『コロナ禍の外国人実習生: 外国人実習生SNS相談室より』
今日は提稿作業を1本。なかなかこないインタビュー戻しの点検電話などなど。会議の日でもある。いろいろ手を打ち続けているが、そう簡単にはすすまない。焦り始めると、いろいろ考えをめぐらし始める。やらないこと、しないことを増やすというのは、なかなか難しい。だけど、気持ちは、わからない問題、難しい問題を前に、自分としては結構、へこたれている。
榑松さんの『コロナ禍の外国人実習生: 外国人実習生SNS相談室より』を読む。
コロナ禍で何がおこっているのか? ほんとうにひどい人権侵害が横行しているわけだけど、もちろん、外国人を排外的に扱い、とりわけアジアの人たちを蔑視するということはある。だけど、それだけにはとどまらない、働くものそのものから搾り取るような実態、産業による格差という構造上の問題なども存在する。制度そのものが、悪辣な企業や団体の横行をゆるすような仕組みになっているという問題もあり、改善は、本格化しきれていない現状がある。さまざまな角度からこの問題に迫っていく必要があることを明らかにしている。しかし、ほんとうにしんどい実態が広く存在していることに、唖然とする。メディアも、この実態をしっかりととらえきれているとはいえないように思えて、とても反省させられるところなのだ。
駅前の電飾は、クリスマスモード?
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