「国内強制移動による避難者の精神的苦痛~構造的暴力によるPTSD仮説」
団地のもみじもだいぶ鮮やかになってきたかなあ。
今日の通勤電車も混んでいる。
朝から頼まれ仕事をすすめる。それはなんとか片付ける。今日は通院もあった。1カ月後はお正月だから、どっさり薬ももらってきた。ちょっと、太りすぎも発覚。(;´д`)トホホ。
午後からは、資料読みと、会議。なにごとも、なかなかスムーズにすすむわけではない。そもそも、ものごとは期待をすると、うまくいかない。あまり、期待せず、コツコツとだなあ。いくつになっても(苦笑)。
夕方、ふくしま復興支援フォーラムで、「国内強制移動による避難者の精神的苦痛~構造的暴力によるPTSD仮説」という早稲田の辻内さんの報告を聞く。10年以上前に、報告を聞いたことがあって、注目していて、昨年、『苦難と希望の人類学』も読んで、その思いを強くしていた。もともとは内科のお医者さんのようだけど、災害支援にとりくむなかで精神的な面に注目されて、避難者のその問題、その背景にある社会のありよう、支援のありようの問題に関心をもたれていた。福島の原発事故が、避難者にどのようなことを強いたのか。その後の事態が、どんな困難を恣意的なのか。急性単発型PTSDと慢性反復型PTSDが合わさったようなフクシマ型PTSDというものを仮説として提唱されている。そしてその背景にある構造的な暴力というものを告発する。とても考えさせられる1時間にわたるお話で、聞けてよかったと思う。
国会はいよいよ最終盤。国立大学法人化法改正案は、参院でぎりぎりのところの攻防になってきている。ここにきて、関係者をはじめ、大きな怒りの輪をひろげている。これも注目しておきたいところ。
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