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2023年8月

2023/08/31

親の経済力で「放課後の過ごし方」がまるで違う…子どもの"格差"を拡大する日本の学童保育が抱える問題

 8月最後の日。さすがに何も感じない。何年か前までは、少しさびしさを感じていたようだけど。

 朝から、テレビは、そごう・西武のストライキの報道でさわがしい。わりあいと好意的な報道も多い。いい意味で、社会的な関心・注目が集まればと思う。百貨店経営には難しい問題が多いが、それでも、住民と、働く者の協力で打開策を見出してほしいものだ。労働組合が、力をもりかえし、たたかうようになっていくには、まだまだ山があるとは思う。点から、線、そして面になっていくにはまだまだ時間がかかるのだろうけど、さまざまな連帯が生まれているように、何かしら一つの転機になっていくことを願っているし、当面の問題の解決も少しでもいいものになることを願っている。

 さて、今日は、ひたすらインタビュー①の起こし作業。とりあえずは完了した。また、インタビュー②③の日程の確定もした。突然、インタビュー④が入るかも(短いもの?)、まあ、落ち着いて対処しなければなりません。

 

 夜、帰り道。スーパームーンはもう過ぎたようだけど、今日は月がきれいだったので。

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 笑笑

 

親の経済力で「放課後の過ごし方」がまるで違う…子どもの"格差"を拡大する日本の学童保育が抱える問題
運悪く良質な学童がない地域では一人で過ごすことになる(PRESIDENT Online)
日本の学童保育は実態が見えづらい。学童保育について研究してきた静岡大学教育学部の石原剛志教授は「公営から民間企業まで運営主体はさまざまで、開催場所も過ごし方も多様だ。背景には『放課後の小学生は勝手に遊ばせておけばいい』という考えが根強かったことがある」という――。

 家族が、みんな、いろいろな形でお世話になっている石原さんだけど、ほんとうに学童保育は様変わりし、考えられないぐらい多様化しているのだと思う。全国連協の調べによると、2022年5月1日時点で学童保育に通っている子どもの数は134万8122人だという。おそらく、ボクの子どものころの5倍近くになっているのではないだろうか。設置形態も、ボクの子どもたちは、父母会運営の学童保育だったけど、その形態はいまでは、3・2%とほんとにごくわずかになっている。ふえているのは、民間企業であったり、その他の法人だ。内容は、設置者の財政力によって左右される。あたりはずれも大きく……。どれだけ、子どもの発達にていねいによりそったり、してくれるのだろうか。設置形態がそうであるほど、商業化されやすいし、ともすれば、すべてが個人責任、親の責任にもなりかねない感じもする。うーん。孫①は来年にはその学童に行くことになる。ただでさえ、心配な学校。学童も心配だなあ。うちの子たちは、学校に行くずいぶん前から、学童に行っていたし、下の子は、学童が保育園の敷地のなかにあったので、年長のころから、お兄ちゃんがいる学童に、夕方には遊びに行っていたし。ある意味夢のように楽しい場所でもあったのだけど……。

2023/08/30

「怪獣使いと少年」と「集団の“狂気”なぜ ~関東大震災100年“虐殺”の教訓~」

 今日は、朝からジャニー喜多川の性犯罪についての調査報告で、メディアはもちきり・調査報告でもおどろくべき実態が明らかになる。何なんだと思う。と、同時に、活字にかかわる人間として、この問題は自分には関係ないと思っていたのではないかということは問われるなあ。おそろしい、人権抑圧犯罪に、無関心であったことの責任は大きいと思ったりする。ほんとうにこうした問題はよくよく自分と関わらせながら問い続けないといけない。

 さて、今日はひたすら、インタビュー①のテープ起こし。1日かかって、やっと6割ほど、効率悪いなあ。まあ、整理しながらだから、こんなもんかなあ。はたして、どうだろうか。なんか、たくさん仕事が控えているから、大丈夫なペースなのか、いろいろ心配になる。いま、やるべきことができているかなあ。何かしら、どんどん後回しにしている感があって、心配になる。しかも、いろいろうまくいっていないから、よけいに不安がつのる。うーん。

 いよいよ9月1日が近づいて、関東大震災関連の記事や番組をかなり目にするようになる。うちでも特集をしたけれど、その出発は、去年、しこたま飲んだとき、ウルトラマンと上正の話になり、「怪獣使いと少年」の話でもりあがったのがはじまりかもしれない。へべれけになるまで飲んだので、覚えていないことも多いが(笑)。

 そんなことで、今日、何十年かぶりで、その「怪獣使いと少年」を見てみた。

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河原の廃屋に住む少年・良は、超能力を使う宇宙人と噂され、街の住民から迫害を受けていた。良は地球の環境調査に来訪したメイツ星人と実の親子のように暮らしていたのだ。だが、宇宙人に対する恐怖から暴徒と化した住民たちはメイツ星人を殺害。そのとき、怪獣ムルチが出現した!

 公害、差別、貧困。そして、関東大震災の朝鮮人虐殺を意識したシーン。いろいろなことがもりこまれていて、いまさらながら驚かされる。ウルトラマン、ウルトラセブン、そして、この帰ってきたウルトラマンと続いた路線は、それで育った子どもたちの社会認識に、どのような影響をあたえたのか。少なくともボクはいろいろ影響を与えられている気がする。

 

 さて、クローズアップ現代は、「集団の“狂気”なぜ ~関東大震災100年“虐殺”の教訓~」

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そこには“殺傷”に関する目撃証言が綴られていた―。関東大震災から間もなく100年。今年、存在が明らかになった当時の小学生の未発表作文集の中に、朝鮮人などの殺傷に関する記述が多数含まれていることが分かった。当時何が?独自取材で迫る。映画監督・作家の森達也さんは、かつて千葉県福田村で起きた日本人が朝鮮人に間違えられ殺害された事件に注目し、映画化に挑んだ。なぜ集団はパニックに陥り残虐な行為は起きたのか。

  もちろん、NHKでよくここまでできたというのは驚きでもあり、がんばったなという思いはある。しかも、有能なNHKの人がつくるものだから、目くばせというか、軍の責任や警察の役割なども一言二言はふれられている。植民地支配への抵抗ということも。ほんのすこしだけど。しかし、メインテーマは、集団心理。なぜ虐殺がおこったのかということをそこに求める。もちろん、そのことそのものは大事なテーマではあるとは思う。だけど、これも多分に、心理主義的と言えばいいのか。そのため、社会的な背景、植民地支配というものへの踏み込みはいたって弱い。そこから生じてきた差別構造なども。負の歴史に向き合うという提起は大事だと思うのだけど、やっぱり薄っぺらさを感じてしまう。それはどうなのだろうか。ものすごく問い続けないといけない気がする。映画「福田村事件」もなんとか、しっかり見ないといけないな。うん、この映画と、「あしたの少女」はどうしても見たい。いよいよ9月1日をむかえ、虐殺が実際にあった、3,4日を迎える。その報道をしっかりみておきたいと思うよなあ。

2023/08/29

特別支援教育在り方検討会第1回会合 議論のスケジュール決める

 変な夢を見たのか、朝から体も、心も重いという状況。うーん。

 午前中は、インタビュー①の取材。

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 いつもと違う角度(笑)。順調に、いい話が聞ける。がんばって、仕事すすめないと。いつも手伝ってくれる人がコロナになってしまったので、ほんとにがんばんないと。お昼のお誘いを弁当男子はことわって、午後からは、実務、会議、それからインタビュー②③の日程調整中。まだまだ、安定的な発注のサイクルに戻せない。超超超過剰が生じると、企画を考えたり、手を打ったりに中断がおこって、なかなか、その空白を埋められなくなる。それもまた苦しい。

 夜は、電車のなかならスマホで、入管法の学習会「日本における非正規滞在者の正規化を考える:歴史的・国際的な視点から」。鈴木さんと児玉さんの報告。歴史的に、いかに、政府の恣意的判断が大きな力を持ち続けているのか、あらためて確認。同時に、世界をみれば、人権、家族がいっしょに暮らす権利などで、権力をしばっているさまもよくわかる。人権という視点で、外国人問題をさらに考えていくのが、次の(次の)国会への大きな宿題でもある。

 栃木の動きが、新聞にいっせいに報道された。

特別支援教育在り方検討会第1回会合 議論のスケジュール決める(朝日新聞)
 県教育委員会は28日、学識経験者らを集めた「特別支援教育の在り方に関する検討会」の第1回会合を開いた。県教委は、知的障害のある子が通う那須、栃木両特別支援学校の寄宿舎の廃止を計画しており、その是非などが議論される見通し。

 この日は今後のスケジュールを確認した。9月の2回目会合では両校を現地調査し、10月の3回目会合では保護者らの意見聴取をすることになった。4回目以降の日程は決まっていない。11人の委員の中から、会長に岡沢慎一宇都宮大学大学院教授、会長代理に高浜浩二作新学院大学教授を選んだ。……

 検討会そのものは、寄宿舎に子どもをあずけた経験のある親も、指導員も、寄宿舎についてよく知っている研究者もいないから、寄宿舎を守る運動をすすめてきた父母の期待にそうような構成ではない。県教委は、あいかわらず、他県でも寄宿舎は減っているとことさら強調しているし……。ただ、知事は、先日、検討会は白紙からの議論をと踏み込んだ発言をしている。それだけに、今後の議論は注目されるところ。

 「朝日」は、先日のシンポの報道もあわせてのせている。そこでは、「今春から中1の長男に寄宿舎を利用させている高久佳子さんは、高等部に進んでからの利用を考えていたが、廃止計画を受けて前倒ししたという。『健常児の娘と違い、息子の行動や感情は親でも分からない時がある。寄宿舎の先生は親の気持ちに寄り添い、子どもの特徴を理解し、向き合ってくれている。子どもも先生を信頼し安心して成長している』と語った」「県教委は、寄宿舎の廃止後に福祉サービス事業所と連携すると説明しているが、大田原市の社会福祉法人『あいのかわ福祉会』の荒居和栄・主任相談支援専門員は、那須地区の福祉サービスには余裕がないと指摘。『代わりにすぐに対応できるサービスがない。人材不足などから、さらなる支援をする余力がない』と報告した」。こういう声にしっかり耳を傾けてほしいと思う。

 

 

 

2023/08/28

「期待したものでない」学校働き方改革の緊急提言、現役教員から批判

 夜、どのように眠るのか? エアコンをどこまで使うのかの判断が、難しい季節でもある。でも、暑いしなあ。

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 今日は、朝から来月手打ちで。インタビュー②の日程決めとか。不測のいろいろなことがあり、来月対談がダメになりそう。そこで、手当もしはじめる。だけど、総じて、うまくすすまない。まあ、それは政治そのもの難しさの裏返しだと言えるのだろうと思うけど。とにかく、粘って粘って。

 いろいろあった1日だったけど、夕方に、衝撃的なLINEが。古い、若いころの友人、後輩の訃報だ。若いころいっしょに活動した。彼は、ボクよりおくれて専従になり(ボクと同じ地区委員会で)、その後、空白克服の呼びかけに応じて故郷に帰って地方議員になった。それから、もう20年以上議員をつづけ、途中平成の大合併で市議となったベテランの議員。いろいろなことを思いだす。彼がどのような人生をおくったのか、その思いを想像しながら、献杯の夜。少し、涙。後輩の訃報はつらい。

 

 難しいニュースは続く。 

 

「期待したものでない」学校働き方改革の緊急提言、現役教員から批判(朝日新聞)
 文部科学相の諮問機関、中央教育審議会の特別部会が28日、教員の働き方の改善に向けて国などが直ちに取り組むべき施策をまとめた「緊急提言」を出した。これを受け、同日、現役教員らが記者会見し、「期待していたものではない」などと批判した。

多すぎる授業数削減、学校行事見直しも 教員の多忙さ是正へ緊急提言
 記者会見を開いたのは、公立学校教員に残業代を支払わないと定めた「教員給与特措法」(給特法)の抜本改善を求める「給特法のこれからを考える有志の会」の呼びかけ人や賛同人ら。……

 教員の働き方をめぐり、中教審=中央教育審議会の特別部会は、危機的な状況にあり社会全体で取り組むべきだとする緊急提言をまとめたということだけど、正直言って、いま、こういう提言をするのかというレベルのもの。

 「登下校対応」や「校内清掃」「休み時間の対応」など14の業務について、地域やスタッフなど教員以外への分担や負担軽減を進め、年間の授業時数が国の標準を大幅に上回る1086コマ以上の学校は来年度から見直すこと、学校行事は重点を置くものを選び、準備も簡素化することなどを盛り込んでいるというのだけど。問題は、業務の軽減の問題などは、この間、ずっと言われてきたことで、なぜそれがすすんでこなかったのか。具体的に目立つのは、授業や事務作業をサポートする「教員業務支援員」の全小中学校への配置や、教員の負担軽減が期待される小学校高学年での「教科担任制」実施の前倒し。保護者からの過剰な苦情などに教育委員会が対応して学校を支援することなどなど。でもなあ、最後のやつは、何か教育委員会からの圧力が強まりかねないし、真ん中の教科担任制は、ほんとに軽減につながるの。大事な利点は軽視されないの? 支援員は、ほんとうにそれが役に立つようによく考えてすすめてほしいが……。

 だけど、なによりも教員を増やす方向が全然見えないこと。そこは最初から枠が設けられているとしか思えないから、この提言に期待してもしかたがないレベルのものなんだろうが。だからこそ、市民レベル、国民レベルでの下からの議論になっていかないとかなあ。ほんとに、期待していたものでないほど、残念な提言だよなあ。

 これがその提言。

2023/08/27

「“玉砕”の島を生きて(2)〜サイパン島 語られなかった真実〜」

 今日は日曜日だから、掃除日スタート。ただ、天気が、雨も降るということだったので、シーツなどの洗濯はやめにする。それでも、いろいろ、しっかり掃除。

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 そのあとは、いろいろ資料の整理。少し、落ち着いて、企画案を頭のなかと、文章で整理。50ほどの企画をならべて、どこまで具体化できるのか考えてみる。どこまで進行しているのか、具体化するためにどれだけ調べ物をしなければいけないのか、もいろいろ考える。そのための資料と本を、机のまわりにつんでみる。1つの企画をつくるのに、どれだけ、時間と労力がかかるのか、なかなか理解してもらえない。ましてや、1冊をうめる企画をつくるのには、どれだけの準備が必要か。結局、頭は少しは整理されたけど、具体化はあまりすすまなかったような。コツコツやるしかないしなあ。

 団地の仕事も少し。団地の会計の分析を少し試みる。そのために、ちょっと資料をあつめて比較したり。だけど、明確な分析結果が、ボクの能力ではでるわけではなく。すでにあきらかになっている問題以上のことは今日は成果なし。

 いろいろな問題で、すぐに答えがでるわけではないしなあ。問題があるのがなんとかく感じていても、それを分析して、明らかにするのは、たくさんの苦労がいる。悶々とするときがいる。高齢者には難しいしごとなんだときっと思うけど、性根をすえるしかないことも事実。

 

 昨日の「報道特集」や今日の「日曜討論」は、ALPS処理水・汚染水問題。安全か、そうでないのか? まったく違った意見という構造になっていて、お互いの意見を切り捨ているようになっている。しかも、世論調査では、残念ながら、放出を理解するというのが6割を超えている。それだけに、説得力のある議論が必要なのだと思う。何が問題なのかをよく整理して提示した方がいいようだ。

 昨日の「報道特集」はその点で、いろいろある論点のなかでも、現在、蓄積されている「ALPS処理水」のうちの多くが、トリチウムだけではなく、ほかの多くの放射性物質も基準値を超えているという問題をとりあげていた。政府・東電は、これをふたたびALPSを通すから、理論的には、解決すると言っている。これに対し、元原子力委員会の委員長代理まで、登場させて、少なくともそのことの検証がなされていないと批判させていた。すくなくとも検証をしっかりするうえで、放出するのが筋と言っていた。これは大事だと思う。

 「日曜特集」は、放出後、どうするかが論点となっていた。当然。「放出」は前提の話になってしまう。やはり、今の時点で、それを前提にしてしまうのは、番組のつくりとしてどうかとは思う。安全性の問題のといかけは表面的だし、ほかに方法はないのかの議論はスルーされてしまう。ただ、一方で、現実が進行する下で、漁業をどう守るのかは大きな課題。現実につきつけられている問題だけに、それをどう語るのかはとても難しい問題。住民の参加、監視、そうした民主主義のありようということが問われているのはそのとおり。この点で、守りというか受け身にならなく、切れ込むような議論をどうすればいいのかもちょっと考えた。

 

 昨日のETV特集は、やはり強烈だった。「“玉砕”の島を生きて(2)〜サイパン島 語られなかった真実〜」

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日本の民間人多数を巻き込む初の地上戦が行われたサイパン。1944年夏、日本軍は玉砕し、さとうきび農家など日本人移民もおよそ1万人が犠牲に。その遺族が行う慰霊の旅に30年近く同行取材した膨大な証言が残されている。捕虜を出さないため日本兵や身内の手で奪われた幼い命。憎しみを募らせた米兵による民間人への一斉射撃。そして、日本の戦争が強いた島の先住民の犠牲。重い記憶を背負った人々の遺言ともいえる証言で綴る。

 生き残った人の抱えてきた心情というものが切々と伝わる。ずっと、その後悔を戦後、持ちつづけてきた。凄惨な戦場であったことがいっそうその思いを強めるのだろうか。そして、そこにあった、原住民への差別などもつらい話。多くの原住民が犠牲になっているが、その前段の皇民化教育の時代は淡々と描かれるだけ。そこにも、大きな差別があったのだろうなあといろいろ考える。ボクらがまだまだ知らない、なまなましい戦争の事実がここにもあった。

 

2023/08/26

私たちの夢を奪わないで…外国籍の子どもへの在留特別許可、「対象外」の子どもたちが悲痛な訴え

 朝、うーん、やっぱり体はダメージを受けていることを自覚。歳だしなあ、やっぱり無理しすぎだなあ。

 朝から、団地の仕事を一仕事。先日、工場籠城中に、業者による団地の中高木剪定があり、その事後点検に回る。だいぶ、スッキリしましたねえ。

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 団地も30年をこえると、ちょっと気をぬくと、草木はのび放題になる。それをどう管理するかは、住民の高齢化のなかで、ものすごく悩ましい問題。たとえば、かつて、けやきなどは、温度を下げる効果あとか、見た目もあって、重宝されたけど、これだけ伸びると、ほんとにもう大変。お金がそれなりにかかるだけに、ほんとに判断が難しい。

 今日は、そのあと、いろいろ資料の整理をし、新聞を整理をし、あとは引き続き、インタビュー・対談の資料読み。

 やるべき課題は、結構たくさんあって、何から処理をするべきか、思い悩む。だけど、それがすぐにすすむわけではないので、モヤモヤする。うーん苦しいなあ。

 さて。


私たちの夢を奪わないで…外国籍の子どもへの在留特別許可、「対象外」の子どもたちが悲痛な訴え(東京新聞)
 日本で生まれ育った在留資格がない外国籍の子どもたちに斎藤健法相が裁量で特例的な在留特別許可を与える方針を示したことに関し、対象から外れる外国人の子どもや若者たちが25日、記者会見し、「私たちの夢を奪わないでほしい。在留資格を与えてください」と対象の拡大を訴えた。外国人を支援する弁護士団体が主催した。
 出入国在留管理庁(入管庁)によると18歳未満の在留資格がない外国籍の子どもは昨年末時点で295人に上る。特例措置では日本で出生した場合に限定、親が偽造パスポートで入国している場合なども除外し、約140人に絞るとしている。……

 8月初めの斎藤大臣の発言はとても注目させられるものであったわけだけど、ここでも排除される子どもたちが生まれる。ほんとに、小さいときに来日して、日本以外に人間関係もなく、言葉も日本語以外は、という人もいるのに。さらに、「親が偽造パスポートで入国」といっても、その背景を顧慮することもない。基本、外国人は問題、そのために管理・隔離という入管法のなりたちをどこまで維持しようということか。この入管法の問題は、改正の問題性も含め、ほんとに、言い続けなければいけない問題でもある。

2023/08/25

辺野古「不承認」訴訟、沖縄県の敗訴確定へ 工事再開へ動き加速か

 ほんとにほんとに朝から暑いけど、朝から外回り。もう、ヘトヘトだな。

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 だんだんと雲が増えていく。少し、不安定な空模様。

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 夕方になると、日暮れがずいぶん早くなっているのに、気づく。暑くても、少しずつ、季節は変わっているのはたしかだなあ。

 今日は、とにかく、来月インタビューなどの資料の収集とか、読み込み。気分を変えて、次に向かわないと、淡々とね。

 

 昨日は、弱気の書き込みをしていたけど、朝から、頭をガツンとやられる。

辺野古「不承認」訴訟、沖縄県の敗訴確定へ 工事再開へ動き加速か(朝日新聞)
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画をめぐり、防衛省が申請した設計変更を玉城デニー知事が不承認にした後、国がこの不承認処分を取り消したのは違法だなどとして、県が国を訴えた二つの訴訟の上告審で、県の敗訴が確定する見通しになった。

 最高裁第一小法廷(岡正晶裁判長)が24日、1件の判決期日を9月4日に指定。高裁判決を変えるのに必要な弁論を開かないため、県の敗訴とした福岡高裁那覇支部の結論が維持される見通しだ。もう1件についてはこの日に県の上告を退け、県敗訴が確定した。

 訴訟は、辺野古沖の海底で見つかった軟弱地盤の対策をめぐるもの。知事の不承認で現在は埋め立て工事が止まっているが、判決が確定すれば知事には申請承認の義務が生じ、埋め立て工事の再開に向けて事態は大きく動くことになる。……

 実は、朝日は酷い記事。県は、追い込まれているということしか書かない。沖縄タイムスは徳田さんに、徹底して、最高裁の態度の批判を語らせる。県の道理ある主張は一顧だにしないと。琉球新報は、国に、代理執行の制度があるのだから、県は最高裁の判断に従うのでなく、独自の判断をすべきだと、本多さんに語らせる。総じて、状況は変化しているだから、県民の意見を集めて、県はあらためてしっかり判断すべきだということが地元紙の主張。うん、本土のメディアもひどいから、うだうだ言わずに、ボクらは声をあげなければいけない。権力がそうがかりで、民意をつぶすというのなら、覚悟をもって、主張しないといけない。そう、朝から思った一日。

 

2023/08/24

夫婦別姓に賛成、過去最高6割 同性婚容認も75.6%―家庭動向調査(

 籠城は終了。今月も何とか終わったかなあ。いろいろ複雑な問題を感じながらの仕事。やっぱり難しい問題は多い。どこまで、考え続けるのだろうか、諦めたくなる、手放したく気持ちをこらえ、歯を食いしばる。いろいろ気を使い、生きる力がなくなっていく感じ。そこも、気持ちを何とかしないと、先のことが考えられなくなる。
 すべて暑さのせいだ。暑さに負けないぞって、気合を入れる(笑)。

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 団地の中木。もう生え放題になっていたのを、業者に剪定してもらう。少しはスッキリしただろうか。この後、どのように管理していくのか。お金の問題もあり、いろいろ判断と決断が必要になる。

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 ALPS処理水=汚染水の海洋放出が強行された。だれかがSNSに、高血圧の人がみそ汁をうすめて飲んでも、全部飲んだら同じことって書き込んでいたけど、そんなこともわからない政治。この点でも、政治は取り返しのつかない領域にふみ出そうとしている。後戻りができないという点では、殺傷能力のある兵器の輸出問題などもそう。ほんとうに、9条を持つ国がそんなことをするのか?

 朝から絶望的な気分になるのだけど、まあ、きっと、希望がもてるようなことにも出会うはずと、弱弱しく思いなおす。

 こんな世論調査にも両面がある。

夫婦別姓に賛成、過去最高6割 同性婚容認も75.6%―家庭動向調査(時事通信)
 夫婦の姓に関し「同姓である必要はなく、別姓であってもよい」への賛成割合が61.0%に上り、「同性婚を法律で認めるべきだ」への賛成も75.6%に達したことが22日、厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所による全国家庭動向調査で分かった。
 夫婦別姓への賛成は2008年調査以降で最高となり、同性婚への賛成も前回18年調査から約6ポイント上昇した。……

 ここまでは希望だけど、後半は、つらいことが続く。「また、平日1日当たりの妻の家事時間は平均4時間7分だったのに対し、夫は47分にとどまった。休日だと妻は4時間36分、夫は1時間21分だった。育児時間は平日の妻が8時間44分、夫が1時間57分で、休日だと妻が12時間4分、夫は7時間3分となった」。うーん。
 おどろいたのは、「結婚後は夫は外で働き、妻は主婦業に専念すべき」への賛成が29.5%で、さらに「子どもが3歳くらいまでは、母親は仕事を持たず育児に専念したほうがよい」への賛成が61.0%であること。それでも過去最低だそうだ。まだまだ、たいへんな状況であり、女性を家庭にしばりつける考え(三歳児神話)は根強い。息子・その相方たちも苦労しているのだなあと思った。

2023/08/23

緑豆の花

 暑さは、まだまだ続きますが、ムシムシするのもつらさを増幅します。かなり、からだにこたえています。夜も寝苦しいですね。今年はエアコン、つけっぱなしですが……。

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 月刊誌編集は、別に、休刊の月があるわけではないから、うちのような小さな編集部では、夏休みなど無縁である。それでも、仕事を抱えて、涼しいところにいったり、職場を離れて、集会取材にいったり、少し、夏休みっぽいことをしたが、それがあけての工場籠城に突入である。その夏に、相方が見たいというので、「緑豆の花」を見始めて。これはなかなかすごいドラマである。

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 日本では、東学党の乱とかのなで知られる、庚午農民戦争(東学農民戦争)を舞台にしたドラマだけど、後半は、日本軍の朝鮮王朝占拠から、第二次蜂起にすすんでいく。つまり、朝鮮民衆の蜂起による、日本との戦争である。このたたかいが、日本の支配の拡大に抗する朝鮮の人々のたたかいであったということは日本ではほとんど認識されていないが、そのことが描かれる。ドラマには閔妃も出てくるが、彼女は、1年後には日本によって虐殺される。そして、……。ほんとうに、日本の朝鮮における歴史は血塗られたものであるということを考えさせられる。

 歴史認識ということで言えば、自民党のHPを見ると、「党外交部会(部会長・堀井巌参院議員)と日本の名誉と信頼を確立するための特命委員会(委員長・有村治子参院議員)は8月21日、合同会議を開き、ハーバード大学ロースクール教授のジョン・マーク・ラムザイヤー氏から「慰安婦制度と学問の自由」と題した講演を受けました」という記事がのっている。「外交問題とは切り離した上で、歴史の史実に基づき学術的に究明」ということだそうだ。戦前の「売春宿(慰安所)と売春婦(慰安婦)の間に、前借金や現金補償、契約の最長年期等を定めた年期奉公契約等の経済的関係があった」ことが、慰安婦制度=性奴隷をくつがえそうだ。これだけでも何を言っているのかよくわからない。前借金制度が、対等で自由な契約関係だと本気で思っているのだろうか。しかも、「慰安婦」制度そのものは、軍が、関与して、軍の進出先もふくめてつくっていて、その実態がいかなるものであったかは、証言のみならず、多くの証拠であきらかにされているというのに……。呆れてものが言えない。

 ほんとうに、日本の歴史認識をどのようにしていくのか。事実と認識との乖離がひどいだけに、どのようにそれを埋めていけばいいのか、とても大きな宿題は、ぜんぜん答えを見つけ出すことはできずにいる。いろいろ材料を示し続け、主張し続けているが、なかなかなあ。

2023/08/21

9条はどのように生まれ、どのような理想をかかげているのか

 今日は、久しぶりに職場に。朝から残暑というには、暑すぎるスタート。昨日は、夜も暑くって、寝苦しかった。ほんとにどうなっているんだろう。

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 さて、今日は、残った2本の原稿を追求しながら、来月のインタビュー①からの準備の資料読みなど。夕方からゲラがではじめて、それを動かす。一気に、仕事をすすめなければなりません。

 職場に行くと、やっぱり厳しさを感じる。だけど、そもそも、教育のつどいだって、厳しさはほんとは感じていた。実際に、若い人あるいは中堅の人の実践は、もちろん個々のすばらしい実践は各地にあっても、面となるようなとりくみは北海道であり、滋賀であり、大阪であり……という現実は、参加した分科会を見る限り、もう何年も前からほとんど変わっていないように思える……。その打開の答えは、いまだ見出していない。その厳しさに向き合って、学ぶこと、考えること、そして試行錯誤を続けなければ。

 

 政治的にもさまざまな問題をいろいろ考える。この夏、戦争と平和について、さまざまな議論があった。ウクライナに平和をということはほんとうに悩ましい問題。そして、台湾有事に、覚悟をもってという政治家がいるときに、どう考えるのか。日米韓の首脳会談についても、それが「新たな軍事的枠組みづくりに」つながるような議論がなされたことには、反対するのは当然だ。ちょっと気になるのはその議論の仕方だ。たしかに、軍事対応や大軍拡に反対する人の中にも、いろいろな議論がある。絶対平和の立場に立たない人もいる。そのことを頭に起きながら、さまざまに配慮した、幅広い運動をつくる議論は必要だ。だけど、9条が本来持つ、戦争の放棄や武力をもたないという精神から出発した議論を放棄することは、それはまた違うと思う。ボクらはボクらの固有の仕事としてその議論はしっかりやらないといけない。ウクライナに、台湾と、9条でほんとうに平和がまもれるのかという疑問が提示されているときに、あえて、9条のチカラについて、脇に置くのはどうなのだろうか。むしろわれわれは、9条がどのように生まれ、どのような理想をかかげているのかをしっかり学び、さまざまな困難があっても、9条をどうチカラにして、その役割を発揮するのかについてしっかり考えなければいけないのではないのか。そんなことを考えさせられることに、遭遇することが多い気がする。そう、いま、われわれは問われているのだと思う。

2023/08/20

教育のつどい3日目

 この歳になると、日曜日に早く起きて、取材に出ていくのはつらいなあ。それでも、昨日は夜は団地の会議で帰ってきていたので、何とか、起きて、スタートできる。ほんとにもう体力ないねえ。おまけに、朝から暑いし。ベランダの朝顔は華やか💛

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 教育のつどい3日目。朝から、ものすごくおもしろく、刺激的。若い先生が、ていねいに模索する実践は引き込まれる。これから中堅になっていくだろう先生が、研究主任としての模索をしている実践は、とんでもなくぐらいの赤裸々な模索の話で、ほんとにおもしろかった。昨日といい、きょうといい、現場で、現役の主人公として、若い、あるいはやや若い先生が、子どもの変化をまえに、社会の変化をまえに、自分たちの感覚とほんねで、実践を模索しているすがたはすごく、新鮮というか、刺激をうけたというか、元気をもらった。ボクたちの年代とちがった見方や、接近もあいり、そこがすごいなあと。ここからさらに自分のものとして認識をどんどん深めていくだろう過程を、しっかり聞きたいなあとつくづく思うのだ。

 実は、昨日から緊張する場面もあった。かつてなら、I先生から、「発言(反論)をしろ」ってLINEが来そうな局面だったけど、共同研究者がピシッとしめてくれたので、よかったのだけど。今日も、ちょっと、上から目線の話があり、うーんと思いながら、自分的には睡魔がってというところがあったけど、ある人は吠えていななあ。たしかにね、ボクも高齢者だし、高齢者がみんなそうだとはいわけいけれども、これが足りないと自分の意見をおしつけられてもね。高齢者はそれはそれで見えているところもあるし、それだけになかなか現場がうまくいかないことへのいら立ちがあるから言いたいことはわかるのだけど、そのなかにある真理というか原理を、伝えるにはそうしたらいいのかをみんなで考えることができればいいのだけれども。難しいよね。「若者への想像力」ということが言われていたけれど。ほんとにそれはそう。もう少し突っ込んでいえば、社会の変容だとか、子どもの変化ということについて、もっと共有することができれば、時代の変化に、ボクたち高齢者はなかなかついていけないから、そうであるならば、ついていけていないことを自覚して、若い人から学ぶ関係をつくれればいいのだけれども……。そのなかで、自分たちが大切にしていた原理や真理をつたえることができればいいのだけど。そういう異世代の共同の問題の、結局、着手したままになってしまっているなあ。

 子どもの変化、社会の変容、それに正面から向き合えない政策の一面性、そういうなかにある現場についてのいろいろな理解の仕方も、いろいろ深められた感じがするつどいだった。それも、多くは、若い先生、中堅にこれからなっていく先生の話が大きかったなあ。

 あと、個人的には、Kさん、Uさん、Kさん、Nさん、Yさん、Kさん、Nさん、Uさん、Iさん、Iさん、Nさん、Tさん、Sさん、Kさん、Uさん、いろいろおしゃべりができて、ほんとにほんとに、よかった3日間でした💛

 明日から通常業務。まだ来ぬ原稿に、ハラハラ、ドキドキからのスタートだな。暑いけど、がんばらないと。

2023/08/19

教育のつどい1日目、2日目

 昨日は、朝から5本提稿を作業をして、その後、教育のつどいに出かける。

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 全体集会のメインは、浅井春夫さん。あつい話だ! 子どもに無関心な政治や社会に、浅井さんは心底起こっていて、それにどう立ち向かうのかということの思いをぶつけるような話。心を揺さぶられるなあ。この話だけで、来た価値がある。

 その後、フォーラムはパスして、旧交あたためる交流にいそしむ。ひさしぶりにゆっくり話をする人。いずれにしても、ほんとに久しぶりに会う人が多いから。こういう場だと、いろいろ企画がうまれるというもの。

 

 さて、今日は早朝仕事スタート。これだけ、暑いとほんとに早朝から汗ボトボト。かなりの疲労度。

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 少し、息継ぎをして、教育のつどい分科会に向かう。

 分科会再編があって、こんな分科会。

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 Yさんの基調報告にいろいろ刺激をうける。いまの教育内容をめぐる政策動向の特徴をポイントを抑えて。関心が薄れているテーマだけにとても大事だった。Yさんとも久しぶり。やっぱり、いっしょにいるのがいいなあ。会場ではいろいろな人とおしゃべり。いっぱい企画を思いうかべるところ。

 分科会の全体報告は、北海道、養護教諭、秋桜、学校図書館。ケアという視点を中心にしながら、学校の役割と学校教育のあり方をとうような報告が続き、問題意識が深まる。とくに北海道の報告がよかったし、子どもと社会の変容の中で、教育と教師の役割も考えさせられた。さすがの宗谷。もちろん厳しさもあるけれども。そして分散会を中座。

 夜は、団地の理事会。理事長だし、休むわけにもいかないし。ボクがやるようになって、今年はしっかり、会議の時間が長くなってしまいった。今日も2時間越え!

 

2023/08/17

関東大震災の追悼式典主催者、別の集会について「死者冒とく」と非難

 今日は、提稿を3本。結構、長い原稿なので作業には時間がかかります。しかし、まだ、5本ほど原稿がたまっています。一気に追い込みの時期になっています。

 しかし、その途中で、涼しい北の国から、暑い東京へ! 北の国を出るときは14℃、しかし、自分の家のある駅についたときは、29℃。ほんとに違いすぎます。明日から、この暑さの中で生きていくのかを考えるとがっかりします。

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 この夏、北の国でよくあったのが、タンチョウヅル。最初は、湿原の釧路川の端だったけど、もう少し北に行くと、中標津あたりでは普通にいたので驚いた。エゾシカさんや、キタキツネさんにもたくさん会いましたね💛

 提稿作業をすすめるとともに、来月、再来月の企画のために、いろいろ論文を読み進めています。これもまたおもしろいのですが、しかし、疲れと、メガネがかなりひどくなっているので、なかなか読むのがつらかったりするのですよね。

 さて、がっかりするニュースもあった。

関東大震災の追悼式典主催者、別の集会について「死者冒とく」と非難(朝日新聞)
 関東大震災発生から100年となる9月1日午前に、東京都墨田区の横網町公園に立つ朝鮮人犠牲者追悼碑の前で追悼式典を催す主催団体が17日、声明を発表した。同じ追悼碑前で別の団体が1日午後に予定する集会について声明で「死者を冒瀆(ぼうとく)する集会だ」と非難し、公園使用許可を出さないよう都に求めた。

 追悼碑は大震災の直後に虐殺された朝鮮人らを追悼するため1973年に立てられ、翌74年から碑の前で追悼式典が催されてきた。今年は日朝協会などによる実行委員会が9月1日午前11時から開催を予定している。……

 言わずと知れた「そよ風」の集会。これまでは、すぐ近くでやっていたわけだけど、今度は、朝鮮人犠牲者の追悼の碑の前で、「本物の集会」としてやるというのだ。そこまでやるのかという驚きは禁じ得ないし、こんなことが許されるはずがない。都はどのように判断するのか? 今後、目が離せない事態になってしまった。

2023/08/16

駅逓とアイヌ

 今日もインタビュー①原稿づくり。仕上げから一気に完成に。そして発信。

 今日の合間のお出かけは、こちら。

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 駅逓とは、北海道において交通補助機関として、宿泊などの業務を行っていた制度。鉄道が敷かれる前の重要な交通の施設だったのだそうだ。以前、鴻之舞炭鉱で駅逓所の跡に行ったことはあったけど、今回、その建物を、かつて駅逓としてつかわれていたように改造して公開をはじめた。駅逓の前には、塘路湖の漁の番屋だったそうだ。日本が支配する前にはアイヌの人が住んでいて、生活の糧として量がおこなわれていた。アイヌによる漁に制限をかけるとしたため、アイヌから請願がだされている。その文章が展示されていた。ここにも北海道の開拓は、アイヌを追い出し、抑圧し、支配していく過程であることがよくわかるというものだなあ。

 明日には、暑いところにもどらないといけない。いやだなあ。

2023/08/15

Z世代と“戦争“

 今日も、インタビュー①原稿の仕上げ作業に。その前に、今月後半に相談を進めなければならないものが4つ、5つありそのための論文読みを進めたり。結構、お盆でも忙しいのです。

 

 そういう中で、矢臼別に行ってきた。

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 二部さんにいろいろお話を聞くことができた。とても刺激を受けた。やっぱり今大事なのは、学んで考えることだな。それをすすめるための試行錯誤こそだ。粘り強く。

 

 夜はNスペ。Z世代と“戦争”。

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戦後78年となる終戦の日。Z世代の若者たちが “戦争”をテーマに本音で議論。参加するのは高校生・大学生・ドキュメンタリー作家・元自衛官など多彩なメンバー。Z世代3千人へのアンケートでは「10年以内に日本が戦争に巻きこまれる可能性は」という質問に、半数以上が「ある」「どちらかと言えばある」と回答。戦争を起こさないために何ができるか?Nスペが記録してきた過去の戦争も題材に、専門家やゲストと考える。

 

 いろいろ違いを感じるし。危なっかしさも感じるけど、ボクらの世代のような理解と違って、ものすごく時間はかかるかもしれないけど、ものすごく大事な、自分ごととしての深い理解に進むのかもしれないなあ。そのことをボクらは自覚しながら、悩み、接近していく努力をしていかないと。あまりにも距離があることも自覚しながら、なあ。

 

 

 

2023/08/14

「アナウンサーたちの戦争」

 今日も朝からインタビュー①原稿づくりをああでもない、こうでもないと悩みながらすすめる。

 途中、気分転換でのろっこ号に乗ってみた。

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 地上からというか、かなり湿原に近いところで、いろいろ見れるのはすごい! タンチョウヅルも、エゾジカも、しっかり見ることができて満足、満足。

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 SNSで、Yさんがアップしていたので、ボクも「太平洋戦争強制労働犠牲者の碑」に行ってきた。

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 この碑のことはボクは全然しらなかったけれども、「強制労働」という文字が初めて記載された碑だそうだ。釧路市民会議という組織が作ったそうだが、強制労働の調査などもおこなっていて、しっかりこの問題に向き合ってきた歴史があるようだ。なんかすごいなあ。

 戻ってきて、夜までひたすら原稿づくり。それで、何とか、形が見えてきた感じ。明日、明後日で仕上げにかかれるかなあ。

 

 そして「アナウンサーたちの戦争」を見る。

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太平洋戦争では、日本軍の戦いをもう一つの戦いが支えていた。ラジオ放送による「電波戦」。ナチスのプロパガンダ戦に倣い「声の力」で戦意高揚・国威発揚を図り、偽情報で敵を混乱させた。行ったのは日本放送協会とそのアナウンサーたち。戦時中の彼らの活動を、事実を元にドラマ化して放送と戦争の知られざる関わりを描く。

 実話をもとにしたドラマだけに迫るものがある。戦意高揚に熱狂する放送のさま。アナウンサーたちは南方占領地に開設した放送局に次々と赴任し、現地の日本化を進めていく。一方、抵抗の姿も描かれる。放送のありように疑問をもつアナウンサー。高揚をにった主人公が直面すること、悩みと葛藤は切ない。その経緯は、ちょっと薄っぺらさを感じてしまうが、事実に向かおうとする主人公の葛藤は心をゆさぶる。雨の神宮外苑をめぐる交替の真相はボクにはわからないが、そこにある葛藤は想像に難くない。マニラ陥落、東京大空襲、そして「日本のいちばん長い日」を担う館野と和田…。

 もちろんどこまで放送は反省したのだろうか。その答えは示されることはない。ただ、報道の自由が、そもそも自由が抑圧されれば何がおこるのか。そのことを心に刻みたいし、メディアというものの、末端であっても担っているものとしての責任を、しっかり胸に刻みたい。

2023/08/13

「新・ドキュメント太平洋戦争1943 国家総力戦の真実 後編」

 今日は、午前中、団地の会議。なかなか難しいなあ。スパッと割り切ってすすめてしまえばいいのかもしれなけど、あれこれと、いろいろ考えてしまう。ほんとに合意をつくるのはむずしいのだ。いろいろ、はっきりした意見をもっている人がいるし。まあ、難しいんだから、自分なりにできることをやるしなないよねえ。

 午後からは、仕事をいっぱい抱えて、北の国へ。移動の合間に、インタビュー①原稿づくりをすすめようと思ったけど、なかなか、あまり進まなかった。北の国は涼しい!!!!!

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 夜は、昨日の続きのドキュメント。「新・ドキュメント太平洋戦争1943 国家総力戦の真実 後編」だ。

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80年前の1943年、敗北を重ね、戦力を消耗していった日本。際限なき戦争動員が市民の暮らしを一変させ、戦火から遠かった若者や子どもが巻き込まれていく。海軍は、パイロット養成機関である予科練の募集を強化。中学生ら3万人が名乗りをあげた。ノルマに応じて、志願を呼びかけた学校。教師や親は、苦渋の決断を迫られる。秋には、学徒出陣が決まり、大学生も学業半ばで戦場へ向かう。その先には、過酷な運命が待っていた。

 戦争動員のさまは、よくわかる。予科練の動員というものがどういうものであったのか。その時代の空気もよくわかる。つまり、「動員」というものがどういうものだったのか。そして、それが何をつくりだしたのか。「タラバの戦い」の悲惨さ。酷さ。そうでも動員され、それにこたえていくこの時代の恐ろしさ。その空気のつくりだしたものを問わなければいけないと、痛感させられる。だけどなあ、そこからは加害が見えないから、この戦争とは何かは見えてこない。タラバの戦いだって、そこにはたくさんの朝鮮人軍属がいたわけだけど、そのことは一言もでてこない。それはなぜなのだろうか?

2023/08/12

引き続き戦争ドキュメントと 日本への容疑者引き渡し認めず 英の裁判所 表参道強盗事件で

 今日も、インタビュー①原稿づくりを朝から、夢中ですすめる。結構、疲れるなあ。進行は半分にいかないぐらい。明日からは、いろいろ予定もあるから、明日と明後日で原稿をつくって、その後2日ぐらいで仕上げることができればいいなあ。

 しかし、この暑さは、冷静に考えて異様で、異常だ。今日も買い物に出た程度だけれども、外にでるだけで、危険な暑さだと思う。かつては、こうではなかったはず。この異常を、異常として真正面から考えないのか。原因もそう、対策もそう。少なくとも、当面の生活のための対策も必要ではないのか。そういうことが、もっと切迫感をもって議論されてもいいのではないかなあと思うのだけど。どのぐらいの被害があるのかも、しっかり見た方がいいのでは。

 今日も、平和関係のドキュメントがあった。1つは、「戦争遺産島」。もう一つ、Nスぺは、「新・ドキュメント太平洋戦争1943 国家総力戦の真実 前編」

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 日本の島々に残る戦争遺跡をドローンで克明に撮影、梶裕貴が当時の記録を朗読。鹿児島県奄美群島に残る弾薬庫、砲台、特攻艇の格納壕の跡。1945年、施設と住民の運命は?山口県大津島には海上に人間魚雷「回天」の秘密訓練基地の廃墟が。被爆者1万人で野戦病院と化した陸軍検疫所があった広島県似島。横須賀空襲に応戦した要塞島、神奈川県猿島。78年前、島の将兵と住民は何を思い、どう生きたのか?戦争遺産が語りかける。

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 戦争の時代を生きた人々の日記や手記「エゴドキュメント」から、1年ごとに歴史を追体験するシリーズ。戦死者が増加する中、若者や子供が戦力として国家総力戦の渦に巻き込まれていく1943年を描く。戦場では将兵たちが「愛する妻よ、さようなら」と遺書を残しアメリカ軍に突撃していく。部隊の全滅が「玉砕」と美化される中、市民は「祖国重大な時」「あとに続け」と戦争協力を強め、十代の若者たちが兵士へと志願していく。

 たしかに、戦争の悲惨さや矛盾はよくわかる。後者は、戦争動員の様相がとてもよくわかる。その面からはよくできたドキュメント。しかし、そこから、どう全面的に戦争認識、戦争に対しての社会認識をつかんでいくことができるのか。そのことは、はっきりこの国みらいにかかわる問題。かつて、まず、被害体験を切り口にと、ボクも考えていた時期はあった。しかし、ここまで、加害認識が社会全体から欠落し、忘れ去られてしまったもので、そういう進め方も簡単ではない。そうとうの工夫と努力が必要になっている。そのこともまた、痛感させられることしの夏である。

 そういうときふと考えさせられるのがこういう記事。

日本への容疑者引き渡し認めず 英の裁判所 表参道強盗事件で(NHK)
 8年前、東京・表参道の宝石店でおよそ1億円分の宝石が奪われた事件をめぐり、イギリスの裁判所は、警視庁が国際手配していたイギリス国籍の男の、日本への引き渡しを認めないとする判決を言い渡しました。
日本の捜査機関による取り調べで人権侵害を被るおそれが拭えないなどとしています。……

 つまり、日本が世界の人権認識からいかに乖離していて、日本には人権を擁護するような国際基準の仕組みがないということが、この記事なわけだけど、記事にはないが、死刑などは最たるものでもある。そういう人権をえぐっていく。その地つづきに戦争がある。被害と加害。

 いろいろなことを考える夏。だけど、ほんとうに、こうした問題を大きく、打開していかないと、この国はどこにいってしまうかわからない。

2023/08/11

政府の少子化対策「異次元と思わない」87% 「#生涯子供なし」日経読者アンケート(下)

 今日は、とにかく、インタビュー①の起こしを完了させて、さらに原稿づくりスタート。あれこれ、いろいろ悩む。悩む。悩む。とにかく、前に、すすめるしかないよね。先の仕事の手打ちももう少ししないとなあ。

 

 今日は、山の日か。重度な高所恐怖症であるボクは、絶対に、山は無縁。お知り合いは、何人か山の人になっていたけれども。ボクは、絶対に無理だなあ。まあ、夏と言っても、仕事をかかえて、ちょっと涼しいところに行くぐらいだろうしね。まだ、これが続くのでそうね。この夏の過ごし方もそうだけど、だけど、いつまで、先の仕事のこと(企画)を考えるのかっていうのも重要な問題だな。といいつつ、結局、目先の仕事におわれるしなかないのだけれどもね。

 

 この夏のテレビの平和特集番組は、なんだか量も減っている感じはする。たしかに一本一本は、熱の入った、いろいろ考えさせられるものが多い。だけど、何となくね。スッキリしない。ここ数年、どんどん、話が、戦争の悲惨さは描かれるけど、戦争の本質から遠くなる感じがする。もちろん戦争の本質も、いろいろな側面があるわけだけど、戦争をすすめた日本の権力の問題や、加害、とりわけ植民地責任の問題は語られることがどんどん少なくなり、少しふれる程度になっていく感じは否定できない。語れる人が少なくなるわけだけど、それでも、映像も含め、あらためて光をあてるべきことはあるだろうけど、語られなくなっているのはなぜなのか? そのことは、とても気になることでもある。この夏、ボクは、何をどう考え、語るのだろうか?

 

 日経が昨日今日と、少子化で世論調査結果とその分析を掲載している。

 

政府の少子化対策「異次元と思わない」87% 「#生涯子供なし」日経読者アンケート(下)

「異次元の少子化対策」を掲げた政府は6月、2024年度からの3年間で集中的に取り組む「加速化プラン」を発表した。日本経済新聞社が7月に読者アンケートを実施してその評価を尋ねたところ、「異次元と思わない」という回答が87%にのぼった。児童手当の拡充など高い評価を集めた政策もあったが、総合してみると「やって当たり前」の内容だという見方が多かった。……

 世論調査の結果は、基本、そうだよなあというレベルのもののような感じ。質問も、分析も、ふれていないことが日経らしいけど。不安が増大し、安心感を求める。それが、では政治にどのように影響していくのだろうか。みんな、変わらないところはなかなかかわらないと思っているだけに、どこに世論が向かうのか、それにどう働きかけるのか。いろいろ考える必要のあることが続くなあ。

 

 今日も暑かった。

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2023/08/10

教科研大会3日目 と 「軍港の子〜よこすかクリーニング1946〜」

 今日も暑い。職場に行くまでにヘロヘロになってしまう・

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 今日は、教科研大会3日目をzoomで聞きながらのながら仕事。午前中は、教師の働き方。教育新聞の大久保の話は、考えていることがほぼほぼ同じでおもしろかった。ボクの感じていたことが、現場で現実にどうすすんでいくのかがわかって、ちょっと納得。討論で、若い人が声をあげるところからの悩みなどの聞けてよかった。(途中、通院中断)

 

 圧巻は午後からの終わりのつどい。自由の森の高校生が自主活動について語り合う。直感、教師の役割が大きくて手間がかかる、そういうところからはじまって、いろいろ考える。社会の変容と子どもの変容。それは一人一人を大切にされるという側面もあるが、むしろ、個人がむき出して社会にさらされるような状況になっているということか、そういうなかで、個人としてが大事なのだ。もちろん、傷つきの経験をへている生徒が多いこともあるのだろうが、社会認識なり、社会的なつながりは、個人としての気づきや納得、受け入れなどをへていかないと、ほんとうに胸に落ちていかない。そのことがかなりリアルにわかった感じがする。われわれ、いやその後のある世代までの若者の育ちの過程とはかなりちがう。教育の役割と学びの質も、そこで問われる。教師の役割が重要だけど、それだけに若い世代の近い先生の実践も重要になるという感じもする。もちろん帰結としての若者主体の学びの質。それが、その次の若者の学びにつながっていくのか。かつて、自森にいた、相方と、ちょっと話しあってみたいものだった。

 

 インタビュー①の起こし作業をすすめる。超特急で、半分ぐらいはかたづける。途中で、明日は休日なんだということに気づく。まあ、関係ないけど。

 

 夜は、「軍港の子〜よこすかクリーニング1946〜」。

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戦後の神奈川県横須賀。誰も助けてくれない戦争孤児たちは靴磨きやたばこ拾い、時に犯罪に手を染めていた。しかし、あるきっかけで「クリーニング」の仕事に出会う。犯罪ではなく人に感謝されてお金を稼ぐ。その生活の中で、孤児たちは笑顔を取り戻し始める。自分たちの稼ぎで「家を借りて暮らす」というささやかな夢を抱くようになった子供たちだったが、さらに過酷な現実に襲われることになり…

 「駅の子」ではなく「軍港の子」。それもなるほどあったのだろうなあ。もちろん、登場人物はきれすぎて、実際の過酷さや悲惨さのリアリティは、弱いのだと思うけれども、それでも迫ってくるものはたくさんあった。したたかに、ひっしに生きる子どもたちがまぶしかった。子役も大人の俳優も、キャスティングは、さすがNHKだなあ。

2023/08/09

教科研大会 そして取材のこと

 今日は、昼に神奈川で取材。片道2時間半、とても遠いなあ、暑いなあ。いろいろ話を聞けて、いろいろ話をして、とても、刺激になった。いつものことだけど。ボクより少し上の年齢の人だけど、先の仕事もしっかり計画している。うん、ボクもまだまだがんばらないとなあ。

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 昨日は教科研大会で飯能へ。とにかくいろいろな人に久しぶりにあった。数えきれないぐらい。それで、おしゃべりをたくさんした。やはり刺激をうけた、教育のことだけでなく、社会のこと、世界のこと。トランスジェンダー差別をめぐる問題についても議論をした。差別はだめだ。だけど、権力差による暴力や抑圧を心配する人を差別者というのはどうかなど、いろいろな議論になる。桜庭さんがWEBで、この問題に文章を書いていた。立ち去るための発言ではなく、いっしょに前をみるための問いかけをというのは、たしかにそうだなあ。話を教科研にもどすと、やっぱりそういう議論を積み重ねることが、仕事にもつながるなあ。こういう取材をつみかさねれば、もっといい雑誌をつくれるのに。コロナで失ったものは、なかなか回復できないでいる。

 全体集会は、「プリズン・サークル」の上映と、それから坂上香さんの講演。映画は2度目。ピア・サポートとか、ピア・カウンセリングなどにも思いをよせて、当事者による取り組みについても考えさせられる。ケアの本質、心理主義にならない取り組みとは。講演で、TC、サンクチュアリ、エモーショナル・リテラシー(感識)の話を聞きながら、その背景などにもいろいろ思いを寄せる。

 鬼さんや坂上さんの自森の話もよかったし、懐かしかった。

 夜は飲みに行ったのだけど、結局、その居酒屋に次々、知り合いがきて、最後は、わけがわからなくなったけど、楽しかった。

 

 今日は取材への移動中、zoomで、教科研の分科会。敬愛する児美川さんの重い基調報告を受けての議論。児美川さんの問題提起ほんとうにそうなんだよなあ。青年期を考えるためにも、社会の変容をしっかりとらえないといけない。ここの作業がまだまだ鈍い。その後の報告は、通信状況がなかなかきびしかったけど、重いというか、そういう社会のなかでの青年期教育のとりくみの、絶望しそうな中でのあきらめない試行錯誤に、ある意味で勇気をもらった。そんな議論だった。

 

 

2023/08/07

「いのち眠る海 〜最新調査で明かす太平洋戦争〜」「発見 昭和天皇御進講メモ〜戦時下 知られざる外交戦〜」

 今日も暑いなあ。とにかく、とにかく、とにかく、いろいろ読む日。ふー。ここから、企画に着地していくにはまだまだ、何段階もの苦しみを経なければいけない。そんな日々。

 いつまで、どのような仕事の仕方をするのか、先を考えずにやっていくのかどうなのか(苦笑)。難しいなあ。

 いろいろ、夏のドキュメントを見る。土曜日のNスぺは「いのち眠る海 〜最新調査で明かす太平洋戦争〜」

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太平洋戦争中、海で失われた35万の命。最新技術で「海の死」の実相に迫る調査が進んでいる。マリアナ沖海戦で沈んだ航空機。海底に眠る残骸を分析すると、過酷な作戦の末に海に沈んだパイロットの最期が浮かび上がった。一方「海の墓場」とも呼ばれる旧トラック島では国の遺骨調査が始まった。NHK独自の調査で、助けを求めながら船とともに沈んだ兵士たちの姿も見えてきた。戦後78年、海底調査で明かす「戦争の真実」。

 実は事実上の片道切符だった出撃……。見捨てられる艦船……。海に沈んだ遺骨は聖なる場所で眠っている……。うーん、なんなんだろうか。そこにある、命や、人の尊厳の軽視ということもさることながら、そのことに、なぜ、向き合うような営みがおこなわれなかったのか。戦後社会が、封じ込めてきたものは、結局、あらゆる歪みをつくり出してきたように思えてならない。なぜなら、この、問題のさらに先、奥があるのだから、もっと、わすれたこと、なかったことにしていることがあるのだから。

 

 今日は、「発見 昭和天皇御進講メモ〜戦時下 知られざる外交戦〜」。

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昭和天皇と戦争との関わりを示す新 資料が発見された。昭和天皇に国際情勢を進講し続けた宮内省御用掛・松田道一の膨大なメモである。外務省に集まる国際情報を12年間509回も進講。太平洋戦争の開戦、終戦をめぐる天皇の決断に影響を与えた。中でも注目されるのが、バチカンなどの中立国を重視した和平工作である。番組では御進講メモをAIで分析、第一線の研究者が読み解き、世界戦争の中の知られざる外交戦を見つめていく。

 拝謁記などとちがって、天皇の生々しい声が聞こえてくるわけではない。だけど、天皇が外交をめぐって、どのような情報に接していて、どのような関心をもっていたのか、そして、それがすべてではないにしても、支配層のなかの外交をになった人たち全体のなかでのある一定の主流の部分が、どのような世界情勢の認識をもっていたのかがよくわかる。ドイツに追随していた大島の影響をうけた情報は開戦の時期、軍のソ連窓口に追随し、バチカンルートを無視した和平交渉がとりあげられていたがいずれにしても、主観的、願望的で、ものすごく甘い情勢認識。このような政治の劣化はどのようにして生まれたのだろうか? 独裁というものの当然の帰結なのだろうが、そこには知性も才気もないなあ。そんことが教えることは何なのか。とても暗い気持ちになる。知性なく行き詰まっていくすがたは、いまと変わらないわけだから……。

 

 世論調査などもいろいろ出てくる。いまの政治のああいう姿をどう考えるのか。なぜ、新たしい政治の流れを見いだせないのか。ふと、考えるのは、運動の内部にもあるさまざまな難しさ。意思疎通がとれず、暴力的な関係もうまれ、さらにそれが解決を難しくしている。そのときになくなってしまうのが、語るべき言葉のような気がする。とまり、外に対しても、中に対しても、実は、いま語るべき言葉をボクらは見いだせていないのかもしれないなあと、考えてしまう。伝える言葉、伝わる言葉、動かす言葉、それはものすごく難しいのだろうと思う。間に合わないかもしれない、その課題のための努力をいまはおしまずするしかないのだろうと思う。

2023/08/05

「シモーヌ フランスに最も愛された政治家」

 今日は、早朝仕事からはじまる一日。一日、眠く、だるい。その後、少し団地の仕事をしたあと、来月企画の資料読み。ふむふむ、いろいろ考える。

 午後からは、家族で? 全障研大会を聞く。フォーラムの権利の実現では、やはり、こころに残るのが家族依存の障害者政策に対する告発。そういうなかで、寄宿舎のことが話題になるのはホッとする。もちろん、65歳の介護保険問題は重要な議論。その後。全体集会で、基調報告や記念講演を聞く、白石夫妻の講演は、『みんなのねがい』連載をふり返るもの。自分たちの実践と研究の総仕上げは、いちばんの思いは、次の世代へ、若い世代へどのように伝えていくのかという感じがする。福祉の現場での世代の問題は、大きな問題な感じがする(うちの子どもを見ていても)。そんことともふくめてだけど、障害児者の問題の情勢をどうとらえればいいのだろうか? 権利条約の流れ、自立支援法の押し返しから骨格提言、しかし、安倍内閣で困難に直面する。権利条約もなかなか難しい。コロナで全体としてたいへんさが増す中、いまはどうなのだろうか? もう少し、いろいろ聞きたい感じがするところ。

 夜は、『無限発話』の出版記念の講演会。金富子さんの話もシャープでおもしろかったけど、かかわっている若者たちの話に聞き入る。なかなか、小さな動きの未来に何があるのか、期待もし、連帯もする。

 昨日は、映画「シモーヌ フランスに最も愛された政治家」を見る。

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 前編、圧倒される。ものすごい生きざまである。ヨーロッパのこういう政治の分厚さはどこから生まれるのだろうか。もちろん、なによりも、アウシュビッツの体験が根底にある。そのシーンをみながら「社会への帰還を前提としない収容」は、日本で言えば、かつての「ハンセン病療養所」そして、現在では、「入管施設」そのものだ。そういったことに、日本社会の目の前に、存在していることに、なぜこの国では鈍感なのだなのだろうか。そのことにも気持ちはつぶされる。そうしたなかで、「正義」「尊厳」そういったものを育み、選択し、貫いていく生きざまは本当に圧倒である。そして、シモーヌが理想として追い求めたのが、欧州としての平和のために団結である。しかし、近年のヨーロッパはそこが「ゆらい」でいる。現実にウクライナで。そのときに、この物語から、われわれは何を学ぶのだろうか。

2023/08/03

前衛9月号ができました と 「「はだしのゲン」はなぜ “消えた”?」

 今月原稿のやりとり、来月インタビュー①の資料読み、再来月の企画の相談、これが今日の三大仕事かなあ。思うようにはすすみませんが……。

 いろいろ重大なミスも発覚。ああ、これはほんとうに申し訳ない。すっかり忘れてしまっていた約束もあった。ダメだなあ、失敗ばかりだ。今日は凹む。

 さて、前衛9月号ができました。

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 力を入れてつくったのが「関東大震災100年と朝鮮人虐殺」。おそらく、ことしいちばん忙しい、小薗さんと愼さんのお二人が登場しているのは超売りです。あらためて、この異常なできことが、なぜおこったのか、考えなければなりません。同性婚法制化に向け、台湾の経験を鈴木さんに語ってもらったり、アメリカでの銃による殺人が4万人に達している話を矢部さんに。読みごたえがあります。そして、治先生に、若者憲法集会での講演を、加筆していただきました! 私の担当ではないのですが、緒方さんの欧州左翼の話からは、ほうという、いろいろな見方の発見があるかもしれません。

 

 さて、昨日のクローズアップ現代は、「「はだしのゲン」はなぜ “消えた”?」

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戦後78年を迎えた今年、広島市の平和教育副教材から漫画「はだしのゲン」が削除され波紋が広がっている。原爆が投下された広島で、戦中戦後の苦難な時代を生き抜こうとする少年を描いた同作は、累計発行部数1000万以上。世界各国で読み継がれてきた。そんな「はだしのゲン」が、なぜ削除されたのか?情報公開請求で入手した膨大な改訂記録や、議論に関わった市教育委の担当者・教員たちの証言から、知られざる背景に迫る。

 この番組には、いろいろな評価はあるが、ボク的には、そこそこがんばってつくられていると評価はしたい。前半の、ドキュメント映像はなかなか。もちろん、コメンテータはいったい何をいいたいのかということもあるし、あれだけ、教育委員会は、さらに効果的な教材にと言いながら、実際にできた教材はどうなのかという検証もない。そういうところがあるのだけど、背景に政治介入があることもそれなり示されていたし。沖縄の平和教育の実践の話もよかった。子どもの疑問というのは大事なことだし・

 ちなみに前衛9月号では、広島の神部先生にこの問題を書いていただいている。なかなかすばらしい内容。そこで、ボクは校正ミスをしてしまった。ほんとうに申し訳ない!!! 凹む。

 

2023/08/02

『朝鮮戦争 無差別爆撃の出撃基地・日本』

 ふたたび、暑い日が復活。沖縄はたいへんみたいで心配。

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 今日はインタビュー①の資料を読み終え、内容についての相談メール。その後、実務を挟んで、あとお話の傍聴も挟んで、来月インタビュー①予定の資料読み。来月対談の相談の電話かけなどなど。こつこついきましょうね。あと、いろいろな動きに、しっかりついていかないと。

 夜は家事を終えてから、ビラまき230枚。だいたい、8時半ごろかえって、食事して、後片付けと、明日の準備をして、10時半。昨日と一昨日はそれからビラ折り。今日はビラまき。もちろんその後にお風呂と、いろいろ考える時間。団地の仕事と続く。正直、過酷な毎日だなあ。

 

 さて、林さんの『朝鮮戦争 無差別爆撃の出撃基地・日本』を読み終えた。

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 実は、朝鮮戦争のことは、よくわかっていない。北朝鮮が攻め込んだということは、完全に定着しているのだけれど(そしてその背景には、スターリンのアジアでの戦線を開くという指令があったというのが、この間の、わが社の主張である)、それにアメリカがどう対応したのか。ここまで、徹底した無差別爆撃がおこなわれていたというのは戦慄すべき事実である。しかも、停戦交渉がはじまれば、有利に交渉をすすべるための爆撃は、小さな村々にまで広げておこなわれていく。ダムや灌漑施設にいたるまで。驚くべき、爆撃の規模でもある。朝鮮戦争の被害の大きさは何度か聞いたことがあるが、この爆撃による被害もまた恐るべきものでもある。そこには、人種差別、アジア蔑視も垣間見える。そして、その出撃基地が、沖縄であり、日本本土であった。そうした基地の提供を、唯々諾々とおこなっていくことを通じて、日米安保体制の原型が形成されていくというわけでまる。まさに、アメリカの狂気と、日本の……。その歴史に向き合わずして、はたして、日本の明日はあるのだろうか。この歴史もとてつもなく大きいもののように思える。

2023/08/01

【全国学力調査】主体的学習が効果? 文科省は授業改善促すが異論も

 今日は、雨模様で、少し温度が下がった。ちょっとでも下がると、少し、体は楽。今日は会議。その準備でいろいろ考える。午後からは資料読み。メールを何本か。実務などなど。

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 沖縄からは、台風で足止めの悲鳴が何人かから。大丈夫かなあ、沖縄のみなさん。お気をつけて。

 

【全国学力調査】主体的学習が効果? 文科省は授業改善促すが異論も 大久保 昂(教育新聞編集委員)(教育新聞)
 7月31日に2023年度の結果が公表された「全国学力・学習状況調査」は、学校現場の授業改善に生かしてもらうことを目的の一つとして実施されている。文科省は今回、児童生徒の質問紙調査で尋ねた「家にある本の冊数」を家庭の社会経済的背景(SES)を示す指標と見なし、現行の学習指導要領が重視する「主体的・対話的で深い学び」(アクティブ・ラーニング)への取り組み状況と平均正答率という2つの項目と掛け合わせて集計した結果、SESが低いと考えられるグループであっても、アクティブ・ラーニングを実践している児童生徒は平均正答率が高い傾向にあるとの分析結果を示した。文科省は「SESによって学力差があるのは事実だが、教え方によって克服できる可能性があることを示唆している」として授業改善を後押しする考えだ。ただ、専門家からは「もっと慎重な検討が必要ではないか」との声も上がっている。……

 「小学校で過去問対策ばかり 勉強を嫌って不登校になった児童も 点数競争と化した学力テスト」これは沖縄タイムス。朝日新聞は「三角形の面積、基本問題で正答率2割 専門家「衝撃的」全国学力調査」と。英語は、「低い正答率 作問の失敗明らか」と共同新聞。地方紙は、どこも自分の県の順位に目がいっている。しかし、学力問題について、しっかり議論がすすんでいるようにはあまり思えない。もともとの試験のあり方の問題も含め、学力テスト問題、この調査のあり方について、社会的な関心そのものが薄れているような感じがする。それはどのように考えればいいのだろうか。教育内容は成績に目を奪われ、すっかり個人化して久しく、社会的なものとは認識されないというのだろうか。少し、考え込んでしまうなあ。


 ところで、神奈川の県立歴史博物館で関東大震災100年の展示。ところが、朝鮮人虐殺のことがまったくふれられていないとかいうことを、見に行った研究者の方が書き込んでいた。ほんとうなら大変深刻なこと。今度、横浜に行くから、見に行かなくてはならないということか?

 

 

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