「反新自由主義の教育運動・教育学」
昨日は団地の打ち合わせ。いろいろ長期にわたって、いまの難局を打開する方向を知恵を出し合う。体制的に、いまのままでは前に進まないだろうから、いろいろ手をうちはじめることにはなるのかなあと。
日曜日は、いつものように掃除デー。あんまりきれいにならないし、それがストレス。わーっと、掃除を隅々までというパワーもないしなあ。結局、ちゃちゃっと最低限になってしまう。
午前中は、唯研大会はパスして、来月インタビュー①の資料読み。
お昼に買い物。そろそろ春の花の球根も植えなくてはと、お買い物も。
気持ちはパッとしないけど、秋は深まり、晩秋らしい彩りを見せているのは美しい。
午後は、唯研大会。第1分科会「反新自由主義の教育運動・教育学」を聞く。第2分科会の桜井さんの報告も聞きたかったのだけど……。小澤浩明さんが、ブルデュー社会学理論から「反新自由主義の教育学・教育運動」を考える。阿比留久美さんが、教育運動における新たな連帯の可能性/困難についての試論。ブルデューの晩年の反新自由主義の議論と運動に着目したもの。なかなか興味深く、勉強になる。ちゃんと勉強したいなあ。阿比留さんの議論もちゃんと勉強しなくてはと、ずっと思っている。なつかしい、6,70年代の若者論の議論などにもふれつつ(那須野さんの議論などほんとに懐かしい、集中講義受けたよなあ)、子ども若者分野の社会教育に注目しつつ議論をすすめる。反自由主義の対抗軸を違った視点から考察するというのはなかなかいろいろ考えさせられるところでもある。
議論の中心点ではないけれど、若者を対象とした社会教育は、行政とのかかわりが強いというわけだけど、そこをのみ対象にするのは日本的特徴なのかどうかはふと、考えたりする。どうしても民間での学習を主導するのは、組合や勤労者運動であったりするわけで、それが社会教育の対象として分析されないなあとはちょっと思ってしまうところもある。
自分として、もう少し系統的に勉強したり、追及したりする分野もほんとうは少ししぼって、しっかりがんばりたいという願いはある。まあ、だけど、それと雑誌づくりはここでもやっぱり矛盾する。広くやらなければいけないわけで。悩みは尽きないけど(苦笑)。
『老害の人』が話題ですねえ。すごく刺激的。
しかも、想定されているのは男性だろうし。ボクはひたすら反省と自戒の日々を送るしかないのだけど、内館さんは、どのような決着をつけたのだろうか? 読む暇はなかなかないのだけど。
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