『「役に立たない」科学が役に立つ』
今日はインタビュー②の収録。朝から、それに向けての準備の資料読み。なるほどなるほど。夕方に収録だけど、いい話が聞けると、それはそれで気分がいい。
収録が終わった後、外に出ると、金星と木星がきれいだなあ。
ちょっと、人間不信に陥りそうな日々だけど、気持ちを立て直して!
『「役に立たない」研究の未来』という本をパラパラと読んだ。
東大教授、理研主任研究員の経歴を持つ理論物理学の初田哲男さんは、『「役に立たない」科学が役に立つ』という訳書もある。大隅良典さんはい言わずと知れた「オートファジーの仕組みの解明」でノーベル生理学・医学賞を受賞した人物。これに科学史の隠岐さや香さんがからむ。お二人の大家のリアルな話とともに、歴史をからませた隠岐さんの話がおもしろい。アカデミーの形成と、王権、教会との緊張関係、理系と文系との関係のなかでも「役に立たない」問題は、資本主義の社会でいっそう、大きな問題になるわけだけど、それに、科学者たちはどのようにむきあってきたのか。いろいろいまに通じるというか、いまだからこそ問われる問題。日本のいまの社会は「役に立つ」神話というか、縛りがあまりにも強すぎる。
いろいろ当面の、取材計画をたて、切符をとったり。少し、寄ったりなどの計画を立てるが、結果的に、持ち出しも多くなる。厳しいけどなあ。しかたがないよなあ。
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