「1億『総孤独』社会」
職場では、とにかくたまった実務を処理することが第一。結局、午前中いっぱいかかってしまう。とにかく、午後からは、来月インタビュー①原稿づくり。知恵をしぼりつつ、すすめて、少しづつ形は見えてくる。明日には、原稿の方向性は見えるようにしたいなあ!あとは企画の相談のメールのやりとり。一歩ずつって感じの歩み。
先週の東洋経済の特集「1億『総孤独』社会」を読む。
Part1 現役世代の孤独
40代が語る「頼る相手がいない」地獄
病気や離婚、失職がきっかけで誰でも陥る 働き盛りの「超孤独」
データでわかる 日本の孤独社会[インタビュー] 経済合理性だけを追求してきた結末
家族、農村、会社からの解放を求め そして「孤独」になった
早稲田大学文化構想学部教授(社会学)石田光規年収は2~3割減、あてがわれる仕事が少ない
「役職定年」の50代を襲う孤独宗教2世の「孤独」 山上徹也容疑者が夢見た「社会との接点」
エリート両親との「格差」 氷河期世代のあらがえない孤立Part2 コロナで露呈した孤立
[ルポ] コロナ禍の孤独死
特殊清掃の現場が照らす 日本の暗部
子どもがいない単身女性は支援の対象外
「女性活躍」の陰に埋もれる 中高年女性の貧困[インタビュー]「自分が悪いと思わないで堂々と助けを求めていい」
NPO法人くにたち夢ファームJikka代表 遠藤良子相談相手は「お母さん」という若者が増える理由
過度な気遣いで疲弊する「コロナ×Z世代」の憂鬱Part3 無縁社会の果て
死者の意思尊重へ奔走する横須賀市の終活支援
親族に引き取ってもらえない遺骨の「声」
東京都港区「ふれあい相談員」の悪戦苦闘
セレブな街に埋もれる高齢者の声なき声[インタビュー] 「一人暮らし高齢者の半数は生活保護水準以下」
明治学院大学名誉教授 河合克義親の「最期」を業者に委託する人々
相談の約6割は「親の面倒を見たくない」[インタビュー]「孤独・孤立に陥る高齢者ほど詐欺被害に遭いやすい」
慶応大学経済学部教授 駒村康平身元保証や死後の手続きを誰が担うのか
身寄りのない単身高齢者が陥る社会的孤立認知症を疑われた高齢者の後見人トラブル
あなたの親を狙う 「成年後見人」の巧妙な罠家事や介護に縛られる20~30代
家族、行政の助けなく孤立無援 「若者ケアラー」の実態NPOと行政の連携で「人間の安全保障」を実践
子どもの「孤立」防ぐ 東北被災地の奮闘
無縁社会ということが言われはじめてから、もう10年以上たつ。政府も担当大臣をつけたりしているのだけど、何も変わったとは思えない。
孤独という接近は、いろいろ難しい。根底にある経済的困窮の問題にどこまで向かうのかということがあるからだ。政府の対策が効果をあげないのは明らかに、ここに向かっていかないからだ。だけど、経済的問題だけで解決する問題ではない。つながりをつくるとりくみは不可欠だ。ここでも、そのための財政的支出などの実効性のある対策は非常におくれているのが現状。おこっていることの紹介とともに、さらに何が求められているのか、インタビューにとどまらない議論の進め方も必要だろうなあ。
物価高騰で「家計とても厳しい」74%、困窮子育て世帯アンケート(朝日新聞)
物価高騰を受け、困窮する子育て世帯に支援団体が緊急アンケートをしたところ、「家計がとても厳しくなった」と答えた人の割合が74%にのぼった。「やや厳しくなった」と回答した26%を合わせると、全世帯で家計の厳しさが増していることがわかった。調査をしたのは、認定NPO法人「キッズドア」(東京都中央区)。今月11~16日、年末年始を控え、団体が支援する困窮子育て家庭の保護者約2800人を対象にウェブ上でアンケートし、このうち1846人から回答があった。
物価上昇を実感する項目を尋ねる質問(複数回答)では、食費が99%で最多。光熱費85%、日用品81%と、生活必需品全般にわたっていた。
家計維持のため、「食費を減らしている」と回答したのは84%、被服費が74%、「日用品を減らしている」が62%だった。
子どもの食事状況を尋ねる質問(複数回答)では、「外食を減らした」が67%、「おやつを減らした」が65%、「肉・魚を減らした」63%といずれも6割を超えた。……
この問題でも同じことが言える。経済的困窮への支援は、より本格的で、根本的解決に向かうものであるべきだと思う。
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