« 「怪獣使いと少年」と「集団の“狂気”なぜ ~関東大震災100年“虐殺”の教訓~」 | トップページ | 100年目の9月1日 »

2023/08/31

親の経済力で「放課後の過ごし方」がまるで違う…子どもの"格差"を拡大する日本の学童保育が抱える問題

 8月最後の日。さすがに何も感じない。何年か前までは、少しさびしさを感じていたようだけど。

 朝から、テレビは、そごう・西武のストライキの報道でさわがしい。わりあいと好意的な報道も多い。いい意味で、社会的な関心・注目が集まればと思う。百貨店経営には難しい問題が多いが、それでも、住民と、働く者の協力で打開策を見出してほしいものだ。労働組合が、力をもりかえし、たたかうようになっていくには、まだまだ山があるとは思う。点から、線、そして面になっていくにはまだまだ時間がかかるのだろうけど、さまざまな連帯が生まれているように、何かしら一つの転機になっていくことを願っているし、当面の問題の解決も少しでもいいものになることを願っている。

 さて、今日は、ひたすらインタビュー①の起こし作業。とりあえずは完了した。また、インタビュー②③の日程の確定もした。突然、インタビュー④が入るかも(短いもの?)、まあ、落ち着いて対処しなければなりません。

 

 夜、帰り道。スーパームーンはもう過ぎたようだけど、今日は月がきれいだったので。

20230831_200437

 笑笑

 

親の経済力で「放課後の過ごし方」がまるで違う…子どもの"格差"を拡大する日本の学童保育が抱える問題
運悪く良質な学童がない地域では一人で過ごすことになる(PRESIDENT Online)
日本の学童保育は実態が見えづらい。学童保育について研究してきた静岡大学教育学部の石原剛志教授は「公営から民間企業まで運営主体はさまざまで、開催場所も過ごし方も多様だ。背景には『放課後の小学生は勝手に遊ばせておけばいい』という考えが根強かったことがある」という――。

 家族が、みんな、いろいろな形でお世話になっている石原さんだけど、ほんとうに学童保育は様変わりし、考えられないぐらい多様化しているのだと思う。全国連協の調べによると、2022年5月1日時点で学童保育に通っている子どもの数は134万8122人だという。おそらく、ボクの子どものころの5倍近くになっているのではないだろうか。設置形態も、ボクの子どもたちは、父母会運営の学童保育だったけど、その形態はいまでは、3・2%とほんとにごくわずかになっている。ふえているのは、民間企業であったり、その他の法人だ。内容は、設置者の財政力によって左右される。あたりはずれも大きく……。どれだけ、子どもの発達にていねいによりそったり、してくれるのだろうか。設置形態がそうであるほど、商業化されやすいし、ともすれば、すべてが個人責任、親の責任にもなりかねない感じもする。うーん。孫①は来年にはその学童に行くことになる。ただでさえ、心配な学校。学童も心配だなあ。うちの子たちは、学校に行くずいぶん前から、学童に行っていたし、下の子は、学童が保育園の敷地のなかにあったので、年長のころから、お兄ちゃんがいる学童に、夕方には遊びに行っていたし。ある意味夢のように楽しい場所でもあったのだけど……。

« 「怪獣使いと少年」と「集団の“狂気”なぜ ~関東大震災100年“虐殺”の教訓~」 | トップページ | 100年目の9月1日 »

日記」カテゴリの記事

教育」カテゴリの記事

政治」カテゴリの記事

経済」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 「怪獣使いと少年」と「集団の“狂気”なぜ ~関東大震災100年“虐殺”の教訓~」 | トップページ | 100年目の9月1日 »

無料ブログはココログ
2025年2月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28