『もうひとつの戦場』 見つからない
前日首の痛みでしっかり眠れなかったので、昨夜は比較的眠れた。まだ、首は痛いけど。昨日のショックは、今日も一日ひきずっている。いろいろ、よくない話も耳にする。いったいどういうことなのだろう。許せないし、残念だし、悔しいし、だけど、ボクはどう受けとめればいいのだろう。
さて、今日は、団地の仕事打ち合わせスタート。それから、職場に行き、インタビュー②の資料を読んで、内容案をつくり、相談メール。その後、映像を見たり、電話で、対談①の設定相談。何となく、今月も忙しくなりそうでもある。来月の企画ももう少しつめないと、まだまだ、全然決まらない。
自宅のベランダのお花は、クロッカスが咲いていた。
ちょっと、頼まれ仕事もあり、優生思想というものを考える。もっとも、集中的にあらわれるのは戦争中の「戦えない人間」という規定。ナチスのように殺されなくても、放置される。ボクは、岡田靖男さんたちの『もうひとつの戦場』で知ったのだけど、松沢病院の医師であった立津の記録によると、敗戦の年の1945年には、松沢病院に年間で在籍した患者数に対する死亡率が40.9%にのぼっていたという。食糧難が深刻化したもとで、精神病院は放置される(もう一つ放置されたのがハンセン病の療養所だった)。こうした、放置、いわば虐待は、戦後もなお続いているのではないか。しかし、この本を探しているのだけど、見つからない。
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