「個人的な大江健三郎」
先週は、出張で日曜日に家にいなかったので、2週間ぶりの掃除。朝からしっかり掃除します。今日は衣替えもやりました。今日は、外はすっかり冬モードでしたしね。寒かったです。団地の会議と打ち合わせが2つ。
仕事の方は、とにかく明日のインタビュー②の準備が中心。あと、原稿が1本やってきて、もう1本やりとり。
昨日は、平尾さんと山中さんのドラマをやっていた。平尾さんは、ボクより少し下。ボクが京都にいたとき、伏見工業にいて、同志社にいた。やっぱりボクらの時代のヒーローで、どこまでもかっこよかった人。おしゃれで、かっこよいことを追及した人だけど、人には見せない努力の人なんだろうなあ。やっぱり、どこまでのかっこいいと、誰もが言うなあ。いろいろなことを思ってしまうところもないではないけどね。
そのまま続いて、ETV特集は、「個人的な大江健三郎」。
今年3月、大江健三郎が亡くなった。「大きな危機にある時、私は大江さんの作品を読む」芥川賞作家・朝吹真理子は言う。「うじゃうじゃしてるものが許される」(齋藤飛鳥)「きれい事ではない言葉がほしかった」(中村文則)・・・危機の時代に、なぜ人々は大江文学を開くのか。「戦争の真実は人間の物語を通してしか伝わりません。ヒロシマ・ノートのように」(ウクライナ作家・クルコフ)絶望は、再生へ。8人が語る大江健三郎。
あまりボクにとって得意な作家ではないけれども、それでも、こんな時代だから、戦争という点でも、生きるということそのものの問題でも、思想というものがとても大事な時代になっている気がして、しっかり考えていた思想家から、人はどのように学んでいるのかととても関心があって、見入ってしまった。とても刺激を受けた。危機の時代、さまざまな葛藤を抱えた人間としてどう向かうのか。ほんとうにいろいろ読んで考えたいとひたすら思った。
福島から中島孝さんの当選の報。いろいろ苦しく、悔しい思いをしただけに、その思いはとてつもなく強く、みんなの期待も大きいのだと。
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