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2023/02/20

「基地の街 女たちの声なき声 〜あるアメリカ人弁護士の闘い〜」

 今日から、工場籠城。つまり、疲労がピーク。だけど、どちらかというと、花粉症の薬の影響で、眠い、ダルい。

 まあ、仕事の方は、無事、ゲラは進行だけど。

 

 昨日のBS1スペシャルは、「基地の街 女たちの声なき声 〜あるアメリカ人弁護士の闘い〜」。

 

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 沖縄で米兵との間に子をもうけながら、離婚や帰国で置き去りにされる女性たち。その養育費請求の支援をしてきたアメリカ人弁護士、アネット・キャラゲインの闘いの記録。

 米軍基地が集中する沖縄。米兵との間で子をもうけながら、離婚や帰国で置き去りにされる女性が後を絶たない。元米軍法務官で弁護士のアネット・キャラゲインはそんな女性たちの養育費請求を支援してきた。昨年秋には、新たな依頼の調査で再び沖縄を訪れた。依頼者は父親の米兵が沖縄を去った後、母親は育てることもできず、米国人家庭に養子に出されたという。その軌跡を追うにつれ、放置されてきた基地の島の現実が浮かびあがる。

 アメラジアンの話は、少しは読んだこともあるし、知っていたけれど、アネット弁護士のことは、よく知らなかった。とても驚きの連続。養子に出された女性は60年の時をへて、母親はすでに、悲劇的な亡くなりかたをしていたが、その家族に出会う。そこにも沖縄の実相を知ることができる。いい番組だった。基地という存在そのものの暴力性について、考えたいとも思った。

 

 しかし、まあ、いろいろな仕事をするにつけ、答えは難しく。そもそも、この時代に、生きること、たたかうことの難しさだけを、日々感じてしまうのではある。単純じゃないことは、そのまま直視しなくては。

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