「近年の生活保護裁判の動向—問われていることは何か」
まだ、咲いていますよ。どんどん、秋には近づいていますが、湿度がなあ。これから2週間ほど、雨が続くと言うし、これって梅雨じゃん。
今日も、やはり鼎談①を超特急。明日は仕上げに! おそくとも明後日午前中にはできるかなあ。
夜は、反貧困ネット北海道オンライン学習会「近年の生活保護裁判の動向—問われていることは何か」を聞く。講師は吉永純さん。学生時代からの付き合いだから、ほんとに長いよね。
コロナ禍の貧困の実態を、統計的にも明らかにしながら、ところが増えないどころか減少する生活保護、それが何かというところから、話をはじめる。もちろん、特例貸付などもあるが、スティグマや保護費の引下げ、自治体のかなりひどい対応もある。現場でははげしいせめぎあいがあるということ。そのうえで、生活保護裁判の歴史を振り返る。そこは圧巻。吉永さんの思いにふれる。そしてないよりも、裁判の原告の人の思い。事例のなかには、一人一人の人生がありドラマがあるわけだ。その話のうえに、いまの裁判だ。3つの勝訴の大切さ。9つの不当判決のあまりにもひどさ。ひどすぎるからこそ、勝訴には価値がある。いまの社会の一つの特徴だね。最後の裁判でうきぼりになった貧困観の問題は考えさせられる! しっかり企画にしないと。焦るなあ。
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