玉城知事「期限までに承認を行うことが困難」と発表 辺野古新基地を巡る国交相の指示に従わず 11月号ができました!
ふとした瞬間に、いろいろな夢がよみがえってくる。それは何なんだろうなあ。ふと、よみがえったのが、大学の授業の出席にかかわる夢。心の中に後悔というものがいまでもあるのかなあ。もう40年もたつのにねえ。
さて、今日は、明日の対談①の準備のための資料よみ。基本、ボク的にはあまり詳しい分野ではないので、大丈夫なのかどうか? まあ、がんばるしかないなあ。
今日は一日、沖縄のことがやっぱり気になっていた。
玉城知事「期限までに承認を行うことが困難」と発表 辺野古新基地を巡る国交相の指示に従わず(沖縄タイムス)
沖縄県名護市辺野古の新基地建設に関する設計変更申請を巡り、玉城デニー知事は4日午後、「指示の期限までに承認を行う事が困難」として、承認を求める斉藤鉄夫国土交通相の指示に従わず、期限内の承認はしないと発表した。承認期限は4日だった。国交相は国が代わりに承認する「代執行」に向け、5日にも福岡高裁那覇支部へ提訴する方針。県の敗訴は濃厚で、沖縄防衛局は早ければ年内にも海底に軟弱地盤がある大浦湾側での工事に着手する可能性がある。……
デニー知事は、県民の民意にそって、大きな決断をしたわけだけど、代執行訴訟は、提訴から15日以内に第1回口頭弁論を開かなければならないとされている。迅速な審理が求められているとされていて、即結審もありうるだろう、それで県が敗訴すると、裁判所が県に承認を命じ、応じなければ国が代わりに承認を「代執行」することになる。その後は、逆転勝訴までは工事を止められない。いまの司法の現状からすれば、大きな決断も、茨の道であることはかわらない。
ただ、今度の裁判の最大の問題は、実体的な審議をなにもしていないことだ。代執行訴訟に関しては、各大臣の指示が適法がどうかの審議をしなければならないというのが通説でもある。ちゃんと、司法は、沖縄県の主張に向き合い、沖縄県の処分が適法かどうかの実体的な審議をするべきなのだ。それは、県民の安全や命ということを考えれば、だれが考えても答えははっきりしているのではないのか。はたして、軟弱地盤の工事はできるということをどうして言い切れるのか。なぜ沖縄は新基地をうけいれることができないのか。ボクらもともに声を上げ続けないといけない。
さて、11月号ができました。
今月はあまり働いていないのにつかれたなあ。ボクが担当して、何よりも読んでほしいのが、白藤さんのインタビュー。デニー知事が、承認しなかったいまだからこそ、最高裁の判決の何が問題で、代執行手続きで何が問われているのがとてもよくわかります。日本人「慰安婦」を正面からやったのははじめてだと思います。「特攻」についての論考もシャープで、かつ勇気をあたえてくれるのでおすすめです。ボクの担当ではないですけど、ストライキがいま注目されているなかでの、全労連のストライキのたたかいの論考はとても面白いです。
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