若手が非正規の研究労働者に、「才能を浪費」ノーベル賞梶田さん指摘
今日も、混んでいる電車に乗って、職場に。(;´д`)トホホ。駅前の道は、イチョウの絨毯。
とにかく、今日も、まずは資料読み、ゲラの受け取りなどのやりとり、会議、企画の相談電話などなどと時間が過ぎていく。上手くいかないし、ただ時間だけが過ぎていく焦燥感……。ちょっと、よくわからない進行。
パー券、キックバック問題は、安倍派そして自民党全体をも巻き込む重大な政治問題に発展している。このままだと、特捜は、会計責任者の聴取をすすめ、閉会後、派閥の中枢の聴取にすすむ。かつてあったように、政治家の逮捕ということが幕引きになる可能性もある。官房長官への疑惑もあり、政権がどこまで、維持でいるのかもあやしくなってきた。一時は、夏ぐらいまで、ポスト岸田のいろいろな駆け引きが続くと見られていたけど、一気に事態は展開しそう。ではどう展開するのか? もしかしたらウルトラCを考えているかも。たとえば、大宏池会で、上川総理とか(ちょっと大胆な予想―(笑))。そういうウルトラCがあれば、春の解散・総選挙もあるかもとか、いろいろ考える。
さて、朝日新聞の大事な記事。
若手が非正規の研究労働者に、「才能を浪費」ノーベル賞梶田さん指摘(朝日新聞)
日本の研究力の復活には、地方大学が元気になることが欠かせない――。日本学術会議の前会長で、ノーベル物理学賞受賞者の梶田隆章・東京大学宇宙線研究所教授(64)は指摘する。なぜそう考えるのか、日本の大学とりわけ地方大学をめぐる現状と、日本の学術システムの課題を聞いた。……
梶田さんは、国立大学の基盤的経費である運営費交付金が減っていることが大きいと言う。科研費などの競争的資金は増えたが、運営費交付金が減った分の一部を補っているにすぎない、とも。そして、若手研究者の安定的なポストが少なくなったことです。任期付きポストばかりになり、若手はともかく次の職を求めて、応募書類を出し続けるという構造にしてしまった、と。
本当に、大学のありかた、学術のありかたを真剣に考えなければいけないときなんだと思う。
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