ジーン・シャープ「独裁体制から民主主義へ」
今日もいい天気。
今日は、職場で、今月原稿のリマインドメールを送り、あとは来月原稿の資料読みが中心。少し、頼まれ仕事も。ある意味で気が滅入るような資料を読む。やっかいなテーマにふたたび挑戦。だけど、胸がつぶれるような思い。それが、この国の現実であることは否定できない。
昨日の、100分de名著は今月は、ジーン・シャープ「独裁体制から民主主義へ」。史上暴政をふるった数々の独裁体制を綿密に分析し、それに対し非暴力による反体制運動こそが大事だと訴える。
その第一回は
一見強固で揺るがないようにみえる独裁体制には、子細に分析すると、ある弱点が存するシャープは言う。独裁体制は単独では成り立たない。有形・無形の民衆たちによる支持があってこそ成り立ってる。その力の源を断つことで容易に瓦解する脆弱さが潜んでいるというのだ。独裁体制に終止符を打てるかどうかは、そのことに民衆が気づくことができるかどうか、その上で、集団として行動を起こすことができるかにかかっているという。
これはとってもわかりやすく面白かった。
実は、ジーン・シャープは一度とりあげたことがある。
もう4年前になるのか! 戦争の時代に入ろうというこの時期に、ジーン・シャープってNHKはなかなかやるなあ。
さて、相方は北海道へ。いろいろ精神的にしんどい日々がふたたび続きそうだ。いろいろ頼らずに、しっかり睡眠をとれるだろうか?
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