連続講座 「憲法研究者と市民運動家が安保3文書を読み解く」の三回目
花粉症の薬とのたたかいの日々だな。とにかく、眠り、だるい、しんどい、気持ちがふさぐ……。薬の副作用には、そういうことも書いてある。そういうものか。しかたがない。そういうわけで、元気がないので、日曜日の掃除は最低限。その後は、とにかく、来月インタビュー②の資料読み。
ながらで、午前中は、「学校統廃合と小中一貫教育を考える全国交流集会in兵庫」を聞く。ところが、オンラインは、これでもかというほどのトラブル続きで、ちょっと閉口……。それは午後まで続いた。統廃合に取り組む、地域の運動や組合の取り組みには頭がさがる。いろいろな背景があるにしても、行政は経済の論理でどんどんすすめていて、文科省がちょっとトーンを変えたあとも高止まりの現状はよくわかる。注目したいのは、
COREハイスクール・ネットワーク構想事業。ここにもICTがかかわってくる。
だけど、運動の側は、高齢化が目立つ。現役世代は、運動にあかなか絡んでこない。あきらめもあれば、無関心もあるのだろうけど、どうなのだろうか。この集会と、寄宿舎の廃舎とのたたかいとは接点はないが、共通する問題もあるだろう。同じ兵庫でも、何がちがうのだろうか? そこからいろいろ考えるけど。大きな制度改革の進行と、学校のなかの変化と、そこはどうなんだろうか? あまり、答えが見つからないなかで、離脱。
連続講座 「憲法研究者と市民運動家が安保3文書を読み解く」の三回目を聞く。今日のテーマは「防衛力整備計画」で、講師は清末さんと杉原さん。まだまだ、消化できないうちに、すでに、予算は、衆院をとおり、成立が決まってしまっている。この整備計画の具体的中身まで、アメリカ軍との一体がいっそう強められ、具体的にいろいろなことがはじまろうとしているのが、よくわかる内容だったとは思う。われわれの生活も含め、戦争にどのように動員されていくのか、なかなかリアルにつかめる。サイバーや女性活用など、知らなかった細かい点も知ることはできた。この文書の矛盾ということも出てくる。そもそも、3文書にはいろいろな面があるように思う。そのなかで、総体としてどうつかんでいくのかは、悩ましい感じもしている。そのためにも、具体的にすすむことには、より敏感にはならなければいけない気がする。
雑誌をつくっていても、関心がどこまでもたれているのかは、よくわからない面もある。どこまで、内容に関心がもたれているのか? また、大きく目に見える形でなにが変わるのかも、なかなか実感されない。そういうなかで、なかなかもりあがらないようにも思える。しかし、その分、長いたたかいが必要で、一つ一つ、深めっていく、認識が深まっていくようなとりくみが必要なんだろうな。そういう役割をはたさないといけないのだろうなあ。
今日は、山宣の命日。そういうことをよけいに考える。
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