「春子と節子 “女流”画家を超えて」
先に収録したインタビュー②の起こし作業。なかなか対談①が設定できず、イライラ。ほんとうに今月大丈夫。一方で、やってきた原稿も3本ほど溜まっている。ちょっとまずいが、明日は、打ち合わせと、インタビュー①収録に、西南に向かわなければならない。ほんとうに余裕のない日々。午後には会議もあった。うーん。
最近、注文している、雑誌や本がなかなか届かない。本屋さんどうしているの? きびしい状況の中で、なかなか余裕がなくなっているというのだろうか? そういう意味でもつらい世の中だなあ。
明日からの出張の準備。1泊ですぐに帰ってくるから、荷物が中途半端で、難しい。そもそも服装は難しい季節。
夜、テレビで「春子と節子 “女流”画家を超えて」を途中から見る。
洋画家・長谷川春子と三岸節子。画壇でも家庭でも女性は男性の下に置かれていた戦前、ふたりは姉妹のように手を取り合って女性画家の地位向上に力を注いだ。だが戦争が始まると、春子は戦争に協力する絵を描くことで女性画家の地位を上げようとし、節子はそれを拒否したことでふたりは決別。二人は対照的な人生を歩むことになる。写真家・大石芳野が、二人の女性画家の生涯を通して、日本におけるジェンダー平等の闘いをたどる。
昨年、夏にETV特集で放映した「女たちの戦争画」をベースにしたもの。あのときは、長谷川春子の話が中心だったが、それに、戦後、女性画家の第一人者となった三岸節子の人生、夫との葛藤などをからめる。NHKならではの、豊富な取材と映像資料の蓄積をもとに再編集。見るものを唸らせる。歴史のなかで生きた人々の歩みからの問いかけは、やっぱり胸に迫る。ここにも、ボクらが考えなければならない、重要な事実が積み重なっているということ。鬱々していられない。
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