戦争を笑え~命ぬ御祝事さびら!沖縄・伝説の芸人ブーテン
今日も朝から、インタビュー②の準備。そして午後には収録という1日。これも大事な大きな仕事になっていく。うーん、がんばる。
台風か近づいているが、まだまだ夏の様子。
昨日、夜、BSをつけていて、何の気なしに見たドキュメント。「第20回民教協スペシャル 戦争を笑え~命ぬ御祝事さびら!沖縄・伝説の芸人ブーテン」
唯一の地上戦が行われた沖縄、その焦土沖縄に、突如、一人の「おかしな男」が現れた。 避難民が集められた家々や収容所を訪ね歩き、「ヌチヌグスージビラ(命のお祝いをしましょう!)」と言葉をかけ、歌い踊っては、笑いで人々に生きる希望を与えた、というのだ。
お金は取らない。笑いの義賊。
戦争の傷は、笑って直せ、踊って直せ。サンシン鳴らして、さあ、さあ、さあ。
そう誘いかける男の名は、舞天(ブーテン)といった。なんとブーテンは昼間は歯科医師。謎のブーテンとはどんな人物だったのか。
戦後60年、そのブーテンが一般市民の手で現代に復活する。沖縄の主婦達がブーテンの物語をミュージカルで復活させることになったのだ。いったいなぜ、いま、沖縄の人々は、ブーテンを求めるのか?ブーテンはどんなかたちで現代に蘇るのか?
伝説の男ブーテンの存在、その意味を基地と隣り合わせの沖縄から問い掛ける。
小那覇舞天の名前は知っている。NHKでも取り上げていたし、歴史の人物として。この人の影響を得て、てるりんがいたことや、その芸がお笑い米軍基地などにも引き継がれていることなども。だけど、この人に焦点をあわせたドキュメントはやっぱりすごい。登川誠仁なども影響をうけたというのは、つまり、戦後沖縄芸能の巨人である。
ブーテンの「ヌチヌグスージビラ(命のお祝いをしましょう!)」という呼びかけは、まさに平和のよびかけである。沖縄の人々の根が太くって、まさに地下水脈というような脈々と流れるような思い、その一面としてのしたたかさはここにあるのだなあと、つくずく思う。そのことがすごく迫ってくる番組だった。ボクらも、ほんとうに強い思うで、いま平和に向き合わないといけないと思った番組。
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