児童生徒の自殺、過去最多の514人 学業不振や進路に悩み
今日は、なぜか、朝起き上がれず。どうも、米軍基地に侵入し、米兵に追いかけられたり、捕まって裁判をどうたたかうか、悩んだ夢を見たようだ。そのせいかなあ。花粉症の薬の影響か、それとも、疲れかなあ、年だし。
それでも、今日は、インタビュー①の原稿づくりを超特急。何とか、明日には形をつくりきりたい、そして明後日には仕上げにかかりたい。それでも、対談(座談会)にとりかかえる時間は、3日と半しかない。きびしいなあ。ほんとに。今日は会議もあったしなあ。
そとは、ほんとに春。今日は少し寒かったけど、それでも春。
ゆきやなぎは春の花だものね。
児童生徒の自殺、過去最多の514人 学業不振や進路に悩み(教育新聞)
2022年の小中高生の自殺が514人と過去最多になったことが3月14日、警察庁の自殺統計(確定値)に基づく厚労省の集計で分かった。500人を超えるのは1980年の統計開始以降初めて。校種別に見ると高校生(全日制)が259人と最も多く、原因・動機が分かっている者の中では「学校問題」、とりわけ学業不振や進路の悩みが最も多かった。児童生徒の自殺者の内訳は▽小学生 17人▽中学生 143人▽高校生(全日制) 259人▽高校生(定時制・通信制) 89人▽高校生(特別支援学級) 6人▽高校生(その他・不詳) 0人。昨年度と比べ、小学生は11人増、中学生は5人減、高校生は40人増となった。性別に見ると男子が293人、女子が221人だった。
原因・動機が特定されている者について見ると、小中高生とも「学校問題」が最も多く、小中学生は次いで「家庭問題」「健康問題」「その他」、高校生は次いで「健康問題」「家庭問題」となっている。「学校問題」のうち、小学生は「学業不振」「学友との不和(いじめ以外)」、中学生は「進路に関する悩み(入試以外)」、高校生は「学業不振」が最も多くなっている。……
文科省も、通知を出して、対応しているそうだ。▽学校における早期発見に向けた取り組み、▽保護者に対する家庭における見守りの促進、▽学校内外における集中的な見守り活動を提起してるとか。
かなり、深刻だけど根深い問題でもあるのだから、しっかり、わけ行って、考えていきたいもの。学業不振や進路の悩みを表面だけですませたくはない。ほんとに結構、難しい問題だと思っている。
大江健三郎さんの逝去にさいし、ペンクラブの桐野さんがコメント。そこで、大江さんの「個人のなかに積み重なる文化が、やがて世界全体の『生きるに値する平和』を守ることに重なる」という言葉を引用している。「個人」という言葉はとても、難しい。安易に、個人が大事とはいいたくはないし、個人のためにも集団はとても必要だとも思う。だけど、そのなかで、どう「個人」というものを大事にして、ベースにしていくのかは、相当大事な問題だと思う。そこは、難しい問題をかかえつつ、ボクらが相当、よくよく考えたい問題でもあるような気がする。いまの社会でおこっていることを見たときに、なおさら……。
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