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2023/06/19

「ヘイト投稿」男性に賠償命令 安田菜津紀さん被害で地裁

 梅雨も一休みだね。今日は、とにかく、対談の原稿づくり。猛スピードで、形をつくる作業に! だんだんと、形が見えつつあるかなあ。明日の夕方までには仕上げて、発信しないと。がんばらないと。

 相当集中しての仕事の追い込みのあとは、自宅で家事を食事作り、かたづけ、洗濯物などをこなして、それから団地仕事。今日も、休みなく、時間が過ぎています。仕事で映画の欄のやりとりをしながら、SNSで映画にいった人の書き込みを見ながら、そういえばほんとうに映画館には行っていない。何年か前からか、その余裕すらなくなったという感じがある。最大の要因は、同じ量の仕事でも、時間がかかるようになっているということが大きいのだろうけど、ひたすら時間に追われている日々で、今日もそうだった!

 

 そんななか、今日は、ちょっとホッとするニュース。

「ヘイト投稿」男性に賠償命令 安田菜津紀さん被害で地裁(毎日新聞)

 ツイッターで在日コリアンに対する「ヘイト投稿」をされて精神的苦痛を受けたとして、フォトジャーナリストの安田菜津紀さん(36)が、投稿したとされる男性に195万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁(目代真理裁判長)は19日、男性に33万円の賠償を命じた。

 訴状によると、安田さんは2020年12月、在日コリアンだった父のルーツを追った自身の記事をツイッターに投稿した。これに対して、在日コリアンに対する差別表現とともに、日本人よりも優遇されている「在日特権」があり、「日本人から嫌われている」とする投稿があった。……

 もちろん、もっと踏み込んんで言ってほしいということはそうだ。だけど、単なる侮辱ではなく、人種差別撤廃条約やヘイトスピーチ解消法に該当する差別による人格権侵害であることの認定を求めたことに、判決が「差別的な表現を用いて原告を侮辱する本件投稿は、社会通念上ゆるされる限度を超える侮辱行為であると認められる」としたことはじほんとうに重要だし、これからの第一歩にも、二歩にもなる。こうしたたたかいにふみきった安田さんに感謝である。そしておめでとうと心から言いたい。

 ただ、社会全体では、メディアを中心に、しっかりした、基準が共有されているとは到底言えない状況も存在する。それだけに、ほんとうに、われわれのとりくみも強めないといけないと思っている。

 まずは、積読になっている、安田さんの本を読みたいなあ!

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