シンポジウム『長時間労働解消のたしかな道すじ Part2』給特法の改正を求める
先週は、睡眠が短い日が何日かあったので、少し挽回できたのかなあ? やや遅めにベッドから抜け出して……。日曜日だけど、掃除はパス。今日は、午前中は、「シンポジウム『長時間労働解消のたしかな道すじ Part2』給特法の改正を求める」に参加。メインの講演は、髙橋さん!。「聖職と労働のあいだ―教師が多忙の何が問題なのか?―」と題して、彼が昨年出版した本の核心的な内容を軸としたお話し。教員の労働時間を論じるとき、「教師の労働者としての権利」vs「子どもの学習する権利」という、2項対立にしてしまうことなく、 「聖職メンタリティ」を放棄することが解決策かと問いかける。つまり、いまある教育条件のもとでつくられた「二項対立」図式があり、子どもにとっても、教師にとっても「しんどい学校」を改善する必要性があると訴える問題設定は、共感できるし、シャープだ。過酷な労働条件がさまざまな学校の問題をつくり、かつ分断をつくっていく。「教特法」という法律の解釈をめぐっての文科省の問題をえぐりだすなかで、何を解決しなければいけないの、何に向かっていかなければいけないのかをはっきりさせていくその展開は納得させるなア。やっぱり、この問題は、いまは、どう譲歩を引き出すのかではなく、どうあるべきなのかをしっかりぶつけていくことが大事になっている気がする。ほんとうに深刻な現場の事態を解決していくには、そこを指示した議論をしないと、なかなか方向も、解決点も出てこないと思うけれどと感じた次第。髙橋さんお議論は、しっかりメモをつくっておかないといけないなあ。
シンポを聞きながら、ゲラ読みもはじめる。とにかくゲラに向かう一日。肩がこるなあ。
夕方、ちょっと、買い物に。流山まで。
本屋には『流山がすごい』という本が平積みに。話題の都市であるそうだ。ボクの若いころは、流山は、すすめパイレーツの舞台となった、千葉の田舎町と、ちょっと馬鹿にされていたのだけど。おおたかの森などはおしゃれな街だなあ。ボクなんかが行っても、若い人が多くって、ちょっと落ち着かないというか、神経にさわる。ほんと、自分が年をとったことを感じさせられる場所でもあったりする。それでも、ここの映画館は、よく来ていたけど、コロナになってからは、ほんとに映画も見に来なくなったなあ。ほんとに映画を見る、心の、時間の余裕をなくしているのが、いや、気持ちの積極性かなあ、ここは、今年は、少しは変えたいなあとは思うところ。
いろいろ気持ちがくじけるような出来事も続く。結構、しんどい日々。しっかり責任をはたさないと、しないといけないんだけどねえ。
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