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2022/12/25

コロナ禍の分断を越える参加と共同を-アメリカの教員組合運動に学ぶ-

 今日は日曜日。掃除日だけど、年末だから、大掃除をしたいところだけど、仕上げなければいけない仕事があるし、最低限の掃除。先週できなかったから、ほんと最低限。昨日に続き洗濯機は2回まわす。いろいろしっかり掃除したいなあ。ベランダは汚いし、窓はどろだらけだし……。なかなかなあ。

 講演①原稿を大急ぎでつくる。今日も、それなりの進行。資料とのつき合わせが結構、めんどかったりする。

 午後からは、民研の教育研究集会を聞きながらのながら仕事。まずは、「コロナ禍の分断を越える参加と共同を-アメリカの教員組合運動に学ぶ-」と題して、バーバラ・マデロ―二さんの講演。

20221225-1

 アメリカの話を聞くとき、どうもすぐに入り込めないのは、やっぱり制度や取り巻く条件の違いがどうあるのかがすぐにわからないからなのだろうと思う。それでも、マサチューセッツのたたかいの展開は息をのむ。そのたたかいの根底にあるものは何なのかということ、組織化と組織のあり方の根底にあるのは、いろいろなやり方、あり方の問題もあるけど、それを支える思想の問題でもあることがよくわかる。では、日本はどうか、笹本さんが若い教員の現状を報告。ほんとうにつらくなるが、それがなぜ、そうなっているのか、佐久間さんの話はその背景がよくわかったし、ほんとうにここまで教育労働やケア労働が軽視されているのかがビンビンつたわってきて、ちょっと暗くなる。文科省の数字の出し方なんて、ぜったいに許せない。ほんとうに何とかしないと、この国には未来はない。

 

 許せないと言えば、予算案の中身が少しずつ伝わってくる。沖縄は基地予算はどんどん増えていくが、振興予算はどんどん削られる。なんだかんだと、社会保障の予算は削減・抑制される。子育て予算の倍増とかいいながら、保育など、これだけ問題になっている中で、345歳児の保育士の増員をはかるが、きわめて限定されたもので、いろいろな条件をつけてくる。根本として、基準を変えるところにはいかない。すごく、考えなければいけない予算だけに、どうそれを扱っていくのか。考える必要があるとは思う。

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