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2023/07/20

『国籍と遺書、兄への手紙: ルーツを巡る旅の先に』

 今日も、暑かった。いまさらながら、体がかなり疲れていることに気づく。

 明日から工場籠城。今日はひたすらゲラ読みに終始する一日。体がつらいときには、とてもしんどい作業でもある。うつらうつら……。

 

 ずっと読めていなかった『国籍と遺書、兄への手紙: ルーツを巡る旅の先に』を読み終える。

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 実は、この本の読み進めると、とんでもなく、不安定な気持ちになる。ルーツ。実際に、自分のルーツをたどると、祖父の段階でほぼわからなくなる。ルーツは花街にあることは何度か書ているが、当時からそういうことは多々あったのだろうが、父と祖父母の関係あたりになると、戸籍と、実際が一致しているのかということはそこそこ怪しい。自分自身、祖父母と、血の通ったような関係を築いたような記憶はない。お正月にあいさつにいくぐらいか? そういう自分だからルーツのことは考えたことはなかった。自分は何者なのかは。

 安田さんとは、ほんとうに長いつきあいだ。彼女が大学を卒業した直後あたりだから10数年。当時、とてもまじめな人で、こんな感じで生きていて、仕事をしていて、ポきっと心が折れないか心配していたことがあった。しかし、そのうらで、いろんな葛藤や、苦しみがあったことはその後しるわけだし、その彼女のたたかいはほんとうに尊敬の思いでいっぱいになる。彼女はボクの息子と同じ年だから、パートナーの佐藤さんを含め、子どもを見るような目つきでみながら、学ぶべきことを考える。

 安田さんのルーツを探す旅から、学ぶことは多い。その彼女の思いは、おそらく、予想以上に強い言葉で書かれていて、胸に迫る。では、ルーツを考えないボクは、そういった思いや、歴史というもを切り捨ててきたのだろうか。花街の女性たちの血塗られた歴史を。もちろん、その実際は、ボクには知るよしもないのだけれどお。

 ただ、大事なのは、目の前にある、理不尽だとか、そういうものから目を背けないこと。その解決のために一生懸命生きること、そういうことなんだろうと、自分を納得させたりする。うーん。

 

 さて、

保守系の自民議連が声明文 「一般論でない」強調 女性トイレ訴訟違法判決(朝日新聞)
 LGBT理解増進法に慎重な立場の保守系自民党議員らでつくる議員連盟は19日、トランスジェンダーの経済産業省職員への女性トイレ使用制限は違法とした最高裁判決について声明文をまとめた。判決は今回のケースに限るものだと強調し、一般論ではないとした。専門家はまずは実態把握すべきだと指摘している。……

 ああ、このニュースもボクの語りはしたっ足らずで終わってしまっているかなあ。記事にあるように、大事なのは、どう実態を認識し、一人ひとりの困難を解消していくかではないか。きちんとものを言わければならない。

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