教育課程・評価 そして「デフ・ヴォイス」
さすが、昨日の早朝仕事のせいか、とても睡眠不足。しかも、久しぶりに胃がシクシクしている。ちょっと、ストレス過多か? 今日は日曜日だから、掃除スタート。
民研の研究交流集会の分科会があったので、掃除はほどほどに。教育課程の分科会に参加。テーマは評価。
学力論に「資質・能力」が言われるようになり、観点別評価が導入されたもとで、それがどのようになっているか。東京の実例の報告からはじまって、大阪などの実態を交流。そのうえで、そもそも評価とは何で、どうあるべきか(梅原さん)、これまでどのような議論がなされてきて、どのような課題がいまあるのか(本田さん)と続く。問題は、評価が自己目的化され、子どもの学びや発達から離れ、逆にそのことが教育を切り刻み、子どもを抑圧するということがよくわかった。
そもそも、この間の、教育課程行政は、どうも、中身がめちゃくちゃで、なぜこんなことが行われるのかということがとても疑問であるのだけど、ただでさえ、子ども観、学力観で転倒している文科省に加え、外からの議論が跋扈するとこうあるのかと悲しくなる。
やや早めに、集会からは、離れ、今日明日のところでやっておかなければいけない、資料の整理や、資料読みにとりかかる。
昨日の夜は、「デフ・ヴォイス」の後編。とてもおおしろい。
当事者が20人以上出演していることが、ドラマの繊細さ、リアルさにつながっているということなのだろう。ボクなんかは、単純に、コーダの苦しみ、そして、障害ある人の困難について、どれだけわかってきたのだろうかと考えてしまう。謙虚に、しっかりと、いろいろな問題を見ていかないといけないと思う。
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