「なぜ担任いないんですか」 足りない小学校教諭、1人で70人授業
今日はすっかり晴れて、爽やかな日。みどりが深い。
インタビュー①の原稿づくり。うむ。いろいろ考えたり、調べたりしながら、やっている。結構、時間がかかる。朝、ちょっと、大きな肉体労働が、1時間弱あったので、眠いなあ。とにかく、原稿づくりは、悶々としながら、ウロウロしながら、じっくり試行錯誤の繰り返し。あと、数日。
「なぜ担任いないんですか」 足りない小学校教諭、1人で70人授業(朝日新聞)
教員が産育休、病休などで学校を離れても、その穴を埋める代役の教員が確保できない――。各地の公立学校で「教員不足」が問題になっている。担任が不在で自習にせざるを得ない事態も起きており、子どもの学習への影響を心配する声が出ている。4月の始業式。首都圏のある公立小学校では、低学年の1学級の正式な担任の名前を発表できなかった。病気で休む教員らの代役が見つからなかったためだ。
この学級の授業を担ったのは、専科の教員や、通常は授業をもたない教頭。やむをえず自習にする時間もあった。
隣の学級で担任を務める教員は、授業をしながら、担任不在で自習となっている隣の教室の様子に耳を澄ました。
「とにかく1時間、問題を起こさずにいて、とハラハラしていた」と言う。
教員の一人は、自身の学級と担任不在の学級の計約70人の児童を相手に、まとめて体育の授業をした日もあった。
「人数が多くて指示が全ての子どもに届かず、校庭の鉄棒で遊ぶ子がいても、そのままにするしかなかった」
2週間ほどで代わりの講師が配置され、当面の欠員は解消したが、ある教員は「年度途中で欠員が生じる可能性もある。子どもへの影響が心配だ」と話す。……
ボクの敬愛する元教員も、73歳でふたたび担任をしている。そういうことがかなりの規模で広がっている。教員不足がなぜおこるのか。教員の配置をギリギリまで絞り込んで、なんとか埋めるために非正規に依存してきた構造的な問題が、仕事量の増大などの労働の過酷さのもとの病休や退職の激増で、一気に表面化する。そう簡単には解決しない問題が山積みでもある。ほんとうに本格的にとりくまないといけない。
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