「大恐慌 欲望と破滅の1929年」「緊急事態条項と国会の役割~緊急事態条項って、本当に必要なの?~」
工場籠城2日目。今月も疲れました。こういう情勢だからいろいろ考えます。いろいろラインナップも含めて、これで十分なのか、問い続ける毎日です。
いろいろな失敗もあり、ちゃんとした仕事ができていないという思いもあります。同時に、思うようにいかないもどかしさもあります。社会に目を向けると、きびしいことのほうが連続しています。よく考えると、そもそもボクらは権力をもってないし、権力をもっているものはやっぱり、その力は大きなものがあります。だから、負けてもたたかい続けなくてはいけないと心に言い聞かせます。それでも、たたかいかたはかつてとちがうし、かつてのものは通用しません。姿勢そのものが大きく違わなければなりません。そこもまた難しい点です。難しい。
工場籠城の帰りは、少し、歩きました。
ギンレイホールもいよいよ閉館です。
昨日、映像の世紀・バタフライエフェクトは、「大恐慌 欲望と破滅の1929年」。
1929年10月24日、ウォール街を突如襲った株価大暴落。「暗黒の木曜日」を皮切りに世界は大恐慌に陥り、多くの人生が狂わされた。「ブロードウェイの父」と呼ばれた演出家は破滅、全米に愛された天才作家フィッツジェラルドの人生も転落する。その一方、市場崩壊を見抜いた伝説的な相場師ジョセフ・ケネディはいち早く売り抜いて巨万の富を築き、やがて大統領の父となる。永遠の成長を信じた人々の欲望と破滅の物語。
狂乱の様子がよくわかる。JFケネディの父親のことは、あまりよく知らなかった。こういう相場師だったのだ! ジーグフェルド・フォリーズについてはほとんど知らなかった。フィッツジェラルドはグレート・ギャツビーでね。この狂乱の時代から、いまのさまざまなことが映し出される感じはある。考えることは多い。とくに光と影の影の部分。
今日は帰りの電車のなかで、日弁連のシンポジウム「緊急事態条項と国会の役割~緊急事態条項って、本当に必要なの?~」を聞く、愛敬さんの講演はやっぱり刺激的。いまの政府は、権力が集中しているという規定はなるほど、それは大事な点。だからこそ、どうそれを統制していくのかというのが問題となると。緊急事態と非常事態の二分もなるほど。森さんの20年前に指摘もここに通じるのか。などなど、ああやっぱり、勉強しなくっちゃいけないし、最前線で考えている人たちの議論を聞かないといけないなあつくづく思う。インプットがたりないのはそういうことだな。
しっかり、しなくっちゃ!
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