実践の研究会参加、そして「どうする?精神医療 〜滝山病院事件から考える〜」
今朝も暑かった。もうすでに夏バテで、体にかなりのダメージがある。ほんとにたいへんだよね、これ。
朝から、インタビュー①の起こし作業。いろいろ圧迫を感じて、しんどいこともある。きついこともある。なんとか、なんとか。午後には、会議。いろいろ、いろいろ。そして、たまった実務処理もあり、結構、たいへん。郵便局にもいったり。やるべきことが、うまくこなせていないなあ。
夜、ひさしぶりの教育実践の研究会にzoomで(少し遅れて)参加した。参加してよかった。定期的に、実践の話を聞かないと、頭が教育モードにはならない。そもそも、専門家が専門的な議論ができるのは、日常的に、そういう話の中にいて、日常的に考えているからなわけで。ボクは、そういう環境にはない。だけど、いろいろな問題に接する環境にあるわけで、そういう利点をつかった役割というものもあるような気がする。
今日は、学習のつまづきの意味を少しわかった気がした。まちがいをたださない教育、合意というか、納得を大事にすることの意味、そのことを前提に、ほんとに、通常学級での教育のたいへんさ、それをどうするのかも考えさえられる。ほんとに、こういうことを考える場が、ボクにも大事だと思った次第。個人的にも、いろいろなしんどい思いとともに、考えるべきことも感じさせてくれる。
バリバラは滝山事件。「どうする?精神医療 〜滝山病院事件から考える〜」
八王子市の精神科病院「滝山病院」で起きた虐待事件。その実態に、精神障害のある当事者から不安の声があがっている。そこでバリバラでは、あきらかになった精神障害者を取り巻く現状を、当事者・家族・医療関係者、みんなで徹底討論!さらに、長期入院する患者を地域に移行する取り組みや、医療と福祉が連携して精神障害のある人を地域で支えあう仕組みを紹介。医療を受けながら、安心して暮らしていくために何が必要か考える!
クローズアップ現代とちがって、地域での精神障害の人の暮らしに焦点をあわせている点。なぜ、すすんでこなかったのか? いま何が課題か。いろいろ考えたい。これは自分で歴史も含めて、勉強しなくてはいけないなあ。
さてさて、もともと、地域と精神障害という点では、京都の岩倉が有名。日本各地から精神病者が岩倉の寺にお参りにきて、精神障碍者を宿泊させる宿が発達したことが岩倉の起源と。呉秀三が紹介して、療養する精神障碍者が自由に行動できたそうで、明治時代からさらに発達したそうだけど、戦争がこれをつぶしてしまったそうだ。ここでも、食糧難が大きな原因だとか。戦争と障害者ということも考えさせられる歴史でもある。
最近のコメント