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2023/01/17

阪神大震災から28年

 ぐぐっと冷え込んできた。寒い日。電気代がなあ。

 今日は、原稿が2つ、未明にやってくる。朝から、読み始めて、1つは内容を充実させるために、ちょっと注文。もう1つは提稿作業。結構、時間がかかる。うん。会議もあった。

 うーん、なかなかすすまないなあ。いろいろ考え続けているけれど、ほんとにエネルギーがいる。そのエネルギーが枯れてしまいそうなところがつらい。空回りしているのではないかと自信をなくす。そんなときはとても孤立している感じがする。できれば、もっと力まずに、たんたんとやるべきことをやっていければいいのだけど、雑念もはいるし、結構、自分の神経や精神も弱いものだから、大丈夫かなあと、いろいろ不安になる。うーん。

 今日は阪神大震災から28年。早いものである。一度だけ、メモリアルパークなどには行ったことがある。あれは何年前だったのだろうか。ニュースをみたり、昨日の、映像の世紀バタフライエフェクトを見て、震災のことを考える。災害の規模をできるだけ、小さくするために、何ができているだろうか。国や自治体の政策はもちろんだけど、足元をみたとき、共助はやはり弱弱しく、力を発揮できる条件は少ない。それでも、できることが十分できていないのではないかということも気になる。個人の備えも。やはり、現実的にも公的部門の役割は大きい。だけど、必ず来る、地震というものにどう備えるべきなのか、ほんとうにこれまでの教訓を生かしたことができていないことに、こういう日はほんとうにいろいろ考えさせられてしまう。大きな災害は、大きな犠牲を生む。それを少しでも小さくするために、できることをもっとしなければと思う。

 昼休み、中川さんの、「満月の夕」に涙。

 

 

 朝日新聞の地方欄の栃木版に「とちの記」というコラムがある。小野さんが今日も寄宿舎のことを書いていてほろっときた。
 「取材先の母親は電話口でうれしそうに話した。『成人式で帰省していた姉に喜んでもらおうと、妹が姉の布団をきれいに敷いてくれていたんです!』」と、那須特別支援学校に通う寄宿舎を利用する子どものことを書いている。彼女は寄宿舎で毎晩、布団の敷き方を学び、「大好きなお姉ちゃんのために何かしたいと自ら考え、行動できた」というのだ。母親は喜びは大きい。県教委は3月末での寄宿舎の廃止は延期したが、廃止自体を撤回したわけではない。記者は、知事に「県民一人ひとりが未来に希望を抱」く県をめざすというのなら、障害のある子の「未来の希望」に思いを寄せ、知恵を絞ってほしいと訴える。同じ紙面に、大田原市長の、県にこの問題では要望はないという冷めた記者会見についての報道もあった。ほんとに、声を上げ続けないといけないということを教えてくれる。

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