「密着 自衛隊“ミサイル防衛のリアル”」
今日も朝から、インタビュー②原稿づくり。とにかく一気に仕上げまでやりきる。励ましもあったので、がんばった。少し調べたり。夜には発信。ふー。1日稼いだぞ。夜には団地の仕事にも取り掛かる。今日は、3つほど、集会や学習会に参加する予定があったけど、追い込まれてすべてパス。残念で、厳しいなあ。
今日は3・11。とくに特別なことをやるわけではないし、そんなに特集番組はみないけど。
この前、浪江に行ったときに、12年ぶりに、帰宅困難地域にある親戚の家に行ったとき、玄関に兎の置物があったという話を聞いた。12年の重み、長さ、痛みと悲しみを考えさせられる。その重み、長さ、痛みと悲しみを共有することがすべての出発点だちと改めて。
この前やっていたBS1スペシャル「密着 自衛隊“ミサイル防衛のリアル”」を見る。
ウクライナ侵攻や台湾情勢の緊張により注目される「ミサイル防衛」。今や戦争の形態が「ミサイルの撃ち合い」に移行しつつあるなか、日本の空をどうやって守るのか?取材班は迎撃が難しい巡航ミサイルに備える陸上自衛隊の専門部隊に密着。常に先を読みあう「頭脳戦」の実態、さらに去年行われたアメリカでの実射訓練で見えてきたミサイル防衛の難しさも伝える。さらに専門家のインタビューも交え、日本の防空について考えていく。
安保三文書でも注目されるミサイル防衛、ミサイル戦なのだけど、あらためて、そういう戦争がおこれば、甚大なる被害を拡大することを見せつけられる。そうであるからこそ、ミサイルにとって抑止力と言っても、それが安全保障のジレンマに陥ることになるわけだし、被害を抑えるためのミサイルがかえって、被害を拡大するミサイルの雨をふらすことにいたることを、番組はあきらかにしていた。
もう一つは、かつての大砲戦などとは違い、いまのミサイルは技術の結晶である。コンピュータを駆使するその戦争は、人々の知恵や技術を最大限動員するということも。戦争の様相も変わる。
番組は、日本では訓練できないためにアメリカでの訓練から始まる。エンベット取材とも言えるような展開に、どうかと思ったけど、なかなか、本質にも突っ込んでいく。結局、ミサイル戦になれば、被害を抑えることは不可能だと。だからこそ外交であり、戦争をおこさないことが政治だと。そういう訓練を政治家がすべきだという、柳沢さんの言葉には、使命感を感じる。自衛隊の是非についても抑えた発言。自衛隊についての立場は違うが、この間の、柳沢さんの発言は、シャープで、ほんとうに元防衛省幹部としての責任を背負っている発言でもあると感じられ、学ぶことが多いと思っている。
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