維新の馬場さんの発言をめぐって
わー、いよいよ本格的に暑い日になっていきます。
工場籠城が終わり、今日は、朝から、たまった実務を処理して、それから、人のお話を聞いて(苦笑)、会議。じっくり考える局面です。
話題の長い文書は、長いけど短いから、直接、かなり関係のあることを中心にしぼられて書かれている。それが、どのような影響があるのか、どうか? しっかり読まないといけないよねえ。
読まないといけないものが多数ありました。
送っていただいた本も多数。感謝とともに、しっかり読まなければなりません。
こちらも、編集部に送っていただいたものから、自分が読むべきもの。これに、仕事のために読むべき本もありますから、この夏は、ほんとうに読まなければなりません。
さて、維新の馬場さんの「第一自民党と第二自民党でいいんですよ。第一、第二自民党が改革合戦でどんどん改革やって、国民国家のためになることを競い合うことが日本をよくする。立憲がいても日本は何も良くならない」「共産党はなくなったら良い政党。おっしゃているいることがこの世の中でありえない」発言が今日は話題になった。「なくなったらいい」などは存在を否定するもので、民主主義のあり方から言っても、到底許されるものではないが、馬場は自信をもって言っているということが一番注目される。維新の与党化について、中北さんが、どこかで、自民党は、疑似政権交代を党のなかでやるわけだから、自民党の一強を補完するだけと言っていたけれど、そういう状況に、そうはいっても自民党のなかでも矛盾が強まっている局面で、手を突っ込んでの自民党のある勢力に向けての発言だということだとボクは思う。では何が、その自信をつくっているのか。自民党的なもの、保守の右の側の意見が国民に受け入れられているという自信だろうな。ボクらは、この自信を揺らがせるような変化をボクらはつくらないといけない。保守の右の支持って言っても、それは不安定なもの。新自由主義にとりこまれているとはいえ、一面ではそれなりに新自由主義への反発もある。だからこそ、自信を揺るがし状況をつくるために何が必要かということが大事だなあ。宣伝、議論、学習、すごく粘り強い取り組みと、切り口の豊かさと。
高史明さん、無着成恭さん、森村誠一さんがなくなった。直接お会いしたことがあるのは、高さん。一度、お宅にうかがて取材させていただいたことがある。星の王子さまについて語っていただいた。無着さんはちょっと苦手だけど、高さんと同じ頃、うちの雑誌に出てもらった。森村さんは、若いころよく読んだ。推理小説も、悪魔の飽食も。しばらく読まなくなって、ふたたび読んだのは、相方が北海道に行って、笹の墓標記念館に行くようになってから。『笹の墓標』を読んだ。この印税の寄付で、記念館が出発したそうだ。いろいろ学ぶことも多い人たち。いろいろ、考えさせてくれた人たち。ただただ、合掌。
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