『児童福祉の戦後史 孤児院から児童養護施設へ』
今日から工場籠城。昨日今日は、慌ただしい日。今月から、諸物価高騰の影響で、雑誌のページは16P減るのだけど、そんなに仕事は軽減されたわけではない。まあ、そんなものか。
相変わらず、変な夢。戦闘にやぶれての敗残兵となっている夢だとか、あんまりよく覚えていないけど、いろいろ見ている感じ。
さて、本庄豊さんの『児童福祉の戦後史 孤児院から児童養護施設へ』を読んだ。
著者は、この間、戦争孤児研究をすすめてきた。京都の伏見寮などの取り組みに注目してのこと。この間、著者は、近江学園や、あらたに発見された東光学園という孤児院の史料を読み解いてく。敗戦後の駅などにあふれた「浮浪児」たちを収容した孤児院だが、収容された子どもの中には、生活困窮児や捨て子、障がいをもつ子どもたちがいた。家出してつれ戻されるのが嫌で、孤児と申告するなどの例も多々あったそうだ。一方、近江学園は障害児福祉の歴史研究では光があてられてきたが、孤児などの支援でも、様々な取り組みがあった。
史料を読み解く中で、当時の子どもの実態の多様さと、どれだけ戦禍のもとで、困難な状態に置かれてるかもよくわかる。とりわけ、東光学園の史料の紹介は読みごたえがある。戦後の児童福祉は、日本国憲法の制定にともなって大きく変容する。それでもなお根深い社会における「子どもへの無関心」があったのだ。そのもとでの、施設職員たちによって、さまざまな実践が積み重ねられていたその姿も紹介されている。終章では、戦後の根深い「家庭」責任が福祉施策のどのような影響をおよぼしたのかも考察している、その提起もとても考えさせらえるのだ。
岸田さんがウクライナのキーウを訪問した。何をどこまで約束したのか? しゃもじが注目されているが、ほんとうに何がしたいのだろうか?
ひるがえって日本はWBCフィーバー(死語だ!)。スポーツに感動するのは否定はしないけど、この盛り上がりは、ちょっと異様。メディアがしかけたのだろうけど、それだけなにか。日本に何が起こっているのか。うーん、ちょっと考えさせられる。
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