子どもの貧困率11.5% 3年前より改善 ひとり親は半数近く困窮
夏だけど、今日も曇りで、風も強く、だけど湿気もあり、微妙な天気。それでも、朝顔は元気だな。
今日は、団地の仕事が、朝と夜に1時間ずつ。いろいろこまごまとしたことの処理をしなくてはいけません。アンケートなども多く、結構、面倒です。仕事はひたすらインタビュー①の原稿づくりです。そろそろ、仕上げにかかれるところまですすませました。明日には、仕上げて、発信したいところです。
まだまだたりない原稿ですが、一方で、いろいろな手立てもうちます。来月以降の手立ても打ち切らないといけません。できるかなあ。
夕食は、この前、相方が、どこかからもらってきたゴマダレを、相方は北海道では使わないからとおいて行ったので、それを使って、サラダうどん。美味しかったです。
さて、3年ごとの貧困率が発表された。
子どもの貧困率11.5% 3年前より改善 ひとり親は半数近く困窮(朝日新聞)
所得水準などに照らして貧困の状態にある18歳未満の割合を示す子どもの相対的貧困率は、2021年に11・5%となり、3年前(14・0%)に比べて2・5ポイント改善した。ただ、ひとり親世帯でみると44・5%にのぼり、半数近くが困窮にあえぐ状況が続く。厚生労働省が4日公表した国民生活基礎調査でわかった。同調査では相対的貧困率を3年ごとに公表。子どもの貧困率は、所得が中間の人の半分未満の世帯にいる子どもの割合のことだ。基準改定で単純比較はできないものの旧基準だった15年以降、改善傾向にある。直近の経済協力開発機構(OECD)の平均12・8%よりも低くなった。……
表面的には改善されているように見えるが、実態がどうか。貧困線が下がると、貧困状態とされるひとの層も下がるからだ。詳しい内容を精査しないと、単純に改善とは言えないところ。しかも、ひとり親家庭の貧困は深刻だし、高齢者の貧困が目に引く。ほんとうに、実態をよく見ていかないとダメなのだと思う。
同時に、貧困対策で、賃金をあげよという言い方がされる。それはもっともで否定しないけれど、それだけでは危険な面もある。なぜならば、日本は賃金依存度が高い社会だからだ。つまり、社会保障がとても薄い。現物も、現金も。少子化対策で、非正規を改善しないとということもいわれる。それももっともだ。だけど、社会保障の構造的な薄さは、やっぱり、しっかりと議論すべきだと思う。ここは議論のあり方として、よく考えないといけない。だいたい、広井さんが変なことを言ったけど、ほんとうに、社会保障の構造というか、分配とともに再分配の構造的な欠陥が問われないのはやっぱりなあ。
いずれにしろ、日本の貧困の現在は、やっぱり、よく考えるべき日本社会のありようを浮き彫りにしていることには違いない。問題は、われわれが、そのことにしっかり迫ることができるのかどうかなのだけれども。
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