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2022年12月

2022/12/31

「松本清張と帝銀事件」

 今日は、朝から、とにかく掃除だね。日頃やらない、ベランダや玄関の掃除やら、窓ふきやら。相方と喧嘩しながら、がんばって掃除。

 途中、テレビをつけたら、wowowで、「護られなかった者たちへ」をやっていた。映画館でも見たけど、思わず見入ってしまった。重たいなあ。すごいなあ、って改めて思う。瀬々監督、ことしもいい映画をつくっていたけど、やっぱりいまは、脂ののった、最前線の監督の一人だなあ。年齢的には、そんなに違うわけではない同世代といっていいのだろうから、やっぱり、がんばらないとなあ。積み重ねてきた経験の大事なところをしっかり発揮しながら、しっかり挑戦しつつ、じゃまにならないようながんばりをしないととつくずく思う。自分のしっかりした生き方が大事なんだろうなあ。

 夕方は買出し。ああ、やっぱり、年末は莫大な出費。まあ、豪華年末も、もう何度もあるわけではないだろうし(笑)。

 夜は、おもしろいテレビもないからと、昨日、一昨日放映されていた、Nスぺの「松本清張と帝銀事件」を見る。圧倒されるような内容。山田さんの『帝銀事件と日本の秘密戦』を2年前に読んだとき、これはすごい本だなあと思ったのだけれど、あらためてそのことを感じるし。

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GHQ占領期の〝闇〟に切り込んだにノンフィクションの大作「日本の黒い霧」を書いた松本清張。そのきっかけとなったのが帝銀事件だった。逮捕された平沢貞通には、犯人という明確な証拠や動機はなく、無罪を主張し続けるも死刑が確定。
しかし清張は、警察が当初「真犯人は軍関係者」としながら、捜査線とはかけ離れた平沢に向かっていったことを強く疑問視する―。

 清張の死から30年。裁判や捜査資料、関係者を徹底調査して、真相を追った清張の“知られざる足跡”を独自取材し、その闘いをドラマ化する。


 日本の戦後史の闇であり、戦前との連続性だけではなく、日本の独立性も問いながら、日本政治のみならず、メディアの問題も問う。ああ山田「帝銀事件」はなりかやりたかったなあと今さらながら。うん、後悔のないように来年は、ほんとうにしっかり勉強して、積極的にいくところはいかなくてはねえ。

 ここんところ、相方が”silente”の年末一気見を録画で見ているのをのぞく。いろいろかんがえるところはある。人間関係の、そういう新しい感じ方や見方はとても考えさせられるし、いま、民主主主義とか人権というものは、そうとところもふまえて考えていかないととも思う。

 同時に、さきの2つの作品との圧倒的な違いも感じる。社会にまで届かない、その問題をどのように考えていくのかということも大きな宿題でもあるようにも思ったりもする。

 さあ、来年もがんばろうね!

 

 

 

2022/12/30

那須・栃木の両特別支援学校の寄宿舎めぐり大揺れの1年

 いよいよ今年も終わりだなあ。たくさん働いた1年。でもなあ、後悔も、落ち込むこともあった1年。つらかったかなあ。

 今年はどんな年だったのか!

那須・栃木の両特別支援学校の寄宿舎めぐり大揺れの1年(朝日新聞)
 那須(那須塩原市)、栃木(栃木市)の両特別支援学校の寄宿舎の存廃をめぐり、大きく揺れた1年だった。来年3月での廃止を決めた県教育委員会に対し、保護者たちは存続を求めて署名活動を展開。県教委は今月初めに廃止の延期を表明した。取材で印象に残った場面をふりかえりたい。……

 ひょんなことから、いろいろ関わりももつようになった栃木のこの問題。いろいろ情報を知らせてくれる人もいて、たくさんのことを学ばせてもらった1年だった。教育とは何か、子どものこと、親のこと、発達援助者のこと。たくさん学んだことを生かして、考え続けたいと思う。

 

 昨日今日は孫たちのすごした。孫①も5歳。いまだなんでも、「自分でやる!」。3歳の孫②も成長が著しい。口もたっしゃに。ちょっと見ないうちにどんどん成長している。発達の姿をいろいろ関心持って、見たり。……

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2022/12/28

「9・10歳の節を子どもと生きる」

 外は、ほんとに冬だねえ。

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 すっかり、風景が変わっているのにちょっと気がついた。

 いろいろ、年末の実務的な処理。いろいろやりとりのメールを送ったり。そして、講演原稿①の作業の続き。

 いろいろ忙しかったから、夕方、ちょっとだけ教科研。「9・10歳の節を子どもと生きる」。あまり聞けなかったけど、この間議論のおさらいをした感じで、頭の中が整理される。なるほどなあ。

 

 いろいろ、よくよく整理したいことが山積み。お正月に、いろいろ勉強したり、考えたりできるのかなあ。原稿2本持ち越し……だしなあ。うーん。でも、孫守りもあるしなあ。

 

 年賀状作業は終了。あとはポストいん!

2022/12/26

Society5.0型教育改革下の高校再編のゆくえ

  寒いけど、お花はまだまだがんばっているなあ。

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 今日も、引き続き、講演①の原稿づくり。うーん、後半、端折っているのをどう処理するかなあ。いろいろ知恵をつかわないといけないなあ。こうして、お正月に仕事を持ち込むんだろうなあ。1本原稿もね。来月の原稿の打ち合わせ電話も!

 仕事をしながら、民研の教研のながら聞き。分科会は「Society5.0型教育改革下の高校再編のゆくえ」。児美川さんの基調報告。北海道と宮城のリポート。お久しぶりの日永さんが通信制の実態について。教育DXのもとでの、高校再編。遠隔配信授業なるものの広がりに驚く。これでは、通信制との垣根もあいまいになる。同時に、教室の意義が弱まりかねない。高校で、選択科目が拡大し、受験対応のなで、少人数の科目が増え、その保障の名目で導入が広がるわけか。高校改革のなれのはて? ほんとうに高校でどんな力を育てるのか、高校生がどんなふうに明日を拓いていくのか、高校教育のありようが問われている。そのもとでの、通信制改革もすすんでいる。少し前に高校本をつくったころから、隔世の感があるほど、高校教育の溶解が進もうとしている。これはしっかりとわなければと痛感させられる。

2022/12/25

コロナ禍の分断を越える参加と共同を-アメリカの教員組合運動に学ぶ-

 今日は日曜日。掃除日だけど、年末だから、大掃除をしたいところだけど、仕上げなければいけない仕事があるし、最低限の掃除。先週できなかったから、ほんと最低限。昨日に続き洗濯機は2回まわす。いろいろしっかり掃除したいなあ。ベランダは汚いし、窓はどろだらけだし……。なかなかなあ。

 講演①原稿を大急ぎでつくる。今日も、それなりの進行。資料とのつき合わせが結構、めんどかったりする。

 午後からは、民研の教育研究集会を聞きながらのながら仕事。まずは、「コロナ禍の分断を越える参加と共同を-アメリカの教員組合運動に学ぶ-」と題して、バーバラ・マデロ―二さんの講演。

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 アメリカの話を聞くとき、どうもすぐに入り込めないのは、やっぱり制度や取り巻く条件の違いがどうあるのかがすぐにわからないからなのだろうと思う。それでも、マサチューセッツのたたかいの展開は息をのむ。そのたたかいの根底にあるものは何なのかということ、組織化と組織のあり方の根底にあるのは、いろいろなやり方、あり方の問題もあるけど、それを支える思想の問題でもあることがよくわかる。では、日本はどうか、笹本さんが若い教員の現状を報告。ほんとうにつらくなるが、それがなぜ、そうなっているのか、佐久間さんの話はその背景がよくわかったし、ほんとうにここまで教育労働やケア労働が軽視されているのかがビンビンつたわってきて、ちょっと暗くなる。文科省の数字の出し方なんて、ぜったいに許せない。ほんとうに何とかしないと、この国には未来はない。

 

 許せないと言えば、予算案の中身が少しずつ伝わってくる。沖縄は基地予算はどんどん増えていくが、振興予算はどんどん削られる。なんだかんだと、社会保障の予算は削減・抑制される。子育て予算の倍増とかいいながら、保育など、これだけ問題になっている中で、345歳児の保育士の増員をはかるが、きわめて限定されたもので、いろいろな条件をつけてくる。根本として、基準を変えるところにはいかない。すごく、考えなければいけない予算だけに、どうそれを扱っていくのか。考える必要があるとは思う。

2022/12/24

安保3文書改定で自衛隊との一体化進む海上保安庁 「軍隊」としての行動は禁止のはずだが…

 今日は、早朝仕事スタート。寒いからつらいなあ。

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 今日も、まっくらな棟がいくつか。団地の年齢構成もあがっているから、不夜城ではなくなっているのだなあと。

 さてさて、夜明けは来るのだろうか?

 

 今日も、講演①の原稿づくり。長い原稿だけど、半分ぐらいはできたかな。進行としては4分の1ぐらいだろうけど。

 今日のニュースから。

安保3文書改定で自衛隊との一体化進む海上保安庁 「軍隊」としての行動は禁止のはずだが…(東京新聞)
 「海の警察」と呼ばれる海上保安庁と、自衛隊の連携強化が、安全保障関連3文書改定で明記された。先の大戦の反省から「軍隊」としての行動を禁じる規定を持つ海保だが、近年は共同訓練などで自衛隊との一体化が進む。今後は、有事に防衛相の指揮命令下に入る際の「統制要領」が制定される見通しだ。非軍事の警察力で、戦争へのエスカレートを防ぐ海保の役割は変わるのか。……

 もともと、憲法学の世界でも、海上保安庁が、違憲かどうかという点でも、論争があるわけだ。実際の、近年の、海保の実態を見れば、うーん、これはやっかいな問題と考えざるをえない、現実がある。そのことを、国会、あらためて考えさせられてしまう。うーん。

 たくさん、考えることがふってくるなあ。とくに、この大軍拡にかかわっては。がんばろ。

2022/12/23

補給拠点 沖縄市に検討 陸自 弾薬など備蓄想定

 今日も寒かった! 今日も、講演①の原稿づくり。少しずつ、少しずつ。ちょっと調べ物が必要だなあ。そう考えると、時間はやはりかかる。

 会議に、打ち合わせ、お願いメールなどをいろいろ送る。

 今日の沖縄タイムスの1面トップは、こんな記事。

補給拠点 沖縄市に検討 陸自 弾薬など備蓄想定(沖縄タイムス)
 陸上自衛隊トップの吉田圭秀陸上幕僚長は22日の記者会見で、防衛省が南西地域に新設を予定する陸自の弾薬や物資などを備蓄する「補給処支処」に関して、沖縄本島内での設置を検討していると明らかにした。吉田氏は、陸自第15旅団の司令部が本島にあることなどを踏まえ、「沖縄地域における最大拠点である本島は重要だ」と強調。米軍嘉手納弾薬庫地区に近い陸自の沖縄訓練場(沖縄市)で「支処を造ることができないか考えている」と述べた。……

 備蓄基地は、いまは九州にある。南西諸島の基地強化と連動する。ほんとうに急ピッチで、いろいろなことがおこるのが恐ろしい。来年度予算案の軍事費(防衛費)は、今年度当初(これも曲者、補正で大規模な増という禁じ手をすでに何度も繰り返している)に比べ約3割増となる6・8兆円を計上したわけで……。どんどん、加速していく。岸田さん前のめり……。

 上脇さんから頂いた。

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 これは貴重な本。かならず読まなくては!

 

 久しぶりに激しい落ち込み。自分のダメさを強く自覚、自分が嫌になって、消えてしまいたくなる。かなりきついなあ。なんとか、反省しながた、前向きにうまくコントロールしなくては……。

2022/12/22

原発事故後の方針を政府が大転換 新規建設や運転延長で最大限活用

 工場籠城明け。疲労度は半端ないけど、しっかりお仕事。寒い、冷たい雨のスタート。

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 今日は、来月(以降)講演①の原稿づくり。しっかり話されているので、原稿づくりは比較的楽。がんばっていきます!

 お昼に、久しぶりの散髪も敢行! さっぱり。

 

 絶望的なニュースが続く。政府の学術会議の「改革」案に、梶田さんたち学術会議は、激しく反発。ほんとうに、梶田さんたちにはがんばってほしい。学術そのものを政治の支配下に置き、軍事化していこうという意図が見え見えになってきている。ほんとうに露骨だ。

 まずは原発。

原発事故後の方針を政府が大転換 新規建設や運転延長で最大限活用(朝日新聞)

 政府は22日、原発の新規建設や60年以上の運転を認めることなどを盛り込んだ「GX(グリーン・トランスフォーメーション)実現に向けた基本方針案」をとりまとめた。来年に閣議決定する。岸田文雄首相の検討指示から約4カ月で、2011年の東京電力福島第一原発事故後に堅持してきた政府の方針が大転換する。

 政府はこの日、首相官邸で2050年の脱炭素社会の実現に向けた取り組みを議論するGX実行会議を開き、了承された。

 基本方針案では、原発を「最大限活用する」として、大きく二つの政策転換を打ち出した。……

 原発の新設と延長。もう頭がくらくらする。福島の教訓はどこにいったというのだろうか? ほとんど、まともな議論も、説明もなく。これも閣議決定で!

 もうひとつは、大軍拡。

自衛隊艦船など防衛装備品にも建設国債 来年度予算案で政府方針(朝日新聞)
 岸田政権が進める防衛力の抜本強化で、政府は艦船など一部の防衛装備品の経費に、建設国債をあてる方針を固めた。老朽化した隊舎など、自衛隊施設に建設国債をあてる方針だったが、対象が広がる。23日に閣議決定する2023年度当初予算案に盛り込む。……

 軍事費に国債を。戦前の反省から、禁じ手とされていたものが破られていく。この先、この国は、どうなっていくのか?

 こうした状況の積み重ねに対し、どのように対峙していくのか? 気持ちを強くもたないといけないなあ。

2022/12/21

「父さんもう死んどるよ』電気コードを手にした“ひきこもり60歳”につぶやき母も殺害された

 終わった、終わった! 工場籠城終了。こんなに疲れたことはないなあというほどの疲れ。やっぱり、年齢からくるところもある。この歳でやる仕事ではないなあ。はてさて。

 今シーズンの「科捜研の女2022」は、科学者シリーズだった感じ。

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 デュアルユースというか、科学の成果の軍事利用の問題などをメインにおきつつ、科学者の身分の不安定性なども、とりあげていた。まあ、ああいうドラマだから、ちょっとなあというところもあるわけだし、本質にもとなあとも思うのだけど、しかし、こういうことがテーマになるほど、科学をめぐる問題が、注目されるようになっているというのは大事なこと。ただ、現実は、ドラマよりも劇的にすすんでいる。福島のイノベーションコースト構想のことにしても、そして、理研の有期雇用研究者を、プロジェクトの進行如何にかかわらず、10年を前に問答無用で首を斬る事態にしても……。

 鎌倉殿の13人が終わった。三谷脚本には功罪がある。きわめて巧みな面と、平凡な面と。今回のは好きな面も多いな。深みがどこまであるのかは別として。ただ、鎌倉時代を舞台にしたドラマをみながら、この時代から、ずっと、力による権力の維持の時代が続くのだよなあと。力が正当性の根拠で、それを権威づけるのは天皇制しかなかったんだよなあと。だから、力の争いが続くか、政権が一見安定した時は、後継者抗争というか、内部での政局が生まれる。そのくり返しは、明治まで、さらにその後も続くのだと。力による正統化に頼らなくなるのは、民主制という政治制度が発見されてから。だけど、それは未完で、ともすれば力に頼ろうとする。そこ過程にいるのがわれわれであるからこそ、われわれは民主主義にこだわりながら、粘り強く、その完成をめざさないといけないということなのだろうなあと、ある意味、おろかで、悲しみに満ちた鎌倉の政治をみながら考えた次第。

 MさんのFBから拾った昨日のニュース

「父さんもう死んどるよ』電気コードを手にした“ひきこもり60歳”につぶやき母も殺害された(TBS)

 今年もあと幾日か、そんな折に白髪に黒縁めがねの松本淳二被告(60)は福岡地裁の証言台にいた。酒店の“業務用冷蔵庫”から2人の遺体が見つかり世間に衝撃を与えた事件の容疑者として起訴された男だ。起訴罪名は殺人と遺体遺棄。審理で浮かび上がったのは、35年におよぶ長期の引きこもり生活と20代から続いた父親に対する極度のアレルギーだった。そして「絶対に邪魔されたくない時間」と本人が話す「アニメ鑑賞」をめぐるトラブルが事件の引き金となり、もうすぐ90歳になろうかという両親は息絶えた。罪を認めた松本被告への検察官の求刑は「無期懲役」だった―。……

 このニュースを聞いて、まずは息子のことを考える。これからさき、わが親子はどうなっていくのだろうかと。親の目線から。この被告は、ボクと世代的には近い。ボクだって、仕事から落ちこぼれていたら、同じように……と考えるところでもある。そう今度は、息子の目線から考える。ほんとうは以前から、その可能性は高まっていて、かなりの人がその問題に直面していたのではないのか。とても、難しい問題。とても、苦しい問題。

2022/12/18

「インクルージョンと『通常学級教育学』の潜在的、実践的、理論的クライシス」と岸田内閣支持率25% 政権発足以降で最低 毎日新聞世論調査

 今日は、朝からとにかく座談会①の仕上げ作業。なんとかやりきって、発信。続いて提稿作業を1本。日曜日だけど、掃除はほとんどできないのはつらいところ。

 午後には、教科研教育学部会を聞く。窪島務さんの「インクルージョンと『通常学級教育学』の潜在的、実践的、理論的クライシス」。

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 膨大な内容を、短い時間でという超特急の報告なので、十分消化できるわけではない。配られた参考文献などもしっかり読みこなさないといけないと思った。でも、そのなかでも、いろいろ考え続けた、濃厚な時間。現場のお二人のコメントもとってもかみ合っていて、いろいろ理解を助けてくれた。

 だけど、教育政策の点では、インクルーシブ教育をすすめるためにも学習指導要領のしばりをどう解いていくのかという議論がなぜ、すすんでこなかったのか。とくに2016年の「インクルーシブ教育を受ける権利に関する一般的意見第4号」であれだけ、子どもの課題に即した教育が言われているのに、どうして、それが深まらなかったのか。そんなことがまず突きつけられる。そのときに、現場の実践と教育学という視点からすれば、そういう子どもの課題に即した実践、それを支える教育学ということ。教室の中の子どもの声、子どもの事実に即した実践、そして教育学。それを少し俯瞰してみればどんなことが見えてくるのか。などなど。教育哲学ではなく、個別の教育科学という提起の時に、ふと臨床教育学の出発を思い浮かべる。なぜ臨床にこだわったのかを。同時にそことの違いもいろいろ考えさせられる。ある種の「発達」へのこだわり、それは子どもの中にある個別のものとして。これだけ複雑で、多様な変化があり、おこっていることが多様な事態に、個別にこだわることの大切さと、では、何を掲げるべきなのかという問題とを考える。いろいろ、いろいろ考えた。勉強しなくっちゃねえ。

 夜は鎌倉殿の13人。うーん、最後まで苦しかった。感想は明日以降。

岸田内閣支持率25% 政権発足以降で最低 毎日新聞世論調査(毎日新聞)

 毎日新聞は17、18の両日、全国世論調査を実施した。岸田内閣の支持率は25%で、11月19、20日の前回調査の31%から6ポイント減少し、政権発足以降最低となった。不支持率は69%で前回(62%)より7ポイント増加し、発足以降最高となった。

 防衛費を大幅に増やす政府の方針については、「賛成」が48%で、「反対」の41%を上回った。防衛費を増やす財源として、増税することについては「賛成」が23%で、「反対」の69%を大きく下回った。……

 軍拡には賛成、敵基地攻撃能力保有にも賛成だけど、増税にも、社会保障切り捨てにも反対。これはどういうことか。矛盾したものともとらえられるけれども、税金に見合った政治がされていないと直感的に感じているという側面も大きい気がする。勝手に、いらんつかわれ方をしていると、ね。軍拡などへの賛成は拮抗しているけれど、やっかいでもある。腹を据えた、大きく、説得できるような議論が必要かも。それよりも、政権への支持の低下で、政治が、ちゃんといろいろなことをすすめてくれるという信頼そのものが揺らいじゃっているのだろうから、よけいに議論の仕方をよくよく練っていく必要もありそうだけど。

2022/12/17

立民小沢氏の執行部を批判とわれわれのリアリズム

 今日も座談会①原稿づくり。形はだいたいできて、いよいよ仕上げにかかっています。明日には発信だなあ。がんば!

 昨日の閣議決定をうけて、いろいろ勉強したいところ。でも、本を読む時間もないのが現実だし。そこがつらいところ。山積みの未読の本。それを前にしたストレスも大きなったりする毎日。

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 移動の最中にある建物。こういう窓がほとんどな、建物も多いよね、最近。そうそう、近所にある338と表示された、不思議な建物。しらべたら三沢工務店だった。338ねえ。

 夜は、団地の会議。次々難題が降りかかってくる。うーん、いやになるほど、次々に。ほぼそのすべてがお金にかかわってくる。金のない人間にとって、いっそう難しい課題だなあ。

 さて、大軍拡、壊憲の動きにどう対抗するか。小沢さんの発言。

立民小沢氏、執行部を批判 今のままでは政権取れず(共同通信)
 立憲民主党の小沢一郎衆院議員は17日、名古屋市で講演し、政権交代への意欲を示さない党執行部を批判した。泉健太代表がインタビューなどで次々回の衆院選で政権交代を目指すと公言している点を問題視し「今の立民では政権交代不可能だ。泉氏をはじめ、党執行部に政権を取る意志が全くない」と述べた。
 同時に「岸田政権の現状はどうしようもないが、それを倒せず、取って代わろうともしない野党ではどうしようもない」と強調。「政権を取る気がないのに、国民にいろいろ訴えるのは裏切りであり、背信行為だ」とも語った。一方で「志を持って国民に訴えれば、政権獲得は容易にできる」とも言及した。

 小沢さんも、中村さんもかつての神通力がどこまであるのかは、定かでない・この小沢さんの議論の評価はいろいろ難しい。だけど、これは正論でもある。正論が好きな小沢さんだし(笑)。これだけの攻勢に、十分な対抗軸がないなかで、立民の良識派に、地方から働きかけるしかないのも事実。それがどれだけ、効果があるのかは別として、共闘を再建すること以外には、方法はないわけで、できることはすべてやるというのが大事だと思う。精神論ではなく、リアリズムで言っても、そういう気概が大事だとも思う。

 

2022/12/16

反撃力保有へ歴史的転換 安保3文書、長射程ミサイル配備

 今日も座談会①の原稿づくり。少しずつ形は見えてくる。あと2日で手を放したい。提稿は1本だけ。第一稿原稿が来て目を通したり。だいぶ、全体の見通しも見えてきた感じはする。あと少し、がんばれ!!

 今日も朝から寒かった。朝だけ、暖房をつけたら、よく眠れた感じがする。よく眠れると、昼間あまり眠たくはなくなる。これは重要な気がする。

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反撃力保有へ歴史的転換 安保3文書、長射程ミサイル配備(共同通信)
 防衛力の抜本的強化について開かれた政府与党政策懇談会で発言する岸田首相=16日午前、首相官邸
 政府は16日、防衛力強化に向けた新たな「国家安全保障戦略」など安保関連3文書を閣議決定した。反撃能力(敵基地攻撃能力)保有を明記し、長射程の米国製巡航ミサイル「トマホーク」の2026年度配備を目指す。23年度から5年間の防衛費総額は約43兆円で、19~23年度の1・5倍を超える異例の増額。集団的自衛権行使容認に続く安保政策の歴史的転換となり、軍拡競争への懸念は否めない。一方、財源を裏付ける増税の実施時期は不明確なままだ。
 反撃能力保有で自衛隊の役割は拡大し、米軍との一体化が加速。憲法9条に基づく専守防衛の理念をさらに形骸化させることになる。

 いよいよ決定された文章はこれ。

 ていねいに読み込まないといけない。ほんとうに日本はどこに行くのか? 同時に、矛盾や迷走もあらわにもなる。いろいろな意味で正念場だ。地域からの運動が鍵になるなあ。われられ以外にもこれはダメだと思っている人はたくさんいるはずだから。

 全世代型社会保障構築会議報告書も今日決まっている。はたして大軍拡のもとで、社会保障はどのように展望されているのか。いろいろ、勉強しなければいけないことは山積みだなあ。

2022/12/15

「戦争の足音が聞こえる」…辺野古土砂投入開始4年、埋め立て現場近くで市民らが抗議集会

 今日は籠って、座談会①の起こし。超特急で起こしは終了。文字は整えて、明日、原稿づくりに移る。かなり、移動は多くなりそう。いろいろ調べて、追加も必要か。まだまだだなあ。あと、3本提稿作業をした。追い込みだ! 12月は月刊誌は、いちばんしんどい月。年齢的には、だいぶしんどいなあ。

 今日は、この写真。昨日は、辺野古に土砂が投じられ始めて4年だったから。

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 この写真は、その直前の11月に沖縄に取材でいたとき、帰りの飛行機からとったもの。この写真をみると、ほんとうに涙が出てきてしまう。悔しい気持ちでいっぱいだ。4年前の今日にFBにのっけたのだけど、今日は6年前には名護の安部にオスプレイが落ちた記事が。8年前は、総選挙で1から4区でオール沖縄が完勝した。そんな日だ。

「戦争の足音が聞こえる」…辺野古土砂投入開始4年、埋め立て現場近くで市民らが抗議集会(琉球新報)
 米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を巡り、政府が沿岸部に土砂投入を始めてから4年となった14日、移設に反対する人々らが埋め立て現場近くの浜辺で集会を開き、「違法工事をやめろ」「民意を守れ」などとシュプレヒコールを上げた。

 集会には地域住民ら約160人が参加した。波が高いため、海上での抗議集会は見送られたが、十数隻のカヌーが浅瀬に繰り出し、プラカードを掲げて抗議した。

 これまで投入された土砂は264万立方メートル(11月末時点)で、計画全体の13%となった。連日カヌーで海上での抗議を続ける名護市の男性(73)は、日々変わっていく辺野古沿岸を見続け「むなしさを感じる」とぽつり。名護市の60代女性は「(工事の)進捗(しんちょく)率がたとえ1%だったとしても自然が壊されている」と指摘し「生物多様な海をこんな短期間で壊していいのか今一度考えるべきだ」と訴えた。……

 「戦争の足音が聞こえる」のはまさにそう。戦争しない状況をどうつくるのかがいま、しなければならないこと。そのことをもっともっと、考えようと思う。ほんとうにいろいろ苦しいことが多い毎日。だけど、負けられない、諦めない。がんば!

2022/12/14

旧統一教会への質問権を文科相が再行使 解散命令請求に向けて絞った調査項目とは

 今日は、やや早めに、座談会①の収録へ。なかなか、いろいろな話を聞けた感じはある。いろいろふり返りながら考えさせられた。

 久しぶりのこの場所にも。

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 編集部に戻って、提稿作業もすすめる。それから、座談会①の起こしをすぐにはじめる。とにかく、時間がないからなあ。緊張の数日間が続くことになる。

 

旧統一教会への質問権を文科相が再行使 解散命令請求に向けて絞った調査項目とは(東京新聞)
 永岡桂子文部科学相は14日、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に対し、宗教法人法に基づく「報告徴収・質問権」を再行使した。回答期限は来年1月6日。文科省は調査結果を基に、裁判所への解散命令請求の可否を判断する。
 永岡文科相は14日午前の宗教法人審議会で質問権行使を諮問、了承を得た。同省は同日午後4時半ごろ、旧統一教会宛ての通知を、書留で郵送した。
 最初の質問権は先月22日に行使。組織運営の書類や収支財産を記した帳簿類の提出を求めた。回答は今月9日、段ボール8箱分の文書で届いた。
 今回は、教団や信者の賠償責任を認定した民事判決や、教団が2009年に出した「コンプライアンス宣言」の履行状況について、教団に書類提出や回答を求めている。宗教法人審議会に出席した簗和生文科副大臣は、「行為の組織性、悪質性、継続性等の判断に必要な事実関係を把握するため、より焦点を絞った報告を求める」と述べた。……

 1回目の質問権行使の際には、被害者の声を聞いたりする作業はなかった感じだ。政府サイドの動きとしては、被害の実態にかみあったものとは言えない状況があったわけだ。そこが、ほんとうに変わるのか。この問題では、政府・自民党は押されているのは事実。だけど、政治家との癒着についてはメスをいれないけど。ここが変わらないと、ほんとうに、被害者に寄り添えるのかは、とても心配だけど、さて、どうなるのか?

 

 今日は、ほんとうに寒かったねえ。

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2022/12/13

公立の小中学生8.8%に発達障害の可能性 文科省調査

 お昼かな、テレビがつけっぱなしになっていて、すみっコぐらしをとりあげていた。そういけばこの前……。

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 孫①がボクのスマホにペタペタと貼っていた。はがせんなああ。しかし、ぼくはすみっコぐらしなんて知らなかった。なんだこれは(苦笑)。人気が結構あるんだなあ。

 今日は、原稿をまっていたけど、結局、届いたのは夕方で、なかなか思うようにすすみません。明日は午前中に座談会①の収録だから、こんとにここから数日は目が回るように忙しさになっていく……。きついなあ。

 しかたがないので、その先の企画のための資料集めと、資料読み。戦争ということについて、ちょっと深めはじめる。なかなか大きなテーマ。いくつかある大きなテーマの一つ。いろいろ考える。

 しかしまあ、軍事費の増大の財源については、自民党も右往左往だなあ。復興税転用には激しい批判。あたりまえだと思うけど。なんか、ビジョンがない政権というのは、ほんとうに大変だなあ。

 さて、こんなニュースが気になる。

公立の小中学生8.8%に発達障害の可能性 文科省調査(毎日新聞)

 通常学級に通う公立小中学校の児童生徒の8・8%に発達障害の可能性があることが13日、文部科学省の調査で明らかになった。10年前の前回調査から2・3ポイント上昇し、35人学級なら1クラスに約3人が読み書き計算や対人関係などに困難があるとみられる。このうち約7割が各学校で「特別な教育的支援が必要」と判断されていなかった。文科省は「特別支援教育の知識がある教員が少なく、適切な支援ができていない可能性がある」としている。……

 ちょっと最近気になっているのは、ドラマだとかで、発達障害とみられる「ちょっと変わった人や子」を描くとき、愛すべきキャラクターとして描かれること。あたかも、見方が問題なのだと。もちろん、見方というものを変えていくことは大事なこと、子ども観が大事というのは言うまでもないことだけど。教員だとか、接するまわりの問題と単純にしてしまいかねないことでいいのかということ。

 発達障害については、増大の原因だとか背景だとか、実態については、しっかり議論してほしい問題ではある。少なくとも、いまの子どもたちの姿には変化がある。当事者の人や子どもが困っているということともに、その人のまわりで、なかなか関係がつくれずに、困ってたり、きつい言葉に傷ついたりしている人もいる。ことは単純じゃないと思う。解決していくには、課題やハードルがある。それを、接するまわりの人の責任にしがちなことに注意が必要な気がする。課題をみすえて、解決のための条件整備をしていかないと、学びや発達を支えるような環境をどうつくっていくのかを考えないときびしいなあと思うのだけどなあ。虐待は決して許されないことだし、子ども観を変えるということが前提だけど、起こっていることの中には、そういう問題も潜んでいないのかということも気にはなったりするのだけど……。

2022/12/12

防衛費財源に「復興所得税」案浮上 増税に慎重論根強く、調整難航か

 冬に移り変わる風景は、さまざま。すっかり北風が寒い季節だけど。

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 何か、変な夢を立て続けに見ている。心の中で、いろいろな葛藤がある反映なんだろうか???

 とにかく座談会①の準備作業。いろいろ読んでいると、ほんとうに怒りがふつふつと。今度の国会はほんとうにひどい国会だった。民主主義が根底からゆさぶられている感じがする。

 安全保障3文書を自公で合意したというニュースが流れる。ますます、日米の一体化がすすんでいく。そんななかで、昨日、ボケーっとBSを見ていると、「米中対立 南太平洋で何が」という番組をやっていた。米中対立の最前線の一つが南太平洋のソロモン諸島で、そこに日本も海上自衛隊を派遣するなど、その渦中に身を置くようになっているという話だ。米中の衝突を想定し、そのときに、オーストラリアと、日米が中国の手で、軍事的に分断されないために、ここで日米ソロモンで訓練を行い連携強化をしているというのだ。もちろん、こんなことは自衛隊の「専守防衛」とはほどとおい姿でもある。ガイドライン改定から集団的自衛権行使容認への過程で、自衛隊は大きく変貌してる。その姿をしっかり認識せずに、敵基地攻撃能力保有などの議論をしては、それこそがお花畑の議論になってしまうなあ。

 軍事費の方で、こんなニュースの話でもちきり。

防衛費財源に「復興所得税」案浮上 増税に慎重論根強く、調整難航か(毎日新聞)

 防衛費増額の財源を巡り、政府・与党内で法人税に加え、たばこ税や、東日本大震災の復興財源として所得税に上乗せされている「復興特別所得税」の一部を充てる案が浮上している。岸田文雄首相は2027年度時点で1兆円強を増税で確保するとしており、このうち法人税で7000億~8000億円程度、たばこ税と所得税で各2000億円程度を見込んでいる。……

 こんなことがやられてしまえば、もう何でもありになってしまう。すべてのことが軍事に従属する形になっていってしまう。もう、そこまで来ているということか。

2022/12/11

「教育実践における“突き抜けた楽天性” 『子どもとつくるわくわく実践』刊行記念オンライントークセッション」

 今日は、朝から、団地のすす払い、階段清掃。しっかり、お掃除です。ほんとに汚れているなあ。

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 しっかり、掃除した後は、提稿を2本。それから、今月原稿のやりとり、少し先の企画の相談メールのやりとり。ふー。

 午前中は、ちょっと温かいかなあという気もしたけど、お昼過ぎから、ぐっと冷え込んできた。

 午後は、「教育実践における“突き抜けた楽天性” 『子どもとつくるわくわく実践』刊行記念オンライントークセッション」を聞く。

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 川地さんは、後輩だし、いっしょに仕事をさせていただいたこともあるので、それなりに知っているけど、話を聞きながら、教育のおこっていることの本質は、とてもシンプルであるという確信もあり、そのことをまっすぐに見て、論じるというというのが特徴かなあ。そうだからこそ、こだわることができる“突き抜けた楽天性” に、とっても共感することができ、気持ちのいい時間だった。写真家の吉田さん、現場の池田先生もとっても共感。

 今日のしんぶん赤旗の記事。

米軍指揮下で敵基地攻撃も 安保3文書の骨子判明 トマホーク念頭「着実に導入」(しんぶん赤旗)
 政府が年末に改定する「国家安全保障戦略」など安保3文書の骨子案が10日までに明らかになりました。骨子案は、歴代政権が違憲と判断してきた敵基地攻撃能力(反撃能力)の保有を明記。米国がイラクやアフガニスタンでの先制攻撃戦争などで使用した巡航ミサイル・トマホークの購入を念頭に、「外国製スタンド・オフ・ミサイルの着実な導入」を盛り込みました。

 骨子案は、これまで掲げていた「総合ミサイル防空」に代えて、敵基地攻撃と「ミサイル防衛」を一体化した「統合防空ミサイル防衛」(IAMD)の導入を明記。IAMDは米軍が開発を進め、ロシアや中国への対処を念頭に、同盟国に参加を促しています。

 自民、公明両党が保有で合意した敵基地攻撃能力は、第2次安倍政権が強行した新たな「武力行使の3要件」に基づいて行使されるため、海外での米軍の武力行使に参加する「存立危機事態」(集団的自衛権の行使)も排除していません。自衛隊が米軍指揮下で、しかも米国製ミサイルを用いて敵基地攻撃を行う可能性があります。……

 存立事態での敵基地攻撃となれば、指揮はどうなるのというのは、安保を知っている人間はまず思うこと。そのことの危険を指摘したのが今日の記事。ほんとうに、どこに戦争の危険があるのか、しっかり議論したいところであるのだ。

 


 

 

2022/12/10

防衛省、世論工作の研究に着手 AI活用、SNSで誘導

 早朝仕事スタート。まだ真っ暗だ。団地の中を移動するけど、一つの棟のすべての部屋の電気が消えているというのはまれだ。だけど、今日は、最初から2つの棟がすべて消えていた。

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 午前中は、団地の植栽の作業も手伝う。結構、ハードな肉体作業。

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 インタビュー②の仕上げに! 一気の仕上げて発信。ふー。

 夕方、長男から電話。長男一家の買い物にお付き合い(というか、買い物中の子守りを)。疲れたけど、孫①②は相変わらずかわいい。

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 孫①はピンク、孫②はみどりが、彼女たちの色。

 インタビュー②を仕上げて、少しは余裕が出たかなあと思ったけど、国会最終盤のゴタゴタの余波をうけて、緊急座談会の設定。まだ、自分の首を絞めることに(涙。人生甘くないなあ。

 

 ほんとにいろいろなことが起こりすぎ。驚くようなこともすすんでいるようだ。

防衛省、世論工作の研究に着手 AI活用、SNSで誘導(共同通信)
 防衛省が人工知能(AI)技術を使い、交流サイト(SNS)で国内世論を誘導する工作の研究に着手したことが9日、複数の政府関係者への取材で分かった。インターネットで影響力がある「インフルエンサー」が、無意識のうちに同省に有利な情報を発信するように仕向け、防衛政策への支持を広げたり、有事で特定国への敵対心を醸成、国民の反戦・厭戦の機運を払拭したりするネット空間でのトレンドづくりを目標としている。
 中国やロシアなどは「情報戦」に活発に取り組む。防衛省は、日本もこの分野の能力獲得が必要だと判断した。改定される安全保障関連3文書にも、情報戦への対処力向上を盛り込む。

 話題のOPENAIなどを見ると、ただでさえ、AIは身近になって、どんなふうに、ボクらの生活に影響をあたえるのかと考え込んでいるところに、政治意識にまで、それを活用するということか。ほんとうにおそろしい時代だ。これに対抗しての自立した人としてのありようとはどういうものか、ほんとにいろいろなことを考えないといけないなあ。

 

 

2022/12/09

安保3文書の骨子案、敵基地攻撃能力の保有明記 「最小限度の自衛」

 今日もインタビュー②の原稿づくり。だいたい形にはなってきた。あと1日でできるかも。遅れは取り戻せる??? かなりがんばってるなあ。今日は会議もあったけど。節目を越えて変化があるかなとは思ったけど、状況は、すぐに大きく変わるわけではない。いまは、コツコツ、自分のやれることを、しっかりやるしかない。主体的力の小ささという事実の前で、できることをすべてやるしかないなあ。負けないよ、あきらめないよ。

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 どんどん、いろいろなことが起こるなあ。

安保3文書の骨子案、敵基地攻撃能力の保有明記 「最小限度の自衛」(朝日新聞)

 政府が年内に改定する安全保障関連3文書の骨子案が9日、わかった。敵のミサイル発射拠点などを攻撃する「敵基地攻撃能力(反撃能力)」の保有を明記。「やむを得ない必要最小限度の自衛の措置として、相手の領域において、我が国が有効な反撃を加える」などとした。中国の動向については「これまでにない最大の戦略的な挑戦」と位置づけた。……

 敵基地攻撃が、やむ得ない最小限の自衛措置? 言っていることがよくわからない。そもそも、専守防衛とは何かで、言っていたことをすべて否定するような憲法解釈の変更でもある。際限のない、壊憲が続く。だけど、それは、安保法制下、集団的自衛権のもとでのそれである。ほんとうに、どこまでいくのだろうか。しかも、三文書では、中国について、「我が国と国際社会の深刻な懸念事項であり(中略)これまでにない最大の戦略的な挑戦」とまで書き込むと報道されている。かなり、踏み込んだ表現である。これでは外交の道が閉ざされなけないという挑発であり、愚行ではないのか? そして、大軍拡は、国民生活を……。

 いうまでもなく、これは日本にとって大きな岐路であると思う。そうとうがんばんなきゃなあ。いろいろ学ぶ。

2022/12/08

沖縄知事、辺野古確定判決を批判 国が上、地方が下と言わんばかり

 とりあえずインタビュー②の原稿づくりをさらに超特急で進行中。明日には形にしきって、明後日、明々後日で完成という目論見かなあ。それでも、やっぱり一日遅れ。なかなか、たいへん。

 辺野古の訴訟は、予想通り門前払い。

沖縄知事、辺野古確定判決を批判 国が上、地方が下と言わんばかり(共同通信)
 沖縄県の玉城デニー知事は8日、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設を巡り、県が国交相裁決の取り消しを求めた訴訟で、訴えを起こす資格がないとの判決が確定したのを受け「地方自治体と国が上級・下級の関係にあると言わんばかりの判断だ」と批判するコメントを出した。政府には対話に応じるよう引き続き求める考えも示した。

 予想通りだけど、やっぱり、司法は何のために存在しているのかということを考えてしまう。これでは、市民は、救われない。政治は国が、政府を構成する階層の人たちが、市民に対して施すものとでも言いたいんだろうか。そのうえに地方は国に従えととなる。知事は、埋め立て海域の軟弱地盤改良のため、防衛省が申請した設計変更を県が不承認としており、この海域は「工事を行えない状況だ」と力強く指摘。移設工事の完了見通しが立たないし、移設自体を断念し、普天間飛行場を早期に返還するべき、という訴えは不変だ。

 帰りの駅。

 この電飾風景は、きれいというより、寂しさ、悲しさ(うらぶれたというのとはちょっと違う)を感じるのはボクだけ?

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2022/12/07

どう掘り起こし、さらには継承していくのか、新しく創造していくのか

 今日も寒い朝。

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 冬対策のものの洗濯からスタート。仕事は、まずは、オンラインでの会議。それが、午前中いっぱい。午後は、インタビュー②原稿づくり。猛スピードですすめる。だけど、遅れはまだ取り戻せてなくて、まだ1日ほどの遅れという感じ。明日が勝負だなあ。

 

 うーん。「反撃対象に司令部も 維新が安保関連3文書巡り提言、首相『参考に』」と、毎日が報道。「国民『反撃能力保有を』 玉木代表、岸田首相に提言へ」と時事が報道。この改憲2党が競い合って、自民党を後押しというか、ひっぱる。ちなみに維新の提言はこれ。立民は、いろいろ報道されているが、いろいろはっきりしない感じ。改憲について毎日が、「立憲、憲法見解の中間報告先送り 『強引決定なら党混乱』指摘
」とまで、報道している。うーん、うーん、どうなっていくのか? 救済法についても、立民は賛成にというニュースもはいる。ないより、あるほうがいいという議論は、まったく成り立たないとは思はないが……。ほんとうに混迷する立民。

 しかし、大軍拡にしろ、敵基地能力保持にしろ、なぜここまで、議論の機軸がずれるのか? なぜ、危険の本質になる、軍拡の内的動機についての議論は、まったくというほどなされないのか? 政党の混迷の背景には、国民世論・意識の一定の変化があるというのであれば、それはどこから、どのように生じているのか。そこを突き崩していくようなたたかいをしなければいけないのだろうか。依拠すべき、平和意識をどう掘り起こし、さらには継承していくのか、新しく創造していくのか。そのような取り組みの年に来年はなるのだろうか。


 

2022/12/06

31歳姉の遺体遺棄した妹弟 頼りの親族相次ぎ失い、生活保護も絶たれ… 誰からも気付かれなかった同居生活

 今日は、朝からすごく寒かった。いよいよ冬が来たって感じ。そろそろ、本格的な寒さ対策をしていかないとダメだなあ。

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 銀杏の落葉も本格化し、黄色い絨毯がきれいだ。

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 今日も、インタビュー②原稿づくり。コツコツとすすめるが、目標の進行まではいかず。ちょっとがんばらないと。先の企画のための資料づくりもする。会議も今日はあった。

 国会は、救済法の審議がはじまる。立民も、修正を評価だとか。うーん。このまますすんでいくのか……。保育所での虐待のニュースも気になる。「厚生労働省の調査研究によると、2019年度に全国の自治体が把握した不適切保育は96自治体で345件あることがわかった」と朝日が報道。こういう問題はある意味、保育の質ということととても関連があるはずだが、どうも、「保育の質」ということのとらえ方がいろいろあるようで、政府のそれはだいぶ違う感じがするところ。

 昨日は、100分de名著で中井久夫スペシャルがはじまる。まずは「最終講義」。中井さんの統合失調症研究の成果をふりかえるもの。この病気が治る病気であることを明らかにし、その過程を示した。そこにある「心のうぶげを大切にする」という姿勢。知らないことがいっぱいで、ボクの理解をはるかに超えている。すごいなあ。

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 こんなニュースも目に留まる。

31歳姉の遺体遺棄した妹弟 頼りの親族相次ぎ失い、生活保護も絶たれ… 誰からも気付かれなかった同居生活(神戸新聞)
 姉=当時(31)=の遺体を隠したとして、死体遺棄罪に問われた妹(31)と弟(29)の判決公判が1日、神戸地裁姫路支部であり、裁判所は2人に懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡した。わずか20平方メートル足らずのワンルームマンションの一室で、姉の生活保護を頼りに暮らしていた3人。蒸し暑い日が続いた今年9月、妹弟は12日間、この狭い部屋で遺体と生活していた。社会から切り離されたかのように、誰にも気付かれることのなかった同居生活。公判で明らかにされた関係者の話と周囲への取材から事件をたどった。……

 もともと、身近な親族以外からは孤立していたのだろうと思う。子どもに障害があれば、そのケアを家族が背負い、結果、社会的関係が弱まっていく。そうしたことは、実は特殊なケースではないのだろうと思う。この事件からはいろいろなことを考えさせられる。つらく、悲しい事件でもあるのだけれども。

 お酒をのんで寝ると、夜中に起きることが少ないのだけど、なぜか朝、体がしんどい。お酒をのまないで寝ると、夜中に何度も目が覚める。なかなか難しい。どちらがいいのか、よくわからない。しかし、目が覚める頻度が半端ないからなあ。それも、ものすごくつらい。睡眠はほんとうに難しい。


 

 

2022/12/05

あらゆる投薬法で「七転八倒」「遺骨は青く」 熊本・ハンセン病療養所で「虹波」人体実験 園長の目の前で…入所者が証言 菊池恵楓園

 いやあ。なかなか仕事がすすまない。副反応で、ちょっと体調を崩したり……。そんななか、インタビュー②の起こし作業を、原稿化の構想をすすめる。ちょっと時間がかなりそうだけど、今週中には何とかしたいなあ。

 毎日、ほんとにいろいろな事件がおこる。いまは、一方で、統一協会の被害救済法案をめぐるやりとりが大きな山場。一方で、大軍拡をすすめる政府。こういう政治は、ほんとうのところ、市民にはどのように映っているのだろうか? なかなか、わかりづらさを感じているのだろうか?

 BSで、「あさが来た!」をやっていて、思わず見入ってしまった。

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 いまから見れば、明治の殖産興業を賛美するようなないようでもあるのだけど、波瑠さんの溌溂さが、とっても魅力的。宮﨑あおいや柄本、ベテランの近藤正臣や辰巳琢朗もよかったし、清原さんも出てたのね。ちょっと見てうれしかった。

 

 さて、このニュースには、ほんとうにおどろいた。

あらゆる投薬法で「七転八倒」「遺骨は青く」 熊本・ハンセン病療養所で「虹波」人体実験 園長の目の前で…入所者が証言 菊池恵楓園(熊本日日新聞)

 戦時中、国立ハンセン病療養所・菊池恵楓園(熊本県合志市)の入所者に「虹波[こうは]」と呼ばれる薬剤が投与され、9人が死亡したことを示す文書群を同園が初めて開示した。同園で治験が始まったのは1942年末。静脈注射や筋肉注射、座薬などあらゆる投与法が試された。入所者の長州次郎さん(95)は、紫色の錠剤を一日3錠飲まされた経験を入所者自治会機関誌「菊池野」などにつづっている。

 厚生労働省の「ハンセン病問題に関する検証会議の提言に基づく再発防止検討会」の聞き取りによると、43年に入所した長州さんは終戦まで虹波を服用させられた。

 飲み始めると月に1回は胃がけいれんし、数日は食事を取れなかった。夕飯を朝に吐き出すこともあり、「虹波のせいで七転八倒した」と語っている。治験後に死亡した入所者の遺骨は青っぽく、「骨に色が付くほど強い薬だったのだろう」とも証言している。

 各療養所の園長には当時、らい予防法(旧法)に基づき指示に従わない患者に懲罰を与える「懲戒検束権」が与えられていた。長州さんが服用を指示されたのは宮崎松記園長(当時)の目の前で、辞退することはできなかった。長州さんは取材に対し、「治療のため恵楓園に来たはずなのに、正体不明の薬まで飲まされたのは一番残念なことだ」と話した。……

 うーん。日本の優生思想の「闇」は、ほんとうに深いなあ。この責任は、まだまだ明らかになったわけではないわけだし、こうした治験には、軍の研究機関もかかわっていたという報道もある。宮崎園長は京大の出身。戦時中の人体実験と京大のかかわりは大きい、そういう医療の責任というものはものすごく大きいとも思う。いろいろ、詳しいことも知りたいと思う記事だった。ちなみに、熊本日日と京都新聞の共同のスクープなようだ。

2022/12/04

新しい雑誌ができています。たくさんの人に読んでほしいです

 今日は、日曜日だから掃除デー。

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 引き続き、インタビュー②の起こしです。それから、具体化できてない企画のための資料読み。

 資料を読んでいる最中から、ワクチン5回目の副反応が少しずつ。夜には○○度と、軽い副反応状態。でもやっぱりだるくって、仕事はすすまず、あきらめる。

 

 新しい雑誌ができています。たくさんの人に読んでほしいです。

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2022/12/03

国会議論も素通りして、攻撃兵器の増強へひた走る自公両党 敵基地攻撃能力保有で合意

 うーん、寒い朝。

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 今日は、インタビュー①を仕上げて、発信。引き続き、インタビュー②の起こし作業にやっとかかれる。1週間をめどにしあげるぞ! 結構、やることが多くて、忙しい。さてさて。

 夕方はワクチン5回目。さて、副作用は?

 

 韓国の試合もすごかったね。韓国は、日本と違って、力強さがある。ソン・フンミンという強いリーダーシップを発揮できる選手が前線にいるものちょっと違う。決勝ラウンドは、さらに楽しみ。

 新聞の一面にいろいろ考える。

 

国会議論も素通りして、攻撃兵器の増強へひた走る自公両党 敵基地攻撃能力保有で合意(東京新聞)
 自民、公明両党は2日、戦後の安全保障政策の大転換につながる敵基地攻撃能力(反撃能力)を保有することで合意し、政府が年内の改定を目指す国家安全保障戦略など3文書に盛り込まれることが固まった。両党の協議では、攻撃に踏み切るタイミングや対象が明示されず、歯止めが曖昧なまま日本は攻撃兵器の増強へと進むことになる。国民の代表である国会の議論も素通りし、野党からは「国会軽視だ」と批判の声が上がる。……

 朝日も、東京も、しんぶん赤旗も、このニュースをトップにとっていた。毎日はワールドカップか? それでも、テレビとは違い、まだ、新聞としての最低限の役割をはたそうとしているのか。

 同時に、記事は強弱というか、深い浅いがある感じ。ここは、やはり、安保にしても、アメリカの存在にしても、突っ込むことが必要。敵基地攻撃能力保有というのは、アメリカの戦争に参加して攻めるということ。同時に、ミサイルの導入、たとえば、トマホークにしても、どこまでのアメリカの武器の爆買いであるという側面。ほんとうに、どこの国の政府なのかということも問われているはずなのになあ。

 

2022/12/02

那須塩原市と栃木市の「寄宿舎」の廃止を延期 栃木県教委

 今日も引き続き、インタビュー①原稿。だいたい形をつくったので、明日こそ、仕上げだぞ!

 今日は大きなニュース。といってもワールドカップの話ではない。

那須塩原市と栃木市の「寄宿舎」の廃止を延期 栃木県教委(NHKニュース)

 特別支援学校の子どもたちが寝泊まりしながら学校に通う「寄宿舎」をめぐり、県教育委員会は、今年度末での廃止を決めていた那須塩原市と栃木市の施設について、廃止を延期する考えを示しました。

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 これは、2日、県議会の代表質問に対する答弁で、阿久澤真理教育長が明らかにしました。
県教育委員会は去年11月、那須塩原市にある那須特別支援学校と栃木市の栃木特別支援学校の2つの「寄宿舎」を今年度末で廃止すると発表しましたが、施設を利用している子どもの保護者などから存続を求める署名や陳情書が県議会に提出されていました。
 これについて阿久澤教育長は、「保護者の反対や県議会から十分な議論が尽くされていないなどという意見があった」として、2つの施設の廃止の時期を延期する考えを示しました。
 一方、延期後に施設を廃止する具体的な時期については明らかにしませんでした。……

 昨年からはじまったこの問題。ボクがしたのは3月の下野新聞の報道。それからも、9カ月ほどたつ。ながい、保護者たちのひっしのたたかいがここまでの状況をつくりだした。あの栃木で……。もちろん、教委の態度はまだまだ強硬だ。時期も不明確だし、父母・保護者の声を聞くことをするのか、話し合いをするのかも定かではない。そこがここからの勝負。きちんとした検討の場をつくってほしい。父母・保護者の要求はやっぱり、寄宿舎の存続。まだまだ、たたかいは続くということ。

 

 さて、ワールドカップの話題。今日、痛感したのはVARの威力。そういう判定がなかったら、疑惑のゴールと言われ続けるだろうなあというようなシーン。見る角度からは、アウトに見える。しかし、真上から見るとギリギリ、イン。VARのおかげで、モヤモヤ感はなくなる。それは、ドイツ戦のオフサイドでもそうだった。ゴールにかかわっては、すべて、VARの判定がおこなわれるそうなので、判定にモヤモヤした試合はかなり減る。それは選手にとってもいいことなのではないか。IT技術のシンポというものの活用というのは、やはり、大事な面も多くあるということ。


 さて、さて、なんだかなあ。いろいろな頼まれごと。頼まれることはうれしく、幸せ。でもなんだかな、尻ぬぐいだなあ。それって、ボク自身が背負うべきことなんだろうけど、それで、しんどい思いをする。ちょっと、きびしくって、つらくって。そこから、逃げてしまいたくもなる。

2022/12/01

旧統一教会めぐる被害者救済法案が閣議決定 野党「救える範囲がかなり限定」修正要求

 朝から、ちょっと遠いところに、ものを取りに行ったり、いろいろやることがある。少し遅れて、職場に行って、すぐに、インタビュー①の原稿づくりに。形はかなりできてきた感じ。がんばれ! 会議あったりして慌ただしい日。

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 補正予算は、さっさと通ってしまいそう。うーん。

 朝刊の紙面には、自公の実務者での敵基地攻撃能力の保有についての合意のニュースがおどる。合意した内容は次のようなもの。

・名称は「反撃能力」

・自衛権の行使の一環として、日本への武力攻撃が発生(武力攻撃事態)、または日本と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生して日本の存立が脅かされる(存立危機事態)場合に、他に適当な手段がない場合、必要最小限度の範囲内で行使する

・攻撃対象は具体的には明示せず、個別具体的に判断する

・相手国が攻撃に着手したかの認定は、個別具体的に判断する

・行使にあたっては事態を認定し、対処基本方針を策定し、国会の承認を得る

 しっかりと「存立危機事態」が入っている。つまり、集団的自衛権の行使。アメリカの戦争に日本が参戦して攻撃されるケース????!!!!

 今日はと言えば、

旧統一教会めぐる被害者救済法案が閣議決定 野党「救える範囲がかなり限定」修正要求(TBSテレビ)
 被害者の救済につながるのでしょうか。旧統一教会をめぐる被害者救済のための法案が閣議決定されました。

 救済法案では、霊感など不当な勧誘行為で寄付者を「困惑」させることなどを禁止し、命令に違反した場合は罰則が科されます。ただ、この「困惑」という用語を巡り、国会では…

 公明党にとっては、ナイーブな問題であるだけに、自公で合意したものを、修正ができるのだろうか? 野党は、共産党はもちろん、いまのままなら立憲だってひけないでしょう。しかし、自民党は、自信満々って感じで攻勢に出ている感じ。救済法そのものは必要だから、そのことを背景にしているという感じか。そういう意味では、岸田さんは、政権浮上に必死さもあるのだろうけど。

 これがおわれば、安全保障で攻勢にでようという狙いも見えるし。うむ。

 こんな、政権の状況なのに、それでも、余裕があるように見えるのは、野党に攻め手がない。圧倒的な与党の議席。だからこそ、野党共闘が必要なわけだけど、軸となる政党にそれなりに確固とした立場がないとなあ。しっかりした政党があまりにも小さすぎること、そこから出発するしかないのだけれども。

 

 昨日、西に行くときに、岩波新書を買って出かけようと思った。ところが3軒、中クラスの本屋によったけど、どこにも岩波新書がおかれていなかった。うーん。それでも、岩波がないわけではなく、『世界』などは置いてある。新書のほうは、わが雑誌レベルか? いややっぱり岩波新書のほうが多いか、などと考える。こうして、ネットで買うことになり、ますます、本屋が減っていく。ボクはもう消えていく身だけど、じぶんがやってきた仕事の行く末を考え込んでしまう。

 

 

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