「自衛隊 変貌の先に〜“専守防衛”はいま〜」 少子化対策の「支援金」、2026年度から徴収開始 こども家庭庁
昨日のNスぺは、気持ち悪かったというか、ほんとうに嫌な気持ちになった。題して、「自衛隊 変貌の先に〜“専守防衛”はいま〜」
来年、創設70年を迎え、専守防衛の基本方針のもとで活動してきた自衛隊。今、かつてない変貌を遂げようとしているのを知っているだろうか。自衛隊を巡ってはこれまでも海外派遣や集団的自衛権など大きな議論が巻き起こってきた。現政権下で安全保障政策が大きく転換され、自衛隊の現場では実戦を強く意識し、「反撃能力」の導入に向け、地域の住民も巻き込んだ態勢作りが進む。密着取材や元幹部の証言からその変化をひもとく。
冒頭、安保三文書にむけての自衛隊元幹部の研究会による政府への提言からはじまる。自衛隊の元幹部が政治にのこような形で影響力をもっていることそのものが重大な問題。「反撃能力」というのもここが起点なんだろうか? ところが、これに対する批判も何もない。
敵基地攻撃能力、反撃能力に対しての、批判的な検討がない。基地の強靭化やすすんでいく西南諸島への基地の強化にも批判的な視点は何もない。ただ、住民と大きな矛盾を広げているのはわかる。自衛隊家族の複雑な思いも……。いってみれば、素朴な安全への感情や、民主主義的に議論ということと、軍事優先ということが、まったく相いれないということなのだと思う。そこにしっかり向き合った番組作りをしてほしいもの。決定の過程もふくめ、どんな問題として事態がすすんでいるのか、よく考えてほしいところなのであるけどねエ。
団地はいまがいちばんきれいだとつくづく思う。ことしはちゃんと剪定をすすめかたら、よけいにきれいに見えるのかも。ちょっと、幻想的な空間が、この地域の一角にあらわれたという感じ。
今日は朝から、提稿作業。長いから時間がかかる。その後は、ゲラ読み、ゲラ処理を2本。原稿請求メール1本。先のやりとりを少し。今月は、下版が早いから、すでに、あわただしい毎日。来月の仕組みもつくらないとなあ。
FBで、数年前の書き込みなども読んでいて、いろいろ考えさせられる。愚痴は相変わらずだけど、今と比べるとかわいいもの。たぶん年をとったり、まわりの条件がやせほそったりで、以前より余裕がなくなっているのかなあとも思ったりするところ。それだけに、どしっとしないといけないのだろうなあ。
しかし、人相手の仕事だからいろいろ気をつかっていると疲れる。ドッと。だけど、やりとりをする相手に甘えてしまったらいけないなあということも反省させられる。しっかり、仕事をしなければいけないところなのだ。
さて、子育て支援については矢継ぎ早に出してくる。とにかく、安倍派を切って、浮上したいのだろうか?
少子化対策の「支援金」、2026年度から徴収開始 こども家庭庁(朝日新聞)
年3・6兆円規模の少子化対策の財源として新たに1兆円規模を徴収する「こども・子育て支援金制度」(支援金)の素案をこども家庭庁が11日公表した。すべての世代が加入する各医療保険の保険料とあわせて2026年度から徴収を始め、28年度まで段階的に金額を引き上げる。使い道は児童手当や育児休業給付の拡充策など4事業とする。……
いわゆる財源への原級で、いろいろ期待する向きもあるけれど、結局は、社会保障負担の増加であることはかわりない。ただ、それをどのように設計するのかは、いまの時点では、正直不明であろう。ただでさえ、高い国保料。ここにどのような影響がでるのか、注視が必要であるはず。この制度で賄うのは1兆円で、国民一人当たり月500円だという。年にすれば6000円にもなる。全世代からの名のもとに、分断がもちこまれないかも心配。
しかも少子化対策の財源で必要とされるのは3・6兆円で、ほかに、社会保障の歳出改革(1・1兆円程度)、既定予算の活用(1・5兆円程度)で賄うというわけだ。これがどのような形になるのも定かでない。まだまだ、注視し、しっかりした議論をしなきゃいけない。
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