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2023/02/19

「学べ、学べ、学べ」

 やっぱり、お疲れモード。少し、たっぷり眠れたかな。明日から工場籠城なので、今日は、追い込み。ゲラ読みや、戻ってきた著者校正のチェックやら、いろいろすすめる。最後の原稿処理もした。しっかり、工場籠城はがんばろうと思うけど。来月のことは、いろいろ気になる。

 お昼に、「公開講演会 詩人尹東柱とともに・2023」を聞く。対面でおこなわれていたころ、2度ほど参加したことがある。16日、ドンジュは福岡でなくなった。講演は「尹東柱の故郷・間島を語る」と題して、翻訳家の戸田郁子さん。ドンジュがカンド出身ということを意識したのは、久しぶり。最初知った時は、パルチザンのカンドだと思ったわけだけど。講演で、そのカンドの歴史、教育都市として形成されていく背景をはじめてしった。日本の支配が強まるにつれ、そこからのがれていったひとが、国境を越え、いわば辺境のカンドで、自分たちの街をつくりあげていく。そこからはじまったカンドは、つねに、日本の支配に抗する街としてあったのだろう。同時に、中国と朝鮮・韓国と日本という、じつは、しんみつで、歴史や文化としてはかなり深いかかわりのなかにある国ということをどう考えるのかということも、とっても考えさせられる。中国の文化大革命と、ドンジュの家族のその後のかかわりなども、ほんとに驚かされた。


  総じて、知らないことばかり。それは、いまおこっているいろいろな問題でもそうだ。わからないことが多いことを直視して、やっぱり、「学べ、学べ、学べ」だな。ボクにはそれしかないのだと思う。

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