ウトロ平和祈念館
打った記事が消えちゃった。数日間、西の方に。姉の様子を見に行ったり。義姉夫婦にも会いたかったけどよんどころない事情でかなわず。ちょっと、イレギュラーな形での学習会の参加もあり、いろいろ刺激を受ける。オンラインで土佐の高知のシンポも少し聞いて、あまりにも現場のしんどさに胸がつぶれる思い。ほんとうに何とも言えないような事態が広がっているということは、学習会でもだされたこと、この国、この社会はどうなってしまうのか。そのことは、もっともっと考えないといけないと思う。
緊急のインタビュー③の資料を読み切り、内容を決めるやりとりもする。あわただしく時間は過ぎるが、2カ月半と少しぶりにオフタイムもとる。1日完全オフにはならないが……、それでも日をまたいで、1日はオフ。そんななかでウトロ平和祈念館に行ってきた。何と、開館4000人目ということで、記念にパンフレットをいただいた!!!
ウトロのことは、知っているつもりだったけど、その歴史について、知らないこともたくさんあった。とりわけ、そのたたかい、ここで生きた人も思いが強く押し寄せてくる祈念館だった。ちょうど、研修に来ていた集団もあり、副館長の金秀煥さんの解説もしっかり聞かせていただいた。ヘイトクライムの標的となった放火現場はほんとうにつらくなる。一方で、すごく、心に残ったのが韓国の民主運動との合流のこと。韓国の人たちは、この問題が、65年の日韓請求権協定の問題だと、自分たちの問題だととらえて、韓国政府を動かした。それが、写真にある、セウォル号の被害者の若者たちにつながっていく。これがウトロ広場にある。ほんとうに充実した時間となった。
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