キーワードは、自己教育
朝から早朝仕事。夜中に目座覚めて、眠れなかったので早めのスタート。
今日も鼎談①の原稿づくり。天気がいいから布団を干して、シーツも洗い。
ピンク!
昨日の相談で、一つのキーワードは、自己教育だったかなあ。どこかの組織は「自己改革」ということをさかんに言っているけど、自己改革とは何であり、どうすればできるのだろうか。歳をとると、社会との接点は弱まる。社会で起こっていること、社会や知的世界の変化、その接点での模索や苦悩からは遠くなる。そういう老齢期独自の問題と、そもそも普遍的に求められることとが相まって、自己教育への自覚的なとりくみがあってこそ、自己変革はなしとげられる。社会と向き合うことを考えると、自分の専門性や経験などはごく一部の小さなもの。だからこそ、自己教育は、自分は素人で知らないという自覚も必要が。裏返せばリスペクトということか。でもそれを支えるのは、自覚的な知的関心。ここに働きかけるのが、自分の仕事だよなあ。そんなことを考えた。
ちょっと思いついて、美術展に向かう。9月は日程が厳しかったので行けなかった。ラスト2日、しかし、今日も当日券は完売。明日も難しいかなあ。
現代美術に知識があるわけではない。ビルケナウを描いて、リフターは自由になったというが、共感できるところと、わからないところと。だからほんとうは、その場に行ってみたかったなあ。しかたがないなあ。ある意味でも、ナチス・ポルノ?への批判なのか?? そういう倫理的な問いかけにたじろぐ。
来ている人は若い人が多い。ナチスについての関心があるのだろうな。だけど、それが日本の戦前のそれとはむすびつかないのか。というか、日本の政治とは、あえて距離をおくのだろうか。そんあことも聞いてみたい感じがする。
いろんなことをあいまいにせず、ちゃんと考えきりたいし、続けたいなあ。
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