付として支出される。お金の流れを透明化して国民監視を促す「政治資金規正法」の“抜け穴”だ。すでに、立憲民主党が「全面禁止」を改革案に盛り込み、29日、日本維新の会も「廃止」とする案を発表した。……

 政策活動費は支出先がわからなくてもいいお金。それは裏金と共通している。では、何に使われているのか? 記事には、こうある。

 「そして、使途として金額が大きいのが選挙対策だ。別の自民党関係者がこう話す。『選挙の陣中見舞いに1人100万円や200万円。国政選挙に限らず、知事選など地方選挙でも使われる。関係者は県議に市町村議とかなりの人数になる。1人5万円や10万円を配ったとしても相当の額になります』」。河井事件を持つまでもなく、これまでのたとえば、京都のマネーロンダリング疑惑とか。国会議員は自分の選挙区で勝ち残るために、地方議員をてなづけるために支出する。そういう政治が変わらないとなあ。

 

 共同親権問題。法制審が、法案要綱案。うーん、難しいなあ。選択制かあ。しかも、全会一致ではなく、異例の多数決。それぐらい難しい。この前書いたように、「親権」ということそのものに問題があるが、「共同」ではなく「単独」という現状に問題がないわけではないし、そこの点で、切実な要求があることも事実。しかし、DV被害者などから出されている懸念はそのとおりだとも思うし、その声には絶対にこたえないといけない……。だけど、悠長に結論先延ばしにできることでもなさそう。ほんとうに国会審議がちゃんとさんされないと。どのように、していけばいいのか、ほんとうに叡智を集める、知恵をしぼんなきゃ。

2024/01/29

群馬の森」朝鮮人労働者の追悼碑を群馬県が撤去開始 憲法学者「生活に影響ないのに行政代執行は不適当」

 今日は、午前中に、団地仕事で、話し合い。必須の人が、直前に仕事が入って、なかなか上手くいかないものである。基本、いわばボランティアで維持されている管理組合の仕事というのは、微妙な関係のうえに成り立っているとも言えるのでほんとに難しいものである。とくに、みなさん高齢でもあるし。

 午後からは、インタビュー①の原稿づくり。あれこれといろいろ考える。まだまだ距離はあるが、少しずつ進んでいるのだろうか?

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 うちの最寄りの駅は、都心から遠くはないものの、すっかりさびれている。まわりの駅の開発がすごいからだ。それでも、駅前は少しは開発される。マンションにテナント!

 

 ずっと、机の前の作業で、体を動かしていないで、ちょっとなあ。いろいろ休んだり、メリハリをつけるのがダメな人なので、とにかくダラダラ仕事をし、集中力も低下し、効率も悪いのだろうな。もう少し、賢く、器用にやりたいところ。

群馬の森」朝鮮人労働者の追悼碑を群馬県が撤去開始 憲法学者「生活に影響ないのに行政代執行は不適当」(東京新聞)
 群馬県高崎市の県立公園「群馬の森」にある朝鮮人労働者追悼碑を巡り、県は29日、行政代執行による撤去を開始した。県は安全確保や警備を理由に、26.2ヘクタールの公園を全面閉鎖し、2月11日まで作業に当たる予定。県は碑を管理する市民団体「追悼碑を守る会」の立ち会いも認めなかった。代執行の概算見積額を約3000万円としている。
  碑の正式名称は「『記憶 反省 そして友好』の追悼碑」。第2次世界大戦時に異国の地で命をなくした朝鮮出身者を悼む碑として、2004年に全国で初めて公有地に建立された。……

 そよかぜの抗議行動で、県が碑の前で営まれた式典で「強制連行」という発言があったのを問題視して設置許可の更新を認めなかったというのは有名な話。県による代執行に対し、群馬大の藤井正希准教授(憲法学)は「著しく公益に反する場合にのみ認められる行政代執行は、市民生活に影響のない追悼碑に行うのは適当でない。県は撤去ありきで進めてしまった。碑を巡って騒動を起こせば、撤去につながるというあしき前例となる」と。結局、碑には行けなかったけど、しっかり覚えておかなくてはならない。
 テレビをつけながら仕事をしていると、「海の沈黙~資産家夫婦殺人事件~」というドラマをやっていた。いまから23年前のドラマで、松下由樹演じる手話通訳士が、資産家夫婦殺人事件に隠された謎に迫るミステリーだ。主人公がCODAというところは、先日のNHKのドラマと共通する。23年前だから、登場する俳優の多くが鬼籍に入っている。主人公の葛藤の掘り下げ方などの深さなど、NHKのドラマと比較すると、いろいろ考えるけれども、23年も前に、このようなドラマがつくられていたんだなあと驚いた。ちなみに原作は西村京太郎。
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2024/01/28

『生きる歌 ~三角公園の歌姫とわたし~ 』『透明人間 Invisible Mom』

 今日は、日曜日だから、まずは掃除から。なんか、いっぱい仕事があって、余裕がなく。

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 今日は、朝から曇り空。どんよりした気分になるような日。おまけに朝から、やや強めの地震。怖いね。

 

 とにかく、インタビュー①の起こし整理作業につきすすむ。あいまに、次号以降の発注メール。夕方には団地仕事にも集中。やっぱり、休養をとらないと、ちょっときついね。

 

 お昼にテレビをつけたら、「<サンデードキュメンタリー>ザ・ノンフィクション特別編『生きる歌 ~三角公園の歌姫とわたし~ 』」をやっていた。

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日雇い労働者の街として知られる大阪の西成。通称・三角公園で、命の叫びを響かせる歌姫がいる。

ジャズシンガー・坂田佳子(51)。かつては高級ホテルの専属歌手でライブハウスにも引っ張りだこだった彼女が、西成に流れ着いたのは、3年前のこと…あまりにも自由過ぎる言動や、アルコール依存症による問題行動で、数々の店を出入り禁止に…夫からも「別れてほしい」と告げられた。全てを失い、知人を頼り、たどり着いたのが西成の街だった。「自分には歌しかない」…歌う場所を求め、近くにあった三角公園で歌い始めると、SNSで話題を呼び、今では全国から坂田の歌を聴こうと多くの人が訪れる。その波瀾万丈な生き方を知り、人生相談をされることも…

2022年秋。この日、坂田のストリートライブを涙ながらに聞き入っていたのは仁美さん(56)。4カ月前に「末期がん」と宣告され、一時は自ら命を絶つことも考えた。しかし、たまたまYouTubeで出会った坂田の歌に救われたのだという。今はその力強い歌声が病と闘う原動力となっている。

今でこそ「三角公園の歌姫」と呼ばれる存在となった坂田だが、当初SNSで話題となったのは、その歌声よりもお酒を飲んで暴れる姿。三角公園を訪れる観客の中には、そんな姿を求める人たちも…歌手としてではなく「見せ物」になってしまった現実に、坂田はある決断を下す…

 まったく知らなかった歌手。どんな思いで歌ってきたのか? そんなによく知っているわけではないけど、たしかに、心ひきつけるものがある。破滅的で、破壊的な人生の歩み方。その弱さも赤裸々に見せながらの歌が、共感を呼ぶのか? CDは手に入れられそうにない。

 

 昨日、朝、NHKで取り上げていて、思わず買ってしまった本。『透明人間 Invisible Mom』

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重い障害を持つ「医療的ケア児」にずっと付き添う母親が、 校内で“わたし”自身にカメラを向けたとき、社会の問題が浮き上がってきた。 息子が重度の障害とともに生まれた日から、「私」は「医療的ケア児の母親」となった。 特別支援学校へ入学すると、週のほとんどを校内で待機する日々。 「気配を消してください」と求められた私は、「私はここにいる」と言わんばかり、 自分自身を写真に撮り始める。 そこに写し出されたのは、「誰かのために生きる今」をそれでも楽しく生きようとする、 私の姿だった――。 テーマとは不釣り合いに、つい笑ってしまう、明るくユーモアのある写真の数々。 全国各地で開催される写真展にも共感の声が相次ぎ、メディア取材も多数。 「母親」「お母さん」として“透明になって”生きている一人ひとりに、 エールをおくるような一冊。 2021年に著者が自費出版した『透明人間 Invisible mom』が大きな反響を呼び、 ここに山崎ナオコーラ、櫛野展正の両氏の寄稿を加え、再構成・再編集して出版。

 人ではなく、障害児の母になる。でも私はここにいる。

2024/01/27

「“学校”のみらい 不登校30万人から考える」

 指先が、傷になっていて痛く、中指でキーボードを打つのが不便。

 今日も寒い。

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 今日な、ちょっとお昼に、団地の問題で管理会社との打ち合わせもあったけど、基本、インタビュー①の起こし整理作業。いま半分かな。明日には起こし整理を終えて、週明けは原稿づくりにすすみたいなあ。

 団地の方は、いろいろな人に支えてもらっているなあという思い――それは「共同」の形だと思う――と、だけど、過度に「共同」に依存し過ぎた、政治・法律・制度の不作為と、それに対応できなかったこれまでの取り組みの矛盾を一身にうけながら苦しんでいるという感じ。しんどいですよ、ほんとに。

 

 今日のNスぺ。「“学校”のみらい 不登校30万人から考える」

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「学校のみらい」をとことん考える1部では、解決のヒントを求めて国内外の教育現場の最前線を取材▼いま韓国で人気が高まる「生徒主体の学校」とは?▼フランスでは悩む子どもを絶対に一人にさせない徹底した取り組みが▼日本でも“子どもが来たくなる学校”を目指す改革が山形の学校で始まっている!▼みやぞんが番組をナビゲート、“学校”の当事者である子どもたちに語りかける。親子で一緒に「学校のみらい」を考えよう。

 のっけから韓国の代案学校。公立もつくられている。日本で、奈教附属の事態に直面しているだけに、悪い冗談なのかと思えてくるほどの内容。お金の問題もそれなりきっぱり言っている。

 後半の第二部は、政府の見解を垂れ流しつつ、それそのものが、矛盾した状況にあることを感じさせるところもある。統制を緩和しつつ、統制に固執する。

 学校の未来は、どのように描けるだろうか。文科省は統制という見方もあるが、文科省もたぶん、すべての学校で、すべての場面で、統制が通用するとは思っていないのだと思う。たぶん、統制は、ある意味ターゲットを定めにいる。しかも、その統制も一様ではない。そこにバウチャーとか、新自由主義的なものも入っている。それはある意味、競争の教育と同じでもある。だから、いろいろ議論が難しいのかもしれないとも思ったりする。もちろん、その核心には教育とは何かということと、教師の仕事の専門性ということが横たわっているはずなのだけれども……。

2024/01/26

「共同売店のうた」

 シャコバサボテンは、ほんとにほっちっちにしているのだけど、花をちゃんとつけるなあ。

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 工場籠城明け2日目。慌ただしく、インタビュー①の準備。会議を挟んで、収録の場に。会場となる事務所に行くと、なんとも懐かしい人も別の取材に来ていたのでびっくり。久しぶりの再会。インタビュー①は、これまで、いろいろ考えさせられたし、学ぶことも多いものになりました。よし。

 取材までの合間に時間には、インタビュー②の資料集め。来月は、担当するものが少なそうなので、一方で、長期的な企画立案と、そのためのインプット作業をがんばってすすめます。

 先週やっていたドキュメント「共同売店のうた」。

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 沖縄本島北部・やんばると呼ばれる地域で明治の終わりごろに誕生した”共同売店”。住民が共同で出資し、地域の暮らしを支えています。

 今も営業する共同売店のほとんどが高齢者の多い過疎地域にあり、ライフラインとして、そして人々の交流を生む大切な場所として存在しています。

 そんな共同売店の魅力に迫るのはBEGINの島袋優さん、Kiroroの玉城千春さん、かりゆし58の前川真悟さんという、沖縄を代表する3人のミュージシャン。

 思いの詰まった共同売店を訪ね、地域の人々とふれあい、3人はオリジナルの楽曲を共作します。

 「共同売店」の魅力に触れた3人のミュージシャンはどんな歌を生み出すのでしょうか・・・。

 

 共同売店の発祥の「奥共同店」からはじまる。沖縄特有の形態ではあるが、番組では似た組織として、佐賀の購買部が紹介されていた。協同組合と似たような感じなんだけれども、法人組織ではなく、任意の組合ということになる。それだけに、「共同」ということが生で出てくる感じもする。

 番組は、古典的な、沖縄の模合にみられるような共同をベースにしたもの、地域ぐるみでつくられ、いろいろな役職を兼ねるスーパーじいちゃんが切り盛りするもの、個人がクラウドファンディングでつくって、地域に根差すことをめざすものと展開する。そのことで、「共同」を照らす。

 買い物難民ということが言われて久しい。そういうなかで、「共同」ということが語られると、やっぱり理想的な姿を重ねてみてしまう。だけど、現実の社会では、この「共同」をめぐるさまざまな困難に直面する。では、ここでは、どのように「共同」がつくられてきているのか、何が、その「共同」を成り立たせているのか。現実には、共同売店の減少もとまっているわけではない。どのような課題があるのだろうか。番組では、「共同」の一つの面をみせながら、人間関係作り、地域づくりの一つの側面を印象づけるものになっているという感じ。答えがわかるわけではないか、興味深いテーマではあるとは思う。

 

 国際司法裁判所が、ジェノサイド条約第3条に則り、即時イスラエル軍がジェノサイド条約に反する行為をしてはならないと判決したそうだ。重要。

2024/01/25

離婚後の「共同親権」導入、弁護士423人が反対

 工場籠城あけ。昨日は子どもに宿題を見ている夢だった。この点でもいい親じゃなかったなあ、といろいろ思い悩む朝(苦笑)。
 今日もいい天気だし!!!

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 さっそく、次の号の準備に入る。明日にはインタビュー①があるし。その資料をいろいろ読み込んで、頭を完全に切り替える。決まっていない企画の相談や手打ちなどもいろいろ。新しい号に向かうと、気持ちも少しは改まる。

 いろいろなことが毎日おこるけれど、世の中にある理不尽や困難の最前線で取材している記者さんと話していると、いろいろな角度からいろいろな問題に切り込んでいく姿に、励まされる。ボクらが追いかけて追いかけた明らかにしなければいけない問題は、本当にたくさんある。がんばらなきゃね。

 

離婚後の「共同親権」導入、弁護士423人が反対 「百害あって一利なし」「現場が混乱し、子どものためにならない」(弁護士ドットコム)
 離婚した父母双方が親権をもつ共同親権導入をめぐり、法制審議会(家族法制部会)で議論が進んでいる。共同親権を選択できるとする要綱案が、早ければ今月末にも取りまとめられる可能性がある中、弁護士の有志団体は、同省に対し「実態を無視して拙速に導入を進めないでください」として申し入れをおこなった。1月23日付で郵送した。

 有志団体「共同親権の問題について正しく知ってもらいたい弁護士の会」は、「原則共同親権とも誤解されうる」と主張し、「国民の行為規範としては極めて不適切であり、誤導により現場を混乱させることは明白」と批判する。会のメンバーである岡村晴美弁護士によると、申し入れには、呼びかけ人・賛同者計423人(1月24日時点)の弁護士が参加した。

 1月24日に開かれた会見で、岡村弁護士は「(要綱案は)実務家としては承服しがたく、DVや虐待の被害者も守れません。(このまま進めば)現場は混乱し、紛争が増えて長引く事態になる。それに巻き込まれる子どものためにならないと大変危惧している」と訴えた。……

 もともと、親権というのは世界のどこでもあるわけではない。ドイツなどでは親の権力性を否定するという意味から廃止されている。日本では、婚姻中は共同親権で、離婚するとそれを認めないとされてきた。その問題をどう変えていくかはとっても難しい問題。ただ、「合意型共同親権でも、DV・虐待・父母の葛藤が激しいケースが紛れ込む危険がある」「非合意型強制共同親権は、子どもを危険にさらすリスクが高まる」などの懸念はこれまでも指摘されてきている。こういう指摘がされている以上、慎重な審議が求められるはずだけれども、もう国会に法案が出てきて、3月にも審議がはじまるかもしれない。あっという間にことはすすんでいく。しっかり納得できるような審議がなされてほしい。いまのままなら、どうなのか? うーん。

2024/01/24

難民申請者、滞る公的保護 来日増で手届かず「野宿」も

 工場籠城終了。相当、疲れました(苦笑)。今月も、ほんとに多くの人の協力で、今月も何とか、ここまできたという感じです。みなさん、ありがとうございます。

 今日は天気はいいが、風が強く、寒い日でした。ほんとに寒かった!

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 みなさん、追いかけられる夢を見るんですねえ。同じような思いをしている。ボクは最近、津波に追いかけられる夢がいちばん多いです。クマははじめてでした。

 さて、余裕のなさについて、ちょっと考えてみた。時間の余裕のなさは、歳をとって、何をするにも時間がかかるようになったことがあるのだろうなと思う。とくに、仕事ね。と、同時に、睡眠時間(布団に入っている時間)が若いころとくらべて、2時間ほど長くなっているということがある。それに、家事労働は、相方が単身赴任をしてからは、それなりに増えているということもある(それまでも、いろいろな事情で結構ありましたが)。そのうえで、団地の仕事が入ってきているから、余裕がないのはあたりまえかとも思えてくる。

 お金の方はどうだろうか。相方の単身赴任での2重生活で、お金がかかるというのはある。なかなか思うように自立しない○○たちにお金がかなるというのもある。自分個人としては、歳をとって、仕事で担当する分野が増えて、本代がさらにかかるようになっていることはあるかなあ。そんなところだな。

 まあ、考えていくと、要因は具体的だなあとちょっと納得。解決・改善できるところから解決・改善するしかないと思った次第。

 

難民申請者、滞る公的保護 来日増で手届かず「野宿」も 外国人「共生」の実相(日経新聞)
 難民認定を申請中で困窮する外国人に対する公的補助が滞っている。こうした人には「保護措置」として国が最低限の生活費などを支給するが、決定まで半年以上かかる例が後を絶たない。新型コロナウイルス禍の入国制限が緩和され、対象者が急増したためだ。民間団体の支援からもこぼれ、野宿を余儀なくされる人もいる。……

 うーん。この時代だから、難民化したり、さまざまな事情で国をでる人は多い。そして困窮化する。保護措置と同じような形なのか、「英国では23年6月末時点で10万人超が食事付き無償施設などの提供を受けている。ドイツでは21年末時点で40万人近くが住居の提供を受けるなどした」と記事にある。ところが、「日本では、難民申請者のうち、保護措置を求めるのは1割未満」という。「出入国在留管理庁は保護措置について積極的に説明しておらず、制度を知らない難民申請者も多い」そうだ。支援団体の調査でも、ホームレスの経験のある、仮放免の人が多いことが報告されている。やはり、大きな課題であり、日本の政治の問題点がうきぼりになる。

2024/01/23

深刻な行き詰まりというものを感じざるを得ない

 昨日は、クマに追いかけられる夢を見た。ただただ怖かった(苦笑)。それだけの夢だけど。

 春は近いのかなあ。

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 今日は工場籠城。座談会①原稿がなかなか入らなかったが、それも決着。いっぱい手を入れていただいて、相当、おもしろいものに仕上がっている。雑誌全体として、結構、重厚なものに仕上がっている感じがする。

 

 新幹線の事故も怖い。原因が今一つわからないのに、明日から走らせるとか言っている……。日本という社会が崩れていっている感じがする。今日もいろいろなニュースがあったけど、そのニュース一つひとつが、この日本と言う国の、深刻な行き詰まりというものを感じざるを得ない感じがする。「政治とカネ」もまとにも、その金権腐敗の真相のところにはいかない、企業・団体献金のところにいかない。谷川議員の(辞任)会見、開き直りがものすごい。「これ以上言うんだったら死ぬしかないね。辞めてきてこれ以上責任取れ言うなら死ぬ以外の方法ないですよ。
俺が悪いんだって言ってるじゃないですか何回も何回も
 すいませんって。頭の下げ方が足りないって言ってるんですか」って……。そういえば、この人が国会の質問中、般若心経を唱えた人だよなあ。大臣になりたくって、裏金をつくったとか。うーん。非正規の話とか、学習指導要領の話とか。うーん。

 まあ、自分も個人的には行き詰まり感(苦笑)。なんでこんなに余裕がないのだろう。時間も、なにか自分の時間をもてているわけでもなく。お金も。自分に楽しいことをしているわけでもなく。相当、不器用な生活をしているなあ。結果としてそうなるのか不思議で仕方がない。ほんと、不思議。とりあえず、健康に気をつけないと。それを第一の目標にしよう。

 

2024/01/22

現場から「訪問介護崩壊」の悲鳴…介護報酬改定で介護難民増加か

 いよいよ、明日から工場籠城。最後の追い込み作業です。あと、月末のいつもの実務も。ただ、あと一本がまだ。粘っている。大丈夫なはず。いまも待っています。

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 ちょっと不安定な天気。実は、今日は起きたらものすごくしんどかった。理由は不明だけど、しばらくアルコールを飲んでいなかったのだけど、この2日間、久しぶりに飲んだことも影響しているのか。それとも悪い夢を見たのか。そんな不安定さと天気がシンクロする。ふむ。
 そんなわけで、今日は絶不調の一日だったけど。もう一つ、傷だらけのメガネがついに、フレームも壊れて、度の合わない、しかも手元用のメガネで生活している。そのせいか、ふわふわした感覚で気持ちが悪い。いろいろ悪条件が重なる(苦笑)。一息ついたらメガネを何とかしないと。

 

現場から「訪問介護崩壊」の悲鳴…介護報酬改定で介護難民増加か(毎日新聞)

 6年に1度となる介護報酬と診療報酬の同時改定のうち、介護報酬の配分方針が22日にまとまった。厚生労働省は、高齢者が住み慣れた地域で必要なケアを受けられる「地域包括ケアシステム」の実現を掲げるものの、在宅介護を支える訪問介護サービスの基本報酬が引き下げられた。高齢の働き手ばかりの現場からは「担い手不足が加速し、訪問介護は崩壊する」との悲鳴が上がる。……


 今日は、箸が折れた。いろいろ壊れる。買い物で、今日も、値段にビビって立ちすくむ。年金生活者にはこの物価高はとてもきつい。年金額の改定も物価高に追い付かない。同時に、介護のほうに気になるところ。ただでさえ対象をしぼってきているうえに、介護の担い手確保の前提をくずしていく。うーん。ボクらの老後はどうなるのか。ただ、それは同時に、どういう社会をつくろうとしているのかとうこと。一人一人が大切にされない社会は、やっぱり切なく、不安でもある。「子育てと介護重なる「ダブルケア」29万人 9割が働く世代」――こちらの方の記事も気になった。

2024/01/21

災害対策はいっこうにすすまない

 いよいよ追い込みで、昨日、今日は、提稿が3本、あと座談会①の直しが戻ってくるのを待つのみである。あいまに、ゲラを読み、さらに資料を読む。来月の企画がまだまだ、決まり切っていない。だけど、なかなか浮かばないのが苦しい。

 昨日は、団地の理事会があった。あいかわらず長くなって申し訳ない。今日は、植栽関係の打ち合わせもあった。いろいろ、みなさんに励まされながら、やっているという感じ。残り3分の1、全力でがんばりましょうね。

 今日は、すこしおしゃべりをする時間ももてた。いろいろな人と、いろいろな話をできたのはよかったな。

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 今日は、朝、サンデーモーニングで、青木さんが最後に行ったことが心に残っている。「トイレがどうにもならない。和式も匂いがすごいし衛生的にもよくない。トイレトレーラーがあって現地女性が涙。オスプレイ1機で何百台も買える。万博もそうだが、いつ起きるかわからない地震対策が30年経っても進歩してない」。ほんとうに、これだけ、大きな災害が続いているのに、災害対策はいっこうにすすまない。そのことには、絶望に近い思いがする。ほんとうにそう思う。

2024/01/19

賃金上昇、世界は物価高を上回る 日本はマイナス圏続く

 うーん。失敗すると、自分はつくずくダメだなあと落ち込む😖⤵️ いろいろ落ち込むことが続く今日この頃。考えてみたら、ボクは、いろいろなうまく人間関係をつくったり、ずっとできていないので、人格的に欠陥があるんかなあと落ち込んだり、ほんとうに、大事な判断ができない優柔不断人間なので、能力的にもしんどいのかなあと、ますます落ち込む。しかしまあ、なんでこのようにウジウジするのか。それもやめたほうがいいなあ。でもまあ、考えても仕方がなんだけど、そのなかで、がんばるしかないわけで。一つ一つやるべきことをやっていきましょうね。

 

 能力的に、自分がダメだなあと思うのは、たとえば原理と柔軟という問題について、なかなか答えをみつけられないことがある。原理は絶対にゆるがせないが、どう柔軟に接近してくのか。その問題を解決するうえでも、社会の変容についてよくわかているのかあ、ずれているのではないかあということもある。社会も変化したし、そのもとで、社会的な意識も変わっている。世界を見渡しても考え方の基本にあるものには変化がある。そこからずれていないか。何よりも、歳をとって、見えなくなっていること、視野が狭くなっていることがないのか。どうも、よくよく自省して、それを何とか克服できるように、がんばらないといけないのだろうけど。


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 今日は、ゲラ読み、資料読み、いろいろなゲラのやりとり、などなど編集実務が中心。いよいよ工場籠城、直前になってきた。もちろん実務もあった。

 さて、自民党は派閥の解消に向かうとか、いろいろ言われている。首相は政党助成金をベースに求心力をもうから、それ以外のとくに主流じゃなく派閥の行方だな。だけど、派閥って言うのは、そもそも、その他に政治団体ってかつだから、つくるのはある意味自由である。派閥をなのらなければ、別の形で再生されることはありうるわけで、問題なのは、やっぱりお金の流れ以外何ものでない。自由になる、表裏のお金をつくって、選挙でそれを使うという仕組みそのものが問われるべきなはずだけど、そのお金の流れの方は、なかなか議論が見えてこないのが実際のところではないのかなあ。

 

 さて、

賃金上昇、世界は物価高を上回る 日本はマイナス圏続く(日経新聞)
 世界的な物価高が一服する中で、日本だけが実質賃金の伸びでマイナス圏を抜け出せずにいる。米国や英国などは2023年7〜9月期までに名目賃金の上昇率が物価高を上回った。個人消費など内需主導の経済成長を進めるためには、日本でも賃上げの「質」が問われる。

 内閣府が23年12月に、主要国のインフレ率を差し引いた実質賃金の伸びを四半期ごとに分析した内容をまとめた。23年7〜9月期の前年同期比の増加率は米国が...

 ここのところ、買い物に行っても、あまりに値上げがすごく、ものを買うのに立ちすくんで買えないということが続いている。ほんとうに、多くの人が経済的に苦しい状況に直面していると思うなあ。賃上げに対して、安倍さん以降、とにかくお願いしかしないものなあ。きちんとした経済生活がないとしかいいようがない。これも失われた30年だなあ。

2024/01/18

自民支持、過去最低の14.6% 内閣支持は微増18.6%―時事世論調査

 今日も、そこそこ天気がいい。雲はあるが。

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 今日も、座談会①、一気に仕上げにもっていく。エイやっと、夕方には、参加者に発信。自分では、そこそこ面白い読み物にはなったとは思うが、思いっきり手を入れていただきます。

 直木賞は万城目さんの「8月の御所グラウンド」。そのニュースを聞きながら、御所のグラウンドで浪人のとき、民青主催で、ソフトボールを2カ月の1度やっていたことを思い出す。ビラ撒いて、準備して、たくさん来るからチーム分けして、いろいろたいへんだったなあ。民青は増えんかったけど。とにかく自分の要求と言うよりただただ裏方、それは……。そんなことを思い出すなあ。万城目さんは原作は読んだことないけど、映画になったものは何本か見ている。おのしろい、変な物語をつくる人だけど、この作品は切ないものみたい。読んでみようかな。そういえば、直木賞のもう一人の河崎秋子さんは、別海町の出身の方。牧場の出で、いまは十勝に住んでいるなど、道東の縁の深い人で、道東を舞台にした小説も書いているとか、こっちも読んでみたいなあ。小説を読む生活に早く戻りたいものだけれども。

 公私とも、よかったこともあれば、そうでないこともある。いろいろ考えたいこともあれば、考え込むこともある。ようはこれからだ。現実には厳しいことは変わりがない。ただ、孤独と言うより、ちょっといろいろ孤立している感じはないではない。自分の考えが、ずれていないか? いろいろ考えるところでもある。

 さて。

自民支持、過去最低の14.6% 内閣支持は微増18.6%―時事世論調査(時事通信)
 時事通信が12~15日に実施した1月の世論調査によると、自民党の政党支持率は前月比3.7ポイント減の14.6%となり、1960年6月の調査開始以降で、野党だった期間を除き最低を記録した。これまで最低だった2009年7月の麻生政権下の15.1%を下回った。岸田内閣の支持率は前月比1.5ポイント増の18.6%で、不支持率は同4.2ポイント減の54.0%。「分からない」は27.4%。……

 さすがに、自民党離れも進み始めている。ただ、その先は、まだという感じ。そこに課題があるのをどうするのかが問われている。岸田さんは、岸田派を解散などと言っている。総裁は、潤沢な政党助成金の配分権をもっているから、いまの派閥のような活動をしなくても、人をひきつけることができる有意差がある。姑息と言えば姑息な発言。企業団体献金をどうするのか、金権政治をどうするのかは、なかなか見えてこないのだ。

2024/01/17

「選択的夫婦別姓の導入を」経団連が政府に要望 公式会議で初めて

 血圧高めの日が続く。北海道では安定していたのに……。なぜだろうか? ストレス? かな????

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 気持ちを穏やかにね。これだけ、ショックなことが続くと、そうもいかないかあ。

 

 今月は、雑誌をつくるのがいろいろ難しい日程の月。結構、日程がタイト。座談会①の原稿づくりも佳境で、結構、追い込まれている。じっくり考える余裕もなく、とにかくすすめるしかないという感じ。あすには原稿づくりを終え、仕上げもしきらないと……。

 阪神淡路から29年。いろいろ考えたりすることはある。同時に、当時は、ここから、企画を立ち上げて、2月発売の雑誌で小特集を組んでいる。経費節減で工程が変わったり、人手が足りなくなったりもあるけど、年をとって無理がきかなくなったこともある。

 

 さて、なかなかおもしろいニュース。 

 

「選択的夫婦別姓の導入を」経団連が政府に要望 公式会議で初めて(朝日新聞)
 経団連は17日、加藤鮎子・女性活躍担当相との懇談会で、選択的夫婦別姓の導入を政府に求めた。結婚後に夫婦が同じ姓を名乗ることを義務づける日本の制度が企業活動を阻害していると訴えた。経団連が公式な会議で政府に選択的夫婦別姓の導入を要望したのは初めてという。

 懇談会では女性登用をめぐって議論を交わした。経団連の魚谷雅彦・ダイバーシティ推進委員長(資生堂会長)は会合で、「パスポートの名前とビジネスネームが異なることは、国際機関で活躍する研究者の継続的なキャリアを阻害する要因となっている。海外出張先のホテルや訪問先で閉め出されるといったこともある」と具体例を挙げた上で、「選択的夫婦別姓の実現に向けて強力にリーダーシップを発揮してほしい」と求めた。……

 1996年に法制審の建議があった時、もう後戻りはできないと思ったけど、ところがどっこい、そこから例のバックラッシュの波にのまれることになる。それから28年。ほんとにおそろしい歴史である。それでも、この問題には彼らには決定的な矛盾があるということだろうけど、それでも、まだまだ、右派の力は軽視できないようにも思える。ここから、どのような展開をみせるのか? どのような議論ややりとりがなされていくのか、いろいろ注目はされるところでもある。

2024/01/16

奈教の実践を守り、発展させたい!!!

 自民党の刷新本部、なんで派閥の解消が中心なのか? 問題はパー券であり、裏金であり、「政治とカネ」ではないのか? など、ニュースを見ながらいらいらする。

 今日もいい天気。

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 こういうさわやかな気持ちで、1日をおくることができればいいのに。

 さっそく、仕事でハラハラだし、公私ともに、悲しいこと傷つくこともあるし、心配事もまた増えるし……。修行修行、いろいろなことに向き合っていきましょう。

 で、今日も、座談会①の原稿づくりをすすめる。形がまだまだ見えないなあ。この道をすすんで大丈夫か。ほんとうにハラハラ。

 

大半に「国歌」指導せず、道徳は全校集会で代替 国立奈良教育大付属小、法令違反教育常態化(産経新聞)
 国立大学法人・奈良教育大付属小(奈良市)で、道徳や「君が代」を扱う音楽の授業の中で、検定教科書を使わないなど、法令に違反する教育が長期間にわたって行われていたことが16日、学校関係者への取材で分かった。不適切な指導は国語や外国語などの教科でも確認。一部の教員に対し公立中出身の学校長の監督権限が機能しない状況が常態化していたとみられ、文部科学省が指導に乗り出した。……

 産経の記事は、一面的だから、引用は正直ためらうのだけれども! 奈良教育大付属といえば、自分たちで子どもの実態にそくした教育課程を編成し、豊かな実践を展開している学校で、その記録として本も出されている。ボクももっているよ!

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 ほんとうに素晴らしい実践を学校ぐるみでやっている。

 ただ、奈教と奈良女が法人統合して、付属は2つある必要はないと、付属つぶしがはじまっていると、少し前に聞いたことがあった。

 その後、この本や、教育系の集会で、奈教付属の実践を聞いていたから、そういう時期だからこそ、ほんとうにこの実践を発信して、発展させていこうという強い決意でとりくまれているのだと思う。おそらく、今日の記事は、その奈教を狙い撃ちにする、その一環のものなのだろう。だからこそ、奈教の実践や、とりくむ先生たちの姿勢に学び、そして、その実践を広げていきたいものだとつくずく思う。がんばれ、奈教!

2024/01/15

『ガザとは何か』 「初動に人災」「阪神の教訓ゼロ」 能登入りした防災学者の告白

 個人的なことも、なかなか思うようにはすすまないのが実際のところ。それでも、こつこつと。

 今日も、朝から、座談会①の起こし整理作業を超特急で。いろいろ入れ替え、サシカエの原稿づくりにもとりかからないと。時間がかかる作業だけど、実際には、お尻が決まっていて、結構、あわてている。うまくいくかどうか、まだ形が見えるまで時間がかかりそうなのでハラハラドキドキの局面である。

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 いろいろ自信満々にものを言う人がうらやましい。ボクはやっぱりオロオロするなあ。いまは、一人でオロオロするしかないし、自分で答えの出せないことが、考え続けるしかない。とにかく、迷惑をかけないように、がんばる。広い空のように、おおらかにいかなくては!!!!

 

 いま、話題の岡さんの『ガザとは何か~パレスチナを知るための緊急講義』の感想を少し。

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 いまのガザの現状、その深刻さ、問題の深さを、これだけわかりやすく的確に書いた本はそうないとは思う。その背景にある歴史、西欧諸国の植民地主義も鋭く告発している。それはそうなんだ。あらためてこの問題について深く考えさせられる。そのことを前提にしつつ、やっぱり悩ましいのは、ではこの事態をどのように解決していく展望を考えていくのかということ。シオニズムを否定することは、ともすれば(かならずしもそうだとは言っていない)、イスラエルという国そのものを否定することになる。はたして、イスラエル建国の前に戻すことが問題の解決なのか? では、どんな解決が可能なのか。もちろん、それはこの本の役割ではないし、そう簡単に答えがでる問題でもない。西欧諸国がその責任をはたすことを含め、この時代が、ほんとうに知恵を出し尽くして、説得をしつくして、答えをいつけるしかないのだろうなとも思うけれど。だけど、まずは停戦を、そして、確認されている国際法の原則をしっかりと根付かしていくような、合意をどうとっていくのか、だ!

 

 能登半島の地震に、室崎先生が、インタビューにこたえていた。まだまだお元気である。

「初動に人災」「阪神の教訓ゼロ」 能登入りした防災学者の告白(朝日新聞)
 初動に人災の要素もある――。防災研究の第一人者で、石川県の災害危機管理アドバイザーも務めてきた神戸大名誉教授の室崎益輝さん(79)は、能登半島地震の初動対応の遅れを痛感しています。自戒の念もこめて、今、伝えたいこととは。……

 初動の遅れを強調する。被災地で起きていることを把握するシステムが機能せず、トップが震災を過少評価したのではとも。災害の時代である。本当に考えさせられることが多い。

 

 

 

2024/01/14

2024年の「世界の10大リスク」

 日曜日。一人何役物日常生活に戻って、オーバーワーク気味だったので、いつもの掃除はしんどいなあと思っていたけど、朝、思い直して、いつもの掃除スタート。一通りの日曜ルーティーン。

 そのあと、過ぎに、もうスピードで座談会①の起こし整理作業にとっかかる。今日の目標は半分強まで。うーん、どうだろう。

 

 サンデーモーニングの「風を読む」では、米調査会社が選んだ、2024年の10大リスクを取り上げていた。

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2024年の「世界の10大リスク」
1位 米国の敵は米国
2位 瀬戸際に立つ中東
3位 ウクライナ分割
4位 AIのガバナンス欠如
5位 ならず者国家の枢軸
6位 回復しない中国
7位 重要鉱物の争奪戦
8位 インフレによる経済的逆風
9位 エルニーニョ再来
10位 分断化進む米国でビジネス展開するリスク

 アメリカから見た、リスクではあるのだけれども、なるほどなあとは思う。結構、腑に落ちる。もとになったレポートは、これ。

 興味深いのは米中対立とか、台湾有事と言う項目があがっていないこと。アメリカから見るとそうだんだと思える。レポートを読むと、リスクもどきとして、米中危機があげられている。危険はあるにしても、「関係の悪化を慎重にコントロールするだろう」とみている。今日も、台湾で与党が勝利したことで、台湾有事が近づいたというあおりが、大手メディアには目立つのだが、これがリアルなところなのだろう。日本のことを考えると、日本は政治そのもの、相当深刻なリスクを抱えているように思えてくる。そこをどのように解決していくのかだ。 

 個人的にも、いろいろ課題が多い。あいかわらず睡眠は落ち着かない。心配事が山積みだけれども、気持ちをリフレッシュして、今週もがんばらないといけない。

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2024/01/13

陸自幹部らの靖国参拝などなど

 今日は、朝からインタビュー①の仕上げに。それからお昼過ぎには、発信。ただちに、座談会①の起こし・整理作業に突入。かなり、長めの座談会なので、ひっしのパッチでがんばらないといけない。

 昨日は、眠りはここ数日のなかではいちばんましだったのかもしれない。しかし、そのぶん、どっと疲れが出て、一日中体が重い。なにかしら、夢を見たのか気持ちも重いし、いろいろ、つらいことも思い出した。心配はつきないなあ。

 団地の問題の対応もいろいろ難しい局面。こちらも、心配事もある。いいほうにいけばいいが。

 夕方、雨か雪という予報だったので、お昼には買い物に出る。川に、さぎらしき鳥。

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 陸自幹部らの靖国参拝が報道される。「スーツ姿、敬礼、公用車…」「案内・誘導係が整然と動く様子からは、組織として活動していることが感じられた」とも。事務次官通達に反しているのもそうだけど、そもそも、自衛隊と、旧軍との関係は、かなり深いものがある。地方の、広報施設にいくと、基地には旧軍との継続性もあり、公然と旧軍を賛美する展示があったりする。これまでも、沖縄などでも、護国神社への集団参拝が問題になったこともあったし。

 パー券問題での自民党の会合。派閥の解消などがいろいろ議論されたとか。だけど、問題は「政治とカネ」。企業団体献金とパー券の問題、そして裏金という問題のはず。地検のほうは、会計責任者までで、派閥の幹部の立件は断念したという報道も。なかなか、本質的なところにいかない。ちょっと、目に余りようなことが続く。

2024/01/12

イスラエルに対する「ジェノサイド」提訴、国際司法裁で審理始まる

 睡眠の改善は、時間がかなりそう。粘り強く、体のつくりかえに匹敵することかも。生活改善ですねえ。

 春はしっかり近づいているはず。

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 しかし、今朝は寒かった!!!

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 今日は、とにかく、インタビュー①の仕上げ作業に。だいぶできあがってきているが、締めをもう少し工夫しないとダメかな。

 先の企画相談も進行中。朝からつめた仕事が続く。睡眠が悪いわりによくもっている。それでも、夕方にはガクっと眠くなる。帰りの電車で、職場でやり残したことを思い出す。やり残したことばかり、(;´д`)トホホ。

 さて。

イスラエルに対する「ジェノサイド」提訴、国際司法裁で審理始まる(BCC)

 イスラエルがパレスチナ自治区ガザ地区でジェノサイド(集団虐殺)を犯していると、南アフリカが国際司法裁判所(ICJ)に訴えた裁判の審理が11日、始まった。南アフリカは、イスラエルがガザ「破壊」を計画しており、「国家の最高レベル」が立案に当たったと主張した。

 原告となった南アフリカ政府の弁護団はこの日、オランダ・ハーグの法廷で訴えの内容を説明。裁判所に対し、ガザでの軍事行動の停止をイスラエルに命じるよう求めた。

 イスラエルは12日に弁論する。訴えについて「根拠がない」と強く反発している。

 ICJはこの裁判で、ジェノサイドの疑いについて見解を示すにとどまる。国際刑事裁判所(ICC)と異なり、ICJはジェノサイドなどの犯罪で個人に対して有罪・無罪の判断を示すことはできない。ただし、裁判の成り行きは注目されており、その意見は国連やその他の国際機関で重みを持つ。……

 南アフリカは審理前に証拠を提出。そのなかで、イスラエルの行動について、「パレスチナ人の国家的、人種的、民族的な集団のかなりの部分を破壊することを意図していた」としている。こんどの法廷でも「集団虐殺の意図は明らか」、イスラエルが「集団虐殺の意図」をもっていることは、「軍事攻撃の実施方法から」明らかだと述べたという。

 また、南アフリカは、イスラエルによるガザでの軍事作戦を強く批判しているが、南アの与党・アフリカ民族会議は、パレスチナの大義と、南アで1994年まで続いた人種隔離と差別の政策(アパルトヘイト)との闘いには相通じるものがあるとしている。、長年にわたってパレスチナへの連帯を示してきたそうだ。法廷での演説は、なかなかのものだったという。字幕付きで、ネットでも中継されたという話もあるけれども、ぜひ、見てみたいもの。ガザの問題、イスラエルのパレスチナへの支配の問題はずっといろいろ考えている。もう少し、突っ込んで考えたいところだとつくずく思っている。いろいろ学ぶ機会も増やさないと。

2024/01/11

「ザ!世界仰天ニュース 命をかけた赤木ファイル“文書改ざん”の謎」

 夕方になると、ほんとうに視力がガクっと落ちて、ものが見えなくなるなあ。みなさん、どうしているんだろうか?

 さて、今日は、午前中から座談会①の収録だったけど、昨夜も、睡眠が悪く、1時間ごとに目がさめるパターン。ここを乗り切って、しっかり眠れるようにしていかないと、そういう生活改善が、いまの最大の問題。しかし、今朝は、寒かったなあ。

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 少し、厚着をして、家を出る。

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 収録場所は永田町方面。今年初。収録はたっぷり2時間半。いろいろな話が出てきて、おもしろかった。さて、あとは私のがんばりで、しっかり読ませるものに仕上げることができるか。がんばります!

 その後は、移動時間があり、それからはまずインタビュー①の原稿化。明日からは仕上げにかかれるかなあ。もう少し、考え切らないといけないかなあ。

 

 昨日は、TVerで「ザ!世界仰天ニュース 命をかけた赤木ファイル“文書改ざん”の謎」を見た。

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 赤木雅子さんのたたかいを、正面から描くもので、すごくよくできた再現ドラマ! もちろん、昨年からの、安倍派に責任をおしつけるという政治の流れのなかでおこっているにしても、そうとう突っ込んだ内容になっている。この問題の真相の解明をしないまま風化させては絶対にいけないという思いを強くする次第。

 ほんとうに政治のみにくさがどんどん露呈する。

 たとえば、PRESIDENT Onlineには、鈴木洋仁神戸学院大学准教授の「「能登半島地震」で露呈した日本社会の重苦しい未来 いつの間にか、見捨てたことになっていく」という論考が掲載されている。鈴木准教授は、今回の地震で、「被災地は、以前から大きな地震が頻発しており、一部の専門家から危険性も指摘されていたが、この地域への対策を重視したようには見えない。誰も責任を取らない形で、なし崩しに『地方が見捨てられる』という状況が生まれつつあるのではないか」といっている。「能登半島地震から1週間が経った1月8日の朝日新聞は、1面の見出しに「見えぬ全容」と掲げた。「全容」とは、何を指すのだろうか。死者や行方不明者の数だろうか。孤立状態にある人数だろうか。「全容」という言葉の「全容」が見えないのである。それほどまでに今回の災害は把握が難しい」と指摘しつつ、その結果、地方が見捨てられているというのだ。うーん、そのとおりだなあとつくずく思う。

 一方で、自民党のパー券問題。自民党が派閥の政治資金問題を議論する初会合を開いたが、急先鋒で発信している石破茂さんが外され、安倍派が最多の10人いるという話。いったい政治はどこに向かっているのか。相当気持ちを強くもたないといけない。

 いろいろ、バタバタと、団地の問題への対応も、しなければいけない。うまく、時間をつかわないといけない。

2024/01/10

名護市辺野古沖 大浦湾側での代執行に伴う工事 着手

 昨日は1時間ごとに目覚める最悪パターンだった。まだまだ、仕事生活に慣れることができていないのか? 緊張度が高いのか? 団地の仕事もだんだんと入ってきているので、そのプレッシャーか。まあ、肩の力を抜いて、何とか乗り切っていかないと。

 仕事の方はインタビュー①の原稿づくり。付け加え作業の山場は声、原稿づくりの進度は6割程度まで来ているのかなあ。明日は、朝から座談会①。いろいろ、今月、さらには来月以降の原稿の催促ないし、相談メールも送ったり。

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 いまとなれば、少し懐かしい風景(まだ、5日ほどしかたってないけどね)。この写真はアップしてなかった?

 

 今日もいろいろおこります。

名護市辺野古沖 大浦湾側での代執行に伴う工事 着手(NHK)
 沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設先となっている名護市辺野古沖の代執行に伴う大浦湾側での工事について、防衛省は必要な準備が整ったとして、10日、着手しました。

 普天間基地の名護市辺野古への移設をめぐっては、沖縄県が軟弱地盤がある大浦湾側での改良工事を承認しないことから、先月28日、国土交通省が代わって承認する代執行を行い、防衛省沖縄防衛局は着手に向けて準備を進めてきました。

 そして、10日午前10時半ごろから、船の上で複数の作業員が重機の点検や海面の状況を確認するなどし、正午すぎ、ショベルカーから海中への石材の投入が始まり、工事に着手しました。

 防衛省によりますと、10日行われたのは護岸の造成工事に向けた作業の一環で、今後、地盤を改良するため、およそ7万1000本のくいを海底に打ち込む工事も進めることにしています。

 防衛省はすべての工事や手続きが終わり、普天間基地の移設が可能になるまでには12年ほどかかるとしています。……

 やりかたがあまりにもひどい。県との間で工事の施工や環境保全対策などについて協議することが約束されていたが、それも無視。もう一方的に進めるこということか。12日から着工という情報を流しておきながら、急に着工するところにも、抗議すら受け付けない姿勢があらわれる。徹頭徹尾、県民の声、民意を無視し、地方自治をふみにじるということか。だいいち、代執行といっても、その前提となる昨年9月最高裁判決は、まさに、政府と裁判所の出来レース、コピペ判決だし。今回の最高裁も、そのまったくの追随。まさに、民主主義そのものもふみにじられる。それでも県は、対話と協議を求めている。それをどこまでに無視するのか!!!ほんとうに、心が凍るような一日になる。

2024/01/09

「災害で住民がパニック」は神話 エリート・パニックにこそ注意を

 朝、団地の打ち合わせがあったので、少し、ゆっくり目。通常モードに戻ると、一気に、夢が襲ってくるなあ(苦笑)。昨夜は、企画が暗礁に乗り上げて、追い込まれる夢を見た(ふー)。お疲れの寝起きだったのでねエ。打ち合わせまでに、少し時間があったので、インタビュー①原稿づくりスタート。座談会①の日程もほぼ決まり。午後には会議もあり。

 能登の地震の救援の遅れを見ながら、当初は、政治のあまりにもの無関心ということを感じていたのだけれども、実は、無関心ではなく、データを握っている人がいて、効率的には、これでいいと、確信的に切り捨てているのではないかという思いをもつようになっている。かなり、怖ろしい事態が起きているのではないか、と。どうだろうか???

 

 一方で、こういう議論もある。

「災害で住民がパニック」は神話 エリート・パニックにこそ注意を(朝日新聞)
 災害が起きると住民がパニックを起こす――そんな思い込みをまだ引きずっていませんかと、社会心理学者の吉川肇子さんは言う。問題は住民によるパニックではなく、むしろ「エリート・パニック」なのだ、とも。災害時に行政責任者などのエリートは、なぜ、「住民がパニックを起こすのではないか」と恐れるのだろう。そして、エリート・パニックによる弊害を防ぐにはどうすればいいのか。吉川さんに聞いた。……

 「行政や政治の責任者が災害時に『住民がパニックを起こすのではないか』との恐れを抱くことです」「エリート自身がパニックになったり、エリートが社会にパニックを引き起こしてしまったりするのです。実際、行政が不適切なメッセージを発すれば、社会は混乱します」と。なるほど、思い当たることは往々にしてあるなあ。政治は、ほんとうに自己点検を怠ってはいけない。

 

 さて、明日用に、久しぶりにひじきをつくった。

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2024/01/08

【速報】能登半島地震、政府の対応「迅速だと思う」57% JNN世論調査

 今日も、インタビュー①起こしが中心。なんとか大まかには起こしは終える。だいぶ疲れる。ここから原稿化にすすむが、目標は3日間で。そのあいだに、会議日があったり、座談会①の収録があるはず。その後に2日ほどで、仕上げをしたいところだな。しっかり、朝から弁当をつくったり、食事作りも通常モードに。あたまの回転も、どんどん上がっていってくれたらいいのになあ。そこが、なかなかね。

 今日は成人式だったな。生協の帰りに、文化会館の前を通ったら、振袖とか、ヤンキー和服の若い子たちがいっぱいいた。

 ところで、本気で、自宅の断捨離を考えないと、ちょっとたいへんになってきた。本の置くところが完全になくなってきたぞ。今後、どこで、どのように過ごしていくのかという大きな問題について、そろそろ一定の答えをだすこととあわせて、家の中にある「もの」をどのように管理していくのかを、真剣に考えないといけない。

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 しかし、今日はいい天気。

【速報】能登半島地震、政府の対応「迅速だと思う」57% JNN世論調査(TBS)
 最大震度7を観測した能登半島地震をめぐり、政府は現地の自衛隊員を増員するなど対応に当たっていますが、こうした政府の対応について迅速に行われていると思うかどうか聞いたところ、「思う」と答えた人が57%にのぼることが最新のJNNの世論調査でわかりました。「思わない」と答えた人は32%でした。……

 これはどういうことだろうか。災害のさいには国民意識として政府に協力的になるにしても、これだけ救援の遅れが噴出していると言うのに、しれが伝わっていないのか??? ただ、「岸田総理は海外からの被災地支援の申し入れについて受け入れ体制などを理由に「人的・物的支援については現時点で一律に受け入れていない」と表明しましたが、この方針について、44%の人が「適切ではない」と答え、「適切だ」は35%でした」というわけだから、必ずしも、政府に追随していたり、無関心であったりするわけではないのだろうけれども。こういう意識の矛盾や、難しさは、しっかりみながら、情報発信をしなければならないのだと思う。とりわけ、災害報道はNHKの影響力は非常に大きくなるので、その報道の影響はよく見ておく必要があるのかもしれないかあ。

 

 

 

2024/01/07

「光る君へ」

 日曜日。しばらく家を空けていたので、しっかりお掃除。結構、たいへん。その後は、インタビュー①起こしを全力。起こしは3分の2ぐらいまではすすめられたかなあ。ただ、ひたすら今日はその作業に集中。がんばりどころ。

 ニュースをいくつかみたり、読んだり。能登の地震は、その被害の大きさが、日を追うごとに加速度的に大きくなるという印象。しかも、新たな危険が指摘もされている。これはどういうことだろうか? ほんとうに心が痛む。仕事でも、心が痛むことがほんとうに多すぎる。

 

 さて、大河では、「光る君へ」がはじまった。

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 時代考証だとか、その再現だとか、これまでつくられたことのない時代だけに、とても難しいとは思うけれども、実は、個人的にもものすごく期待している。高校の時、中古女流日記がわりあいとすきで、この時代の文学は結構読んでいた。聞きなれた兼家からはじまって、長男が道隆で、次男に道綱がいて、その母が、蜻蛉日記の作者で、すると道兼は三男なのか、とか、人物配置をいろいろ確認しながら見ていた。おもしろく展開するといいなあ。すきだった源氏物語のシーンなどもいろいろ連想しながらだな。どのようにつくられるのかは、とてもわくわくしている。

 

2024/01/06

自衛隊派遣、なぜ小出し?熊本地震時の5分の1 対応できない救助要請たくさんあったのに…首相の説明は

 早朝仕事スタート。

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 やっぱり都会ですよね。こっちは!!!

 昨日は飛行機4時間遅れ。羽田の事故の影響は大きいですよ。
 今日は、その後、お風呂に入って、洗濯をしたり、後片付け。団地の仕事も少しして、それから職場に。
 インタビュー①の準備をして、それかた収録。おもしろい話は聞ける。それはそれでおもしろい仕事なのだけど、原稿化はやっぱり相当しんどいぞ!!! がんばらなきゃ!!!

 たまった実務を処理をして、ちょっと早めに帰宅して、いろいろたまったこともやる。

 さて、

自衛隊派遣、なぜ小出し?熊本地震時の5分の1 対応できない救助要請たくさんあったのに…首相の説明は(東京新聞)

 石川県で最大震度7を観測した能登半島地震で、人命救助などのために派遣されている自衛隊員は、5日時点で約5000人となった。政府は、地理的条件や近隣の部隊配置などに違いがあり、単純比較できないとするが、2016年に震度7を記録した熊本地震の5分の1にとどまる。野党からは、政府の初動対応の遅れを批判する声も出ている。
◆「自衛隊員が足りない影響」
 防衛省は地震発生翌日の2日、陸海空自衛隊の指揮系統を一元化した統合任務部隊を1万人規模で編成した。ただ実際に現地で活動するのは2日の段階で約1000人、3日は約2000人、5日も約5000人にとどまっている。発災から5日目で約2万4000人が活動していた熊本地震と比べて規模が小さく見える。
 立憲民主党の泉健太代表は5日、記者団に「自衛隊が逐次投入になっており、あまりに遅く小規模だ」と批判。別の立民幹部も「物資が届かず、被害の全容が明らかにならないのは、自衛隊員が足りない影響だ」と指摘する。……

 素人考えでも、道路などもなかなか厳しい地域で、救援に自衛隊の能力が求められる感じがするが、これはどういうことだろうか。常識的には、こんなとこだからこそ、保守政治家として、救援のために、これは決断するはずなのにどうしてか??? どこまでも無関心なのか??? 理解できないことが多すぎる。

 いろいろなニュースが続く。パー券問題は、地検は2人の逮捕でおさめるのか??? どういうつもりなのか???
 武器輸出、殺傷兵器問題は、今国会の争点ですることができるか。平和の問題も正念場にさしかかるなあ。
 松本問題も酷くなってきた。

2024/01/04

明後日には、インタビュー①。そのための準備にとっかかります

 予定では、明後日には、インタビュー①。そのための準備にとっかかります。その前に、ガザ関連の文献を読み進める。つらいです。インタビュー①のほうも、得意な分野ではないので、ほんとうに理解するのに時間がかかる。けっこう大変。明日もがんばらないと。

 今日ぐらいになると、団地の仕事もふってくる。そろそろエンジンかけて、そちらもいろいろ考えないと。うーん、公私ともに厳しい現場からは少し逃れて、少しの間は孫たちに癒されたけれども、基本、疲れはとれないし、心が休まるわけではないし、ゆったりする場はないなあ。しかし、その勢いで、厳しい現実を乗り切りましょうね。

 さて、能登の地震。救援の遅さに今日もイライラを感じる。午後になって、自衛隊員を2000人から4600人に増強表明したというニュースが流れる。3日までは1000人だったとか。東日本大震災だと、翌日には自衛隊の派遣が5万人規模、2日後には10万人体制の命令が出ているそうだ。熊本大地震でも2日後には2万人とか。食料の支援も、ほとんど届いていないと言われている。いったいどういうことなのだろうか。政権の関心がどこにあるのかがうかがい知れる。と同時に、いまの政治に、「公」というものが、崩れさってきていることを感じさせてくれる。何ことも「私」を中心にいとなまれる。その典型が、貧富の格差であろうが、地方の格差も同様のことが言える。地方には「公」の手は届かない。すべてが「私」の努力に依存する。

 羽田の方はだいぶ、事態はわかってきたようだけど、まだ、報道されていない重大な事実もあるようだ。不審な点はいくつもある。たとえば、海保のほうは進入待機場への誘導であるのならば、なぜ副機長は滑走路への進入をとめなかったのか。管制塔はそのことになぜ気がつかなかったのか。海保は、ソフトなイメージではあるが列記とした実力組織である。そこに問題はないのか? さらに羽田の設備に問題はなかったのか。まだまだ解明が待たれることは少なくない。

 

 いろいろ公私ともにうまくいかない。仕事の方は、やっぱり正面から、「公」ということにかなわること、「政」を問いかけたいところ、考えたいところ。多くの人の知るべきこと、知りたいことはそこになるようにも思えるし。

 最後の風景。

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2024/01/03

朝から、一般の新聞(商業紙)をいくつか読む

 朝から、一般の新聞(商業紙)をいくつか読む。正月の新聞は、かつては今年をどう見ているのかという点で、各紙が相当力を入れてつくられていたが、いまはそれほどでも。連載特集も、1日の事件・事故で、完全にふっとんでいる。ただ、社説などを読んでいて、暴力だとか正義ということが、抽象的に語られていることがとても不安にさせるような気がする。かつては、国際法というものが、「法と正義」という立場から原理としてかたられていたけれども…。たしかに、国際法といっても、それは政治の産物という側面がとても強いものだけど、その普遍的理念というものへの確信は、揺らいではいけないし、そこへの合意づくりへの葛藤こそが世界を変える力ではないのか。むしろ、西側先進国のなかで、その揺らぎが一番考えなければいけないことなのかもしれないのだけど…。

 引き続き、パレスチナ関連の本を読み進める。結局、国連のイスラエルの分割決議やイスラエル建国につきあたる。植民地主義の害悪は、その後も、入植地の拡大という形ですすんでいく。オスロ合意も機能はしなかった。深刻に続く、ガザにおける過酷な事態。では、国際法は、いまの事態をどのように解決にみちびくことができるのか? 「法と正義」というものの難しさを感じるし、ボクなどは現実の前におろおろしてしまう。それでも、大事なことを見失ってはいけない。

 

 能登の地震は、救助がすすまない…。病院不足は大丈夫だろうか。医療過疎が顕著な地域だけに、心配だ。同時に、いまいるところも、同じような地域だけに、他人事とは思えない。安心と安全の地域は大きな課題でもある。同時に、志賀原発には3mまでの津波がきていたこともあきらかに。重大なことにつながりかねない。

 羽田の方は、管制は、JAL機には進入許可を、海保機に手前までと。海保の機長は管制官から離陸の許可を得ていたというが。5人の死亡は悲しく重大だが、映像を見ていても。JAL機の全員の避難は奇跡のよう。

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 写真は昨日の様子。今日から、まじめに食事作りを再開。相方とのいっしょの夕食も、明日をすぎるとしばらくないし、まあ、そこそこ真面目につくります。

 

2024/01/02

気持ちは仕事モード? あと「VIVANT」

 昨日の日の入りの瞬間を写真でとれなかったので、今日の日の入りの写真をアップ。

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 すでに、気持ちは仕事モードに入ります。今年は年明けから、大きな地震、そして今日は航空機の事故と、続きます。なかなか冷静ではいられません。お正月の体制も薄いときの地震だけに、事態の掌握も、救援もなかなかたいへんな状態のように感じます。少しでも被害が小さいことをお願いますが、あらためて、災害対策の体制の漸弱性が露呈したようにも思えます。そして、原発。とにかく、一刻も早い救出と救援をのぞみたいものです。

 航空機のほうは、まだ情報が少ないです。海保の飛行機と接触したという情報も流れています。ただ、乗客は全員避難したということにはホッとしています。

 今日は、午前中から、先の企画の資料読みを進行。3つぐらいのテーマを追いかけます。年明けから、戦争と平和の問題も大きな課題を抱えたままです。それに対する日本の政治の状況もまた、さまざまな問題を露呈しています。戦後の民主主義をめぐる問題の通史を読んでいて、実は、政治とカネの問題については、とても軽視されているように思えます。今日読んだ本にも、ほとんどその記述はありませんでした。実際に、メディアの軽視もあり、政治の世界ではこの問題をとりあげることが、大事な政策議論を阻むことになっているというような空気をつくるだしてきました。そのことに世論も大きな影響をうけています。しかし、実は、このことが政治をゆがめてきたわけで、民主主義の根幹にかかわる問題です。それだけに、どのように議論をしていくのかは、工夫も知恵も必要なんだろうとは思います。そして、そうした平和と民主主義の状態のもとで、人権はどうなっているのか?

 

 テレビをつけると、「VIVANT」の一気見をやっていて、思わず見てしまった。

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 これもまた、複雑なドラマであろう。何よりも、我々が影の軍隊として批判してきた自衛隊の別班という、秘密諜報部隊が堂々とどらまの主人公として出てくる。そして、公安の外事課…。堂々とこれらが表舞台に出てくることは何を意味しているのか。一方で、「テロ」組織の描き方もまた独特。不安定だけれども、その根底にある、この世界のさまざまな問題を反映させているところは、とても考えさせられる面ではあるのだろうけれども、そこに向きあっていくときに、国家がどんどん前にでてきて、「にっぽん」が強調され、秘密諜報組織という実力組織が必要とされてしまう。なんだかねえ。総じてストーリーの展開に、重要な役割をする女性が出てこない物語であるのも特徴。そのことも、話をそのようにしている要因でもあるのだとは思うけれども…。

 

2024/01/01

東南アジアの訪問記 映像の世紀バタフライエフェクト「ビートルズとロックの革命」、「バンクシーから読み解く“分断の世界2023”」

 ふー。今日は、孫たちが帰りました。ほんのひと時の、交流ですね。朝から、積もった雪遊びに夢中です。昨日から車で移動していると、キツネがいたり、シカがいたり、ウシやウマがいたりで、それなり大喜びです。たんちょうも見に行きました。

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 でも、雪で遊ぶのが一番楽しいみたいです。最後は、オオワシなのかオジロワシなのか、大きなワシにも出会いました。

 

 今日のしんぶんで、東南アジアの訪問記を読む。長いよね(苦笑)。でも、興味深かった。東南アジアに対する日本での議論は、どうも歪んでいて、ほんとうの姿はあまりしられていない。どうしても、この地域を、米中との関係を軸に考えたり、日本的なアジア蔑視の目でみてしまう。ありのままの東南アジアの姿をどう見るのか? どう伝えるのか。まずは、自分がもっともっとしらないとなあ。これはここ数年ずっと思っていることなんだけど、なかなかできていない。もう一点は、日本などの政治との関係。これは、ちょっと問題意識をもっていたことなので、刺激されたことでもある。いろいろ自分なりに、突っ込みたい論点もあるだけにね。それだけに、ここもいろいろ自分なりにふかまった勉強をしないと。この得意ではない分野の研究を今年はしっかりやりたいところだな。

 

 一昨日には、映像の世紀バタフライエフェクト「ビートルズとロックの革命」を見る。そのあと、「バンクシーから読み解く“分断の世界2023”」を見る。少し、視点を変えると、対抗的な動きが見えてくる。若者の文化というものの姿も見えてくる。ボクは若かったころは、ハードロックだったから、ビートルズにはそんなに興味はなかったけど、あらためてこれも興味深かった。悲観主義者のボクの、新たな刺激だな。テーマだけは、いろいろ浮かんでくる。

 

 北の国に来てからも、基本、しごとは接待(苦笑)。不器用で、自分へのご褒美は苦手で、あほをしながら、友人や孫たちを接待の日々。接待のない食事は、正月からインスタントラーメン(苦笑)。年末年始は、接待などに、あまりにもお金をつかいすぎたから、質素に生活しましょうね。

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