“冤(えん)罪”の深層〜警視庁公安部で何が〜
工場籠城終了。やはり疲れます。
夜がここのところ冷えるので、タオルケットでは寒く。昨日はおもわず、羽毛布団を引っ張り出した。また、暑くなるというから、結構、選択が難しい季節だな。
すっかり涼しいけど、一方で、ベランダでは夏の花がまだまだがんばっているなあ。
先の企画の発注が気になる。いろいろ手を打つが、それでも厳しい号がまじかに迫ってくる。ここ数日で、1つは、知恵をしぼりだしたいところ。
さて、昨日のNスぺ。すごかった。「“冤(えん)罪”の深層〜警視庁公安部で何が〜」
なぜ“冤罪”は起きたのか―。3年前、軍事転用が可能な精密機器を不正に輸出したとして横浜市の中小企業の社長ら3人が逮捕された事件。長期勾留ののち異例の起訴取り消しとなった。会社側が国と東京都に賠償を求めている裁判で今年6月、証人として出廷した現役捜査員は「まあ、ねつ造ですね」と語り、捜査の問題点を赤裸々に語った。公安部の中でいったい何が起きていたのか。法廷の証言と独自資料をもとに徹底取材で検証する。
権力犯罪としての、警備公安の闇は、歴史的にも何度か大きな告発があり、ボクも、読んだり、聞いたりしてきた。今回は、ど真ん中の公安、しかも、外事(一課)である。その闇に、迫る取材力は、ほんとうにものすごいものがある。どのように冤罪がつくられ、それが、とまらないかったのか。公安にある構造的闇をうきぼりにする。そのすすめられていく過程もまた、すさまじい。
番組では、ふれていなかったが、ことは中国案件である。政治色の強い公安のなかで、それが何らかの思惑として働いたのか。時代の空気として、政治家への忖度として。うーん。
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