教科研大会3日目 と 「軍港の子〜よこすかクリーニング1946〜」
今日も暑い。職場に行くまでにヘロヘロになってしまう・
今日は、教科研大会3日目をzoomで聞きながらのながら仕事。午前中は、教師の働き方。教育新聞の大久保の話は、考えていることがほぼほぼ同じでおもしろかった。ボクの感じていたことが、現場で現実にどうすすんでいくのかがわかって、ちょっと納得。討論で、若い人が声をあげるところからの悩みなどの聞けてよかった。(途中、通院中断)
圧巻は午後からの終わりのつどい。自由の森の高校生が自主活動について語り合う。直感、教師の役割が大きくて手間がかかる、そういうところからはじまって、いろいろ考える。社会の変容と子どもの変容。それは一人一人を大切にされるという側面もあるが、むしろ、個人がむき出して社会にさらされるような状況になっているということか、そういうなかで、個人としてが大事なのだ。もちろん、傷つきの経験をへている生徒が多いこともあるのだろうが、社会認識なり、社会的なつながりは、個人としての気づきや納得、受け入れなどをへていかないと、ほんとうに胸に落ちていかない。そのことがかなりリアルにわかった感じがする。われわれ、いやその後のある世代までの若者の育ちの過程とはかなりちがう。教育の役割と学びの質も、そこで問われる。教師の役割が重要だけど、それだけに若い世代の近い先生の実践も重要になるという感じもする。もちろん帰結としての若者主体の学びの質。それが、その次の若者の学びにつながっていくのか。かつて、自森にいた、相方と、ちょっと話しあってみたいものだった。
インタビュー①の起こし作業をすすめる。超特急で、半分ぐらいはかたづける。途中で、明日は休日なんだということに気づく。まあ、関係ないけど。
夜は、「軍港の子〜よこすかクリーニング1946〜」。
戦後の神奈川県横須賀。誰も助けてくれない戦争孤児たちは靴磨きやたばこ拾い、時に犯罪に手を染めていた。しかし、あるきっかけで「クリーニング」の仕事に出会う。犯罪ではなく人に感謝されてお金を稼ぐ。その生活の中で、孤児たちは笑顔を取り戻し始める。自分たちの稼ぎで「家を借りて暮らす」というささやかな夢を抱くようになった子供たちだったが、さらに過酷な現実に襲われることになり…
「駅の子」ではなく「軍港の子」。それもなるほどあったのだろうなあ。もちろん、登場人物はきれすぎて、実際の過酷さや悲惨さのリアリティは、弱いのだと思うけれども、それでも迫ってくるものはたくさんあった。したたかに、ひっしに生きる子どもたちがまぶしかった。子役も大人の俳優も、キャスティングは、さすがNHKだなあ。
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