起きたら雪がちらつき、つもりはじめる。
今日は、もちろん、緊急インタビュー②の起こし作業を開始。原稿づくりをはじめる。
昨日は、個人的にはちょっとショックな体験もする。自分の無力を痛感させられる。ほんとに、情けないほど役に立たないなあ。勇気もないし、知恵もない。積極的に動き出すこともできない……。世の中にこれだけ困っている人がいると言うのに、ほんとうに役に立たない。
ボクは、悲観主義者だ。結構、この世界の起こっていることに、そして、その先については、悲観的で、かなり絶望感をもっている。もし、子どもや孫がいなければ、さっさと、この世間から隠遁しているようにも思える。楽観的な人をみるととても不思議でもある。もちろん、若い人たちのなかには希望を感じている。だけど……。楽観的な人は、その条件があるのだろうか? 経済的なこととか、子どもも含めての安定とか。なんかちょっと違うのかもしれないのだけど。うーん。そういうものを超えて、先を、少しでも切り開かないとなあ。
そういう中で……!
生活保護基準額の引き下げ、取り消し認める判決 宮崎地裁(朝日新聞)
国が生活保護基準額を2013~15年に大幅に引き下げた改定は、生存権を保障した憲法25条や生活保護法に違反するとして、宮崎市の受給者3人が市の減額決定の取り消しを求めた訴訟の判決が10日、宮崎地裁であった。小島清二裁判長は原告の請求を認め、決定を取り消した。
同種の訴訟は全国29地裁で起こされ、判決は14件目。減額決定の取り消しを認めたのは、大阪、熊本、東京、横浜に続き5件目となった。9地裁は請求を退けている。……
これで、5勝9敗。しかも、直近5つの判決では4勝1敗 、流れが変わったという感じ。原告らの、国の生活保護引き下げの算定方法は客観的裏付けのない恣意(しい)的なもので、厚生労働相に裁量権の逸脱・乱用があったと主張を認める内容のようだ。これから、判決ラッシュがはじまる。大いに、注目していきたい。
毎日の記事も紹介。
寄宿舎生かした教育を /栃木(毎日新聞)
阿久沢真理・県教育長が昨年12月2日に県議会で県立那須、栃木特別支援学校の寄宿舎の今年度末での閉舎計画の延期を表明してから2カ月が過ぎた。各校の保護者らでつくる2団体が要望する説明会は開かれないままで、今年に入り「本校寄宿舎の閉舎の延期に伴う次年度の対応について」と題した文書が配られたのみだ。
文書には「次年度、寄宿舎は運営すること」などと書かれ、入舎の申し込みを募る内容だった。那須の保護者会代表、鈴木美由紀さん(48)は「卒業後に少しでも自立した生活ができるように」と考え、高等部1年の知的障害と発達障害がある次男の入舎を申し込んだ。「自分の子どものためだけでなく、幼い子どもたちが成長した時に利用できるよう存続を求めていきたい」と話す。
このコラムでは、阿久沢教育長が会見で「今、局内で県として寄宿舎を廃止した後の対応も含め、どういう形で教育内容の向上が図れるのか、幅広い議論を改めて確認、検証しているところ」と説明したと紹介している。そして、「閉舎ありきの検討ではなく、寄宿舎を生かした特別支援教育についても議論するべきではないか」とむすんでいる。
悲観的ではあるが、決して、諦めてはいけないと、心に誓う。
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