『朝鮮戦争 無差別爆撃の出撃基地・日本』
ふたたび、暑い日が復活。沖縄はたいへんみたいで心配。
今日はインタビュー①の資料を読み終え、内容についての相談メール。その後、実務を挟んで、あとお話の傍聴も挟んで、来月インタビュー①予定の資料読み。来月対談の相談の電話かけなどなど。こつこついきましょうね。あと、いろいろな動きに、しっかりついていかないと。
夜は家事を終えてから、ビラまき230枚。だいたい、8時半ごろかえって、食事して、後片付けと、明日の準備をして、10時半。昨日と一昨日はそれからビラ折り。今日はビラまき。もちろんその後にお風呂と、いろいろ考える時間。団地の仕事と続く。正直、過酷な毎日だなあ。
さて、林さんの『朝鮮戦争 無差別爆撃の出撃基地・日本』を読み終えた。
実は、朝鮮戦争のことは、よくわかっていない。北朝鮮が攻め込んだということは、完全に定着しているのだけれど(そしてその背景には、スターリンのアジアでの戦線を開くという指令があったというのが、この間の、わが社の主張である)、それにアメリカがどう対応したのか。ここまで、徹底した無差別爆撃がおこなわれていたというのは戦慄すべき事実である。しかも、停戦交渉がはじまれば、有利に交渉をすすべるための爆撃は、小さな村々にまで広げておこなわれていく。ダムや灌漑施設にいたるまで。驚くべき、爆撃の規模でもある。朝鮮戦争の被害の大きさは何度か聞いたことがあるが、この爆撃による被害もまた恐るべきものでもある。そこには、人種差別、アジア蔑視も垣間見える。そして、その出撃基地が、沖縄であり、日本本土であった。そうした基地の提供を、唯々諾々とおこなっていくことを通じて、日米安保体制の原型が形成されていくというわけでまる。まさに、アメリカの狂気と、日本の……。その歴史に向き合わずして、はたして、日本の明日はあるのだろうか。この歴史もとてつもなく大きいもののように思える。
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